JPH03139649A - 顕色紙及びそれを記録媒体とする画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、感光感圧記録媒体を用いた画像形成装置にお
いて、感光感圧紙の温湿度及びロット等による感度補正
の方法に関するものである。

［従来技術］ 従来、感光感圧紙を用いた画像形成装置において、温湿
度及びロット間のばらつき等により出力画像が影響を受
は適切な色等が出なくなることを防ぐ為ロール状の感光
シート側に、温湿度及びロットばらつきとよるデータを
バーコード等の読み取り手段を用い補正を行っていた。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、感光感圧記録媒体を用いた画像形成装置
は、ロール状の感光シートだけでは発色せず、顕色紙と
一緒に圧力現像することにより発色している。

その為従来のようにロール状の感光シートのみの温湿度
及びロットのばらつきとよるデータによって補正するだ
けでは顕色紙側のばらつき等の補正は出来ず、完全な補
正方法ではなかった。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、顕色紙側にも温湿度及びロット間のばらつき
等のデータを備えさらに装置側にはそのデータを読み取
る読み取り装置、そしてそのデータに基づき補正する機
構を有した画像形成装置を提供する。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために本発明の画像形成装置はロー
ル状の感光シート側だけでなく、顕色紙にも補正データ
を記録し、それを読み取るセンサーと、顕色紙の補正デ
ータにより、色フィルタ、光量または圧力現像装置の加
圧条件を制御する制御部を備えている。

［作用］ 上記の構成を有する本発明ロール状の感光シート及び顕
色紙の両者の補正データを準備し、それを読み取り、更
にその両者の補正データにより、色フィルタ・光量・露
光面温度等を制御することにより、より完全な補正を行
った出力画像が得られる。

［実施例］ 以下、本発明をより具体的に説明するために実施例を挙
げて説明する。

第１図は、フルカラーの複写を可能とした感光感圧複写
機の概略断面図である。なお、この様な複写を可能とす
る感光紙（マイクロカプセル紙と顕色紙とからなる）は
特開昭５８−８８７３９号公報などで提案されており、
ここでは詳述しない。

感光感圧複写機４０は、図示するように天板部分が左右
方向に移動可能な原稿台ガラス２及び原稿台カバー１よ
り構成され、その原稿台ガラス２の上には所望の原稿が
伏せた状態で置くことができる。複写機４０の右方上部
には、前記原稿台ガラス２の移動方向と直行する方向に
延びるハロゲンランプ３及びそれを囲むように配置され
た半筒状の反射鏡４からなる光源が固着され、原稿台ガ
ラス２に向けてのライン状に光照射する。

従ってハロゲンランプ３から放された光は、原稿台ガラ
ス２が左右方向に移動することにより、その原稿台ガラ
ス２の左端部から右端部に至るまで全面を順次照射する
ことができる。光源から照射された光は、透明な原稿台
ガラス２を透過してこの上に置かれた原稿により反射さ
れるが、この照射光が原稿以外の部分から漏れないよう
に原稿台ガラス２の上面を覆う原稿台カバー１が備えら
れている。

また、ハロゲンランプ３から発せられる光を高効率で原
稿照射に利用するため、光源の左方にはリフレクタ５が
配置され、直接原稿に向かわない光を反射して再び原稿
の照射に用いている。

ハロゲンランプの右方には外部から空気を入れるファン
６及びルーバ７が供えられている。これにより空気が原
稿台ガラス２に効率よく当てられる。ハロゲンランプ３
から照射され、原稿台ガラス２上に位置する原稿から反
射された光はフィルタ８を通過してレンズ９に入る。フ
ィルタ８はマイクロカプセル紙３７の感度特性に応じて
光の透過特性を変更し、複写画像の色調を調整するため
のちのである。レンズ９はレンズ取付板１０に取付られ
、光路に対し微小角調整が可能である。

レンズ９により集光された光は２個の反射ミラー１１に
より１８０°方向転換され、露光台１９下方に密接する
マイクロカプセル紙３７の上で結像される。２個分の反
射ミラー１１はミラー取付板１２に固着され、光路長の
調整、ピントの調整はミラー取付板１２の取付位置の微
調整により行われる。

一方長尺状のマイクロカプセル紙３７はカートリッジ軸
１４に巻かれた状態で原稿台ガラス２の下方に配置され
た取り外し可能なカートリッジ１３ビ収容されており、
その一端部は、多数のローラと圧力現像装置２０を経て
巻取り軸２５に至っている。

すなわち、カートリッジ１３の下方から出たマイクロカ
プセル紙３７は、送りローラー１５タイコローラー１７
に導かれて露光台１９の下方を通ったあと、圧力現像装
置２０に供給される。その後、圧力現像装置２０を通過
したマイクロカプセル紙３７は、剥離ローラー２３及び
蛇行調整ローラー２４に導かれた後、巻取り軸２５上に
巻き取られる。カートリッジ１３を出た後の未感光なマ
イクロカプセル紙３７は遮光カバー１６により未感光状
態が保持される。

マイクロカプセル紙３７の搬送速度カプセル紙送りロー
ラー２２により一定に制御されており、また原稿台ガラ
ス２の移動速度に一致させであるため、露光台１９を通
過する際のマイクロカプセル紙３７には原稿の所定のラ
インの潜像が順次形成される。

また、圧力現像装置２０の下方にはカット紙タイプの顕
色紙３８を収容する顕色紙カセット３２が設けられてお
り、顕色紙３８は半月ローラー３３により一枚ずつ取り
出されて顕色紙ローラー３４及びレジスト−ゲート３５
により先端部が位置合わせされた後圧力現像装置２０の
用紙搬入口に搬送される。ここで、顕色紙３８の裏面に
はバーコード４４が付けられている。

従って、圧力現像装置２０にはマイクロカプセル紙３７
と顕色紙３８とが密着して一体となった状態で供給され
る。圧力現像装置２０は小径ローラ２１とバックアップ
ローラー３１により構成される。マイクロカプセル紙３
７の潜像が形成されたマイクロカプセル面と顕色紙３８
の顕色剤塗布面とが内側で接触する状態で一体となって
小径ローラ２１とバックアップローラ３１にはさみ込ま
れ圧力が加えられる。この圧力により未感光のマイクロ
カプセルが破壊され顕色紙３８上に画像が形成される。

圧力現像装置から出たマイクロカプセル紙３７と顕色紙
３８とはカプセル紙送りローラ２２で搬送され、剥離ロ
ーラ２３によりマイクロカプセル紙は上方に、顕色紙３
８は直交方向に分離される。

顕色紙３８は熱定着装置により発色を促進されて画像が
形成された後、排紙トレイ２７に画像面を上にして搬出
される。熱定着装置はヒータ３０を内部に有する中空の
ヒートローラ２９と顕色紙送りローラ２８より構成され
ている。

分離されたマイクロカプセル紙は蛇行調整ローラー２４
を経て巻取り軸２５に巻かれる。

以上のように構成された物において、その作用を以下に
説明する。

まず従来のようにカートリッジ状のマイクロカプセル紙
１３がセットされる際、第２図に市めすような制御ブロ
ックにより、そのリーダテープに添付されたバーコード
データに温湿度及びロット間バラツキによる補正データ
が記録され、ローディングされる際バーコードセンサ４
１により読み取られＣＰＵの記憶部４３にメモリーされ
る。更に顕色紙３８はカセット紙の為それぞれ一枚毎に
顕色面ではない裏面に、顕色紙の温湿度及びロット間の
バラツキによる補正データがバーコードデータ４４の形
で記録されている。本画像形成装置ではこの顕色紙がそ
のまま出力紙となる為裏面のバーコードデータ４４は目
視できない赤外光を反射する材料にて記録されている。

スタートボタンが押下され顕色紙カセット３２から顕色
紙３８が半月ローラ３３により給紙される際その途中に
設けられたバーコードセンサー４２によりデータが読み
取られＣＰＵの記憶部４３に記憶されるＣＰＵは原稿を
露光する前にこれらのデータを演算し補正量を決定しフ
ィルタの挿入量、光量、圧力現像装置の加圧条件等を制
御する。（第２図）本実施例ではカット紙である顕色紙
の裏面に一枚毎にデータを書込んだが、本来顕色紙の１
パツケージは同一特性と考えられパッケージにそれらデ
ータを書込みパッケージごとと色紙カセットにセットし
、パッケージより補正データを読み取ってもよい。

［発明の効果］ 以上詳述したことから明らかなように、本発明に寄れば
、カプセル紙及び顕色紙両者の感度データにより補正が
行える為、最も敵した露光条件となり最適な出力画像が
得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図まで本発明を具体化した実施例を示す
もので、第１図は、本装置の断面図、第２図は、制御部
のブロック図、第３図は、バーコ０ −ドを付した顕色紙の平面図である。 図中、３はハロゲンランプ、８はフィルター９はレンズ
、１９は露光台、２０は圧力現像装置、３２は顕色紙カ
セット、３８は顕色紙、４０は複写機、４１はバーコー
ドセンサー（カプセル紙用）、４２はバーコードセンサ
ー（顕色紙用）、４３はメモリー、４４はバーコードで
ある。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、染料前駆体を内包した感光感圧性マイクロカプセル
   の塗布された感光記録媒体に露光により潜像を形成し、
   該感光記録媒体と共に加圧現像して前記染料前駆体と化
   学反応して顕像を形成する顕色剤の塗布された顕色紙に
   おいて、 前記顕色剤のデータをバーコード等により記録したこと
   を特徴とする顕色紙。 ２、染料前駆体を内包した感光感圧性マイクロカプセル
   の塗布された感光記録媒体に潜像を形成する露光手段と
   、該感光記録媒体と顕色剤の塗布された顕色紙とを一体
   として加圧現像する圧力現像装置とを有する画像形成装
   置において、 前記顕色紙に付けられている顕色剤のデータを含むバー
   コード等を読み取る手段と、 前記読み取り手段により読み取ったデータに対応して前
   記露光手段または前記圧力現像装置の条件を変化させる
   制御装置とを有することをを特徴とする画像形成装置。