JPH03142042A - 連続鋳造用鋳型およびその鋳型の加工方法 - Google Patents

連続鋳造用鋳型およびその鋳型の加工方法

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JPH03142042A
JPH03142042A JP27869189A JP27869189A JPH03142042A JP H03142042 A JPH03142042 A JP H03142042A JP 27869189 A JP27869189 A JP 27869189A JP 27869189 A JP27869189 A JP 27869189A JP H03142042 A JPH03142042 A JP H03142042A
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JP
Japan
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mold
continuous casting
wall
casting
worn
Prior art date
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Application number
JP27869189A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Kitano
嘉久 北野
Saburo Moriwaki
森脇 三郎
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、連続鋳造用鋳型および鋳型の製作または改
削に好適な加工方法に関する。
(従来の技術) 連続鋳造用鋳型は、第1図(a)に示すように、銅製ま
たは調合金製の水冷された板(以下銅板と示す) la
、 lbおよび2a、 2bにて四方を限局してなる。
また鋳型短辺を構成する銅板2a、 2bは、同図(b
)に示すように鋳片の凝固、熱収縮量に対応させたテー
パーを付けて配設される。これは鋳片と銅板間での隙間
(エアギャップ)形成による伝熱不良を防止するためで
ある。例えばテーパーを同図(b)にとすると、一般に
長辺側の銅板で0.9〜1 、0X/m、短辺側の銅板
で0.9〜1.52/m程度のテーパーが付与されてい
る。
また鋳片の収縮プロフィルに沿った曲面勾配を有する鋳
型について、特開昭57−79047号公報に開示され
ている。
(発明が解決しようとする課題) ところが鋳造条件によってはこの鋳片の凝固・熱収縮量
は著しく変動するため、鋳造チャージ数を重ねる毎に鋳
型が摩耗するのを避けることは難しい。そしてこの摩耗
を防止するためにテーパーを小さくすると、鋳造条件に
よっては、鋳片と鋳型間にエアーギャップが形成され、
伝熱不良によるブレークアウトが発生する不利をまねく
ので得策ではない。
一方で連続鋳造用の鋳型においては、摩耗防止のために
銅板表面にめっき(クロム、ニッケル)や溶射などの表
面処理を施すのが通例であるが、やはり使用チャージ数
が増すと摩耗は大きくなり表面処理面が部分的に削減す
る。このような場合は銅板を全面改削し、再度表面処理
を施して次の鋳造に供している。
通常1回の改削で1000チヤージ程鋳造した後数II
Im厚の改削を行うという工程を繰り返し、銅板厚さが
所定値以下になると銅板を廃棄して新品と交換している
。したがって銅板およびその加工にかかるコストが大き
く、その削減が望まれている。
そこでこの発明は、銅板の改削頻度を低減することによ
って鋳型の寿命を向上しようとするものである。
(課題を解決するための手段) この発明は、連続鋳造に供して摩耗した鋳型の内壁と等
しい表面形状の内壁をそなえてなる連続鋳造用鋳型であ
る。
またこの連続鋳造用鋳型は、連続鋳造に供して摩耗した
鋳型内壁の表面形状を3次元測定機で測定し、この測定
結果に基いて、上記表面形状に沿う均一改削を鋳型の内
壁に施すことまたは連続鋳造に供して摩耗した鋳型内壁
の表面形状に基く倣い加工を、上記鋳型とは別の鋳型の
内壁に施すことにて有利に加工することができる。
さて一般に連続鋳造においては、鋳型の短辺を構成する
銅板が摩耗する傾向にあり、したがって第1図に示した
鋳型の銅板2a、 2bの内壁を、例えば第2図のA、
BおよびCに対応する断面が第3図(a)〜(C)に示
す形状となるように表面を加工し、鋳型内壁の表面を鋳
造による摩耗後の形状と同一にし、連続鋳造に供するこ
とが有利となる。なお3はめっき層である。
(作 用) 従来の鋳型改削処理は第2図のA、BおよびCに対応す
る部分の加工を第4図(a)〜(C)に示すように、最
大摩耗部4を除去するまで鋳型内壁の全面を改削してい
たのに対し、この発明では鋳造後の摩耗した鋳型内壁に
おける3次元曲面 (摩耗したままの状B)に対して平
行な仕上がり面となるよう切削処理を施す(第5図(a
)〜(C)参照)。
そして表面処理の厚さを均一にする場合は、鋳造後の3
次元曲面に対して一定量の改削を行った後一定厚みでの
表面処理を行えば良い。
また、表面処理の厚さを部位別に変える場合は、表面処
理後の曲面が鋳造後の曲面と一致するよう改削量を決定
すれば良い。
以上のように鋳型再生後の表面形状を前回の摩耗した状
態に復元すれば、再生鋳型の表面形状がすでに摩耗後の
形状となっているため、以後の表面摩耗量が減少し、鋳
型寿命が長くなる。
尚以上は鋳型再生時の鋳型内壁面形状を摩耗後の表面形
状とする例で説明したが、鋳型を新たに製作する際に連
続鋳造に使用した他の鋳型(同じ連鋳機用)の摩耗形状
に合わせる倣い加工を行っても同様の効果が得られる。
(実施例) 実嵐奥土 短辺: 260mm、長辺:800mm、長さ: 90
0nvnおよびテーパ: 1.2%/mの鋳型を用いて
、低炭アルξキルド鋼から26On++n X 800
mmサイズの断面を有する鋳片を平均1.3m/min
の鋳造速度で鋳造する処理を、1000チャージ行った
後、3次元測定機で鋳型内壁の曲面形状を測定し、その
曲面に対して1 mmの均一改削を行って、改削後の面
に1mm厚のNiめっきを施した。めっき後の鋳型を用
いて鋳造したところ、従来は1000チヤージ程度でN
iめっきが一部で削減していたのに対し、2000チヤ
一ジ以上でもNiめっきが削減することなく鋳造を継続
可能であった。また従来改削を5回行って銅板を交換し
ていたため銅板寿命は5000チヤ一ジ前後であったが
、この発明に従って改削を行った場合は銅板寿命は10
000チヤージを超すレベルになり、寿命は2倍以上と
なった。
失見桝l 実施例1における鋳型と同サイズの鋳型を用いて100
0チヤージ連続使用した後、この鋳型を用いて新たな鋳
型を倣い加工した。すなわち1000チヤージ鋳造後の
表面プロフィールと同形状の鋳型を作成して、鋳造を実
施した所、実施例1と同じように2000チヤ一ジ以上
でもNiめっきは削減することがなく、鋳造が継続可能
であった。
(発明の効果) この発明によれば、鋳型の内壁面が連続鋳造に供した鋳
型の内壁面形状に従うため、鋳造時の摩耗が均一に進行
する。したがって従来のように偏摩耗に起因した改削に
比べ改削を必要とするまでの時間は格段に長くなり、鋳
型の寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は連続鋳造用の鋳型を示す斜視図、同図(
b)はI−1線断面図、 第2図は鋳型短辺の正面図、 第3図(a)〜(C)は鋳型短辺の断面図、第4および
5図(a)〜(C)は改削工程を示す模式図である。 la、 lb、 2a、 2b−・−銅板3・・・めっ
き層 4・・・最大摩耗部 第1 図 (a) (b) 第2図 第3図 (a) =♂°°′。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、連続鋳造に供して摩耗した鋳型の内壁と等しい表面
    形状の内壁をそなえてなる連続鋳造用鋳型。 2、連続鋳造に供して摩耗した鋳型内壁の表面形状を3
    次元測定機で測定し、この測定結果に基いて、上記表面
    形状に沿う均一改削を鋳型の内壁に施すことを特徴とす
    る連続鋳造用鋳型の加工方法。 3、連続鋳造に供して摩耗した鋳型内壁の表面形状に基
    く倣い加工を、上記鋳型とは別の鋳型の内壁に施すこと
    を特徴とする連続鋳造用鋳型の加工方法。
JP27869189A 1989-10-27 1989-10-27 連続鋳造用鋳型およびその鋳型の加工方法 Pending JPH03142042A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104117641A (zh) * 2014-08-14 2014-10-29 中冶南方工程技术有限公司 一种结晶器分段基准抛物线连续锥度获取方法及装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104117641A (zh) * 2014-08-14 2014-10-29 中冶南方工程技术有限公司 一种结晶器分段基准抛物线连续锥度获取方法及装置
CN104117641B (zh) * 2014-08-14 2016-04-20 中冶南方工程技术有限公司 一种结晶器分段基准抛物线连续锥度获取方法及装置

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