JPH03137677A - 移動体用ナビゲーション装置 - Google Patents

移動体用ナビゲーション装置

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Publication number
JPH03137677A
JPH03137677A JP27751889A JP27751889A JPH03137677A JP H03137677 A JPH03137677 A JP H03137677A JP 27751889 A JP27751889 A JP 27751889A JP 27751889 A JP27751889 A JP 27751889A JP H03137677 A JPH03137677 A JP H03137677A
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JP
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Application number
JP27751889A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Goto
博文 後藤
Fumiko Yano
文子 矢野
Yoshinori Sakuragi
桜木 祥道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車等の移動体に装備されるナビゲーシ
ョン装置に係り、特に、ブラウン管等の表示器に地図お
よび自動車の現在位置、走行軌跡等を表示して、運転者
に走行情報を提供する移動体用ナビゲーション装置に関
する。
〔従来の技術〕
自動車等の移動体に装備されるナビゲーション装置は、
一般に全国地図や複数に分割された地域地図等を地図情
報として地図記憶手段に記憶しておき、操作者の要求に
応じて上記地図情報を読出して、ブラウン管等の表示器
に表示することにより、走行のための地図を提供するよ
うになっている。
また、車両の走行距離を検出する距離センサと、進行方
位を検出する方位センサからの検出信号に基づいて、車
両の現在位置を演算によって求めることにより、表示器
に表示した地図上に車両の現在位置を示す三角マークや
走行軌跡を連続した複数の点で表示し、画面の地図上に
おける自軍位置を視認できるようになされている(例え
ば、特開昭58−53711号公報、特公昭59−39
800号公報、特開昭60−165511号公報参照)
上記従来の装置においては、車両の走行に際し、欧能キ
ーのキー操作を行うと、車両の走行に伴って現在位置を
示す地図が画面上に表示され、走行のために必要な情報
が提供されるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来の装置は、地図情報記憶手段から地
図情報が順次読出されて、画面の地図が更新されてゆく
場合、表示地図の再生及び描画の途中では、第13図(
a)に示す様に、地図に境界(B)が含まれることがあ
る。
この境界(E)は地図の描画完了エリヤ(El)と未描
画エリヤ(E2)とを示すものであるが、画面において
は空白部分が生じて、地図の境界(E)がより目立つた
めに、画面の見映えか悪いものであった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、画面に表示
される地図に境界が含まれるとき、画面全体に地図を視
認しにくくする表示パターンを表示して、表示画面の見
映えをよ(することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る移動体用ナビゲーション装置は、地図を
コード化した地図情報を記憶した地図情報記憶手段、地
図を表示する画面を有した表示器、上記地図情報記憶手
段からの地図情報を基に地図を再生しながら上記表示器
に描画する地図描画制御手段、上記地図表示制御手段に
よる地図の再生及び描画の途中では、この途中に描画さ
れた地図を視認しに(くする表示パターンを上記表示器
の画面全体に重畳して表示する描画中制御手段を備えた
ものである。
〔作用〕
この発明において、表示器の画面に地図を再生して表示
する際は、記憶手段からの地図情報を基に地図が画面に
描画されつつ再生される。そして、この描画の途中にお
いては、表示地図を視認しにくくする表示パターンが画
面全体に重畳して表示される。よって、表示地図が境界
を含むものであると、この地図が視認しにくくなるので
、境界か目立たなくなるものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は移動体用ナビゲーション装置の全体構成図、第
2図は表示器の正面図、第3図は本発明の詳細な説明す
るための概略構成図である。
図において、(1)は制御部であって各種110回路(
2)、(3)、(4)および入出力ボート(5)、(6
)を含み、CPt1 (7)やCRT −C(9)等が
車載バッテリから定電圧回路を介して安定化電源の供給
を受けて作動し、各種の機器を制御するようになってい
る。
(2)は第】の110インタフ工−ス回路であり、車両
の走行を案内するナビゲーション(11)、道路状況を
受信する交通情報(12)、自動車用の無線電話(13
)、室内空調用のエアコン(14)、映像音響源である
テレビ(15)、ラジオ(16)、テープ(17)およ
びCD(18)等の各モードを、ファンクションスイッ
チ(SWI)〜(SW8)を介して選択可能とするもの
である。
このファンクションスイッチ(SWI)〜(SW8)は
、第2図に示すCRT(26)の前面パネル(26b)
に配設されており、押圧操作によって駆動信号をCPU
(7)に与え、各機器を動作させるようになっている。
また、第1の夏10インターフェース回路(2)には、
アンテナを介して人工衛星からの電波を受信し、自動車
の現在位置や移動速度等を確認したり、決定できるGP
S装置(19)と、車両に固定されたフラックスケント
形の地磁気検出器等によって地磁気を車両の進行方向成
分と、その垂直成分とに分解して検出し、これに対応す
る信号を車両の進行方位θとして出力する方位センサ(
20)とが接続されている。
(3)は第2のI10インターフェース回路であり、車
輪の回転を電磁ピックアップやリードスイッチ等によっ
て検出する車速センサを用いて車輪の回転数に比例した
パルス信号を出力する距離センサ(21)が接続されて
いる。なお、上記方位センサ翰および距離センサ(21
)によって車両の現在位置データを得ると共に、走行軌
跡データを求め得る現在位置検出手段が構成されるもの
である。
(4)は第3のI10インターフェース回路であり、テ
レビチューナ(22)、ラジオチューナ(23)、テー
プデツキ(24)およびCDデツキ(25)等の映像・
音響機器が接続されている。このCDデツキ(25)に
は、地図記憶手段であるCD−ROM(25a)が備え
られておリ、上記ナビゲーション(11)の選択時に後
述の各種地図情報および線図データ等が読出されてCR
T(26)に表示可能とされている。なお、上記CD・
ROM(25a)としては、IVIKKBl、ELEC
TROlllIC5,1987年11月26日号(NO
434)に記載された地図情報記憶用のメモリが採用さ
れ、全国地図から地方地図、地域地図、さらには地区地
図等の地図情報がベクトルデータとして記憶されている
。また、本例では、地図をそれぞれ縮尺の異なる広域、
標準および詳細の3種類としており、この地図情報は共
通の領域を含むように記憶されている。なお、上記地区
地図はCRT(26)の画面(26a)の4象限に対応
して4つの領域に分割されており、4地図ブロックを部
分地図として、この部分地図の一部であるl地図ブロッ
クの4倍がCRT(26)の画面(26a)の背景とな
るように、そのデータが地図情報として上記CD・RO
M(25a)に順次格納されている。また、この地区地
図上の地点間を結ぶ線図、例えば道路、川、橋等を示す
線図が線図データに分解されて記憶されると共に、文字
やシンボル等のキャラクタデータ、さらに、サービスシ
ンボルとしてホテルやゴルフ場等のサービスデータも記
憶されている。そして、上記道路、川、橋といった特定
のアイテムについては、各種のカラーで表示するために
カラーパレットを複数の色コードで記憶している。また
、この色コード以外に上記アイテムを他のカラーでも表
示可能とするために多数のカラーパレットを色コードで
記憶した複数のメモリテーブルを有している。さらに、
地図の再生及び描画の途中において画面(26a)の全
体にシャドーをかけるためのドツトデータと、画面(2
6a)にタッチパターンであるアイコンを表示する領域
にもシャドーをかけるためのドツトデータとがそれぞれ
記憶されている。
(7)はCPUであり、上記ファンクションスイッチ(
SWI)〜(SW8)の選択操作に基づいて映像・音響
機器の動作を制御すると共に、上記CD−ROM(25
a)から地図情報等を読出してCRT(26)の画面(
26a)に表示させるための制御信号をCRT −C(
91に与える。
また、IRT(割込回路)(7a)を介して上記距離セ
ンサ(21)からのパルス信号、GPS装置(19)か
らのGPS信号および方位センサ(20)からx、Y成
分のデジタル信号を受けて、演算処理を実行し、走行経
路情報である走行軌跡や現在位置を求め、表示信号を出
力するようになっている。
(8)は−時記憶手段である一時記憶用のRAMであっ
て、第3図の模式図に示すように、上記CPU(7)が
演算処理を行う過程で上記CD−ROM(25a)から
読出されたデータを一時的に蓄積し、かつ保持可能なよ
うに車載バッテリから常時電源がバックアップされてい
る。そして地図情報が読出されるとき、線図データも読
出され、所望の地図が選択されると、その地図上に各種
線図が重ねられるようにデータが取り出される。なお、
このRAM(8)には、上記CD @ROM(25a)
の最初のメモリテーブルに記憶された現在位置の座標(
XO,YO)が画面(26a)の中心となるように格納
され、この現在位置データが読出されると画面(26a
)の中心に現在位置マーク(M)として表示されるよう
になっている。また上記CRT(26)の画面(26a
)に走行軌跡を表示するために、位置データを格納する
メモリテーブルを備えており、本例では上記CD−RO
M(25a)に記憶された縮尺の異なる各地図の地図情
報に対応してエンドレスの複数のメモリテーブルを有し
ている。
(9)は表示制御手段であるCRT−C(CRTコント
ローラ)であり、上記CPU(7)からの表示信号出力
のためのコマンドを受けて走行経路情報を表示用のRA
M(10)に展開すると共に、その展開された地図デー
タやキャラクタデータおよび走行経路情報等をCRT(
26)に表示させるための映像信号および同期信号を出
力するものである。なお、上記CPU(71は、CD−
ROM(25a)に格納された上記4地図ブロックであ
る部分地図情報や広域、標準および詳細地図情報のうち
、指定された一つの縮尺に対応した地図情報と、この地
図情報に匹敵する走行軌跡情報とを上記RAM(8)の
メモリテーブルから読出して、地図上の線図に走行軌跡
を重ね表示するようになっている。
(lO)は表示用のRAMであり、地図番号や縮尺の種
類等の付加情報に加え、上記各種機器を駆動する操作キ
ーを画面(26a)上にタッチスイッチとして表示する
ためのパターンデータが格納されている。このパターン
データとしては、CRT(26)の画面(26a)に三
角形で表示される現在位置マーク(M)(第3図参照)
、走行軌跡を連続した複数の点(ドツト)で表示するた
めの第1モードである軌跡表示パターン、表示された軌
跡を画面(26a)から消去するための第2モードであ
る軌跡非表示パターンが、上記CPU(71に切替信号
を与える切替手段、すなわちタッチスイッチとして記憶
されている。
また、図示は省略しているが、画面(26a)に表示さ
れた地図を任意に移動させる地図移動手段を構成するス
クロールキーパターン、画面(26a )に表示された
上記現在位置マーク(M)の位置を修正する修正用位置
マーク表示手段である修正用位置マーク、移動した地図
を元の位置に戻す地図移動復帰手段である復帰パターン
および上記現在位置マーク(M)が移動したとき、上記
修正用位置マークの位置に移動させる現在位置マーク修
正手段である修正パターン等が記憶されている。さらに
、図示は省略しているが、地図の縮尺を指定する拡大、
縮小パターン等も記憶されている。
(26)は表示器であるCRTであって、上記CRT 
−C(9)からの映像信号と同期信号とによって特定地
区の地図、走行経路および現在位置等をカラー表示する
ものである。また、後述のタッチスイッチ部の各種操作
キーが所定のタッチエリヤに表示されるうえ、上記ファ
ンクションスイッチ(SW5)の押圧操作によりテレビ
チューナ(22)をオンしてテレビ映像の表示も可能と
なっている。
(27)、(29)は出力ボート(6)を介してCPt
J(7)に接続された発光部、(28)、(30)は入
力ボート(5)を介しrzcPtJ(7)に接続された
受光部であり、上記CRT(26)の表面に配設されて
いて、タッチスイッチのタッチパネル部を構成するもの
である。なお、このタッチパネル部は、図示省略してい
るが行方向と列方向とでなるタッチエリヤを多数に分割
しており、このタッチエリヤのうち特定のタッチエリヤ
かタッチ操作されたとき、行方向と列方向との交点を通
過する赤外光がしゃ断されて、各種の指示を与える駆動
信号が出力されるようになっている。具体的には、画面
(26a)をタッチすると画面(26a)の内周部に上
記操作パターンが表示され、さらに、このパターンの何
れかをタッチすると各機器の動作開始や停止の設定、時
間や数値等の設定を行うことができるものである。
次に、上記のように構成された移動体用ナビゲーション
装置の動作について、第4図、第8図ないし第12図に
示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、自動車の運転開始時にキースイッチをオンすると
、車載バッテリからの電源供給を受けて各部の電気系が
作動状態となる。そして制御部(1)のCPU(7)が
パワーオンされると、安定化電源によって作動し、第4
図に示すフローチャートのステップSllにおいて初期
化か行われ、同図のメインルーチンに示す演算処理が数
10m5ec程度の周期で繰り返される。次に、ステッ
プS12でファンクションキー処理が行われ、続いて、
ステップ313によりタッチスイッチの入力処理が行わ
れる。この際、ステップSI4において、例えば操作者
がラジオ(16)やエアコン(14)等のファンクショ
ンスイッチ(SW6 )、 (SW4 )を押圧操作す
ると、ステップS15に進み、CRT(26)の画面(
26a)には、第5図に示すようなラジオモードのパタ
ーンまたは第6図に示すエアコンモードのパターンが表
示される。そして、各々のモードの表示画面に設けられ
たスイッチパターンのエリヤをタッチすると、選択した
機器を所望の設定通りに動作させることができる。なお
、このような動作中においてもステップ316に進み、
CPU (71が現在位置演算処理等を実行する。
まず 、第8図のフローチャートに示すように、前記距
離センサ(21)からパルス信号が出力されると、ステ
ップS21において、所定の時間間隔で現在位置の割込
演算が行われる。このとき、上記演算結果に基づいてパ
ターンデータが読出され、車両の現在位置を示すマーク
(M)が画面(26a)上に表示され、かつ経時的に更
新表示される。また、ステップS22においては、この
演算により求められた現在位置データや走行軌跡データ
が一時記憶用のRAM(8)に順次格納される。これに
より、自動車が走行を開始した場合は、現在位置までの
走行距離や走行軌跡等の走行経路情報を得ることができ
る。
まず、自動車を走行させると、第9図のフローチャート
に示されるように、距離センサ(21)からパルス信号
が出力され、上記IRT(7a)を介してCPU(7)
に与えられる。そして、このCPU(71によりパルス
数Nが加算されて、現在までの走行距離が求められる(
ステップ531)。
次に、自動車の走行に伴って、第1θ図のフローチャー
トに示す、割込処理ルーチンが開始される。
まず、ステップS41において、一定の時間、例えば1
秒間隔て車速センサからのパルス数Nを読む。
つぎに、ステップS42ではこのときのパルス数Nと、
単位走行距離d、例えば39.25cmとが乗算される
ことにより、一定時間ごとの走行距離りが求められる。
そして、ステップ343において方位センサ(20)か
らの方位θを読む。
続いて、ステップS44でこの方位θと上記走行距離θ
とから車両の2次元座標上の位置を次式によって求める
この後、ステップS45で上記演算された座標(△X、
△y)と出発点の座標(xo 、 yo)とから、車両
の現在位置(x、 y)を次式によって求める。
これにより、刻々変化する現在位置までの走行距離りが
得られると共に、一定時間ごとに緯経度が確定されてゆ
き、現在位置(x、y)を知ることできる。なお、この
データは一時記憶用のRAM(8)に送られて順次記憶
されるが、このRAM(8)においては、現在位置(x
、 y)のデータが書き込まれる一方、古いデータは次
々と消去されてゆ(、いわゆるエンドレス方式となって
いる。また、自動車の走行を停止し、キースイッチをオ
フとしても、現在位置(x、 y)および走行距離りの
データを保持してお(ことができるようになっている。
なお、ステップ346においては、パルス数Nのカウン
トがクリヤされる。続いて、ステップS47に進むと、
上記GPS装置(19)からGPS信号を受けて、GP
S処理を行う演算処理が実行される。これにより、一定
時間、例えば1秒毎に緯経度の絶対値が定まるので、走
行経路情報の修正を行うことができる。
ところで、自動車を出発させるに際しては、ナビゲーシ
ョン(11)を作動させて出発地点を所定の地理上の座
標、例えば自宅を詳細地図である地区地図上に設定する
操作を行う。
今、ナビゲーション(11)のファンクションスイッチ
(SWI)が押圧操作されると、CRT(26)の画面
(26a)には、第7図に示すように、メニューが表示
されて地図選択と現在位置とのタッチエリヤである設定
パターンが表示される。
これにより、第11図のフローチャートに示す地図表示
モードが開始され、ステップS51において画面(26
a)にメニューが表示された時、地図選択の設定パター
ンがタッチされると、ステップS52で地図選択か、現
在位置かの判断がなされる。なお、現在位置のパターン
がタッチされると、ステップ353に進み、後述の現在
位置設定処理が実行される。一方、地図選択が設定され
たときは、地図情報を記憶しているCD−ROM (2
5a)から日本地図の地図情報が読出されて、第12図
(a)に示すように、CRT(26)の画面(26a)
には、日本地図が表示される(ステップ554)。つぎ
に、この日本地図の中から地方の一部、例えば近畿のパ
ターンを押すすと、ステップS55で地方地図の選択処
理がなされ、画面(26a)が切換えられる。これによ
り、ステップS56に進み、第12図(b)の如く近畿
地方の地図が表示される。続いて、ステップS57でこ
の地方地図の一部、例えば兵庫県を選びそのパターンを
押すとステップ358に進み、第12図(C)に示され
るように、兵庫県を中央とした地域地図が画面(26a
)に表示される。さらに、この地域地図の中から所望の
地区を選んで画面(26a)のエリヤをタッチすると、
ステップS59に進み、地区地図の選択処理が行われる
。このとき、座標設定手段であるステップS60におい
てCPU(7)からCRT −Cf9)に対し指令信号
が出力され、地理上の所定の位置である自宅の座標がC
RT(26)の画面(26a)の中心に設定されるよう
に指示する。
これにより、データ格納手段であるステップSolにお
いてCD・ROM(18)から上記座標を含む地図ブロ
ックの地図情報と、この地図ブロックに隣接する地図ブ
ロックの地図情報とが読出され、−時記憶用のRAM(
8)に格納される。これに伴って、地図描画制御手段で
あるステップS62に進み、上記地図情報がCRT(2
6)に送られて画面(26a)には自宅の座標が中心と
された地図ブロックと、これに隣接する地図ブロックと
の計4枚の地図が描画される。
ステップ363は第1描画手段であり、CD @ROM
(25a)から上記座標を含む地図ブロックの地点デー
タおよび線種データを読出し、−時的記憶用のRAM(
8)に格納する。すると、このデータがCRT(26)
に直ちに送られるので、画面(26a)には道路、川、
橋等を示す線図として復元される。
ステップS64は第2描画手段であり、上記CD・RO
M(25a)から上記隣接する地図ブロックの一部の地
点データおよび線種データを読出し、−時記憶用のRA
M(8)に格納する。すると、このデータがCRT(2
6)に直ちに送られるので、画面(26a)には、上記
中央の地図ブロックの線図に連続する線図が復元されて
、第12図(d)に示すように、地区地図上に描画され
、所望の地区地図が表示される。
このような描画は、地図情報および各種データがCD−
ROM(18>から読出されて、−時記憶用のRAM(
8)に記憶されると同時に、CRT(26)に転送され
るので、地図選択の設定操作を行ってから数秒間で画面
(26a)に地図が表示される。これにより、CRT(
26)の画面(26a)の中心に描画された地図の地理
上の中心である自宅および自軍位置が設定される。
この後、自動車を発進させると、CD −ROM(18
)から順次地図情報が読出され、CRT(26)の画面
(26a)に描画される地図が進行方向に応じて自動的
に切替わり、表示地図が更新されるいわゆるスクロール
がなされて、運転者に走行情報が提供される(ステップ
565)。
このとき、ステップ366において、画面(26a)に
描画される地図に境界(E)、つまり描画完了エリヤ(
El)と未描画エリヤ(E2)とが含まれているかが判
断される(第13図参照)。
ここで、境界(E)が含まれていないときは、ステップ
368に進み、表示地図の更新が続行される状態となる
一方、第13図(a)に示すように、境界(E)が含ま
れていると、描画中制御手段であるステップS67にお
いて、上記CD−ROM(25a)からドツトデータが
読出され全画面(ウィンド画面と称する)にドツトパタ
ーンが描画される。
これにより、ウィンドー画面には、ドツトパターンが地
図を視認しにく(するシャドー(S)として表示され、
第13図(b)に示す如(境界(E)を含む地図にシャ
ドーが重畳された状態となって、境界(E)が目立たな
(なる。従って、地図および未描画エリヤである空白部
分が明瞭にならな、いので、画面(26a )の見映え
が向上する。
続いて、車両の走行に伴って、地図情報および線種デー
タが順次読出され、画面(26a)の表示地図で更新さ
れてゆく(ステップ568)。
なお、画面(26a)の表示地図が車両の速度に関連し
て更新されてゆ(ため、次のステップ369においては
画面(26a)にシャドー(S)が表示され続けている
かを判断する。
ここで、画面(26a)に表示された地図に境界(E)
が含まれていない場合は、シャドー(S)の表示もなさ
れていないので、画面(26a)には通常の地図が更新
されつつ表示され続ける。
一方、画面(26a)に表示される地図が更新されるこ
とにより、地図に境界(E)が含まれな(なると、シャ
ドー(S)の表示ありと判断されて、ステップS70に
進み、ウィンドー画面のシャドー(S)の表示が解除さ
れる。
これにより、画面(26a)からシャドー(S)が消去
されるので、表示地図の明瞭度が低下することはないか
ら、運転者は元の状態で画面(26a)を視認すること
ができることになる。
なお、運転を停止し、キースイッチをオフすると共にナ
ビゲーション(11)のパワーをオフすると、このとき
の現在位置が一時記憶用のRAM(8)に記憶される。
次に、再び自動車の走行を開始するに際して、現在位置
を選択する操作について説明する。まず、キースイッチ
をオンにして、第1図に示すナビゲーション(11)の
ファンクションスイッチ(SWI)を押圧操作する。
つぎに、走行に先立って出発地点を現在位置とするため
、CRT(26)の画面(26a)に表示される現在位
置エリヤの設定パターンを押すと、第12図に示すサブ
ルーチンの演算処理が実行される。
このとき、CRT(26)から指令信号が出力されて、
CRT −Cf9)が座標設定手段であるステップS7
1において、地理上の所定の位置となる自車の座標がC
RT(26)の画面(26a)の中心に設定されるよう
に指示する。
これにより、データ格納手段であるステップS72にお
いて上記自車位置の座標を含む地図ブロックの地図情報
と、この地図ブロックに隣接する地図情報とが読出され
、−時記憶用のRAM(8)に格納される。すると、ス
テップS73でこの地図情報がCRT(26)に送られ
て、画面(26a)には自車の座標が中心とされた地図
ブロックと、これに隣接する地図ブロックとからなる地
図が表示される。
また、第1描画手段であるステップS74で一時記憶用
のRAM(8)から上記座標を含む地図ブロックの地点
データおよび線種データを読出し、−時記憶用のRAM
(8)に格納する。このとき、このデータがCRT(2
6)に直ちに送られるので、画面(2ea)には、各種
の線図が復元される。
また、第2描画手段であるステップS75では、上記C
D−ROM(1g)から上記隣接する地図ブロックの一
部の地点データおよび線種データを読出し、−時記憶用
のRAM(8)に格納する。すると、このデータがCR
T(26)に直ちに送られるので、画面(26a)には
上記中央の地図ブロックの線図に連続する線図が復元さ
れて、地区地図上に描画される。このような描画は、現
在位置の設定操作を行ってから数秒間でなされるので、
画面(26a)に表示された地図の中心に自車の現在位
置が一致した状態となり、この現在位置を出発点として
自動車を発進させることが可能となる。
ここで、自動車を発車させると、画面(26a)の地図
が車速に関連して更新される(ステップ576)。
このような表示地図の更新は、上記ナビゲーションモー
ドにおいて地図選択を設定した場合と同様に行われ、画
面(26a )の地図が順次切替えられてゆく。
そして、ステップS77においては、描画地図に境界(
E)が含まれているかが判断されるが、この場合も上記
ステップS66ないし370におけると同様に、境界(
E)の有無に応じてシャドーが表示されたり、画面(2
6a)から消去される。
すなわち、この現在位置設定後も、車両が走行するに伴
って画面(26a)の表示地図が更新され(ステップ5
76)、以後のステップS77ないしS81においては
、上記ステップS66ないしS70と同様の動作が繰り
返されることとなる(従って、ステップS78ないしS
80の詳細な説明は省略する)。
以上のように、この実施例は、地図を複数の領域に分割
した地図情報と、地図の線図を分解した線図データ等を
CD−ROM(25a)に記憶すると共に、CRT(2
6)の画面(26a)にシャドー(S)をかけるための
ドツトデータを記憶している。そして、ナビゲーション
モードにおいて地図選択または現在位置が設定操作され
ると、上記CD−ROM(25a)からの地図情報に基
づいてCRT(2B)には地図が描画されてゆくが、車
両の発進に伴って表示地図が順次更新されるようになっ
ている。この際、地図描画の途中において、地図に境界
(B)が含まれていると、ドツトデータが読出され、地
図に重畳してシャドー (S)が描画される。一方、表
示地図に境界(E)が含まれなくなると、画面(26a
)に表示されたシャドー(S)が消去されるようになっ
ている。
従って、CRT(26)の画面(26a)に地図が描画
される際、描画完了エリヤ(El)と未描画エリヤ(E
l)とが含まれる地図の境界を有しているとき、地図が
視認しにくくなると共に未描画エリヤ(El)の空白が
明瞭にならないから、地図の境界(E)が目立たな(な
り、ウィンドー画面の見映えが向上する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は、地図をコード化した
地図情報を記憶すると共に、描画途中の地図を視認しに
(くする表示パターンをパターンデータとして記憶する
記憶手段と、地図を表示する画面を有した表示器とを備
えており、地図の再生及び描画の途中においては、上記
表示パターンを表示器の画面全体に重畳して表示できる
ようになっている。
従って、描画途中の地図に境界が含まれている場合には
、この地図が視認しにく(なるから、境界も目立たなく
なり、画面の見映えが格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第13図は、この発明の一実施例を示し、
第1図は全体構成図、第2図は表示器の正面図、第3図
(a)〜(e)は本発明の詳細な説明するだめの概略構
成図、第4図は制御部におけるメインルーチンの全体の
演算処理を示すフローチャート、第5図ないし第7図は
表示器の画面に表示された各種メニューの説明図、第8
図はナビゲーションの現在位置表示の演算処理を示すフ
ローチャート、第9図は距離センサからの距離パルスに
基づく演算処理を示すフローチャート、第1O図は距離
センサからの距離パルスおよび方位センサからの信号に
基づ(割込演算ルーチンを示すフローチャート、第11
図(a)は地図選択設定ルーチンの詳細な演算処理を示
すフローチャート、第11図(b)は現在位置設定ルー
チンの詳細な演算処理を示す表示地図に境界が含まれた
状態を示す模式図である。 図において、(1)は制御部、(7)はCPU、(8)
は−時記憶手段(RAM)、(9)はCRT−C1αω
は表示用のRAM、(11)はナビゲーション、(20
)は方位センサ、(21)は距離センサ、(25a)は
地図記憶手段(CD −ROM)、(26)は表示器(
CRT)、(E)は地図の境界、(S)は表示パターン
(シャドー)である。 なお、図中、同一符号は同−又は担当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地図をコード化した地図情報を記憶した地図情報
    記憶手段、地図を表示する画面を有した表示器、上記地
    図情報記憶手段からの地図情報を基に地図を再生しなが
    ら上記表示器に描画する地図描画制御手段、上記地図表
    示制御手段による地図の再生及び描画の途中では、この
    途中に描画された地図を視認しにくくする表示パターン
    を上記表示器の画面全体に重畳して表示する描画中制御
    手段を備えた移動体用ナビゲーション装置。
JP27751889A 1989-10-24 1989-10-24 移動体用ナビゲーション装置 Pending JPH03137677A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5635925A (en) * 1992-07-23 1997-06-03 Toyota Jidosha K.K. Volume control of aural guidance of vehicle route guidance apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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