JPH0314206Y2 - - Google Patents

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JPH0314206Y2
JPH0314206Y2 JP12536483U JP12536483U JPH0314206Y2 JP H0314206 Y2 JPH0314206 Y2 JP H0314206Y2 JP 12536483 U JP12536483 U JP 12536483U JP 12536483 U JP12536483 U JP 12536483U JP H0314206 Y2 JPH0314206 Y2 JP H0314206Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bags
cover
bag
cloth
edges
Prior art date
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Expired
Application number
JP12536483U
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English (en)
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JPS6032973U (ja
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Publication date
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は野球などの審判に用いられるプロテ
クターに関するものであつて、カバー内に封入さ
れた上下2個の緩衝体を相互に密接するつき合わ
せ状態に保持されるようにしたものである。
プロテクターは、衝撃吸収性に優れ、しかも軽
くその上カバーの洗濯等の際に内部の緩衝体を容
易に出し入れできることが必要であるが、近年、
不使用時小容積にまとめられるように緩衝体を上
下2部分に分割して二つ折可能としたものが普通
(例えば実公昭55−55086号公報参照)となり、緩
衝体相互の保持についても考慮しなければならな
い。
上記二つ折型のプロテクターは、カバーの背面
つまり身体に接する側が、上下2つの袋体を互い
に口縁をつき合わせて設けた形状に作られ、これ
ら袋体2にそれぞれ緩衝体を装入したのち、相互
の口縁をフアスナーを介して接合し一体状として
使用するものであるから、袋体の口縁が互いに接
続されていても内部の緩衝体のつき合わせ境界部
に不均衝があると変形あるいは空隙を生じ、この
部分の緩衝性が激減するおそれがある。このた
め、従来から各種の考案がなされ、例えば実開昭
55−16112号公報に記載の考案では緩衝体をその
表裏面および周縁部分を独立気泡半硬質発泡体、
内部を連続気泡軟質発泡体として境界部の形状保
持をはかるとかあるいは、実公昭58−10626号公
報の考案では第4図に示すように、上下緩衝体
イ,イの対向する端面にあらかじめ布片ロを接着
して接続具の一方ハを取りつけ、この接続具を袋
体ニ,ニの口縁に設けた接続具の他の一方ハ′と
相互にかみ合わせることにより、緩衝体イ,イを
袋体ニ,ニ内に定着させ、つき合わせを保持する
ことが行われている。しかし、前者の緩衝体を2
種類の発泡材料で形成することは、型枠による一
体成形発泡が困難であつて裁断材料を貼り合せて
作らざるを得ないから袋体内に適合した形状とな
らず遊動しやすい不利がある。次に後者の緩衝体
の端面に布片を被着して接続具を設けることは、
本来、適合形状の緩衝体を袋体内に収容するには
左右から折り重ねるようにして挿入する必要があ
り、布片を接着したことは折り曲げを困難とし、
無理に行なうと剥離や割損の不利がある。また、
布片は一般に溶剤型接着剤で接着するため、作業
環境を害し、作業能率も低く、加工作業性に劣
る。
これに対し、この考案は緩衝体を所定の材料を
以つて一体発泡による適合形状に形成するととも
に、緩衝体にはなんら加工を施さず、その代りに
あらかじめ袋体口縁に、緩衝体のつき合わせ端面
を圧接状態に覆う押え布を設けて緩衝体の遊動を
阻止し、かつつき合わせ端面を互いに密接保持さ
せて上下緩衝体を不動状態としたものであつて、
この考案の実施例を図面について説明すると第1
図および第2図に明らかなように、プロテクター
主体を形成するカバーは前面を前面布1、背面は
上下2個の袋体2,2に形成され、これら袋体
2,2にわたつて左右一対の肩掛けバンド3,3
が設けられている。各袋体2,2の開口部には両
側面および背面にわつたつてスライドフアスナー
4が各付設され、各袋体2,2に緩衝体5,5を
各封入したのち、フアスナー4,4を相互に係合
して袋体口縁を相互に接続することにより全体は
一体の厚板状となる。
ここまでは従来のものと同様であるが、この考
案においては、緩衝体5,5は特に柔軟性可撓性
に優れたポリオレフイン系樹脂発泡体を用い、こ
れはポリオレフイン樹脂発泡粒子を所定形状の型
枠内で成形加工し、袋体2内面に密接して収容さ
れる形状に作られておりまた袋体2,2の口縁に
は第2図および第3図に明らかなように緩衝体
5,5のつき合わせ端面を覆うべき押え布6,6
が、その一辺をカバーの前面布1に縫着7して取
りつけられ、対応する他辺にはそれぞれ折込縁8
が外面に面フアスナーの一方9を設けて連設され
ている。そして、袋体2,2の口縁には前記スラ
イドフアスナー4が設けられているとともに、そ
れぞれ上記折込縁8と対応する部分を重ね縁とし
て内面に面フアスナーの他の一方9′が設けられ
ている。
この考案は上記の構造であつて、緩衝体5,5
を取り出して再び装着するにあたつては、第3図
に示すように袋体2内に緩衝体5を充分に押し込
んだのち、押え布6をその折込縁8を持つて強く
引つ張りながら、緩衝体5のつき合わせ端面に重
合し、一方、袋体2の口縁を押し開いておき、そ
の重ね縁と緩衝体5との間に折込縁8を挿入し、
外部からその部分を圧迫する。その結果、押え布
6と袋体口縁とは、面フアスナー9,9′を介し
て重合止着される。こうして各緩衝体5,5の装
入を終つた後、それぞれの袋体2,2口縁をスラ
イドフアスナー4,4を介して接合し、一体の厚
板状に組立てることができる。なお、上記押え布
6,6は袋体2,2に縫着してもよいが、操作上
からは実施例のようにカバーの前面布1に取りつ
けた方が便利である。
この考案は以上のように、上下の緩衝体5,5
を押え布6,6を介して袋体2,2に圧接状態で
固定させ、かつスライドフアスナー4,4によ
り、つき合わせ端面を密接させて保持させるとと
もに、上下の緩衝体5,5はポリオレフイン系樹
脂好ましくはポリエチレン、ポリプロピレンの発
泡粒子の型内成形体であるため、適正形状でかつ
緩衝性、回復性に優れ、かつ全体が均一な弾力性
をもつ一体部材となり極めて効率的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の使用状態における正面か
らみた斜面図、第2図は同じくカバー背面を開い
た状態の斜面図、第3図は第2図の説明断面図、
第4図は従来のものの説明断面図である。 1……前面布、2……袋体、4……スライドフ
アスナー、5……緩衝体、6……押え布、8……
折込縁、9,9′……面フアスナー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カバーの背面が上下2つの袋体に作られ、それ
    ぞれ内部に緩衝体を装入して袋体口縁をフアスナ
    ーで相互に接続する二つ折り型のプロテクターに
    おいて、各緩衝体5,5をポリオレフイン系樹脂
    発泡粒子の型内成形発泡体をもつてあらかじめ袋
    体2,2内面に密嵌する形状に形成するととも
    に、袋体2,2口縁には、それぞれ緩衝体5のつ
    き合わせ端面を覆うべき押え布6を、その一辺を
    カバーの前面布1、袋体2の口縁のいずれか一方
    に縫着して付設し、かつ対応する他辺には折込縁
    8を連設し、この折込縁8の外面を袋体2口縁内
    面、カバーの前面布1内面のいずれか一方と面フ
    アスナー9,9′等の接続具を介して重合止着す
    るようにした野球などの審判用プロテクター。
JP12536483U 1983-08-12 1983-08-12 野球などの審判用プロテクタ− Granted JPS6032973U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12536483U JPS6032973U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 野球などの審判用プロテクタ−

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JP12536483U JPS6032973U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 野球などの審判用プロテクタ−

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Publication Number Publication Date
JPS6032973U JPS6032973U (ja) 1985-03-06
JPH0314206Y2 true JPH0314206Y2 (ja) 1991-03-29

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ID=30285450

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JP12536483U Granted JPS6032973U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 野球などの審判用プロテクタ−

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JPS6032973U (ja) 1985-03-06

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