JPH0313821Y2 - - Google Patents

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JPH0313821Y2
JPH0313821Y2 JP1982195908U JP19590882U JPH0313821Y2 JP H0313821 Y2 JPH0313821 Y2 JP H0313821Y2 JP 1982195908 U JP1982195908 U JP 1982195908U JP 19590882 U JP19590882 U JP 19590882U JP H0313821 Y2 JPH0313821 Y2 JP H0313821Y2
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JP1982195908U
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
    • B65H2404/10Rollers
    • B65H2404/13Details of longitudinal profile
    • B65H2404/131Details of longitudinal profile shape
    • B65H2404/1316Details of longitudinal profile shape stepped or grooved
    • B65H2404/13162Helicoidal grooves

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は異常紙葉検出装置に関し、特に、紙幣
等の紙葉に付着した異物(例え飯粒等の糊状粘着
物)等を除去するための異物排除装置を兼ね備え
た新規な改良に関するものである。
b 従来の技術 従来、紙葉類計数機において用いられていた異
常紙葉検出装置としては、例えば、実公昭60−
5422号公報(実開昭52−64591号公報)にて示さ
れる構成を挙げることができる。
前述の引用公報において示される構成は、図面
には示していないが、搬送ローラの途中位置に、
検知ローラを備えた検知レバーを配設し、この検
知ローラが送られてくる紙葉の一面に当接してお
り、紙葉に付着した異物(例えば、粘着テープ)
がこの検知ローラに当接すると、この異物の厚さ
分だけ検知レバーが変位する。
この変位状態が検出器によつて検知され、この
検知出力信号を電気的に処理することにより、接
着テープによつて継ぎ合わせた変造紙幣であるか
否か等を識別するようにした構成である。
c 考案が解決しようとする問題点 従来の異常紙葉検出装置は、以上のように、単
に異常紙葉の検出のみを目的として構成されてお
り、紙幣に付着した粘着性の異物に対する排除装
置は備えていない。そして、この場合には各ロー
ラの表面が全て平滑状態であるため、紙幣に付着
した粘着性の異物(例えば粘着テープ以外に飯粒
等の糊状粘着物等)がローラの表面に付着する
と、この異物等の厚さによつても各検知ローラと
の間の間隔が変化し、前記変造紙幣以外に通常の
使用目的における損券(例えば接着テープ等によ
つて破損個所を補修した損傷券)を検出した時と
同様に作動してしまうため、流通券であるにも拘
わらず誤動作の原因となり、以後、送り込まれる
紙葉の紙葉処理上において重大な問題となつてい
た。
本考案は、以上の問題点を解決するためになさ
れたもので、特に、異常紙葉検出装置に共用して
位置固定ローラおよびチエツクローラの双方の外
周部に形成した螺旋状溝により、スクレーパで除
去された紙葉の異物等をこの螺旋状溝内に収容す
るように構成した異物排除手段を備えた異常紙葉
検出装置を提供することを目的とするものであ
る。
d 問題点を解決するための手段 本考案は、紙葉の搬送路途上に位置固定ローラ
とチエツクローラ9とを対向配置し、前記位置固
定ローラ1とチエツクローラ9との間に紙葉18
を移送し、紙葉付着物による前記チエツクローラ
の変位に基づいて異常紙葉を検出するようにした
異常紙葉検出装置において、 前記位置固定ローラ1及びチエツクローラ9の
外周面に各々形成された螺旋状溝2,11と前記
位置固定ローラ1の外周に接合して設けられたス
クレーパ6とからなる異物排除手段と、前記チエ
ツクローラ9を変位自在に支持するレバー8の作
動を検出する紙厚検知器16とを備え、前記紙葉
18に付着した異物は、前記位置固定ローラ1に
転着した後、前記スクレーパ6により掻き落さ
れ、前記チエツクローラ9の螺旋溝11内に入り
込むようにした構成である。
e 作用 本考案による異常紙葉検出装置においては、紙
葉に異物が付着していない場合には、紙葉の厚さ
に変化がないため、レバーは作動せず正常紙葉と
して計数機の方へ送られる。
又、紙葉に飯粒等の粘着性の異物が付着してい
る場合には、この異物によつて紙葉の厚さに変化
があるため、レバーが回動し異常紙葉として紙厚
検知器によつて検知されるが、この異物は、位置
固定ローラの表面に転着し、さらに、スクレーパ
で除去された後、螺旋溝内に入り込むことによつ
て、各ローラの表面には異物が付着しない状態と
なり、その後に送り込まれる紙葉については、各
ローラの表面に付着した異物による誤検出動作は
避けることができる。
従つて、紙葉に異物が付着している場合には、
その紙葉の後に続く紙葉の検出については、ロー
ラへの異物の付着が避けられるため、常に正確な
紙葉検出を達成することができる。
f 実施例 以下、図面と共に本考案による異常紙葉検出装
置の好適な実施例について詳細に説明する。
図面において符号1で示されるものは、その外
周部に螺旋状溝2を有する位置固定ローラであ
り、この位置固定ローラ1の両端の軸部3は装置
本体4に固定して配設された一対のベアリング5
に回転自在に保持されている。装置本体4には板
状をなすスクレーパ6の下端が前記位置固定ロー
ラ1の外周部に接触するように配設されており、
前記螺旋状溝2は前記位置固定ローラ1の外周部
の一端から他端へ連続して形成されている。
さらに、前記装置本体4には、互いに離間した
位置において一対の支点ピン7が配設され、各支
点ピン7は全体がほぼくの字形をなすレバー8を
支持している。各レバー8の一端には位置固定ロ
ーラ1とほぼ同一の形状をなすチエツクローラ9
が軸部10において回転自在に支持されており、
このチエツクローラ9の外周部にも螺旋状溝11
がその一端から他端にかけて連続して形成されて
いると共に、前記チエツクローラ9は前記位置固
定ローラ1に対して外周部間に所定の間隔Aが保
持されるように配設されている。
尚、前記各ローラ1及び9に形成された前記各
螺旋状溝2及び11と前記スクレーパ6とによ
り、紙葉18の面に付着したテープ片及び飯粒等
の異物を排除するための異物排除手段を構成して
いる。
各レバー8の他端に形成された保持ピン12に
はスプリング13の一端が接続され、このスプリ
ング13の他端が装置本体4に固定されているこ
とにより、各レバー8は常に矢印Bの方向に付勢
されている。各レバー8の下端面8aは装置本体
4に装着された調整ボルト14の一端と衝合され
ており、前記間隔Aはこの調整ボルト14の突出
量により定められるように構成されている。
又、前記レバー8の他端部に形成された延長部
15には、装置本体4に設けられたマイクロスイ
ツチからなる紙厚検出器16の作動子17が接触
しており、レバー8の揺動により作動子17が作
動可能に配置されている。
以上のような構成において、本考案による異常
紙葉検出装置を作動させる場合について述べる
と、第1図の状態において、調整ボルト14を回
転させて、位置固定ローラ1とチエツクローラ9
との間隔Aを所要の紙葉(例えば紙幣)の厚さに
設定した後、紙葉18を位置固定ローラ1及びチ
エツクローラ9間に通過させると、紙葉18に異
物が付着してなければ、レバー8が作動しないた
め紙厚検出器16で検出されず、正常紙葉として
計数機(図示せず)の方に搬送される。
しかし、紙葉18に例えば樹脂テープのような
異物19が付着していた場合、紙葉18の見掛け
の厚さは、位置固定ローラ1とチエツクローラ9
との間の間隔Aよりも厚くなるため、レバー8が
矢印Cの方に押し下げられてレバー8の延長部1
5が矢印Dの方向に押し上げられるため、紙厚検
出器16が作動して損傷紙葉であることを検出す
ることができる。
又、前述のような紙葉18に糊及び飯粒等の糊
状粘着物による異物が付着していた場合、損傷紙
葉であることが検出されると共に、この異物は位
置固定ローラ1の外周に転着され、さらに該位置
固定ローラ1の回転に伴いスクレーパ6で掻き落
されて、いずれかのローラ1,9に形成された螺
旋状溝2,11内に入り込み、異物19は各ロー
ラ1及び9の表面には残存しない。従つて、この
後に送られる紙葉18が正常な場合には、作動レ
バー8は揺動することなく、正常な紙葉送りを達
成することができる。
尚、本実施例においては、位置固定ローラとチ
エツクローラに各々螺旋状溝を形成させる場合に
ついて述べたが、いずれか一方に螺旋状溝を形成
してもよい。又、螺旋状溝は各ローラの一端から
他端に一定の方向に連続して形成した場合につい
て述べたが、例えば、ローラの中央から両端に向
けて各々逆ねじの関係で形成した場合には、紙質
により発生する斜行現象を防止すると共に、紙葉
を中央から両端に向けて伸張することができる。
しかも、ねじ作用により螺旋状溝に入つた異物を
迅速に外部に排除する作用を達成することができ
る。
g 考案の効果 本考案は以上のように、異常紙葉検出装置に共
用して異物排除手段を備えているため、紙葉に付
着した異物(例えば、飯粒等の糊状粘着物)等を
位置固定ローラに転着して、スクレーパと螺旋状
溝により極めてスムーズに除去することができる
ため、異物除去後に送られてくる紙葉の正常及び
損傷紙葉の区別を正確に達成することができる。
又、ローラに付着した異物がスクレーパによつて
確実に除去されるため、位置固定ローラとチエツ
クローラとの間隔を常に一定に保つことができ、
紙葉処理機の信頼性を大幅に向上させることがで
きる。
さらに、本実施例では、スクレーパを位置固定
ローラに関してのみ設けた場合を説明したが、チ
エツクローラに対してもスクレーパを設けた場合
には尚一層効果的である。
又、各ローラに形成された溝が螺旋状の溝構造
であるため、位置固定ローラ側においては溝とス
クレーパの接触位置が常に変化して、スクレーパ
の摩耗が均一化され、、装置の耐久性にも顕著な
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による異常紙葉検出装置を示すも
ので、第1図は全体構成を示す側面図、第2図は
第1図の要部における一部断面を含む正面図であ
る。 1は位置固定ローラ、2は螺旋状溝、3は軸
部、4は装置本体、5はベアリング、6はスクレ
ーパ、7は支点ピン、8はレバー、9はチエツク
ローラ、10は軸部、11は螺旋状溝、12は保
持ピン、13はスプリング、14は調整ボルト、
15は延長部、16は紙厚検出器、17は作動
子、18は紙葉である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 紙葉18の搬送路途上に位置固定ローラ1と
    チエツクローラ9とを対向配置し、前記位置固
    定ローラ1とチエツクローラ9との間に紙葉1
    8を移送し、紙葉付着物による前記チエツクロ
    ーラ9の変位に基づいて異常紙葉を検出するよ
    うにした異常紙葉検出装置において、 前記位置固定ローラ1及びチエツクローラ9
    の外周面に各々形成された螺旋状溝2,11と
    前記位置固定ローラ1の外周に接合して設けら
    れたスクレーパ6とからなる異物排除手段と、
    前記チエツクローラ9を変位自在に支持するレ
    バー8の作動を検出する紙厚検知器16とを備
    え、前記紙葉18に付着した異物は、前記位置
    固定ローラ1に転着した後、前記スクレーパ6
    により掻き落され、前記チエツクローラ9の螺
    旋溝11内に入り込むようにしたことを特徴と
    する異常紙葉検出装置。 (2) 前記螺旋状溝2,11は、前記各ローラ1,
    9の一端から他端まで連続して形成されている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の異常紙葉検出装置。 (3) 前記螺旋状溝2,11は、前記各ローラ1,
    9の中央部からその両端部に向けて互いに逆ね
    じの関係で螺旋状に形成されているようにした
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項又は第2項記載の異常紙葉検出装置。
JP1982195908U 1982-12-28 1982-12-28 紙葉処理機用異物排除装置 Granted JPS59104271U (ja)

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JPS59104271U JPS59104271U (ja) 1984-07-13
JPH0313821Y2 true JPH0313821Y2 (ja) 1991-03-28

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0679944B2 (ja) * 1987-11-12 1994-10-12 ローレルバンクマシン株式会社 紙幣入金機の異物処理装置
JP5206449B2 (ja) * 2009-01-30 2013-06-12 沖電気工業株式会社 紙葉状媒体の厚み検知装置

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JPS5637002B2 (ja) * 1975-12-30 1981-08-28

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