JPH0313881Y2 - - Google Patents

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JPH0313881Y2
JPH0313881Y2 JP142384U JP142384U JPH0313881Y2 JP H0313881 Y2 JPH0313881 Y2 JP H0313881Y2 JP 142384 U JP142384 U JP 142384U JP 142384 U JP142384 U JP 142384U JP H0313881 Y2 JPH0313881 Y2 JP H0313881Y2
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JP
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idler
lever
reel stand
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idler lever
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JP142384U
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JPS60116628U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はVTR等の磁気記録再生装置に用いて
好適なリール台駆動機構に関する。
(ロ) 従来技術 磁気記録再生装置におけるリール台の駆動機構
の一つとして実公昭48−31290号公報記載の如く
アイドラの首振りによるものがある。
この機構をVTRに用いた一例を第1図に示す。
1はカセツト、3は該カセツトから引出されたテ
ープ2が所定角度巻付けられるガイドシリンダで
ある。4,5は供給及び巻取リール台、6は該両
リール台に転接するアイドラ、7は該アイドラを
支持するアイドラレバーで、前記アイドラに圧接
している駆動プーリ8を中心に首振り可能となつ
ている。尚、前記アイドラとアイドラレバー間に
はフエルト或いはプラスチツクマグネツト等を用
いた摩擦部材(図示省略)が配されている。
一方、近年、VTRの多様化が進み、従来の据
置型VTRの如くメカニズムシヤーシの部品載置
面を水平に配している横置型以外にもポータブル
型VTR或いは縦型VTRの如くメカニズムシヤー
シの部品載置面を垂直に配している縦置型のもの
も開発されている。
この縦置型のVTRに第1図の機構を用いた場
合、通常、カセツト1のテープ引出し側を下向き
にした状態で装着される様に配される。
ここで、第2図に示す如く、アイドラ6及びア
イドラレバー7の夫々の重心をP1,P2、このP1
P2に働く重力をF1,F2、アイドラレバー7の回
動中心OとP1,P2を結んだ線分の長さをl1,l2
前記線分と垂線(Y−Y′)との為す角度をθと
すると、アイドラ6及びアイドラレバー7の回転
モーメント、M1,M2は M1=F1l1Sinθ M2=F2l2sinθ となる。
通常、アイドラレバー7上に単にアイドラ6を
載置した場合、アイドラ載置側の重量が大きくな
る傾向があり、M1>M2となつてしまう。すなわ
ち、アイドラ6を含めたアイドラレバー7の重心
Pが、X−X′軸より下方のOP1線上に位置し、時
計方向の回転モーメントが発生するため、アイド
ラ6の供給リール台4への圧着力を減ずるように
作用してしまう。前記圧着力は、前記アイドラレ
バーとアイドラ間に配された摩擦部材の摩擦力に
より得ているため、前記圧着力の減少を防止する
ためには、摩擦部材の摩擦力を増加する必要があ
り摩擦力を増加させると、逆に駆動モータの負荷
が増大するため消費電力及びモータの小型化の点
で不利である。
(ハ) 考案の目的 本考案は縦置型VTRにおいて、リール台への
アイドラ圧着時、アイドラ及びアイドラレバー
に、アイドラ圧着方向への回転モーメントを積極
的に発生せしめてアイドラ圧着力を増大すること
によりリールモータの小型化及び消費電力の節減
を計り、VTRの小型化を実現するものである。
(ニ) 考案の構成 アイドラの首振りによるリール台駆動機構を備
え、且つ該リール台駆動機構を配したシヤーシを
垂直に配してなる磁気記録再生装置において、前
記アイドラを含んだアイドラレバーの重心を、該
アイドラレバーの回動中心と前記アイドラの中心
とを結んだ線上で且つ前記アイドラレバーの回動
中心よりも上方に位置せしめるべく、前記アイド
ラレバーに重量調整部を配したことを特徴とする
リール台駆動機構である。
(ホ) 実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例を説明す
る。
第3図は本実施例機構の説明図であり、本実施
例におけるメカニズムシヤーシの配置は第2図と
同様でありカセツトのテープ引出し側が下向きに
されている。そして、アイドラレバー7の端部に
は重量調整部7a,7aが設けられて、樹脂製ア
イドラレバー7の比重より大きい金属例えばしん
ちゆう等の重り9,9が嵌め込まれている。
よつて、このアイドラレバー7及びアイドラ6
の回転モーメントM1(=F1l1sinθ)、M2(=
F2l2sinθ)、はM1<M2となり、アイドラ6を含め
たアイドラレバー7全体の重心PはX−X′軸よ
り上方のOP線(但し、Oはアイドラレバー7全
体の回動中心)上に位置するため反時計方向の回
転モーメントが発生し、アイドラ6の供給リール
台4への圧着力は増大する。
また、第4図は本考案の他の実施例を示し、カ
セツトのテープ引出し側を上向きにして装着され
る縦置型VTRに本考案を採用したものである。
本実施例においては、アイドラ6と供給リール
台4との関係は第3図のものと上下が逆になつて
いる。
そしてアイドラレバー端部の重量調整部7a,
7aには重りは嵌め込まれておらず、従つてアイ
ドラ6及びアイドラレバー7の回転モーメント
M1M2はM1>M2となり全体の重心PはX−X′軸
より上方のOP線上に位置するため反時計方向の
回転モーメントが発生し、アイドラ6の供給リー
ル台4への圧着力は増大する。
(ヘ) 考案の効果 上述の如く本考案は、アイドラレバーに重量調
整部を設けて、アイドラのリール台への圧着時、
アイドラ及びアイドラレバーの回転モーメントを
アイドラの圧着力が増大するように作用せしめる
べく重量を調整するため、リールモータに小型の
ものを用いても充分な圧着力を得ることができ、
消費電力の削減及び装置の小型化が実現できる。
また、同一のメカニズムシヤーシを用いてカセ
ツト装着方向が上下逆な2つの機種に対しても重
量調整部の調整だけで、上述の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はVTRのリール台駆動機構の一例を示
す図、第2図は縦置型VTRにおけるアイドラ圧
着状態の説明図、第3図は本考案の一実施例にお
けるアイドラ圧着状態の説明図、第4図は本考案
の他の実施例におけるアイドラ圧着状態の説明図
である。 主な図番の説明、4,5……供給及び巻取リー
ル台、6……アイドラ、7……アイドラレバー、
8……駆動プーリ、7a,7a……重量調整部、
9,9……重り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 供給及び巻取リール台に選択的に係合するアイ
    ドラと、該アイドラを支持するアイドラレバー
    と、該アイドラレバーと前記アイドラとの間に配
    される摩擦部材と、前記アイドラを駆動する駆動
    部材とから成るリール台駆動機構を備え、且つ該
    リール台駆動機構を配したシヤーシを垂直に載置
    してなる磁気記録再生装置において、前記アイド
    ラレバーにその回動中心に対して前記アイドラと
    は反対側の位置に重量調整部を配したことを特徴
    とするリール台駆動機構。
JP142384U 1984-01-09 1984-01-09 リ−ル台駆動機構 Granted JPS60116628U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP142384U JPS60116628U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 リ−ル台駆動機構
US06/688,942 US4663681A (en) 1984-01-09 1985-01-04 Reel base driving mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP142384U JPS60116628U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 リ−ル台駆動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60116628U JPS60116628U (ja) 1985-08-07
JPH0313881Y2 true JPH0313881Y2 (ja) 1991-03-28

Family

ID=30474156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP142384U Granted JPS60116628U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 リ−ル台駆動機構

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JP (1) JPS60116628U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60116628U (ja) 1985-08-07

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