JPH03137242A - 織機の綜絖枠 - Google Patents
織機の綜絖枠Info
- Publication number
- JPH03137242A JPH03137242A JP27641889A JP27641889A JPH03137242A JP H03137242 A JPH03137242 A JP H03137242A JP 27641889 A JP27641889 A JP 27641889A JP 27641889 A JP27641889 A JP 27641889A JP H03137242 A JPH03137242 A JP H03137242A
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- side stay
- guide member
- heald frame
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- adjustment bolt
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Links
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、織機において、経糸の開口高さを調節する
ための調節機構を備えた織機の綜絖枠に関する。
ための調節機構を備えた織機の綜絖枠に関する。
従来技術
織機において、経糸を開口するための綜絖枠は、2以上
の複数のものが上下方向に装着され、その各々が開口装
置によって往復駆動される。
の複数のものが上下方向に装着され、その各々が開口装
置によって往復駆動される。
綜絖枠は、左右に傾斜したり、相互の相対高さが不適切
であったりすると、経糸の開口不良を起こし、緯糸の緯
入れ不良に直結するおそれがあるから、その高さ位置を
適宜に調節する必要がある。
であったりすると、経糸の開口不良を起こし、緯糸の緯
入れ不良に直結するおそれがあるから、その高さ位置を
適宜に調節する必要がある。
綜絖枠の高さの調節は、綜絖枠の左右のサイドステーに
それぞれ連結したワイヤロープを介して行なうのが普通
である。
それぞれ連結したワイヤロープを介して行なうのが普通
である。
ワイヤロープは、たとえば、経糸の開口方式が消極カム
、消極ドビ一方式のものであれば、各サイドステーの上
部と下部とにそれぞれ上方からと下方からの2本のもの
が連結されている。このうち、下のワイヤロープは、他
端部を開口装置に連結するものであるが、その中間部に
は、たとえば、ターンバフル等の調節機構を介装してお
り、これを操作して下のワイヤロープの長さを加減する
ことにより、サイドステーを昇降させることができる。
、消極ドビ一方式のものであれば、各サイドステーの上
部と下部とにそれぞれ上方からと下方からの2本のもの
が連結されている。このうち、下のワイヤロープは、他
端部を開口装置に連結するものであるが、その中間部に
は、たとえば、ターンバフル等の調節機構を介装してお
り、これを操作して下のワイヤロープの長さを加減する
ことにより、サイドステーを昇降させることができる。
この調節機構を利用した昇降作業と、スケール等を用い
てサイドステーの高さ位置を測定する測定作業とを併行
して繰り返し行なうことにより、綜絖枠を所定の高さ位
置に設定することができるものである。
てサイドステーの高さ位置を測定する測定作業とを併行
して繰り返し行なうことにより、綜絖枠を所定の高さ位
置に設定することができるものである。
なお、このような昇降作業と測定作業とからなる調節作
業は、機替え等において綜絖枠を交換する場合はもちろ
ん、ワイヤロープが伸びて綜絖枠の高さ位置がずれた場
合にも行なう必要があり、装着した多数の綜絖枠に対し
、それぞれ個別に行なわなければならない。
業は、機替え等において綜絖枠を交換する場合はもちろ
ん、ワイヤロープが伸びて綜絖枠の高さ位置がずれた場
合にも行なう必要があり、装着した多数の綜絖枠に対し
、それぞれ個別に行なわなければならない。
発明が解決しようとする課題
而して、かかる従来技術によるときは、調節機構が下の
ワイヤロープの中間部に配置されているので、操作性が
非常に悪く、−人の作業者が綜絖枠の昇降作業と測定作
業とを併行して行なうことが不可能であり、綜絖枠の装
着枚数が多いときには、調節作業に多大な時間を必要と
するという問題があった。
ワイヤロープの中間部に配置されているので、操作性が
非常に悪く、−人の作業者が綜絖枠の昇降作業と測定作
業とを併行して行なうことが不可能であり、綜絖枠の装
着枚数が多いときには、調節作業に多大な時間を必要と
するという問題があった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の実情に鑑
み、調節ボルトとナツト部材とを備えた調節機構をガイ
ド部材とサイドステーとの間に介装することにより、−
入操作で簡単にサイドステーの高さ位置を調節すること
ができる織機の綜絖枠を提供することにある。
み、調節ボルトとナツト部材とを備えた調節機構をガイ
ド部材とサイドステーとの間に介装することにより、−
入操作で簡単にサイドステーの高さ位置を調節すること
ができる織機の綜絖枠を提供することにある。
課題を解決するための手段
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、開口装
置からの駆動力により反復上下動するガイド部材と、ガ
イド部材に対して摺動自在のサイドステーと、ガイド部
材に対するサイドステーの高さ位置を調節する調節機構
とを備え、調節機構は、サイドステーに固着したナツト
部材と、ナツト部材に螺合するとともに、ガイド部材に
よって一定高さに保持される調節ボルトとを有すること
をその要旨とする。
置からの駆動力により反復上下動するガイド部材と、ガ
イド部材に対して摺動自在のサイドステーと、ガイド部
材に対するサイドステーの高さ位置を調節する調節機構
とを備え、調節機構は、サイドステーに固着したナツト
部材と、ナツト部材に螺合するとともに、ガイド部材に
よって一定高さに保持される調節ボルトとを有すること
をその要旨とする。
調節ボルトは、サイドステーを上下方向に貫通するとと
もに、その下端部においてガイド部材に支承されるよう
にすることができる。
もに、その下端部においてガイド部材に支承されるよう
にすることができる。
ナツト部材は、サイドステーの上部に配置するとともに
、調節ボルトは、ナツト部材のに方においてガイド部材
に支承されるようにしてもよい。
、調節ボルトは、ナツト部材のに方においてガイド部材
に支承されるようにしてもよい。
ガイド部材は、上部にクランプ機構を有し、クランプ機
構は、ガイド部材に対してサイドステーを固定する固定
位置と、サイドステーを取り外し可能に解放する退避位
置とをとるようにすることができる。
構は、ガイド部材に対してサイドステーを固定する固定
位置と、サイドステーを取り外し可能に解放する退避位
置とをとるようにすることができる。
ガイド部材は、サイドステーの下部がガイド部材から離
れることを防止するためのバンド部材を備えてもよく、
また、サイドステーには、内側に目盛を設けることもで
きる。
れることを防止するためのバンド部材を備えてもよく、
また、サイドステーには、内側に目盛を設けることもで
きる。
作用
而して、この構成によるときは、調節ボルトは、ガイド
部材によって一定高さに保持されているので、この調節
ボルトを回動すると、これに螺合しているナツト部材が
昇降する。一方、ナラ!・部材はサイドステーに固着さ
れており、また、サイドステーは、ガイド部材に対して
摺動自在である。
部材によって一定高さに保持されているので、この調節
ボルトを回動すると、これに螺合しているナツト部材が
昇降する。一方、ナラ!・部材はサイドステーに固着さ
れており、また、サイドステーは、ガイド部材に対して
摺動自在である。
したがって、サイドステーは、調節ボルトを回動するこ
とにより、その高さ位置を任意に変更することができる
。
とにより、その高さ位置を任意に変更することができる
。
調節ボルトかサイI・ステーを上下方向に貫通するとき
は、サイドステーを昇降させる際に、サイドステーの上
方に突出する調節ボルトを織機の上方から容易に回動操
作することができる。
は、サイドステーを昇降させる際に、サイドステーの上
方に突出する調節ボルトを織機の上方から容易に回動操
作することができる。
ナツト部材をサイドステーの」一部に配置するときは、
これに螺合する調節ボルトを短(することができる。
これに螺合する調節ボルトを短(することができる。
ガイド部材にクランプ機構を装着すれば、ガイド部材に
対するサイドステーの着脱が容易になる。
対するサイドステーの着脱が容易になる。
ガイド部材にハンド部材を装着すれば、バンド部材は、
ガイド部材とサイドステーとの間に大きな連結強度を実
現することができるので、作動中にサイドステーの下部
とガイド部材との間が不用に開くことを有効に防止する
ことができる。
ガイド部材とサイドステーとの間に大きな連結強度を実
現することができるので、作動中にサイドステーの下部
とガイド部材との間が不用に開くことを有効に防止する
ことができる。
また、サイドステーの内側に、目盛を設けると、隣接す
るサイドステーの目盛を読み取って比較することにより
、サイドステー相互の相対高さ位置の調節を短時間で完
了することができる。
るサイドステーの目盛を読み取って比較することにより
、サイドステー相互の相対高さ位置の調節を短時間で完
了することができる。
以上のように作用するものである。
実施例
以下、図面を以って実施例を説明する。
織機の綜絖枠は、上下一対のフレームスチーブコ1.1
1と左右一対のサイドステー1−2.12とからなる中
枠と、左右のガイド部材15.15とを主要構成部材と
してなる(第1図。ただし、同図は、綜絖枠の一方のサ
イドステー12側を図示している)。
1と左右一対のサイドステー1−2.12とからなる中
枠と、左右のガイド部材15.15とを主要構成部材と
してなる(第1図。ただし、同図は、綜絖枠の一方のサ
イドステー12側を図示している)。
フレームスチーブ11.11は、左右に長く形成した中
空の板状部材であり、それぞれの両端は、左右のサイド
ステー12.12に連結されている。
空の板状部材であり、それぞれの両端は、左右のサイド
ステー12.12に連結されている。
各サイドステー12は、角柱状に形成され、その中央部
には上下方向に貫通するボルト孔12aを形成し、内側
面には、フレームスチーブ11.1−1の各中空部に密
嵌する連結片12b、12bを突設する一方、外側面に
は条溝12cを形成している。ただし、連結片12b、
12bは、フレームスチーブ1.I、1.1に挿入後、
ボルト12b1.1−2b1によって堅固に固定されて
いるものとする(第2図)。
には上下方向に貫通するボルト孔12aを形成し、内側
面には、フレームスチーブ11.1−1の各中空部に密
嵌する連結片12b、12bを突設する一方、外側面に
は条溝12cを形成している。ただし、連結片12b、
12bは、フレームスチーブ1.I、1.1に挿入後、
ボルト12b1.1−2b1によって堅固に固定されて
いるものとする(第2図)。
サイドステー12の下端部には、小ねじ]−3aを介し
てナツト部材]−3が固定されている(第1図)。ナツ
ト部材13には、上下に貫通する雌ねじ1−3bが形成
され、この雌ねじ]−3bは、サイドステー1.2のボ
ルト孔1.2 aの下端に連続するようにして配置され
ている。なお、ナツト部材13の幅dは、サイドステー
12の厚さDよりいくぶん小さく形成されているものと
する。
てナツト部材]−3が固定されている(第1図)。ナツ
ト部材13には、上下に貫通する雌ねじ1−3bが形成
され、この雌ねじ]−3bは、サイドステー1.2のボ
ルト孔1.2 aの下端に連続するようにして配置され
ている。なお、ナツト部材13の幅dは、サイドステー
12の厚さDよりいくぶん小さく形成されているものと
する。
サイドステー]−2のボルト孔12aには、調節ボルト
]4が貫通している。調節ボルト1.4は、下端部をナ
ツト部材13に螺合し、さらに、ワシャ]−4b、圧縮
ばね]−4cs ワシャ14bを貫通し、雌ねじ付のカ
ラー14dを先端部に固着している(第2図)。また、
調節ボルト14は、その頭部]、 4 eをサイドステ
ー12の上端から突出させることにより、サイドステー
12の上方から調節ボルト]4に対する回動操作が行な
えるようになっている。なお、調節ボルト14の上部に
は、ワシャ14gを介し、引ツクナツト14fを螺合し
ている。
]4が貫通している。調節ボルト1.4は、下端部をナ
ツト部材13に螺合し、さらに、ワシャ]−4b、圧縮
ばね]−4cs ワシャ14bを貫通し、雌ねじ付のカ
ラー14dを先端部に固着している(第2図)。また、
調節ボルト14は、その頭部]、 4 eをサイドステ
ー12の上端から突出させることにより、サイドステー
12の上方から調節ボルト]4に対する回動操作が行な
えるようになっている。なお、調節ボルト14の上部に
は、ワシャ14gを介し、引ツクナツト14fを螺合し
ている。
ガイド部材15は、サイドステー1−2の条溝12cに
摺動自在に嵌合する板状部材である。ガイド部材15の
上部には、ピン15a1を介して、クランプ機構]−5
aが揺動自在に装着されている。
摺動自在に嵌合する板状部材である。ガイド部材15の
上部には、ピン15a1を介して、クランプ機構]−5
aが揺動自在に装着されている。
クランプ機構15aは、はぼ水平の固定位置をとったと
きに(第1図の二点鎖線)、台座]−5a2に螺合した
押えボルト]−5a3が、スペーサ15a4を介してサ
イドステー12の上部をガイド部材1−5に対してクラ
ンプすることができるようになっており(第2図、第3
図)、また、押えボルト15a3を緩めたときには、ス
ペーサ15a4を取り外せば、調節ボルト14を避ける
ように起立してサイドステー12の上部を解放し、はぼ
垂直の退避位置にまで移動することができる(第1図の
実線)。なお、クランプ機構15aが退避位置にあると
き、サイドステー12は、ガイド部材]、5に対し上方
に高く抜き取ることができる。すなわち、中枠全体を上
方にスライドさせて、ガイド部材15、]−5から取り
外すことができる。
きに(第1図の二点鎖線)、台座]−5a2に螺合した
押えボルト]−5a3が、スペーサ15a4を介してサ
イドステー12の上部をガイド部材1−5に対してクラ
ンプすることができるようになっており(第2図、第3
図)、また、押えボルト15a3を緩めたときには、ス
ペーサ15a4を取り外せば、調節ボルト14を避ける
ように起立してサイドステー12の上部を解放し、はぼ
垂直の退避位置にまで移動することができる(第1図の
実線)。なお、クランプ機構15aが退避位置にあると
き、サイドステー12は、ガイド部材]、5に対し上方
に高く抜き取ることができる。すなわち、中枠全体を上
方にスライドさせて、ガイド部材15、]−5から取り
外すことができる。
ガイド部材15の下部には、長孔15cが形成され、こ
れに挿入したピン15b1を介して、バンド部材15b
が上下動自在に装着されている。
れに挿入したピン15b1を介して、バンド部材15b
が上下動自在に装着されている。
バンド部材1−5bは、サイドステ−12に固定したナ
ツト部材13を水平方向に囲むように折り曲げ成形され
、調節ボルト14が貫通している圧縮ばね14cによっ
て上方に付勢されている。なお、バンド部材1.5 b
の上端縁は、サイドステー12の下端面に当接している
ものとする(第2図)。
ツト部材13を水平方向に囲むように折り曲げ成形され
、調節ボルト14が貫通している圧縮ばね14cによっ
て上方に付勢されている。なお、バンド部材1.5 b
の上端縁は、サイドステー12の下端面に当接している
ものとする(第2図)。
バンド部材15bは、ナツト部材13を抱持することに
より、サイドステー12の下部がガイド部材15から不
用に離れるのを防止している。
より、サイドステー12の下部がガイド部材15から不
用に離れるのを防止している。
ガイド部材15の下端には、フック部15fが形成され
、固定ピン15d2を介し、ボルト受け15dが取り付
けられている(第1図)。圧縮ばね]−40は、その下
端部をボルト受け15dによって支持され、また、調節
ボルト14の先端部のカラー1.4 dは、ボルト受け
15dの支持穴15dlに回動自在に挿入されている。
、固定ピン15d2を介し、ボルト受け15dが取り付
けられている(第1図)。圧縮ばね]−40は、その下
端部をボルト受け15dによって支持され、また、調節
ボルト14の先端部のカラー1.4 dは、ボルト受け
15dの支持穴15dlに回動自在に挿入されている。
すなわち、調節ボルト14は、カラー14d、ボルト受
け15dを介し、ガイド部材15によって回動自在に支
持され、ガイド部材15に対して一定高さに保持されて
いる。
け15dを介し、ガイド部材15によって回動自在に支
持され、ガイド部材15に対して一定高さに保持されて
いる。
ガイド部材15の外側の上部と下部とには、フック状の
掛合部15e、15eが形成してあり(第2図)、これ
と掛合する連結部材C,Cを介して、上下のワイヤロー
プWSWと接続されている。上下のワイヤロープW、W
は、それぞれの他端を図示しない開口装置の復帰装置と
駆動装置とに連結し、これらの装置によって、ガイド部
材15が、高速上下運動を繰り返し行なうようになって
いるものとする。
掛合部15e、15eが形成してあり(第2図)、これ
と掛合する連結部材C,Cを介して、上下のワイヤロー
プWSWと接続されている。上下のワイヤロープW、W
は、それぞれの他端を図示しない開口装置の復帰装置と
駆動装置とに連結し、これらの装置によって、ガイド部
材15が、高速上下運動を繰り返し行なうようになって
いるものとする。
かかる構成の織機の綜絖枠は、次のようにして、サイド
ステー12.12の高さ位置を調節することができる。
ステー12.12の高さ位置を調節することができる。
まず、クランプ機構15aの押えボルト15a3を緩め
ると、サイドステー12のクランプを1 −2 解除することができる(第2図)。このとき、サイドス
テー12は、ガイド部材15に対して上下方向に摺動可
能となるが、水平方向には、外側面の条溝1−20と、
クランプ機構15aとバンド部材15bとによって、不
用な動きを規制されている。
ると、サイドステー12のクランプを1 −2 解除することができる(第2図)。このとき、サイドス
テー12は、ガイド部材15に対して上下方向に摺動可
能となるが、水平方向には、外側面の条溝1−20と、
クランプ機構15aとバンド部材15bとによって、不
用な動きを規制されている。
次いで、ロックナツト14fを緩め、調節ボルト1,4
を回転させる。調節ボルト14は、ガイ゛′部材1−5
に対して、一定高さとなるように検札6れており、した
がって、その回転により、ナツト部材]3を介してサイ
ドステー12をガイド部材15に対して上または下方向
に移動させることができる。サイト゛ステー1−2の高
さ位置は、スケール等により、所定の基準面からの高さ
を測定することによって任意に設定すればよい。すなわ
ち、調節ボルト]4とナツト部材13とは、ガイド部材
15に対するサイドステー1−2の高さ位置を任意に調
節設定するだめの調節機構を形成している。
を回転させる。調節ボルト14は、ガイ゛′部材1−5
に対して、一定高さとなるように検札6れており、した
がって、その回転により、ナツト部材]3を介してサイ
ドステー12をガイド部材15に対して上または下方向
に移動させることができる。サイト゛ステー1−2の高
さ位置は、スケール等により、所定の基準面からの高さ
を測定することによって任意に設定すればよい。すなわ
ち、調節ボルト]4とナツト部材13とは、ガイド部材
15に対するサイドステー1−2の高さ位置を任意に調
節設定するだめの調節機構を形成している。
なお、このとき、圧縮ばね14cは、バンド部材]、
5 bを上方に付勢しているので、バンド部材15bは
、常に、ナツト部材13の動きに追随して上下に移動す
ることができる。
5 bを上方に付勢しているので、バンド部材15bは
、常に、ナツト部材13の動きに追随して上下に移動す
ることができる。
サイドステー12の高さ位置が所定位置となったら、ロ
ックナツト14fを締めてロックし、反対側のサイドス
テー12に対しても同様に高さ位置の調節を行ない、中
枠全体の水平をとる。つづいて、左右のクランプ機構1
5a、15aの押えポル)15a3.15a3を締め付
けることにより、サイドステー12.12をガイド部材
15.15に完全に固定し、全体の高さ調整を完了する
ことができる。以下同様にして、他の綜絖枠についても
、順次、高さ調整を実施することにより、織機全体の経
糸開口位置を任意に調整することができる。
ックナツト14fを締めてロックし、反対側のサイドス
テー12に対しても同様に高さ位置の調節を行ない、中
枠全体の水平をとる。つづいて、左右のクランプ機構1
5a、15aの押えポル)15a3.15a3を締め付
けることにより、サイドステー12.12をガイド部材
15.15に完全に固定し、全体の高さ調整を完了する
ことができる。以下同様にして、他の綜絖枠についても
、順次、高さ調整を実施することにより、織機全体の経
糸開口位置を任意に調整することができる。
なお、これら一連の作業は、調節ボルト1.4の頭部1
4eがサイドステー12の上端から突出していることか
ら、−人の作業者で十分行なうことができるものである
。
4eがサイドステー12の上端から突出していることか
ら、−人の作業者で十分行なうことができるものである
。
他の実施例
ナツト部材13は、サイドステー12の下端に小ねじ1
−3aを介して取り付けるに代え、サイドステー12の
ボルト孔1−2aの下端部に埋め込むようにして配置す
ることもできる(第4図)。ただし、このときは、止め
ねじ1−30により、ナツト部材]3をロックするのが
よい。
−3aを介して取り付けるに代え、サイドステー12の
ボルト孔1−2aの下端部に埋め込むようにして配置す
ることもできる(第4図)。ただし、このときは、止め
ねじ1−30により、ナツト部材]3をロックするのが
よい。
調節ボルト]4は、必ずしもサイドステー12を貫通す
る必要はない。たとえば、ナツト部材13をサイドステ
ー12の上部に配置し、これに調節ボルト1−4を螺合
するようにすればよい(第5図)。調節ボルト14は、
ガイド部材1−5に突設した支承部材15gを介して一
定高さに保持する。なお、このときは、サイドステ−1
2の下端部には、圧縮ばね14cを備えた適当な支持部
材15hを配し、バンド部材1.5bとともに、サイド
ステー1−2全体を上方に付勢するようにするとよい。
る必要はない。たとえば、ナツト部材13をサイドステ
ー12の上部に配置し、これに調節ボルト1−4を螺合
するようにすればよい(第5図)。調節ボルト14は、
ガイド部材1−5に突設した支承部材15gを介して一
定高さに保持する。なお、このときは、サイドステ−1
2の下端部には、圧縮ばね14cを備えた適当な支持部
材15hを配し、バンド部材1.5bとともに、サイド
ステー1−2全体を上方に付勢するようにするとよい。
また、調節ポル)・14の頭部14eは、適当なカラー
1−4hを介し、支承部材15gの上端から浮かせるこ
とにより、その回転操作をし易くすることができる(同
図)。
1−4hを介し、支承部材15gの上端から浮かせるこ
とにより、その回転操作をし易くすることができる(同
図)。
以上の説明においては、綜絖枠の開口方式が消極カム、
消極ドビーによるものに限って説明したが、これは、積
極カム、積極ドビーによるもの、さらには、クランク方
式によるものであってもよいものとする。すなわち、ガ
イド部材15とサイドステー12とに対し、両者の相対
位置を変更することができる調節機構を両者間に介装す
る限り、開口方式は、任意のものとすることができる。
消極ドビーによるものに限って説明したが、これは、積
極カム、積極ドビーによるもの、さらには、クランク方
式によるものであってもよいものとする。すなわち、ガ
イド部材15とサイドステー12とに対し、両者の相対
位置を変更することができる調節機構を両者間に介装す
る限り、開口方式は、任意のものとすることができる。
さらに、ガイド部材15に連結部材Cを連結するに際し
、その連結手段や連結箇所は任意であることはいうまで
もない。たとえば、ガイド部材15に形成した穴部に連
結部材Cを挿着し、これを抜は止めボルトBでロックし
てもよいしく第4図)、シェディングロッドをガイド部
材15の下部に直接連結するものであってもよい。
、その連結手段や連結箇所は任意であることはいうまで
もない。たとえば、ガイド部材15に形成した穴部に連
結部材Cを挿着し、これを抜は止めボルトBでロックし
てもよいしく第4図)、シェディングロッドをガイド部
材15の下部に直接連結するものであってもよい。
以上の各実施例において、複数の綜絖枠のサイドステー
12.12・・・の内側に目盛M、M・・・を設ければ
、多数の綜絖枠を使用するときに、便宜に利用すること
ができる(第6図)。隣接するサイドステー12.12
の相対的な高さの違いを一目で読み取ることができるの
で、はじめに1番目の5 6 綜絖枠の高さ位置を決定しさえすれば、2番目、3番目
・・・n番目のものについては、直前のものを基準にし
て、容易にその相対高さを設定することができる。
12.12・・・の内側に目盛M、M・・・を設ければ
、多数の綜絖枠を使用するときに、便宜に利用すること
ができる(第6図)。隣接するサイドステー12.12
の相対的な高さの違いを一目で読み取ることができるの
で、はじめに1番目の5 6 綜絖枠の高さ位置を決定しさえすれば、2番目、3番目
・・・n番目のものについては、直前のものを基準にし
て、容易にその相対高さを設定することができる。
発明の詳細
な説明したように、この発明によれば、ガイド部材に対
するサイドステーの高さ位置を調節するための調節機構
を、ガイド部材とサイドステーとの間に介装することに
より、サイドステーの昇降作業と測定作業とからなる調
節作業を、−人の作業者の操作範囲内で織機の上方から
行なうことができるので、調節時の作業性を大幅に向上
させ、−人の作業者が短時間のうちに調節作業を完了す
ることができるという優れた効果がある。
するサイドステーの高さ位置を調節するための調節機構
を、ガイド部材とサイドステーとの間に介装することに
より、サイドステーの昇降作業と測定作業とからなる調
節作業を、−人の作業者の操作範囲内で織機の上方から
行なうことができるので、調節時の作業性を大幅に向上
させ、−人の作業者が短時間のうちに調節作業を完了す
ることができるという優れた効果がある。
また、調節機構は調節ボルトとナツト部材との組み合わ
せからなる軽量かつ単純なものとすることができるので
、綜絖枠の高速上下運動に対しても、その運動を阻害す
ることがなく、過酷な条件での長期使用に対しても高い
動作信頼性を得ることができるという優れた効果もある
。
せからなる軽量かつ単純なものとすることができるので
、綜絖枠の高速上下運動に対しても、その運動を阻害す
ることがなく、過酷な条件での長期使用に対しても高い
動作信頼性を得ることができるという優れた効果もある
。
第1図ないし第3図は実施例を示し、第1図は要部分解
斜視説明図、第2図は要部正面説明図、第3図は第2図
のX−X線矢視拡大断面図である。 第4図ないし第6図はそれぞれ別の実施例を示し、第4
図は要部拡大説明図、第5図は第2図相当図、第6図は
使用状態要部斜視図である。 M・・・目盛 12・・・サイドステー 13・・・ナツト部材 14・・・調節ボルト 15・・・ガイド部材 15a・・・クランプ機構 15b・・・バンド部材
斜視説明図、第2図は要部正面説明図、第3図は第2図
のX−X線矢視拡大断面図である。 第4図ないし第6図はそれぞれ別の実施例を示し、第4
図は要部拡大説明図、第5図は第2図相当図、第6図は
使用状態要部斜視図である。 M・・・目盛 12・・・サイドステー 13・・・ナツト部材 14・・・調節ボルト 15・・・ガイド部材 15a・・・クランプ機構 15b・・・バンド部材
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)開口装置からの駆動力により反復上下動するガイド
部材と、該ガイド部材に対して摺動自在のサイドステー
と、前記ガイド部材に対する前記サイドステーの高さ位
置を調節する調節機構とを備え、該調節機構は、前記サ
イドステーに固着したナット部材と、該ナット部材に螺
合するとともに、前記ガイド部材によって一定高さに保
持される調節ボルトとを有することを特徴とする織機の
綜絖枠。 2)前記調節ボルトは、前記サイドステーを上下方向に
貫通するとともに、下端部において前記ガイド部材に支
承されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
織機の綜絖枠。 3)前記ナット部材は、前記サイドステーの上部に配置
するとともに、前記調節ボルトは、前記ナット部材の上
方において前記ガイド部材に支承されることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の織機の綜絖枠。 4)前記ガイド部材は、上部にクランプ機構を有し、該
クランプ機構は、前記ガイド部材に対して前記サイドス
テーを固定する固定位置と、前記サイドステーを取り外
し可能に解放する退避位置とをとることを特徴とする特
許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか記載の織機
の綜絖枠。 5)前記ガイド部材は、前記サイドステーの下部が前記
ガイド部材から離れることを防止するためのバンド部材
を備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
第4項のいずれか記載の織機の綜絖枠。 6)前記サイドステーには、内側に目盛を設けることを
特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれ
か記載の織機の綜絖枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27641889A JPH03137242A (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 織機の綜絖枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27641889A JPH03137242A (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 織機の綜絖枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03137242A true JPH03137242A (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=17569134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27641889A Pending JPH03137242A (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 織機の綜絖枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03137242A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104328564A (zh) * | 2014-10-22 | 2015-02-04 | 杭州创兴织造设备科技有限公司 | 一种织口高度可调的双层织物纺织机 |
-
1989
- 1989-10-24 JP JP27641889A patent/JPH03137242A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104328564A (zh) * | 2014-10-22 | 2015-02-04 | 杭州创兴织造设备科技有限公司 | 一种织口高度可调的双层织物纺织机 |
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