JPH03141297A - イミダゾール化合物およびトランスグルタミナーゼ阻害剤としてのその使用 - Google Patents

イミダゾール化合物およびトランスグルタミナーゼ阻害剤としてのその使用

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JPH03141297A
JPH03141297A JP2203790A JP20379090A JPH03141297A JP H03141297 A JPH03141297 A JP H03141297A JP 2203790 A JP2203790 A JP 2203790A JP 20379090 A JP20379090 A JP 20379090A JP H03141297 A JPH03141297 A JP H03141297A
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David A Claremon
デイヴイツド エー.クレールモン
David C Remy
デイヴイツド シー.レミー
John J Baldwin
ジヨン ジエー.ボールドウイン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 トランスグルタミナーゼはトランスアミダーゼとしても
知られており、ペプチドグルタミン残基のγ−カルボキ
サミド基とペプチドリシン残基のε−アミノ基との間の
アミド結合の形成を促す一群の酵素である。
多くの病気症状がトランスグルタミナーゼ活性に関連す
るとされている。たとえば、6f病変(acne 1e
sions)においては、脂腺中のトランスグルタミナ
ーゼ活性がDe YoungらによりJ。
Investigative Dermatology
+ 82.275 (1984)に報告されている。ま
た、心癒の角化した細胞膜はトランスグルタミナーゼ活
性の結果であることが、Dalziel  ら、Br、
 J、 Exp、 Pathology、 65.10
7−115 (1984)に報告されている。
いま一つの皮膚病である乾瑠も過度のトランスグルタミ
ナーゼ活性に関連することが、Bernardら、Br
1tish Journal of Ders+ato
logy+  114.279 (1986)に報告さ
れている。
また、白内障も高いトランスグルタミナーゼ活性に関連
するとの報告がある。
XI[Ia因子は血漿トランスグルタミナーゼであり、
フィプリナーゼあるいはフィブリン安定化因子としても
知られるX■因子の活性化した形である。これは正常な
止血には欠かせないものであり、フィブリンの架橋に必
要なものである。
はとんどの場合にはこの酵素の活性は望ましいものであ
って欠くべからざるものであるが、この活性がきわめて
望ましくないと考えられる場合がある。たとえば過度の
血栓症、すなわち血管内における凝血塊の形成は、血栓
性発作、深静脈血栓症、変性アンギナ(νariant
 angina) 、心筋梗塞その他の、しばしば組織
の壊死、そして多くの場合に患者の死をもたらす症状を
ひきおこす。仮に死に至らなかったとしても、血栓性発
作は血栓の形成によって循環を妨げられた部位の細胞に
損傷を与えることになる。血栓の溶解除去は必須であり
、その溶解速度は最終的な患者の回復を左右しかねない
のである。
溶解は正常な場合はタンパク分解酵素であるプラスミン
の作用により数時間ないし数日で生じ得る。この酵素は
血漿中に不活性前駆体プラスミノゲンとして存在し、プ
ラスミノゲン活性化剤、たとえば(プロ)ウロキナーゼ
、ウロキナーゼあるいは組織プラスミノゲン活性化剤(
tP^)により活性化される。血栓症が起こった場合に
は敏速な救済処置が要求されるため、血栓溶解あるいは
フィブリン溶解療法においては、外来性のM1織プラス
ミノゲン活性化剤あるいは(プロ)ウロキナーゼの投与
にたよっているのが現状である。しかしながら、溶解時
間のさらなる短縮が、細胞の撰傷を最小限にする意味で
必要である。
X1lla因子は血液の凝固の最終段階に働く酵素であ
るから、溶解および溶解状態の維持はXITIa因子阻
害剤を存在させることによって容易になし得る。さらに
、予防処置として、XIHa因子阻害剤を存在させると
、血栓をひきおこす可能性のある硬い凝血塊の形成を防
止することになろう。したがって、XIIIa因子阻害
剤は血栓の予防、あるいはプラスミノゲン活性化剤、血
小板凝集阻害剤または凝集防止剤とともに使用すれば血
栓症の治療、および溶解状態を維持する事後フィブリン
溶解治療に有用である。
トランスグルタミナーゼ活性、特にXI[ra因子活性
を阻害する新規なイミダゾール化合物が見い出された。
本発明はまた、フィブリン溶解あるいは血栓溶解療法に
おいてこのイミダゾール化合物をXn1a因子阻害剤と
して使用する組成物および方法をも包含するものである
。Xma因子阻害剤として使用する場合、本発明の化合
物は単独で用いることもできるし、また血栓溶解あるい
はフィブリン溶解療法で用いられる剤、たとえばプラス
ミノゲン活性化剤、血小板凝集阻害剤、凝集防止剤など
と一緒に用いることもできる。
本発明のイミダゾール化合物は、下記(A)および(B
)からなる群より選択される化合物である: (A)弐 で表わされるイミダゾールまたはその酸付加塩、(B)
式 で表わされるイミダゾリウム塩。
前記および後記の式において、R1は低級アルキルであ
り、RtおよびR3は独立に水素または低級アルキルで
あるか、あるいはRZとR3とが一緒になって3乃至1
0個の炭素原子からなるアルキレン鎖となり、R′は低
級アルキルであり、Pepは2乃至10個のアミノ酸か
らなるペプチジル鎖であって、アミノ酸のα−アミノを
通じて当該カルボニルに結合し、アミノ酸のカルボニル
基がそのアミノ酸以外のものに由来するNH,とアミド
結合をなして終わっており、Xは製薬上許容される塩の
負の化学種であり、nは2乃至5である。
“Pep”によって包括的に表示されるペプチジル鎖を
個々に表わすには、従来からアミノ酸に対して用いられ
ている略記法を用いてそのアミノ酸配列を表記すればよ
い。すべてを含んでいるわけではないが本発明で最もよ
(使われる代表的な略記法には次のようなものがある:
  Glu−グルタミン酸;  Gln−グルタミン;
  Val−バリン;  5er−セリン;  Pro
−プロリン;  Leu=ロイシン;  Thr=トレ
オニン; Gly=グリシン;  Lys=リシン。本
発明におけるペプチド鎖は合成されるのであるから、天
然に存在するアミノ酸および天然に存在しないアミノ酸
がいずれも包含され、上記のものに限定されることはな
いのである。
酸付加塩あるいはイミダゾリウム塩のアニオンを提供す
るものとして好適な製薬上許容される塩としては、塩酸
、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、リン酸、硫酸、トリフル
オロ酢酸、シュウ酸、マレイン酸、ヒルビン酸、マロン
酸、コハク酸、クエン酸、マンデル酸、安息香酸、桂皮
酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、トリフルオ
ロメタンスルホン酸などの酸から得られるものがあり、
またJournal of Pharmaceutic
al 5cience+ 66.2 (1977)に挙
げられている製薬上許容される塩に係る他の酸も含まれ
る。上記文献はここに援用する。
本明細書において用いている゛低級アルキル”なる表現
は、■乃至6個の炭素原子を有する基を意味する。
式(I)で表わされる化合物の酸付加塩および式(II
)で表わされる四級塩は、水、メタノール、エタノール
、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミドのよう
な極性溶媒に可溶である。式(1)のイミダゾールは酢
酸エチル、メチレンクロリド、ジエチレングロリド、四
塩化炭素のような非極性溶媒に可溶である。
本発明の化合物はトランスグルタミナーゼ阻害剤、特に
Xma因子阻害剤として有用であり、血栓溶解療法に用
いることができる。そのように用いる場合、凝血塊のよ
り迅速な溶解を必要とする患者や血栓性発作を起こしや
すい患者に対して、単独で、あるいは組合せて投与され
る。好ましくは、プラスミノゲンをプラスミンに変換す
る酵素であるプラスミノゲン活性化剤とともに用いて、
溶解の速度および程度を増大させる。好適な活性化剤に
は、組織プラスミノゲン活性化剤(tPA)、プロウロ
キナーゼ(−重鎖ウロキナーゼ)、ウロキナーゼ(二本
鎖ウロキナーゼ)、ストレプトキナーゼおよびエミナー
ゼ(欧州特許出願第028,489号)がある。プラス
ミノゲン活性化剤は天然物から単離したものでも、ある
いは遺伝子組換え技術で製造したものでもよく、それら
の遺伝子工学的変異体も含まれる。
また、血小板凝集阻害剤とともに用いることもできる。
血小板凝集阻害剤は天然に得られるタンパク質もしくは
ペプチドであっても、あるいは変性ないし半合成タンパ
ク質もしくはペプチドであってもよい、血小板凝集阻害
剤として確立されている薬としては、アスピリンおよび
ジピリダモールがある。血小板凝集阻害剤であるタンパ
ク質すなわちポリペプチドは、一定のペプチド配列、最
もよく見られるものとしてArg−Gly−Aspを有
する。
この性質を有する天然タンパク質のある種のものは、フ
ィブリノゲン受容体拮抗薬、トロンボキサン受容体拮抗
薬、トロンボキサン合成阻害剤、コラーゲン受容体拮抗
薬およびトロンビン阻害剤である。特に有用なポリペプ
チドとしては、“エキスフチン”および“ビスタチン”
と名づけられたものがあり、これはアミノ酸配列: X−Cys−R−R−R−Arg−Gly−Asp−R
−R−R−R−R−Cys−Y(XはHまたはアミノ酸
であり、YはOHまたはアミノ酸であり、各Rは独立に
アミノ酸である。)を有する。これは、すべてP、 A
、 Friedman らの名義による米国特許出願第
184 、649号(1988年4月22日受理)、第
303,757号(1989年2月1日受理)および第
307,642号(1989年2月7日受理)に記載さ
れ、特許が請求されている。これらの文献の記載をここ
に援用する。
さらに、本発明のイミダゾール化合物は、最初の血栓性
発作からの数済の後の継続的な治療に用いて、より完全
な溶解をもたらし、それにより再閉塞からの合併症を最
小限にとどめるようにしてもよい。また、このイミダゾ
ール化合物は、ヘパリンやクマリンなどの凝集防止剤と
ともに、血栓症の事後治療に用いることもできる。
トランスグルタミナーゼ阻害剤として用いるのに好適な
化合物は四級イミダゾリウム塩である。
本発明の実施に用いられる化合物のうち、イミダゾール
はイミダゾリウム塩を製造するための中間体として用い
ることができる。ただし、イミダゾリウム塩はイミダゾ
ールを中間体としない別の方法で製造することもできる
本発明において有用なイミダゾール(1)は次の工程図
にしたがって製造することができる。
(CzHs)J (a) (C) (G) (*)又ハヘンタクロロフェノール 上記工程図の流れを一部変更して、化合物(D)へのペ
プチド鎖の縮合を生じさせてイミダゾール(1)を得る
ようにしてもよい。
工程(a)では、適当なアシルメチルクロリド(A)を
適当な2−メルカプトイミダゾール(B)と反応させて
アシルメチルチオイミダゾールエステル化合物(C)を
製造する。この反応を行わせるには、アシルメチルクロ
リドの溶液をメルカプトイミダゾールと三級アミンの冷
懸濁液に滴下する。
トリメチルアミンが好適なアミンであるが、他の普通に
用いられる三級アミンを用いてもよい0両反応体にとっ
て好適な溶媒には、アセトン、メチルエチルケトン、メ
チレンクロリドなどがある。
滴下完了後、得られた混合物を数時間乃至−晩にわたっ
て攪拌し、反応を終結させてイミダゾール化合物(C)
を形成させる。イミダゾール化合物(C)は、(i)濃
縮、(ii )酢酸エチルのような水と混和しない有機
溶媒への溶解、(iii )洗浄、(iv )乾燥およ
び乾燥した溶液の濃縮といった工程からなる常法にした
がって反応混合物から分離する。
次に工程(b)では、エステル化合物(C)を加水分解
して酸化合物(D)にする。この加水分解は、エステル
化合物をアルカリ金属水酸化物の水溶液とよく接触させ
ることによって行うことができる。
過剰モル量の塩基を用いる。一般に10乃至25パ一セ
ント過剰モル量で十分である。好適なアルカリ金属水酸
化物には、水酸化リチウム、水酸化カリウムおよび水酸
化ナトリウムがある。この反応は、テトラヒドロフラン
、エタノールなどの水と混和する溶媒中にて、常温で数
時間乃至−晩行なわせるとよい。反応が完結したら、反
応混合物をまず濃縮し、次いで濃縮物を水に溶解し、そ
して水溶液を酢酸エチルのような水と混和しない溶媒で
抽出して未反応物や水に溶けない不純物を除去する。そ
の後、この水溶液をpif約6.0に酸性化し、酸性水
溶液を数時間乃至数日にわたって酢酸エチルで連続的に
抽出して所望の# (D)を得る。
続いて工程(C)では、上記酸をこの次の工程に適した
反応性エステルである芳香族エステルに変換する。種々
の芳香族ヒドロキシ化合物を用いることができるが、好
適な芳香族ヒドロキシ化合物はp−二トロフェノールで
あり、この反応はpニトロフェノールと反応させてニト
ロフェニルエステルを得ることを典型とする。他の代表
的ヒドロキシ化合物には、ペンタクロロフェノールとペ
ンタフルオロフェノールがある。上記エステルは酸(D
)を脱水カップリング剤の存在下にニトロフェノールと
反応させることによって製造することができる。好適な
カップリング剤には、1−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)−3−エチルカルボジイミドヒドロクロリド(E 
D C)がある。
わずかに過剰モル量のニトロフェノールおよびカンプリ
ング剤を用いる。反応は不活性溶媒中で数時間乃至−晩
行わせる。好適な溶媒には、メチレンクロリドおよびジ
メチルホルムアミドがある。
反応が完結した後、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、
化合物(E)を洗浄、乾燥、濃縮などの常法にしたがっ
て回収する。
続いて工程(dlでは、化合物(E)をメチル−トリフ
ルオロメタンスルホナートとよく接触させてイミダゾリ
ウム塩に変換し、1,3−ジメチル2−〔p−ω(p−
ニトロフェノキシ)−2,ωジオキソアルキルチオ〕イ
ミダゾリウムートリプルオロメタンスルホナート (F
)を得る。
」二記2工程は反応性エステル(E)を単離せずに行っ
てもよ。その場合、トリフルオロメタンスルホナートは
エステルが形成された反応混合物を加える。
次の工程(e)では、イミダゾリウム塩(化合物F)を
予め調製したペプチド担持固相樹脂と反応させる。
このペプチド鎖は、”The Peptides’第2
巻第14〜84頁、Academic Press、 
Inc、、 0rlando。
Fla、、  1979のG、 BaranyおよびR
,B、 l’1errifieldによる章の中に記載
されるR、 BoMerrifieldの固相法で調製
される。この方法はメチルベンゾヒドリルアミン樹脂に
アミノ酸を順次結合していくことからなる。この方法に
おいては、保護されたアミノ酸を樹脂についたアミノ基
にカルボキシル基を通じて結合し、続いて保護基を除去
して次の保護されたアミノ酸を第1のアミノ酸に結合し
、この手順を所望の鎖が得られるまでくり返す、こうし
て、樹脂につながったままのペプチド鎖が活性エステル
(F)と反応するのである。
イミダゾリウム塩に変換される前あるいは変換された後
の活性エステル(化合物EあるいはF)を、ジメチルホ
ルムアミド、メチレンクロリドのような不活性溶媒中で
樹脂上のペプチド鎖とよく混合する。混合物を)[ai
ser試験が陰性となるまで撹拌する。  (Kais
er試験というのは、ペプチドの固相合成における遊離
末端アミノ基の検出のための色試験である。 Anal
ytical Biochemistry+ 3土、5
95 (1970)。続いてペプチド樹脂を洗浄して回
収する0次に、ペプチド/樹脂をトリフルオロ酢酸およ
び無水トリフルオロメタンスルホン酸、または無水フッ
酸とよく接触させて樹脂をペプチドから除去し、かくし
てイミダゾール化合物を担持するペプチド(Iまたは■
)を得る。上記試薬を用いた開裂において、当初樹脂に
ついていたアミノ基はペプチドとともに開裂するため、
末端アミノ酸はアミドとして分離して(る。この化合物
は常法にしたがって回収することができる。
プラスミノゲン活性化剤により触媒化され凝血塊の溶解
速度を促進させるXI[Ia因子阻害剤としての化合物
の有用性は、XIIIa因子試験における化合物の阻害
剤有効性を確立することによって初めて立証される。
φXma因子阻害剤試験は、XIIIa因子により触媒
化されたカゼインへの14C−プトレッシンの組み込み
に基づいている。試験は、メソッドインエンザイモロジ
ー、第45巻、第15章(MethodsIN Enz
ymology、 Vol、 45 + Ch15.)
 、第177−191(1976)に記載の操作を用い
て、そしてヒト血漿から単離したX■因子(F  XI
II)を使用して行なわれる。
F   XnI XII[a X■因子試験混合物は、トロンビンとジチオトレイトー
ル(DTT)との適切に調製された溶液をグリセロール
/水およびトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンヒ
ドロクロリド(トリス・+1(J)中140μg/−の
xm因子を含む混合物に徐々に加えることにより調製さ
れる。混合物の一部に酵素活性に必要なカルシウムイオ
ン源として塩化カルシウムが加えられ、そして残りの混
合物にカルシウムイオンの代りにバックグランド用のブ
ランクとしてなるエチレンジアミン四酢酸(EDTA)
が加えられる。
基質混合物は、14cmプトレッシンとN、N−ジメチ
ルカゼインから調製される。
試験管および抑制管には、基質混合物が詰められ、そし
て37℃20分間培養される。試料は容管から引き上げ
られ、水冷トリクロロ酢酸溶液に浸漬されている円形濾
紙上に点在され、そして濾紙上にカゼインを沈澱させる
。濾紙は次に洗浄され、非結合または遊離のl4C−プ
トレッシンを除去し、そして乾燥後パーセント活性率お
よび/または阻害率を計算できるカゼインに結合した1
4Cプトレツシンを計数する。
Xma因子試験において2 X 10−’Mで少なくと
も50パーセント活性率を示すイミダゾール化合物は、
強固な凝血塊形成を阻害すること、または特にプラスミ
ノゲン活性化剤によるフィブリン溶解を補足することに
おいて有用である。
表Iに見られるイミダゾールおよびイミダゾリウム塩は
、2X10−’M以下濃度のIC,。を有する化合物の
代表例である。また、表■に種々の化合物の特性が示さ
れる。
フィブリン溶解療法を促進するまたは補足するのに使用
するため、イミダゾール化合物は溶解前または溶解後の
状態で単独でまたは併用療法の態様で投与されてよい、
好ましくは、併用療法においてプラスミノゲン活性化剤
と一緒に、血小板凝集阻害剤と一緒に、または天然およ
び合成の抗凝集剤と一緒に使用される。
プロトロンビン症患者におけるフィブリン溶解療法を促
進するまたは補足する方法は、患者の健康、体重、年令
および薬剤反応に影響する他の要因を考慮して、イミダ
ゾール化合物の治療学的服用量を1.4〜140■/k
g/日の与える量で投与することを包含する。薬は経口
的に、または注射により投与してよく、注射による場合
は一回注射、複数回注射または連続注射のいずれかであ
ってもよい。
本発明の好ましい方法において、イミダゾール化合物は
併用療法でプラスミノゲン活性化剤と一緒に投与される
。併用療法が使用されるとき、XII[a因子阻害剤イ
ミダゾール化合物を最初に一回の巨人剤にて投与し、そ
してその後連続注入によりプラスミノゲン活性化剤を投
与することが好ましい。しかし、両方とも連続注入とし
て同時投与してもよい。ある環境下では、プラスミノゲ
ン活性化剤の投与後に、イミダゾール化合物を投与して
もよい。本発明の方法は、同時投与および順序不同での
連続投与も包含する。
XIIra因子阻害剤イミダゾール化合物およびプラス
ミノゲン活性化剤が併用療法に使用される場合は、プラ
スミノゲン活性化剤を約30から180分間で約500
から10.0001. U、/kg/分の服用量範囲を
使用し、そしてイミダゾール化合物は、1日(1400
分)間で1μgから100μg/kg/分の範囲で使用
することが最も好ましい。
イミダゾール化合物を併用療法で血小板凝集阻害剤と一
緒に使用するときは、血小板凝集阻害剤の服用量範囲は
阻害剤の性質に依存する。血小板凝集阻害剤がアスピリ
ンであるときは、アスピリンは25〜325■の服用量
で1日2回使用してよい。血小板凝集阻害剤がジビリダ
モールであるときは、ジピリダモールは25〜100■
の服用量を1日4回使用してよい。血小板凝集阻害剤が
°゛エチスタチンEchistatin)”および“ビ
チスタチン(Bitistatin)”のような半合成
ペプチドであるときは、ペプチドを30〜180分間に
0.1から1 nmol/ kg/分の服用量範囲で投
与してよい。
各場合において、イミダゾール化合物は1日1〜100
μg/kg/分の範囲で使用してもよい、投与は、プラ
スミノゲン投与用の操作のように、同時的にまたは順不
同で連続的に行なってよい。
イミダゾール化合物をヘパリンと一緒に使用するとき、
ヘパリンを4時間ごとに4000〜soo。
単位の服用量で、そしてイミダゾール化合物を1日につ
き1gg〜100μs/kg/分の範囲で投与してよい
。クマリン薬剤と一緒に使用するときは、これらの薬剤
を10〜15■/kg/日の服用量で経口的に投与し、
またイミダゾール化合物を1日につき1gg−100μ
g/kg/分の割合で注入により投与する。
本発明の実施において使用される組成物は、非経口の、
経口の、または生薬の組成物のいずれであろうとも、医
薬的に許容される担体中のイミダゾール化合物からなる
非経口の組成物は、生理塩水のような無菌の生理学的に
許容できる媒体中のイミダゾールを含有する。また、こ
のような組成物は溶解度を助けるため、または保存のた
めなどの目的で他の成分を含有してもよいが、前記成分
と静脈内投与用に許容できる成分である。組成物は濃厚
組成物として調製し、凍結乾燥し、次に投与前に直ちに
適切な処置用組成物に希釈してもよい。単位服用量形態
としての治療用組成物は、100■から10gのイミダ
ゾール化合物を含有してもよい。プラスミノゲン活性化
剤とXI[Ia因子阻害剤の併用投与の本発明の好まし
い実施に適した組成物は、約58.000.U.の組織
プラスミノゲン活性化剤(tPA )または1,500
.0001. U、(7)ス) 1,7’ )+ナーゼ
および100■〜10gのイミダゾール化合物を含有す
る。
生薬組成物は、軟膏、ゼリー、カルボワックス、ポリエ
チレン ソルビタン モノステアラード、ポリエチレン
グリコール、ココアバターおよびその他常用の担体、固
体調製品、デンプン、砂糖、希釈剤、粒化剤、潤滑剤、
バインダー、崩壊剤などと一緒に調製されてよい、トラ
ンスグルタミナーゼ酵素、特にXI[Ia因子を阻害す
るのに適したイミダゾール化合物の調製および本発明の
方法を行なうのに適した組成物を次の実施例により説明
するが、これらは制限するものとして構成されない。
実施例1 2−(7−ベプチジルー2.7−シオキソーペプチルチ
オ)−1,3,4,5−テトラメチルイミダゾリウムト
リフルオロアセタート メチル6−オキソ−7−(1,4,5−)ツメチル−イ
ミダゾール−2−チオ〕へプタノアーート(人 C) アセトン25−中1.4.5−1リメチルー2−メルカ
プトイミダゾール2.3 g  (0,012mol)
溶液にトリエチルアミン4.1 mを加えた。反応混合
物を0℃に冷却し、アセトン20d中メチル7−クロロ
−6−オキソヘプタノアート溶液を滴下し、そして生じ
た混合物を室温中−昼夜攪拌した。
この間の終りに混合物を濃縮し、アセトンを除去し、残
留物を酢酸エチルに溶解し、そして酢酸エチル溶液を水
、5%水酸化ナトリウム、水および塩水で続いて洗浄し
、洗浄された溶液を乾燥し、そして次に濃縮して3.2
gのメチル6−オキソ7− [3,4,5−4リメチル
イミダゾールー2チオ]へブタノアート(化合物C)を
得た。
6−オキソ−7−(1,4,5−)ツメチルイミダゾー
ル−2−ヂオ〕へブタン酸(化合物D) テトラヒドロフランIId中上記調製のエステルにIN
水酸化リチウム0.41 d (0,41sol)を加
え、生じた混合物を1時間撹拌した0次に溶媒を減圧下
で蒸発させ、残留溶液をpi16に酸性にし、そして水
溶液を約2日間酢酸エチルで抽出した。
その後酢酸エチルを蒸発させ、2.09 gの6−オキ
ソ−7−(1,4,5−)サメチル−イミダゾール−2
−チオ)へブタン酸(化合物り、n=4)を得た。
p−二トロフェノール6−オキソー7− [1゜4.5
−)ジメチル−イミダゾール−2−チオ〕へブタノアー
ト(ム物E) 上記で調製した酸(D) 83311g (3,1**
ol)、p−二トロフェノール510gおよび1−(3
ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド
ハイドロクロリド710■を乾燥メチレンクロリド15
.5d中に一緒に混ぜ、そして混合物を室温で一昼夜撹
拌した。混合物は酢酸エチルで希釈し、そして酢酸エチ
ル溶液を水、重炭酸塩溶液および塩水で続いて洗浄し、
次に乾燥し、濃縮し、1、04 gのニトロフェニルエ
ステル生成物を得た。
1.3−ジメチル−2−(7−(4−ニトロフェノキシ
)−2,7−シオキソヘプチルチオ〕イミダゾリウムト
リフルオロメタンスルホナート 約−15℃に冷却した乾燥メチレンクロリド65d中上
記調製のニトロフェニルエステル(1,10g 、 2
.6 mmol)にメチルトリフルオロメタンスルホナ
ート0.43 g (2,6s+5ol)を加えた。溶
媒は蒸発させ、所望の1.3−ジメチル−2−[7−(
4−ニトロフェノキシ)−2,7−シオキソヘプチルチ
オ〕イミダゾリウムトリフルオロメタンスルホナート1
.5gを得た。
2−(7−ベプチジルー2,7−シオキソーへブチルチ
オ)−1,3,4,5−テトラメチルイミ ゾ ラム 
リフルオロアセタート上記調製エステル200 mg 
(0,36ma+ol) 、ヒドロキシベンゾトリアゾ
ール55■(Q、36m剛01)および前に調製した1
0員ポリペプチド(以後に記載される)をジメチルホル
ムアミド2−中に一緒に混ぜ、そして混合物を室温で3
〜A時間、次に一昼夜振った。その後樹脂をDMFで洗
浄し、新しい試薬を加え、そして−昼夜攪拌し、イミダ
ゾリウムペプチド(化合物G)を有する樹脂0.46g
を得た。
樹脂はトリフルオロ酢酸4.6 dおよびトリフルオロ
メタンスルホン酸(約0.46m)を用いてペプチドか
ら除去され、濾過されそして高真空で乾燥されたペプチ
ドが得られた。残留物は液体クロマトグラフィーにより
精製されてペプチジルイミダゾリウムトリフルオロアセ
タートを得た。
FAB  質量スペクトルデータ:M”1351.4裏
施■↓ 2−(7−ベプチジルー2.7−シオキソヘブチルチオ
 −1,4,5−)  メチルイミ ゾールGIV−L
eu−Lys この実施例はイミダゾール酸からの調製を説明する。
6−オキソ−7−(1,4,5−)ジメチルイミダゾー
ル−2−イル〕−チオ−ヘプタン酸102■(0,36
t+wol) 、ヒドロキシベンゾトリアゾール55■
(0,36−sol)および(メチレンクロリF中)1
Mジシクロへキシルカルボジイミド500* (0,3
6ms+ol)および(実施例Iの)10アミノ酸ペプ
チド樹脂500 w (0,12**ol)をジメチル
ホルムアミド21Il中で合せ、そして室温中で一昼夜
振った。この時間の終りにペプチド樹脂を洗浄し、高真
空下で乾燥し、そして次にフッ化水素酸(約252)と
密に接触させ、樹脂を除去し、そして2−(7−ペブチ
ジルー2.7−シオキソヘプチルチオ)−1,4,5−
)リメチルーイミダゾール生成物を得た。
1施1u ペプチジル’ =GIu−Gln−Val−5er−P
ro−Leu−Thr−同様な操作で、6−オキソ−7
−〔1−エチル4−メチル−イミダゾール−2−イルコ
ーチオーヘプタン酸102■、ヒドロキシベンゾトリア
ゾール55 mg (0,36mmol) 、メチレン
クロリド中I Mジシクロへキシルカルボジイミド36
−(0,36mmol)および(実施例Iと■の)10
アミノペプチド樹脂500■(0,12mmol)をジ
メチルホルムアミド2i中で合わせて、室温中で一昼夜
振った。この間の終りにペプチドレジンを洗浄し、乾燥
し、そして次にフン化水素酸と接触させ、樹脂を除去し
、1〜エチル−2−(7−ペプチジル−2,フーシオキ
ソヘプチルーチオ)−4−メチルイミダゾール生成物を
得た。
天施−,M異 非−柁江粧戊物 前記化合物の一つを包含する非経口組成物iを次の組成
から調製される: クー本も イミダゾリウム塩           5.0ポリソ
ルベート80          2.0塩化ナトリウ
ム            9.0ナトリウム カルネ
キシメチル セルロース              
   10.0メチルパラベン           
 1.8プロピルパラベン           0.
2水、米国薬局方製    全体が11になる十分な量
パラベン、塩化ナトリウムおよびカルボキシメチルセル
ロースは95℃に加熱することにより水の全量の半分に
溶解させ、溶液を得、次に濾過し、オートクレーブで処
理する。ポリソルベートは水の全量の1/3に溶解させ
、そして生じた溶液をまた濾過し、オートクレーブで処
理する。滅菌した活性成分は、第2溶液に加えられ、そ
して混合物は滅菌したコロイドミルで処理し、活性成分
の分散液を得る。第1溶液を分散液に攪拌しながら加え
、次に米国薬局方製の水で11になるよう加える。Wt
菌したガラスビンに液状組成物を撹拌しながら満す。
出発材料の調製 ペプチドGlu−Gln−Val−Ser−Pro−L
eu−Thr−Gly−Leu−Lys−NH,の代表
的調製 メチルベンズヒドリルアミン樹脂15 g (9,75
mmo1)を10%ジイソプロピルアミン150jd3
部、メチレンクロリド150−および最後にジメチルホ
ルムアミド150dで続いて洗浄し、そして溶媒を濾過
により除去した。
樹脂に、最初のカップリングのため、α−BOC−ε−
2−(1−CBZ−L−リジン(α−アミノがt−ブト
キシカルボキシルで、およびε−アミノが2−クロロカ
ルボベンジルオキシで保護されたリジン)  16.2
 g (0,039mol)、HOBT・H2O(ヒド
ロキシベンゾトリアゾールヒドラート) 6.0 g 
(0,039s+ol)およびメチレンクロリド中1モ
ルDCC(ジシクロへキシルカルボジイミド)39dを
含むジメチルホルムアミド40dを加えた。生じた混合
物をKaiser試験がカップリングの終了を示すまで
攪拌した。その後、カップリングした生成物をジメチル
ホルムアミドで数回、次に3:1メチレンクロリド/メ
タノールおよび最後にメチレンクロリドで続けて洗浄し
た。
保護しているBOC基は次に、カップリングした樹脂を
メチレンクロリド中33%トリフルオロ酢酸で3回、次
にメチレンクロリドで数回、ジメチルホルムアミド中1
0%ジイソプロピルエチルアミン、エチレンクロリドお
よび最後にジメチルホルムアミドで洗浄することにより
、除去される。
リジンのカップリングした樹脂に、保護したロイシン(
BOC−L−ロイシン水和物)9.7g(0,039m
ol)、 HOBT−H2O6,Og(0,039mo
l)およびメチレンクロリド中1モルDCC3’lJd
を加え、そしてKaiser試験がカンプリングの終了
を示すまで混合物を攪拌した。次にリジンに使用した洗
浄操作および脱保護操作を繰り返した。
これに続いて、配列はアミノ酸付加工程で下記のものを
使用することで繰り返された:6.8g(0,039s
ol) t−BOC−L−グリシン;12.1g (0
,039g+ol)N−a −t−BOClo−ベンジ
ル−L−1−レオニン、9−7 g (0,039so
l) tBOC−L−ロイシン水和物; 8.4 g 
(0,039sol)t−BOC−L−プロリン; 1
1.5 g (0,039sol)t−BOC−0−ベ
ンジル−し−セリン;8.5 g  (0,039so
l) t−BOC−L−バリン。
この点において、7成分ポリペプチドは、スビンコ試験
(Sptnco test) (スタンフォード モー
レ(Stanford Moore)らのメソッド オ
ブ エンゲイモロジー中の“自動記録装置の使用による
アミノ酸のクロマトグラフィー測定”、第6巻、第81
9−822頁(1963))でアミノ酸の相対量を検定
した。次に(HOBTとDCCで)活性化したN−α−
tBOc−L−グルタミン9.6g (0,039so
l)をカップリングし、最後にt−BOC−Ll’lグ
ルタミン酸ンジルエステル13.2 gをもとの場所で
カップリングした。カップリングの終了後、およびt−
BOCの除去および洗浄終了後、溶媒を樹脂から完全に
排出し、後者を真空下で乾燥し、樹脂を有するペプチド
19.1gを得た。
樹脂を有するペプチドは、ペプチド/樹脂として調製に
使用された。所望のイミダゾール化合物とのカンプリン
グ後、樹脂はトリフルオロ酢酸およびメチルトリフルオ
ロメタンスルフオナート(TFA/TFMSA)組合せ
またはフッ化水素酸のいずれかと密に接触させることに
よりペプチドから分けられた。
分離剤がTFA/TFMSAであるときは、約1/10
0重量部のTFAおよび1/1000重量部のTFMS
Aを使用した′。このように500■のペプチドに対し
て、約5w11のTFAおよび500μlのTFMSA
で十分である。
分離剤がフッ化水素酸であるときは、約1/20重量部
のHFが使用される。このように500■のペプチドに
対して、約25(20〜3Qd)mlのHFを使用して
よい。
2−メルカブトイミ ゾールの− 2−メルカプトイミダゾールは、次の反応式に従って適
切なアシロインとモノ置換チオウレア間の反応により得
られてもよい: 調製されてもよい。
出 願 人 : メルク エンド カムバニインコーポ
レーテッド 「 反応は反応体を融解させることにより、またはl−ヘキ
サノール中で成分を還流することにより行なわれてよく
、融解方法はNuhn、 P、らによりJ、fur p
raktische Chemie、第312巻、第9
0頁(1970)に、およびα−ヒドロキシケトンとN
−アルキルチオウレアを1−ヘキサノール中で水分離器
を用い還流する方法はKjellin、 G、らにより
Acta Chemica 5candinavica
第23巻、第2879頁(1969)により詳細に記載
されている。出発の2−メルカプトイミダゾールの教示
は参照により組み入る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記(A)および(B)からなる群より選択される
    イミダゾール化合物: (A)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するイミダゾールまたはその酸付加塩、(B)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するイミダゾリウム塩 〔上記式中、 R^1は低級アルキル、 R^2およびR^3は独立に水素または低級アルキル、 R^4は低級アルキルであり、 Pepは2乃至10個のアミノ酸からなるペプチジル鎖
    であって、第1のアミノ酸のα−アミノ基を通じて当該
    カルボニル基に結合し、最後のアミノ酸のカルボキシル
    基がアミド結合をなして終わっており、 Xは製薬上許容される負の化学種であり、 nは2乃至5である。〕。 2、Pepが−Glu−Gln−Val−Ser−Pr
    o−Leu−Thr−Gly−Leu−Lys−である
    請求項1記載の化合物。 3、Pepが▲数式、化学式、表等があります▼ である請求項1記載 の化合物。 4、Pepが−Glu−Gln−Val−Ser−Pr
    o−Leu−Thr−である請求項1記載の化合物。 5、Pepが−Glu−Gln−Val−である請求項
    1記載の化合物。 6、血栓症の予防もしくは治療における血栓崩壊療法の
    ため、またはフィブリン溶解療法を補うために用いられ
    る組成物であって、請求項1記載のイミダゾール化合物
    の所定量を製薬上許容される担体中に含む組成物。 7、イミダゾール化合物が100mg乃至10g含まれ
    る単位投与形態の請求項6記載の組成物。 8、単位投与形態の血栓溶解療法用組成物であって、 (1)プラスミノゲン活性化剤としてのストレプトキナ
    ーゼ約1,500,000I.U.または組織プラスミ
    ノゲン活性化剤(tPA)約58,000,000I.
    U.、および (2)請求項1記載のイミダゾール化合物100mg乃
    至10gを、 製薬上許容される担体との混合物の形態で含む組成物。 9、硬い凝血塊の形成を防ぎ、あるいはフィブリン溶解
    療法を補う方法であって、そのような治療を必要とする
    患者に、請求項1記載のイミダゾール化合物を、硬い凝
    血塊の形成を防ぎ、あるいはフィブリン溶解療法を補う
    ために十分な量だけ投与することからなる方法。 10、イミダゾール化合物を1日(1440分)に約1
    乃至100μg/kg/分だけ投与する請求項9記載の
    方法。 11、さらに抗トロンビン剤を投与する請求項9記載の
    方法。
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