JPH01191687A - ヒトα↓2−プラスミンインヒビターまたはそれと類似の蛋白質から誘導される新規蛋白質 - Google Patents

ヒトα↓2−プラスミンインヒビターまたはそれと類似の蛋白質から誘導される新規蛋白質

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JPH01191687A
JPH01191687A JP63015762A JP1576288A JPH01191687A JP H01191687 A JPH01191687 A JP H01191687A JP 63015762 A JP63015762 A JP 63015762A JP 1576288 A JP1576288 A JP 1576288A JP H01191687 A JPH01191687 A JP H01191687A
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鳥羽 真理
Masahide Tone
刀▲ネ▼ 正英
Reiko Kikuno
玲子 菊野
Tamotsu Hashimoto
保 橋本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、ヒト血漿中のα2−プラスミンインヒビター
(以下α2− P Iと称する)またはそれと類似の蛋
白質から誘導される新規蛋白質及びその遺伝子工学的手
法による製造方法を提供するものである。この蛋白質は
血液凝固防止活性ををし、心血管障害又は心血管病の予
防処置又は治療に使用することができる。
[発明の課題] 近年、ウロキナーゼ、アンチトロンビン■(以下AT−
Inと称する)等の従来の血栓溶解剤に代わる、新しい
血栓溶解剤ないしは血液凝固防止剤として、組織プラス
ミノーゲン活性化因子、ヒトプロティンC等が注目され
ている。血液中に存在するセリンプロテア−ゼインヒビ
ターの一種である、α2−PIは、血液凝固を促進させ
るものであり、血液凝固防止とは逆の作用を有している
しかし、本発明者等はそのペブタイドの一部を以下述べ
るように改変することによって、血液凝固防止的に作用
する蛋白質のできる可能性に注目した。従って本発明の
目的は血液凝固防止作用を有する新しい蛋白質を提供す
ることである。
[本発明の背景コ 本発明者等は、先に特願昭81−199058.特願昭
81−288875及び特願昭82−211407号に
おいて、α2−PI及びそれをコードするDNAを特許
出願した。このα、、−PIは、そのアミノ末端がAs
n、  Gln、  Glu、  Gln、  Vat
、  Ser、  Pro。
L eu、  T hr、  L eu、であり、カル
ボキシ末端がLeu、  Lys、  Leu、  V
al、  Pro、  Pro、 Met。
Glu、  Glu、  Asp、 Tyr、  Pr
o、 Gln、  Phe。
Gly、  Ser、  Pro、  Lysである4
52個のアミノ酸からなる蛋白質である。これはN−末
端から第364番目のアルギニンと第365番目のメチ
オニンの間がプラスミンによって切断されてセリンプロ
テア−ゼインヒビター活性を発揮し、血液凝固促進的に
作用する。
また、α2−PIは上記に示されたアミノ末端のペプチ
ドを介して、精製系では、水素結合的に、血漿中ではフ
ァクターXIによって共有結合的にフィブリンに結合す
ることが知られている(Aokl。
N、 et、 at、 Thromb、 Res、、 
19 ;149〜155.1980)。
また、上記のカルボキシ末端のペプチドを介して水素結
合的にプラスミノーゲンに親和性を持つことが示されて
いる(Moroi、 M、 et、 al、 J、 B
lol。
Chell、、 251 ; 595B 〜5965.
197B、)。これらの性質がα2− P Iのプラス
ミンとの非常に高い基質特異性を決定づけていると考え
られている。
したがって、アミノ末端、カルボキシ末端のアミノ酸配
列を保持したままで、セリンプロテア−ゼインヒビター
活性を失なわせるべく改変した誘導体は、α2−PIの
セリンプロテア−ゼインヒビター活性を拮抗的に阻害す
ることに着目し本発明を完成した。
[発明の構成] 本発明の新規蛋白質は、ヒト血漿中のα2−プラスミン
インヒビターもしくはそれと類似の蛋白質のプラスミン
によって切断されるリアクティブサイトとその周辺領域
が(a)欠如しているか又は(b)アンチトロンビン活
性を有する蛋白質のトロンビンによって切断されるリア
クティブサイトとその周辺領域で置換されていること、
アミノ末端がAsn、 Gln、 Gl’u、 Gln
、 Val、  Ser。
Pro、  Leu、  Thr、  Leu、である
こと、及びカルボキシ末端がLeu、Lys、  Le
u、 Val、  P ro。
Pro、  Met、  Glu、  Glu、  A
sp、  Tyr、  Pro。
Gln、  Phe、 Gly、  Ser、’ Pr
o、  Lysであることを特徴とするものである。
本発明でいうα2−PIとは、特願昭61−28887
5号に記載したアミノ酸配列の化合物を指し、そのアミ
ノ酸配列は第1図に示されている。
α2−PIと類似の蛋白質とは、一部のアミノ酸が置換
されている、1以上のアミノ酸が付加されている、1以
上のアミノ酸が脱落しているあるいはこれらの置換、付
加、脱落が組合わされていることによってα2−PIと
は相違しているが、全体としては類似し、その効果にお
いて均等の蛋白質を意味する。
α2−PIのプラスミンによって切断されるすアクティ
ブサイトとその周辺領域とは、α2−アンチプラスミン
の第364番目のアルギニンと第365番目のメチオニ
ンとその周辺を含む2〜約60個のアミノ酸のアミノ酸
配列のことを指す。そこに含まれるアミノ酸の数は適宜
変えることができる。特に好ましいのは第357番目の
アラニンから第372番目のバリン迄の16個のアミノ
酸残基よりなる領域、第348番目のセリンから391
番目のバリン迄の44個のアミノ酸残基もしくは第34
8番目のセリンから第405番目のロイシン迄の58個
のアミノ酸残基からなる領域である。
アンチトロンビン活性を有するセリンプロテア−ゼイン
ヒビターの代表的なものはAT−mである。またAT−
m以外のセリンプロテア−ゼインヒビターを改変してト
ロンビンによって切断されるようになった蛋白質もAT
−IIIと同様に取り扱うことができる。AT−III
は、トロンビン等のセリンプロテアーゼの活性を阻害し
、α2−PIとは逆に血液凝固抑制的に作用するもので
あり、そのアミノ酸配列はProc、 Natl、 A
cad、 Scl。
tlsA、 III)1845〜184B (1983
)に記載されている。
AT−IIIがトロンビンを阻害する際には、AT−I
IIのアミノ末端から393番目のアルギニンと394
番目のセリンの間がセリンプロテアーゼであるトロンビ
ンによって切断されトロンビンの活性部位のセリン残基
とリアクティブサイトが共有結合することによってトロ
ンビンを不活性化することが知られている(llarp
el、 P、 C,et、 A1. (197B)Pr
og、 Ilemostasis Tromb、 vo
l、3. pp145〜189)。
このAT−mのトロンビンによって切断されるリアクテ
ィブサイトとその周辺領域とは、AT−IIIの393
番目のアルギニンと394番目のセリンとその周辺を含
む2から約60個のアミノ酸のアミノ酸配列のことを指
す。特に好適には385番目のセリンから404番目の
アラニン迄の20個のアミノ酸残基よりなる領域もしく
は第376番目のアスパラギンから423番目のメチオ
ニン迄の48個のアミノ酸残基よりなる領域である。こ
れらの領域のアミノ酸は、その活性が変化しない範囲に
おいて、他のアミノ酸による置換、付加、脱落により変
更することかできる。α2− P Iのりアクティブサ
イトとその周辺領域をAT−I[Iのリアクティブサイ
トとその周辺領域で置換するに当っては、α2−PIの
357−372の16個のアミノ酸をAT−Hの385
−404の20個のアミノ酸で置換するか又はα2− 
P Iの348−391の44個のアミノ酸をAT−I
IIの378−423の48個のアミノ酸で置換するこ
とが好ましい。置換されるα2−Plの領域と置換する
AT−Iffの領域はりアクティブサイトの周辺領域の
アミノ酸配列の相同性(アラインメント)に基づいて決
めることができる。すなわち、置換される領域と相同性
において対応する領域によって置換することができる。
AT−I[Iの376番目のアスパラギンから423番
目のメチオニン迄のアミノ酸配列は第2図に示されてい
る。
α −アンチトリプシン(以下α1−ATと称する)は
本来アンチトロンビン活性がないが、N−末端から第3
58番目のメチオニンをアルギニンに変更したものは、
アンチトロンビン活性をもつことが知られている(Na
ture、 vol、3L3゜pp149〜151 (
1985))。このように人為的に作られたアンチトロ
ンビン活性を有するセリンプロテア−ゼインヒビターの
りアクティブサイトとその周辺領域で置換することもで
きる。この場合、置換されるべきα2−PIの領−と、
置換すべきアンチトロンビン活性の物質の領域は、AT
−IIIにおけると同様に両者の相同性に基づいて決め
ることが望ましい。
本発明の雑種蛋白質は遺伝子工学の手法によって製造さ
れる。したがって本発明は該蛋白質をコードするDNA
、及び該DNAを用いて遺伝子工学的に該雑種蛋白質を
製造する方法にも関する。
α2− P Iをコードする遺伝子の塩基配列等は特願
昭81−2H875及び特願昭82−2114071.
:記載されており、その遺伝子(APHL)を含むプラ
スミドpαAP3は大腸菌に形質転換されて工業技術院
微生物工業技術研究所に微工研菌条第H50号(FEI
?M BP−1350)として寄託されている。したが
ってα2−PIをコードする遺伝子はpaAP3から切
り出して人手することが適当である。このようにして入
手した遺伝子をコードするアミノ酸が変わらない範囲で
塩基を変更することができる。
また活性が変わらない範囲でアミノ酸の変更を伴なう塩
基の変更を行なうこともできる。
AT−m等のりアクティブサイトとその周辺領域のアミ
ノ酸配列に対応する遺伝子は、文献に発表されているア
ミノ酸配列および遺伝子の塩基配列をもとに化学的に合
成した短いDNA鎖を結合して作成することが適当であ
る。またAT−IIIをコードする遺伝子から必要な部
分を切断して取り出すことも可能である。α2− P 
Iをコードする遺伝子を改変するに当ってはα2− P
 Iの遺伝子を制限酵素によって処理して欠如させる領
域を削除するか、欠如させる領域を削除した部位にAT
−IIIのりアクティブサイトとその周辺領域のアミノ
酸配列に対応する遺伝子を組み込むことによって行なわ
れる。
このようにして得られた遺伝子は宿主に対応するプロモ
ーター、ターミネータ−等の発現に必要な機能を加えて
発現プラスミドを作成する。
動物細胞を宿主とする発現ベクターには、本発明の蛋白
質をコードする遺伝子の他に、転写開始を指示する真核
生物のプロモーター、転写終結を指示するポリアゾニレ
−ジョンサイトおよびこのDNAベクターをE、 co
ltを用いて調製する時に必要な適当な選択マーカーを
コードする遺伝子を含む。この真核生物のプロモーター
の例としてはSV40初期プロモーター、マウスマンマ
リイ腫瘍ウィルス(Mouse Mammary Tu
mor Virus :略してMMTV)のプロモータ
ーおよびショウジヨウバエ熱シヨツク性蛋白−70(D
rosophila HeatShock Prote
in 70 :略してHS P 70)のプロモーター
等があげられる。また転写終結のシグナルの例としては
SV40初期mRNAポリアゾニレ−ジョンサイト等が
あげられる。
原核細胞を宿主とする発現ベクターには本発明の蛋白質
をコードする遺伝子の他に、転写開始を指示する原核生
物のプロモーター、転写の終結を指示する原核生物のタ
ーミネータ−および適当な選択マーカーをコードする遺
伝子を含む。原核生物宿主細胞の例としては大腸菌(E
schericla colt :E、 collと略
す)があげられる。またプロモーターの例としてはE、
 coltの中で転写効率のいい、trpプロモーター
やtaeプロモーターがあげられ、ターミネータ−の例
としては、強い終結シグナルであるrrn Bリボゾー
ムRNAターミネータ−があげられる。FERN BP
−1350として寄託されているpαAP3に含まれて
いるα2−PIをコードする遺伝子は第1図に示されて
いる。
この塩基配列において1〜6の塩基配列はクローニング
に使用したEcoRIリンカ−に由来するEcoRIサ
イトであり、7〜24は5′側−ノンコーディング領域
である。25〜141はα2−PIの前駆体にのみ結合
しているペプチド部分(いわゆるアンカ一部分)である
。142〜1497が目的とするα2−PI様物質をコ
ードする部分である。
1498〜150GのTGAはストップコドンである。
1501以下には3′側−ノンコーディング領域、ポリ
Aシグナル、及びクローニングに使用したEcoRIリ
ンカ−由来のEcoRIサイトがあるが、第1図からは
略されている。
動物細胞を宿主として用いるときは、25〜141のア
ンカ一部分が結合している遺伝子が発現ベクターに組み
込まれる。原核細胞を宿主として用いるときはこのアン
カ一部分を削除し、その代りに翻訳開始コドンATGを
付加した遺伝子を発現ベクターに組み込む。
この塩基配列には、1181および1355で開裂する
S ae Iサイトが存在する。したがって、α2−P
Iのリアクティブサイトとその周辺領域を欠如させたり
、置換するときには、このS ac Iを利用するのが
便利である。
本発明は更に前記DNAを使って目的とする蛋白質を発
現するようにしたDNAを含むプラスミドベクター及び
そのプラスミドDNAでトランスフオームした原核また
は真核細胞にも関する。
以下に実施例により詳細に説明する。
(以下余白) 参考例 1 α2−プラスミンインヒビターcDNAを使った大腸菌
での発現ベクターの作成 E、 coll K1210a+214(FERN B
P−1350)を培養して得られるプラスミドpαAP
3をEcoRI切断しT4DNAポリメレースで平滑化
後、第2表中の1427の塩基の位置でHlndIII
で切断した。そのアミノ末端を含むフラグメントをpU
c18(アンピシリン耐性、国立予防衛生研究所遺伝子
バンクより入手可能、寄託番号V E 007)のT4
DNAポリメレースによって平滑化したPstlサイト
とH1nduサイトとの間に挿入し、pαAP5とする
。一方、1507の塩基の位置でF ok I切断後T
4DNAポリメレースにより平滑化してのちに、142
7でHIndIII切断して得られた(Z 2− P 
1のカルボキシ末端をコードする領域を含むフラグメン
トをpH5G399  (クロラムフェニコール耐性、
同上遺伝子バンクより入手可能、寄託番号V E 02
4)のHIneIIサイトとHlndI[Iサイトとの
間に挿入し、pαAP6とする。次に、paAP5とp
αAP6をHindmで切断後ライゲートしアンピシリ
ンとクロラムフェニコールの二重耐性のプラスミドを選
択しpαAP7とする。
pαAP7は、α2−PIのコーディング領域全体(2
5〜1500の1478 bp)を含み5′上流域をA
cclで、3′下流域をXbalで切り出す事ができる
他方、pH3G29g  (カナマイシン耐性、同上バ
ンクより入手可能、寄託番号V E 018)のS a
c Iサイトと5Ilalサイトの間をそれぞれの酵素
による切断とT4DNAポリメレースによる平滑化によ
って欠失させたクローニングベクターpH5G297の
AcclとXbalの間に、pαAP7の(22−P 
IのAeclとXbalで挾まれたcDNAを挿入し、
paAP8 (第3図)とする。
一方、発現ベクターである、pH5G741  (第4
図、アンピシリン耐性、同上バンクより入手可能、寄託
番号V E 040)は、トリプトファンプロモーター
とりボゾームRNA遺伝子rrnBのターミネータ−を
もちその間に、NcoI、  Pstl。
EcoRI s Hind mサイト等のクローニング
サイトをこの順に持っている。まずこのプラスミドのE
coRIサイトと平滑化したHlndI[[サイトの間
に676の位置のEcoRIサイトから3′下流域にあ
るXba、Iサイトを平滑化した所までを挿入する。
この結果、XbaIサイトは再生する。次に、このプラ
スミドのNcoIサイトとPstIサイトの間に化学合
成した次のようなフラグメントを挿入する。
3’ TTGGTCCTCGTCCACAGGGGTG
AATGGGAGGAGTTCAACCCGTTGGこ
のフラグメントの最初にある粘着末端CATGは、pH
5G741のトリプトファンプロモーターとSDシーク
エンスのすぐ後ろにあるNcolサイトの粘着末端に相
補的になっており、かつこのうちATGは、α2−PI
の翻訳開始コドンになっている。二番目のコドン以下は
同蛋白質のリーダーシーフェンスを除<142以下の塩
基に相当し第一番目のアミノ酸以下のAsn−Gln−
Glu−GIn等をコードしている。後ろの粘着末端は
238)Pstlサイトの粘着末端に相補的になってい
る。
次に、このプラスミドのP st IサイトとEeoR
Iサイトの間にpαAP8のa 2− P IのcDN
A部分の残り、23BのPstIサイトと878のEc
oRIサイトの間のフラグメントを挿入しpαAP21
3  (第5図)を完成させる。
実施例 1 α2−PIのりアクティブサイトとその周辺領域(34
g−405)の58アミノ酸を欠如する蛋白質を大腸菌
によって発現させるプラスミドベクターの作成 p a A P 213をS ac Iで消化し、11
81および1355ノ位置で開裂させ、a 2− P 
I (’) 34g−405058個のアミノ酸に相当
する塩基を除去した。これをライゲートすることにより
、348−405の58個のアミノ酸を欠如する蛋白質
をコードするプラスミドpαA P 21Bを作成した
。これがコードする蛋白質をPI−R−0と呼ぶ。
実施例 2 α2.− P Iのリアクティブサイトとその周辺領域
が欠如する蛋白質を動物細胞によって発現させるプラス
ミドベクターの作成 参考例1で作成されたプラスミドのひとつpαAP8は
α2−PIをコードするc−DNAの両端がAccIと
Xbalではさまれている。このpαAP8のα2− 
P Iのリアクティブサイトおよびその周辺領域を含む
二つのS ac Iにはさまれた58個のアミノ酸残基
をコードする部分をS ac Iにより除去し、DNA
ポリメラーゼにより再結合することで、pαAP9とい
うプラスミドを作成した。
次に、SV40初期プロモーター、SV40初期mRN
Aポリアゾニレ−ジョンサイトおよび動物細胞でのDN
A複製開始部位を含むDNA断片(ファルマシアジャパ
ン社より市販されているpKSV−10や米国ベセスダ
リサーチラボ社より市販されている5V4GDNAより
単離作成できる)およびpBR322(宝酒造などより
市販されている)由来の大腸菌でのD N A複製開始
部位およびアンピシリン耐性遺伝子からなるプラスミド
を作成する。このプラスミドのSV40初期プロモータ
ーとSV40初期mRNAポリアゾニレ−ジョンサイト
の間に、AccIとXbalを含むポリリンカーDNA
断片を化学合成して組み入れる。
このポリリンカ一部位のAcclとXbaIの間に、p
crAP9から同様にAcclとXbaIで切り出した
りアクティブサイトおよびその周辺領域を欠失したα2
−PIをコードするcDNAを含むDNA断片を組み込
み、動物細胞での発現プラスミドベクターを完成した。
実施例 3 α2−PIのりアクティブサイトを含む領域(34g−
391)の44アミノ酸残基をAT−Hの相当する領域
(37B−423)の48アミノ酸残基で置換した蛋白
質を大腸菌によって発現させるプラスミドベクターの作
成 p a A P 213を5acIで消化し、1181
および1355の位置で開裂させ、α2−PIの(34
8−405)の58個のアミノ酸に相当する塩基を除去
した。−方、AT−Hの376番目のアスパラギンから
423番目のメチオニンまでと、α2− P Iの39
2のグリシンから405のロイシンまでをコードするオ
リゴヌクレオチドを以下の断片に分けて化学的に合成し
た。
(以下余白) 芸  六        宴 込 − 断片Aと断片Bの前半分がAT−mの378−423の
アミノ酸に相当する部分であり、断片2の後半分はα2
−PIの392−405のアミノ酸に相当する部分であ
る。断片A及びBにおけるAT−mのcDNA配列はP
roc、 Natl、 Acad、 Sci、 USA
vol、80. pp1845〜1848 (1983
)に基づいている。
ただし、フラグメント中にコーディング領域の上流から
アミノ酸配列を変えないようにBgll。
Hlnd m、  XIIlam、  BamHIの各
サイトが導入されている。ついで断片Aと断片Bをライ
ゲートし、断片A+Bを調整した。この断片A+Bをp
αA P 213の三箇所のS ac Iサイトの間に
挿入し、上流からBglI、 Hind m、 X1a
I[I。
BamHIサイトの順に並んでいるクローンを選択し、
これをpαAP214とした。これによってコードされ
る蛋白質をPI−RAT−Lと呼ぶ。
実施例 4 α2− P Iのリアクティブサイトを含む領域(35
7−372)の16アミノ酸残基をAT−IIIの相当
する領域(385−404)の20アミノ酸残基で置換
した蛋白質を大腸菌によって発現させるベクターの作成 p a A P 213をS ac Iで消化し、11
81および1355ノ位置で開裂させ、α2− P I
 ノ(348−405)の58個のアミノ酸に相当する
塩基を除去した。
一方α2−PIの(34g−356)のアミノ酸、AT
−IIIの(385−404)のアミノ酸およびα2−
PIの(373−405)のアミノ酸に相当するペプチ
ドをコードするオリゴヌクレオチドを以下の断片に分け
る化学的に合成した。
(以下余白) 盲 メ 菖         肖 込 これをライゲートし、断片C+Dを調整した。
この断片C+DをpαAP213の三箇所のS ac 
Iサイトの間に挿入し、得られたプラスミドをpαAP
215と名付けた。これがコードする蛋白質をPI−R
AT−3と呼ぶ。
実施例 5 pαAP213.pαA P 21Bを使った、α2−
PI及びα2−PIのリアクティブサイトが欠失した蛋
白質PI−R−0の大腸菌に一12株中での発現と、そ
のアンチプラスミン活性大腸菌K −12株、W311
0 (A T CCより入手可能、A T CC273
25)をpαAP213.1)αAP218またはpH
3G741でトランスフオームし、アンピシリン耐性の
ものを選択する。LS培地(Ilashimoto−G
otoh、 T、 and Inselburg、 J
< J、 Bacteriol、、 139. (19
79) 608−619>所載)でアンピシリン存在下
に37℃で一晩培養する。これを、1mlとり、同じ培
地100m1に接種する。37℃で1時間45分振盪培
養後遠心沈澱により細胞を回収しカザミノ酸培地(10
,5g、に2HPO4;4.5g、KH20P4;2.
Og、(NH4) 2So4;2.Og、 NH4Cf
1  ; 0.5g、  Na−citrate  φ
2 H20; 0.5 ml、1%塩酸チアミン;1%
ブドウ糖;1%ビタミンアッセイ用カザミノ酸;100
g/ml、アンピシリン;1fI水)に懸濁する。この
時点を0時間とし、振盪培養を更に続け、1.5時間後
、2.5時間後、3.5時間後、5.0時間後に0D5
5o−0,05相当の培養液(7,5μgから45μg
)を取り出し、細胞を回収後5DS−PAGE用緩衝液
に懸濁して、10%アクリルアミドゲルに電気泳動する
。これをウェスターンブロッティング法により解析する
。−次抗体としては、ラビット抗ヒトα2−pt抗血清
(CALB10CHEM18)178222)を使用し
た。pαAP213およびpαA P 21Bとも、0
時間では何も見えないが、1.5時間後、3.5時間後
、5.0時間後には、各々分子量約52Kdおよび約4
0Kdの所に鮮明な一本のバンドが見られた。
5.0時間後のpαA P 213およびpαA P 
21Bのウェスタンブロッティングのパターンを第6図
に示す。図中レーン1はpαA P 213を持つ大腸
菌W3110の溶菌液のものであり、レーン2はpαA
P21Bを持つ大腸菌W3110の溶菌液のものである
。この時、対照に行った、pH8G741ではどの時点
でもいかなるバンドも見られなかった。
pαAP213.pαA P 21BおよびpH8G7
41由来の溶菌液をラビット抗ヒトα2−プラスミンイ
ンヒビターポリクローナル抗体を用いて、EL I S
A法で測定した。ヒトプラズマ由来の精製されたα2−
PIを用いたスタンダードカーブから換算して、溶菌液
1mlあたりpαA P 213では28■(または培
養液1 mlあたり 9.6g)、pαA P 21B
では、1.Aug(同0.48q/ml)の免疫反応性
のα2−PIが観察された。ただし、後者では、リアク
ティブサイトが欠如しているので値は過小評価されてい
る可能性が大きい。この時、pH8G741を用いた実
験では、検出限界以下(≦0.2■/培養液ml)であ
った。
この3.5時間後の培養液40m1を取り、遠心沈澱後
、細胞を三共株式会社製α2−PI測定用キットくα2
−PIカラーテスト「三共J  (Nα48783) 
>付属のa  −PI用緩衝液11!Ill (OD5
5o−20)に、懸濁する。これを2.5mlとり、0
,5MEDTAを、80uQ、 5 mg/ ml I
Jゾチームをaooμa。
上記緩衝液を140μQ加えて、総量 3 mlとし0
℃に30分放置する。続いて、超音疲破砕を10秒間ず
つ7回行って、細胞を壊す。これを、11800 X 
gで遠心し溶菌液を回収する。この時、リゾチームを含
む総蛋白質濃度は、3.1−g/mlであった。この時
、pαAP213由来の溶菌液では総蛋白質量125R
,250■、500■あたりの、対ヒトプラズマ比の抗
プラスミン活性はそれぞれ80%。
140%、220%であった。pαA P 218を使
うた大腸菌では約lO%〜20%で、対照に用いたpH
8G741を使った大腸菌との間に有意の差は見られな
かった。
(以下余白) 実施例 6 pαAP213.pαAP214.pαAP215を使
った、α −PIとそのAT−mとの雑種蛋白質である
PI−RAT−L、Pl−RAT−8の大腸菌に一12
株中での発現と、そのアンチプラスミン活性 大腸菌に一12株、W3110 (A T CCより入
手可能、A T CC27325)をpαAP213.
pαAP214、pαAP2L5およびpH8G741
でトランスフオームし、アンピシリン耐性のものを選択
する。これらのトランスフォーマットについて、実施例
5と同様の手順により培養しウェスターンブロッティン
グ法による解析を実施した。pαAP213、paAP
214.  p(!AP215とも、0時間では何も見
えないが、1.5時間後、3.5時間後。
5.0時間後には、分子量約52Kdの所に鮮明な一本
のバンドが見られた。5.0時間後の各々のトランスフ
ォーマットの菌体懸濁液および溶菌液のウェスターンブ
ロッティングのパターンを第7図に示す。
レーン1はpαAP213を持つ大腸菌waioo株の
菌体懸濁液のものであり、レーン2はpαAP213を
持つ大腸菌W3100株の溶菌液のものであり、レーン
3はpαA P 214を持つ大腸菌wato。
株の菌体懸濁液のものであり、レーン4はpαA P 
214を持つ大腸菌W3100株の溶菌液のものであり
、レーン5はpαA P 215を持つ大腸菌W310
0株の菌体懸濁液のものであり、レーン6はpαA P
 215を持つ大腸菌W3100株の溶菌液のものであ
る。
この時、対照に行った、pH8G741ではどの時点で
もいかなるバンドも見られなかった。
pαA P 213由来の溶菌液をラビット抗ヒトα2
−プラスミンインヒビターポリクローナル抗体を用いて
、EL I SA法で測定したところ、28g/ml 
(または培養液に換算して9.64/ml)、pαAP
214.pαAP215では、7〜1kg/mlの免疫
反応性のα2−PIが観察された。ただし、後二者では
、AT−IIIとの雑種蛋白質であるので値は過小評価
されている可能性が大きい。この時、pH5G741を
用いた実験では、検出限界以下(≦0.2■/培養液m
l)であった。
この3.5時間後の培養液40m1を取り、遠心沈澱後
、細胞を三共株式会社α2−PI測定用キット〈α2−
P!カラーテスト「三共」 (魔4g783) >付属
のα2− P I用緩衝液11m1 (OD550 =
20)に、懸濁する。これを2.5mlとり、0.5M
EDTAを、80uQ、 5+ag/mlリゾチームを
300uL上記緩衝液を140μす加えて、総量3ml
とし0℃に30分放置する。続いて、超音波破砕を10
秒間ずつ7回行って、細胞を壊す。これを、11800
 x gで遠心し溶菌液を回収する。この時、リゾチー
ムを含む総蛋白質濃度は、3.la+g/mlであった
。この時、pαA P 213由来の溶菌液では総蛋白
質量125 tax、  250μg、  500■あ
たりの、対ヒトプラズマ比の抗プラスミン活性はそれぞ
れ80%、140%。
220%であった。対照に用いたpH5G741.およ
びpαAP214.pαA P 215を使った大腸菌
では、いずれも10%から20%の範囲内であった。
以上よりpαAP213.pαAP214.pαAP2
15はいずれも、大腸菌中でα2−PIまたはそのAT
−mとの雑種蛋白質を生産しており、pαAP213が
生産する蛋白質は抗α2−PI抗血清に反応し抗プラス
ミン活性を有することが、またpαAP214.pαA
P215が生産する蛋白質は抗α2−プラスミンインヒ
ビター抗血清には反応するが抗プラスミン活性は有しな
い事が解る。
実施例 7 HPLCによるα2−PI及びそのリアクティブサイト
欠如変異体の精製 pαAP213.pαA P 21B及びpH5G74
1をもった大腸菌の実施例5に述べられたように調製さ
れた溶菌液を調製し、それをマイレックスフィルター(
日本ミリボア社製、5LVO25LS)を用いて濾過し
た後、以下の様にHPLCによるゲル濾過を行ってα2
−PIおよびその欠如変異体を部分精製した。カラムは
TSK −G30005WG(21,5+amX800
m+s)  (東ソー■)を使用し、0.75M N 
a C1を含む1011Mリン酸ナトリウム緩衝液(p
117.2)を流速3ml/分でトータル約210 m
lカラムに流した。上記溶菌液1mlをHPLCにアプ
ライし3 ml / Fractionで分取したとこ
ろα2−PIは分子量52Kd、溶出開始後70分、そ
の欠如変異体は分子量的40Kd、溶出開始後90分の
ところに溶出されることが5DS−10%アクリルアミ
ドゲル電気泳動法により確認された。こうして得られた
α2−プラスミンインヒビターおよびそのリアクティブ
サイト欠如変異体(pαA P 218)は100m1
の大腸画壇・養液あたり、精製されたヒトα2−PIを
スタンダードにして前述のポリクローナル抗体を使った
EL I SA法で測定した値でそれぞれ、114■お
よび5.74であった。精製倍率は約15倍で総蛋白質
量はそれぞれ1880ugと2080■であった。総蛋
白質量でそれぞれ1100nをSDS −PAGEに電
気泳動してウェスターンブロッティング法で調べたとこ
ろ、はぼ同一の太さの鮮明な一本のバンドが見られた。
これは、精製前の溶菌液を用いた実験でも同様であった
。これらの事より、ELISAの値によるα2−PIの
見掛は上の蛋白質の量の差は、実際の量の差ではなく同
抗体に対する、アフィニティーの差を反映しているもの
と思われる。(大腸菌で発現したα2−PIのヒト血清
由来のα2− P Iに対する同抗体に対するアフィニ
ティーの差は不明なのでこれらの値の絶対値は真実を反
映していない可能性がある。)
【図面の簡単な説明】
第1図はα2−PIをコードする遺伝子の塩基配列およ
びα2−PIのアミノ酸配列である。図中の数値は、*
印をつけた塩基の番号及びアンダーラインを付したアミ
ノ酸の番号である。 第2図はAT−IIIの376番目から423番目のア
ミノ酸配列である。 第3図はプラスミドpαAP8の制限酵素地図である。 図中(Fokl)及び(EcoRI)はライゲーション
によって消失したサイトである。 第4図はプラスミドpH3G741の制限酵素地図であ
る。 第5図はpαAP213の制限酵素地図である。 図中(NcoI)はライゲーションによって消失したサ
イトである。 第6図はpαA P 213およびpαA P 21B
の溶菌液のウェスターンブロッティングのパターンを示
す図である。 第7図はpαAP213.I)αA P 214および
pαAP215の菌体懸濁液および溶菌液のウェスター
ンブロッティングのパターンを示す図である。 特許出願人  へキストジャバン株式会社u   (J
   u−E−4o   <E−4(J山CJC:) 
  (、)<   <−(Jo4aa   Q−輻  
     >       43        Φ 
      Φコ       句       &+
       Φ       Φ−−J:i、eニー 0    く    ←    山    −一   
  Φ    −−Φ 4J     −I     C100!     −
の    −    〉〉− 飄    −−コ     − 一     燭     &+aJ     ぶa><
     −h コ    −     =     Q     c:
=s      m      o      o  
    =+−−1−     1−+      4
JOく    出    山    − 第3図 第6図   第7図 手続補正書 平成元年3月 3 日 特許庁長官  吉 1)文 毅  殿 1、事件の表示 昭和63年特許願第15762号 2、発明の名称 ヒトα2−プラスミンインヒビターまたはそれと類似の
蛋白質から誘導される新規蛋白質3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都港区赤坂8丁目lO番16号名称 へキス
トジャパン株式会社 4、代理人 7、補正の内容 l)第15頁第6行の「第2表」を「第1図」と補正し
ます。 2)同頁第8行の「アミノ末端を含む」を「a2−PI
のアミノ末端をコードする部分を含む」と補正します。 3)同頁第1O行のrT4DNA」をrHindmサイ
トとT4DNAJと補正します。 4)同頁第11〜12行の「とHindllIサイトと
」を削除します。 5)第17頁第3〜7行の「このプラスミドの・・・・
・次に、」を削除します。 6)第18頁第1行の「を除<142以下」を「をコー
ドする部分を除く142以下」と補正します。 7)同頁第6〜9行のrpaAP8のαz−p+の・・
・・・完成させる。」を次のとおりに補正します。 r p a AP8から得られる236のPstlすr
 ) トロ76(7)EcoRlサイトの間のフラグメ
ントを挿入する。 次にこのプラスミドのEcoRIサイトと平滑化したH
indmサイトの間にp a AP8から得られたα2
−PIの676の位置のEcoRIサイトから3′下流
域にあるXba Iサイトを平滑化した所までを挿入す
る。この結果、Xba Iサイトは再生し、paAP2
13(第5図)の構築が完成する。」8)第19頁第1
2行のrDNAポリメラーゼ」をrT4DNAライゲー
ス」と補正します。 9)第23頁第1行の「断片Aと」を「断片Aの全部と
」と補正します。 10)同頁第2行の「断片2の後半」を「断片Bの後半
」と補正します。 11)  第24頁第13行の「断片に分ける」を「断
片に分けて」と補正します。 12)  第27頁第7行の「2.5時間後、」を削除
します。 13)  第30頁第11行および第17〜18行の「
トランスフォーマット」ヲ「トランス7オーマント」ト
補正します。 以上

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒト血漿中のα_2−プラスミンインヒビターも
    しくはそれと類似の蛋白質のプラスミンによって切断さ
    れるリアクティブサイトとその周辺領域が(a)欠如し
    ているか又は(b)アンチトロンビン活性を有するセリ
    ンプロテア−ゼインヒビターのトロンビンによって切断
    されるリアクティブサイトとその周辺領域で置換されて
    いること、アミノ末端がAsn.Gln.Glu.Gl
    n.Val.Ser.Pro.Leu.Thr.Leu
    .であること、及びカルボキシ末端が【遺伝子配列があ
    ります】であることを特徴とする蛋白質。
  2. (2)第1図に記載されたアミノ酸配列を有するヒトα
    _2−プラスミンインヒビターの348−405のアミ
    ノ酸残基が欠如している請求項1記載の蛋白質。
  3. (3)第1図に記載されたアミノ酸配列を有するヒトα
    _2−プラスミンインヒビターの348−391のアミ
    ノ酸残基がアンチトロンビンIIIの376−423のア
    ミノ酸残基で置換されている請求項1記載の蛋白質。
  4. (4)第1図に示されたアミノ酸配列を有するヒトα_
    2−プラスミンインヒビターの357−372のアミノ
    酸残基がアンチトロンビンIIIの385−404のアミ
    ノ酸残基で置換されている請求項1記載の蛋白質。
  5. (5)請求項1記載の蛋白質をコードするDNA。
  6. (6)請求項5記載のDNAを含むプラスミド。
  7. (7)請求項6記載のプラスミドで形質転換された原核
    または真核細胞。
  8. (8)請求項6記載の原核または真核細胞を培養する請
    求項1記載の蛋白質の製造方法。
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