JPH0313747Y2 - - Google Patents

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JPH0313747Y2
JPH0313747Y2 JP1982155959U JP15595982U JPH0313747Y2 JP H0313747 Y2 JPH0313747 Y2 JP H0313747Y2 JP 1982155959 U JP1982155959 U JP 1982155959U JP 15595982 U JP15595982 U JP 15595982U JP H0313747 Y2 JPH0313747 Y2 JP H0313747Y2
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JP
Japan
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concave mirror
segments
infrared sensor
segment
mirror segments
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JP1982155959U
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JPS5960601U (ja
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  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、赤外センサ用多面ミラーに関し、特
に、複数の凹面鏡セグメントを各々の焦点が一点
に集まるように円弧状に並べてなる赤外センサ用
ミラーの改良に関する。
〔従来の技術〕
例えば人体から放射される赤外線を検出して扉
を自動的に開動する自動扉や侵入者があることを
報知する侵入者警報装置においては、赤外センサ
への集光用光学系として多面ミラーが用いられて
いる。
この多面ミラーは、例えば前記自動扉などの前
の関し範囲内へのあらゆる方向からの侵入やその
範囲内での侵入者の動きを、例えば焦電型赤外セ
ンサなどで検出するために用いられており、曲率
の異なる複数の凹面鏡セグメントを各々の焦点が
一点に集まるように円弧状に並べることにより、
前記焦点上に配置した赤外センサによる監視範囲
がその順方向に適当な間隔をおいて分割されるよ
うに、つまり、各々の凹面鏡セグメントによる集
光範囲が適当な間隔おきに断続的に配置されるよ
うに構成されている。
ところで、多面ミラーが規格品として量産され
るべきものであるのに対し、これが実際に使用さ
れる場所、すなわち、赤外センサの設置場所の条
件は現場毎にまちまちであるから、監視範囲が狭
すぎたり、広すぎたりすることが多い。
例えば自動扉の場合、監視範囲が広すぎて出入
口の幅からはみ出していると、このはみ出した領
域にひとが来たとき、扉が開動してしまうことに
なる。
このため、従来においては、監視可能な範囲を
できるだけ幅広に設定しておき、現場での使用に
際して出入口などの幅からはみ出る部分に対応す
る凹面鏡セグメントを遮蔽板で覆うといつた手法
が採られていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような手法によれば、監視
範囲が各凹面鏡セグメントによる集光範囲を一単
位として段階的に変化されることになり、その結
果、監視範囲を赤外センサの設置場所の条件に応
じて過不足なく設定することが非常に困難である
といつた問題がある。
本考案は、上述の事柄に留意してなされたもの
で、その目的とするところは、赤外センサによる
監視範囲を連続的に変更することができ、赤外セ
ンサの設置場所の条件に応じて監視範囲をきめ細
かく設定することができる赤外センサ用多面ミラ
ーを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案において
は、多数の凹面鏡セグメントを各々の焦点が一点
に集まるように円弧状に並べてなる赤外センサ用
多面ミラーにおいて、中央部に位置する凹面鏡セ
グメントを固定セグメントに構成すると共に、端
部側に位置する凹面鏡セグメントを、前記焦点を
中心にして凹面鏡セグメントの並び方向に回転可
能な可動セグメントに構成した点に特徴がある。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示し、先
ず、第1図〜第3図において、1はケース、2は
後述する赤外センサ用多面ミラー(以下、多面ミ
ラーと云う)Mの焦点位置に配置された焦電検出
器や半導体検出器などよりなる赤外センサ、3は
その取付け座、4は赤外センサ2による検出信号
を増幅する増幅器、5はケース1の前面開口部に
設けられた赤外線通過窓、6は多面ミラーMの取
付け座で、ケース1内に設けられている。
前記多面ミラーMは、曲率の異なる複数の凹面
鏡セグメントMa,Mb,Mc,Md,Me,Mnを、
各々の焦点が一点に集まるように円弧状に並べて
なるもので、その両端部に位置する凹面鏡セグメ
ントMa,Mnを除く中央部に位置する凹面鏡セ
グメントMb〜Meを固定セグメントに構成する
と共に、両端部の凹面鏡セグメントMa,Mnを、
前記焦点を中心にして凹面鏡セグメントの並び方
向に回転可能な可動セグメントに構成してある。
すなわち、中央部に位置する固定の凹面鏡セグ
メントMb〜Meには、光路の妨げにならないよ
うに、適宜の間隔をおいて相対向する一対のアー
ム7を連設し、その一方を取付け座6に固定状態
に取り付けると共に、両端部の可動の凹面鏡セグ
メントMa,Mnにも同様の一対のアーム8a,
8nを連設し、これらのアーム8a,8nを前記
アーム7に、軸芯Pが前記焦点を通る一対の支軸
9で回転自在に枢着してある。
そして、両端部の可動の凹面鏡セグメント
Ma,Mnを回転操作するための具体的な機構と
しては、種々の手段があるが、この実施例では次
のような操作機構を採用している。
すなわち、取付け座3と反対側に位置するアー
ム7とこれに対向するケース1の板部に前後方向
の長孔10,11を設けると共に、これらと同一
側にあるアーム8a,8fには、互いに交叉する
長孔12a,12nを設け、これらの長孔10,
11,12a,12nにわたつて摘み13を有す
るピン14をスライド自在に挿通してある。
従つて、ぴん14を第2図における矢印方向に
スライドさせると、長孔12a,12nとぴん1
4によるカム作用により、両アーム8a,8nは
支軸9まわりで第1図における実線矢印方向に回
転し、また、ぴン14を上記と逆方向にスライド
させると、両アーム8a,8nは第1図における
破線矢印方向に回転するのである。
なお、アーム7,8a,8nの長さは、第1図
において仮想線で示すように、可動の凹面鏡セグ
メントMa,Mnを実線矢印方向に一定角度以上
回転することにより、凹面鏡セグメントMa,
Mnが固定の凹面鏡セグメントMb〜Meと重なり
合うような長さに設定されている。
上記構成によれば、第4図イ,ロに示すよう
に、凹面鏡セグメントMa,Mnを回転させるこ
とにより、赤外センサ2による監視範囲の幅Lを
連続的に変化させることができる。なお、図にお
いて、a〜nは各凹面鏡セグメントMa〜Mnに
よる集光範囲を示す。
なお、第4図ロに示すように、可動の凹面鏡セ
グメントMa,Mnが固定の凹面鏡セグメント
Mb,Meと重なり合つた状態においては、これ
らの凹面鏡セグメントMb,Meによる集光範囲
b,eはなくなるが、実用上何ら支障がない。
また、図示しないが、アーム8a,8nにそれ
ぞれ複数の凹面鏡セグメントを設けてもよい。
さらに、第5図に示すように、一端部側の凹面
鏡セグメント(これは最外端のものだけでもよ
く、図示例のように、複数個の凹面鏡セグメント
Ma,Mbでもよい)のみを可動セグメントとし
てもよい。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成されるので、赤外セ
ンサによる監視範囲を、段階的ではなく連続的に
調整変更することができ、赤外センサの設置場所
の条件に応じて監視範囲を、過不足なくきめ細か
く、しかも容易に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示し、第
1図は横断平面図、第2図は縦断側面図、第3図
は一部切欠き正面図、第4図イ,ロは作用図る。
第5図は他の実施例に係る概略横断平面図であ
る。 M……赤外センサ用多面ミラー、Ma,Mb,
Mc,Md,Me,Mn……凹面鏡セグメント。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の凹面鏡セグメントを各々の焦点が一点に
    集まるように円弧状に並べてなる赤外センサ用多
    面ミラーにおいて、中央部に位置する凹面鏡セグ
    メントを固定セグメントに構成すると共に、端部
    側に位置する凹面鏡セグメントを、前記焦点を中
    心にして凹面鏡セグメントの並び方向に回転可能
    な可動セグメントに構成したことを特徴とする赤
    外センサ用多面ミラー。
JP15595982U 1982-10-13 1982-10-13 赤外センサ用多面ミラ− Granted JPS5960601U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15595982U JPS5960601U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 赤外センサ用多面ミラ−

Applications Claiming Priority (1)

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JP15595982U JPS5960601U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 赤外センサ用多面ミラ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5960601U JPS5960601U (ja) 1984-04-20
JPH0313747Y2 true JPH0313747Y2 (ja) 1991-03-28

Family

ID=30344278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15595982U Granted JPS5960601U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 赤外センサ用多面ミラ−

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013201367A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Outstanding Technology:Kk 反射集光型受光器
JP6603290B2 (ja) 2017-10-27 2019-11-06 ファナック株式会社 複数のセンサを備えた物体監視装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5725092A (en) * 1980-07-21 1982-02-09 Yoshihiko Azuma Monitoring method with infrared rays

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57166111U (ja) * 1981-04-13 1982-10-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5725092A (en) * 1980-07-21 1982-02-09 Yoshihiko Azuma Monitoring method with infrared rays

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JPS5960601U (ja) 1984-04-20

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