JPH03137233A - 紡機における自動機のリフティング同期制御装置 - Google Patents
紡機における自動機のリフティング同期制御装置Info
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- JPH03137233A JPH03137233A JP27537889A JP27537889A JPH03137233A JP H03137233 A JPH03137233 A JP H03137233A JP 27537889 A JP27537889 A JP 27537889A JP 27537889 A JP27537889 A JP 27537889A JP H03137233 A JPH03137233 A JP H03137233A
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- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 title claims description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 230000005347 demagnetization Effects 0.000 abstract description 3
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はリング精紡機、リング撚糸機等の紡機の機台長
手方向に沿って移動して糸継ぎ作業等を行うなう自動機
のリフティング同期制御装置に関するものである。
手方向に沿って移動して糸継ぎ作業等を行うなう自動機
のリフティング同期制御装置に関するものである。
「従来の技術」
一般にこの種の紡機においては、リングレールか機台運
転中に昇降運動を繰返しながら次第に上昇することによ
り管糸が形成される。従って、この種の紡機において糸
継ぎ等の作業を自動機により行わせる場合には、該作業
を行うアクチュエータがリングレールの昇降運動と同期
して昇降運動を行うことが必要となる。従来リング精紡
機において糸切れした管糸から糸端を解離する装置とし
て、特開昭62−215478号公報には第5図に示す
ように、自動I![49に糸切れした管糸5゜の糸端を
吸引するノズル51を備えたスライダ52を垂直方向に
延びるレール53に沿って摺動可能に配設し、該スライ
ダ52をモータ54により駆動されるドラム55に巻上
げ、巻戻しされるワイヤロー156の端部に吊り下げ、
糸端の吸引作業を行う場合にモータ54を駆動してスラ
イダ52を該スライダ52に設けられた係止部材57が
リングレール58上部と係合する位置まで移動させ、そ
の後はドラム55をフリーの状態としてリングレール5
8の昇降運動に伴いスライダ52が停止部材57を介し
てリングレール58と一体的に移動するようにした装置
が開示されている。
転中に昇降運動を繰返しながら次第に上昇することによ
り管糸が形成される。従って、この種の紡機において糸
継ぎ等の作業を自動機により行わせる場合には、該作業
を行うアクチュエータがリングレールの昇降運動と同期
して昇降運動を行うことが必要となる。従来リング精紡
機において糸切れした管糸から糸端を解離する装置とし
て、特開昭62−215478号公報には第5図に示す
ように、自動I![49に糸切れした管糸5゜の糸端を
吸引するノズル51を備えたスライダ52を垂直方向に
延びるレール53に沿って摺動可能に配設し、該スライ
ダ52をモータ54により駆動されるドラム55に巻上
げ、巻戻しされるワイヤロー156の端部に吊り下げ、
糸端の吸引作業を行う場合にモータ54を駆動してスラ
イダ52を該スライダ52に設けられた係止部材57が
リングレール58上部と係合する位置まで移動させ、そ
の後はドラム55をフリーの状態としてリングレール5
8の昇降運動に伴いスライダ52が停止部材57を介し
てリングレール58と一体的に移動するようにした装置
が開示されている。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、前記従来装置ではアクチュエータであるノズ
ル51を支持する支持体としてのスライダ52はリング
レール58と同期して積極的に駆動されるのではなく、
係止部材57を介してリングレール58の昇降運動に基
いて昇降動される。
ル51を支持する支持体としてのスライダ52はリング
レール58と同期して積極的に駆動されるのではなく、
係止部材57を介してリングレール58の昇降運動に基
いて昇降動される。
従って、リングレール58にはスライダ52及びノズル
51の荷重が片側に加わってリングレール58にねじれ
を生じさせる力が加わることになり、リングレール58
が円滑に昇降運動をする上で妨げとなって糸の巻取りが
円滑に行われない。又、自動機49が次の作業位置に移
動する際、リングレール58と係止部材57とが係合状
態で移動した場合にはリングレール58に無理な力が加
わるだけでなく、リングレール58に傷がつくという問
題がある。これを避けるため自動1149の移動時にリ
ングレール58の昇降範囲外にスライダ52及び係止部
材57を上昇移動させ、作業を必要とする位置に自動機
か到達した後、係止部材57かリングレール58と係合
する位置までスライダ52を降下させるという方法を採
用すると、位置決めに時間か掛かるという問題がある。
51の荷重が片側に加わってリングレール58にねじれ
を生じさせる力が加わることになり、リングレール58
が円滑に昇降運動をする上で妨げとなって糸の巻取りが
円滑に行われない。又、自動機49が次の作業位置に移
動する際、リングレール58と係止部材57とが係合状
態で移動した場合にはリングレール58に無理な力が加
わるだけでなく、リングレール58に傷がつくという問
題がある。これを避けるため自動1149の移動時にリ
ングレール58の昇降範囲外にスライダ52及び係止部
材57を上昇移動させ、作業を必要とする位置に自動機
か到達した後、係止部材57かリングレール58と係合
する位置までスライダ52を降下させるという方法を採
用すると、位置決めに時間か掛かるという問題がある。
本発明は前記の問題点に鑑みてなされたものであって、
その目的はリングレールに無理な力を加えることなくア
クチュエータの位置をリングレールの昇降運動と同期し
て昇降動させることができ、しかも自動機の移動後にお
けるアクチュエータの位置決め時間を短縮することがで
きる紡機における自動機のリフティング同期制御装置を
提供することにある。
その目的はリングレールに無理な力を加えることなくア
クチュエータの位置をリングレールの昇降運動と同期し
て昇降動させることができ、しかも自動機の移動後にお
けるアクチュエータの位置決め時間を短縮することがで
きる紡機における自動機のリフティング同期制御装置を
提供することにある。
[課題を解決するための手段]
前記の目的を達成するため本発明においては、リングレ
ールの位置を示す信号又はリングレールの動作信号の少
なくとも一方を送信する送信部を紡機側に設置1、紡機
機台の長手方向に沿って移動して作業を行う自動機には
作業用のアクチュエータを支持する支持体を積極的に昇
降動させる昇降装置を設け、前記送信部からの送信信号
を受信してその信号に基いて前記昇降装置を前記支持体
がリングレールと同期運動するように駆動制御する制御
装置を設けた。
ールの位置を示す信号又はリングレールの動作信号の少
なくとも一方を送信する送信部を紡機側に設置1、紡機
機台の長手方向に沿って移動して作業を行う自動機には
作業用のアクチュエータを支持する支持体を積極的に昇
降動させる昇降装置を設け、前記送信部からの送信信号
を受信してその信号に基いて前記昇降装置を前記支持体
がリングレールと同期運動するように駆動制御する制御
装置を設けた。
[作用]
本発明の装置では紡機側に設けられた送信部からリング
レールの位置を示す信号又はリングレールの動作信号の
少なくとも一方が送信される。自動機は紡機機台の長手
方向に沿って移動して所定の作業位置で作業を行う。自
動機に装備された糸継ぎ等の作業を行うアクチュエータ
は昇降装置により積極的に昇降動される支持体に支持さ
れ、昇降装置は前記送信部からの送信信号を受信してそ
の信号に基づいて昇降装置を駆動制御する制御装置の指
令に従い支持体がリングレールと同期運動をするように
駆動制御される。すなわち、アクチュエータを支持する
支持体はリングレールと係合づることなく独立して昇降
動され、その昇降動がリングレールの位置を示す信号又
はリングレールの動作信号に基いて行われるため、リン
グレールと確実に同期して駆動される。
レールの位置を示す信号又はリングレールの動作信号の
少なくとも一方が送信される。自動機は紡機機台の長手
方向に沿って移動して所定の作業位置で作業を行う。自
動機に装備された糸継ぎ等の作業を行うアクチュエータ
は昇降装置により積極的に昇降動される支持体に支持さ
れ、昇降装置は前記送信部からの送信信号を受信してそ
の信号に基づいて昇降装置を駆動制御する制御装置の指
令に従い支持体がリングレールと同期運動をするように
駆動制御される。すなわち、アクチュエータを支持する
支持体はリングレールと係合づることなく独立して昇降
動され、その昇降動がリングレールの位置を示す信号又
はリングレールの動作信号に基いて行われるため、リン
グレールと確実に同期して駆動される。
[実施例1]
次に本発明を具体化した第1実施例を第12図に従って
説明する。第2図に示すように精紡機機台1の左右両側
(第2図の上下両側)にはその長手方向に沿ってライン
シャフト2が回転自在に配設されている。両ラインシャ
フト2にはそれぞれリングレール3及びラペットアング
ル4を昇降作動する昇降ユニット5が一定間隔で配設さ
れている。昇降ユニット5は第1図に示すように特開昭
62−1331.29号公報に開示された装置と同様に
、ラインシャフト2と一体回転可能に嵌着固定されたね
じ歯車6及びがさ歯車7と、上端にリングレール3ある
いはラペットアングル4が固着されたポーカピラー8,
9の下部に形成されたスクリュ一部8a、9aが螺入さ
れるとともに前記ねし歯車6あるいはがさ歯車7と噛合
するナツト体10,11とから構成されている。
説明する。第2図に示すように精紡機機台1の左右両側
(第2図の上下両側)にはその長手方向に沿ってライン
シャフト2が回転自在に配設されている。両ラインシャ
フト2にはそれぞれリングレール3及びラペットアング
ル4を昇降作動する昇降ユニット5が一定間隔で配設さ
れている。昇降ユニット5は第1図に示すように特開昭
62−1331.29号公報に開示された装置と同様に
、ラインシャフト2と一体回転可能に嵌着固定されたね
じ歯車6及びがさ歯車7と、上端にリングレール3ある
いはラペットアングル4が固着されたポーカピラー8,
9の下部に形成されたスクリュ一部8a、9aが螺入さ
れるとともに前記ねし歯車6あるいはがさ歯車7と噛合
するナツト体10,11とから構成されている。
ラインシャフト2はフロントローラー2の回転が歯車列
13を介して伝達されるリフティング駆動用ギヤボック
ス14の出力軸15にカップリンク16を介して連結さ
れている。ギヤボックス14内に設けられた回転軸17
には、フロン1〜ローラ12の回転が歯車列13を介し
て伝達されて一定方向に回転される回転軸18の回転が
歯車列19゜20及び電磁クラッチ21.22を介して
伝達され、電磁クラッチ2]、22の励消磁により回転
軸17とともにラインシャフト2か正逆回転駆動され、
ラインシャフト2の正逆回転に対応してリングレール3
及びラペットアングル4が昇降作動されるようになって
いる。
13を介して伝達されるリフティング駆動用ギヤボック
ス14の出力軸15にカップリンク16を介して連結さ
れている。ギヤボックス14内に設けられた回転軸17
には、フロン1〜ローラ12の回転が歯車列13を介し
て伝達されて一定方向に回転される回転軸18の回転が
歯車列19゜20及び電磁クラッチ21.22を介して
伝達され、電磁クラッチ2]、22の励消磁により回転
軸17とともにラインシャフト2か正逆回転駆動され、
ラインシャフト2の正逆回転に対応してリングレール3
及びラペットアングル4が昇降作動されるようになって
いる。
ギヤボックス14にはリングレール3の動きと連動して
リングレール3の位置を示す信号を出力するエンコータ
23が取付けられている。前記電磁クラッチ21.22
は制御装置24からの出力信号に基いて作動され、制御
装置24は前記エンコーダ23からの出力信号に基いて
リングレール3の位置を演算し、所定の制御プログラム
に従ってリングレール3を昇降動するように両電磁クラ
ッチ21.22に制御信号を出力する。制御装置24に
は前記電磁クラッチ21.22の制御信号及びエンコー
ダ23のパルス信号を精紡i機台1に沿って移動する自
動機25に送信する熱線用の送信部26が設けられてい
る。
リングレール3の位置を示す信号を出力するエンコータ
23が取付けられている。前記電磁クラッチ21.22
は制御装置24からの出力信号に基いて作動され、制御
装置24は前記エンコーダ23からの出力信号に基いて
リングレール3の位置を演算し、所定の制御プログラム
に従ってリングレール3を昇降動するように両電磁クラ
ッチ21.22に制御信号を出力する。制御装置24に
は前記電磁クラッチ21.22の制御信号及びエンコー
ダ23のパルス信号を精紡i機台1に沿って移動する自
動機25に送信する熱線用の送信部26が設けられてい
る。
自動機25には糸継ぎ作業用のアクチュエータ(図示せ
ず)を支持する支持体を積極的に昇降動させる昇降装置
が設けられている。昇降装置27は前記昇降ユニット5
と同様な構成の昇降ユニット28と、該昇降ユニット2
8の駆動軸29を駆動するサーボモータ30とから構成
され、アクチュエータを支持する支持体31が昇降ユニ
ット28の一対のポーカピラー32に一体移動可能に固
定されている。自動機25には精紡mi台1側に設けら
れた送信部26からの信号を受信する受信部33が設け
られ、受信部33で受信された信号が前記サーボモータ
30を駆動する制御装置としてのサーボドライバ34に
送られるようになっている。サーボドライバ34はその
信号に基いてサーボモータ30を駆動制御する。
ず)を支持する支持体を積極的に昇降動させる昇降装置
が設けられている。昇降装置27は前記昇降ユニット5
と同様な構成の昇降ユニット28と、該昇降ユニット2
8の駆動軸29を駆動するサーボモータ30とから構成
され、アクチュエータを支持する支持体31が昇降ユニ
ット28の一対のポーカピラー32に一体移動可能に固
定されている。自動機25には精紡mi台1側に設けら
れた送信部26からの信号を受信する受信部33が設け
られ、受信部33で受信された信号が前記サーボモータ
30を駆動する制御装置としてのサーボドライバ34に
送られるようになっている。サーボドライバ34はその
信号に基いてサーボモータ30を駆動制御する。
次に前記のように構成された装ごの作用を説明する。精
紡機機台1が運転されるとリングレール3は制御装置2
4の駆動制御信号により所定のプログラムに従って昇降
動される。ギヤボックス14に設けられたエンコータ2
3からはリングレール3の位置を示す信号が出力され、
制御装置24はその信号からリングレール3の位置を演
算して電磁クラッチ21.22の励消磁を制御する。制
御装置24はエンコータ23からのパルス信号及び電磁
クラッチ21.22の駆動制御信号を送信部26から送
信する。自動機25は受信部33でその信号を受信し、
その信号がサーボドライバ34に伝達される。サーボド
ライバ34はその信号に基いてサーボモータ30を駆動
制御し、昇降ユニット28に装備された支持体31がリ
ングレール3と同期して昇降動される。支持体31は従
来装置と異なりリングレール3に負荷を加えることなく
リングレール3と同期し7て積極的に昇降動される。従
って、支持体31に装備されたアクチュエータか作業を
行う間、リングレール3に無理な力が加わることなく糸
の巻取りか円滑に行われる。
紡機機台1が運転されるとリングレール3は制御装置2
4の駆動制御信号により所定のプログラムに従って昇降
動される。ギヤボックス14に設けられたエンコータ2
3からはリングレール3の位置を示す信号が出力され、
制御装置24はその信号からリングレール3の位置を演
算して電磁クラッチ21.22の励消磁を制御する。制
御装置24はエンコータ23からのパルス信号及び電磁
クラッチ21.22の駆動制御信号を送信部26から送
信する。自動機25は受信部33でその信号を受信し、
その信号がサーボドライバ34に伝達される。サーボド
ライバ34はその信号に基いてサーボモータ30を駆動
制御し、昇降ユニット28に装備された支持体31がリ
ングレール3と同期して昇降動される。支持体31は従
来装置と異なりリングレール3に負荷を加えることなく
リングレール3と同期し7て積極的に昇降動される。従
って、支持体31に装備されたアクチュエータか作業を
行う間、リングレール3に無理な力が加わることなく糸
の巻取りか円滑に行われる。
自動機が作業を必要とする他の錘と対応する位置まで移
動する際、従来の装置では自動機の移動中はリングレー
ルの位置に関する情報が自動機に伝達されない、そのた
め、自動機は作業位置に到着した後、支持体の位置をリ
ングレールと対応する位置に位置決めしなければならず
、位置決めに要する時間が長くなり、自動機の稼動効率
か低下する。しかし、本発明では自動8125が作業を
必要とする錘と対応する位置に移動する間にもリングレ
ール3の位置に関する情報が自動機25へ伝達されてい
るため、その情報に基いて支持体31をリングレール3
と同期運動させることか可能となり、自動機25か作業
を必要とする所定位置に到達した時点でアクチュエータ
か直ちに作業を開始することができ自動機25の稼動効
率か向上する。又、自動8125の移動中常に支持体3
1をリングレール3と同期運動させなくとも、自動機2
5が作業位置に近付いた時点でサーボモータ30の駆動
を開始して支持体31をリングレール3と対 0 応した位置に配置するとともにリングレール3と同期運
動させることにより、自動機25が作業位置に到着した
後アクチュエータか直ちに作業を開始することかできる
。
動する際、従来の装置では自動機の移動中はリングレー
ルの位置に関する情報が自動機に伝達されない、そのた
め、自動機は作業位置に到着した後、支持体の位置をリ
ングレールと対応する位置に位置決めしなければならず
、位置決めに要する時間が長くなり、自動機の稼動効率
か低下する。しかし、本発明では自動8125が作業を
必要とする錘と対応する位置に移動する間にもリングレ
ール3の位置に関する情報が自動機25へ伝達されてい
るため、その情報に基いて支持体31をリングレール3
と同期運動させることか可能となり、自動機25か作業
を必要とする所定位置に到達した時点でアクチュエータ
か直ちに作業を開始することができ自動機25の稼動効
率か向上する。又、自動8125の移動中常に支持体3
1をリングレール3と同期運動させなくとも、自動機2
5が作業位置に近付いた時点でサーボモータ30の駆動
を開始して支持体31をリングレール3と対 0 応した位置に配置するとともにリングレール3と同期運
動させることにより、自動機25が作業位置に到着した
後アクチュエータか直ちに作業を開始することかできる
。
なお、精紡機機台1側の昇降ユニット5と自動機25側
の昇降ユニット28のギヤ比が異なる場合、前記駆動制
御信号は制御装置24あるいは自動i!125のサーボ
ドライバー34あるいは自動機25に装備されたマイク
ロコンピュータ(図示せず)で自動機25側の昇降ユニ
ット28に対応した値に換算される。
の昇降ユニット28のギヤ比が異なる場合、前記駆動制
御信号は制御装置24あるいは自動i!125のサーボ
ドライバー34あるいは自動機25に装備されたマイク
ロコンピュータ(図示せず)で自動機25側の昇降ユニ
ット28に対応した値に換算される。
[実施例2]
次に第2実施例を第3図に従って説明する。この実施例
ではリングレール3を昇降動させる装置としてハートカ
ムを用いた昇降装置か使用されている点が前記実施例と
異なっている。すなわち、この実施例の装置ではリング
レール3は一端がプーリ35に止着されたチェーン36
の他端に止着されたバー37とともに昇降動される。プ
ーリ35か嵌着固定された回転軸38はハートカム3つ
の1 回転により揺動されるリフティングレバー40の両端に
設けられたカイトプーリ41に案内されてその一端か所
定量ずつ巻上げられるとともにその経路長か変更される
リフティングチェーン42を介して回動されるようにな
っている。回転軸38にはリングレール3の位置を示ず
信号ずなわち回転軸38の回転角度を示す信号を発する
エンコータ43が取付りられている。そして、この実施
例の装置ではエンコーダ43からの信号がマイクロコン
ピュータ44に送られ、マイクロコンピュータ44にて
リングレール3の位置が演算され、演算後にリングレー
ル3の位置を示す信号が送信部26を経て自動1112
5の受信部33に送られ、サーボドライバ34はその信
号に基づいてサーボモータ30を駆動制御する。従って
、この実施例の装置においてもリングレール3の昇降運
動と同期して支持体31の昇降運動が行われる。
ではリングレール3を昇降動させる装置としてハートカ
ムを用いた昇降装置か使用されている点が前記実施例と
異なっている。すなわち、この実施例の装置ではリング
レール3は一端がプーリ35に止着されたチェーン36
の他端に止着されたバー37とともに昇降動される。プ
ーリ35か嵌着固定された回転軸38はハートカム3つ
の1 回転により揺動されるリフティングレバー40の両端に
設けられたカイトプーリ41に案内されてその一端か所
定量ずつ巻上げられるとともにその経路長か変更される
リフティングチェーン42を介して回動されるようにな
っている。回転軸38にはリングレール3の位置を示ず
信号ずなわち回転軸38の回転角度を示す信号を発する
エンコータ43が取付りられている。そして、この実施
例の装置ではエンコーダ43からの信号がマイクロコン
ピュータ44に送られ、マイクロコンピュータ44にて
リングレール3の位置が演算され、演算後にリングレー
ル3の位置を示す信号が送信部26を経て自動1112
5の受信部33に送られ、サーボドライバ34はその信
号に基づいてサーボモータ30を駆動制御する。従って
、この実施例の装置においてもリングレール3の昇降運
動と同期して支持体31の昇降運動が行われる。
なお、本発明は前記両実施例に限定されるものではなく
、例えば、第1実施例のラインシャフト2を使用してリ
ングレール3の昇降運動を行う梢 2 成の装置において、第4図に示すようにラインシャフト
2の駆動をフロントローラ12側と切り離し、サーボド
ライバ46を介して駆動されるサーボモータ45により
回転軸17を直接正逆回転駆動する構成を採用したり、
支持体31の昇降装置として一対のガイドロッドに昇降
動可能に支持体31を支承するとともに1本のスクリュ
ーシャフトで支持体31を昇降動させる構成としてもよ
い。
、例えば、第1実施例のラインシャフト2を使用してリ
ングレール3の昇降運動を行う梢 2 成の装置において、第4図に示すようにラインシャフト
2の駆動をフロントローラ12側と切り離し、サーボド
ライバ46を介して駆動されるサーボモータ45により
回転軸17を直接正逆回転駆動する構成を採用したり、
支持体31の昇降装置として一対のガイドロッドに昇降
動可能に支持体31を支承するとともに1本のスクリュ
ーシャフトで支持体31を昇降動させる構成としてもよ
い。
又、送信部26と受信部33とを無線装置とする代わり
に、両者をケーブルで連結する構成を採用してもよい、
又、支持体31に装備されるアクチュエータは糸継ぎ用
に限らず、トラベラ交換用等信の作業を目的とするもの
でもよい。
に、両者をケーブルで連結する構成を採用してもよい、
又、支持体31に装備されるアクチュエータは糸継ぎ用
に限らず、トラベラ交換用等信の作業を目的とするもの
でもよい。
[発明の効果]
以上詳述したように本発明によれば、自動機に装備され
たアクチュエータを支持する支持体がリングレールと係
合することなく独立してしかもリングレールと同期した
状態で確実に昇降動されるため、アクチュエータの作業
中にリングレールに無理な負荷か加わることがなく糸の
巻取りが常に3 円滑に行われる。又、自動機がある錘で作業終了後、次
に作業を必要とする錘と対応する位置まで移動する場合
、リングレールの位置に関する情報が常に自動機に送ら
れるので、自動機はその情報に基いて移動中に支持体の
位置をリングレールの位置と対応する位置に移動させる
ことかでき、自動機が作業位置に到達した時点で直ちに
アクチュエータの作業が可能となり、自動機の稼動効率
か向」二する。
たアクチュエータを支持する支持体がリングレールと係
合することなく独立してしかもリングレールと同期した
状態で確実に昇降動されるため、アクチュエータの作業
中にリングレールに無理な負荷か加わることがなく糸の
巻取りが常に3 円滑に行われる。又、自動機がある錘で作業終了後、次
に作業を必要とする錘と対応する位置まで移動する場合
、リングレールの位置に関する情報が常に自動機に送ら
れるので、自動機はその情報に基いて移動中に支持体の
位置をリングレールの位置と対応する位置に移動させる
ことかでき、自動機が作業位置に到達した時点で直ちに
アクチュエータの作業が可能となり、自動機の稼動効率
か向」二する。
第1,2図は本発明を具体化した第1実施例を示すもの
であって第1図は概略斜視図、第2図は概略平面図、第
3図は第2実施例の概略斜視図、第4図は変更例の概略
斜視図、第5図は従来装置の概略図である。 精紡i機台1、ラインシャフト2、リングレール3、昇
降ユニット5,28、リフティング駆動用ギヤボックス
14、エンコーダ23.43、制御装置24、自動機2
5、送信部26、支持体31、受信部33、制御装置と
してのサーボドライバ34゜4 40
であって第1図は概略斜視図、第2図は概略平面図、第
3図は第2実施例の概略斜視図、第4図は変更例の概略
斜視図、第5図は従来装置の概略図である。 精紡i機台1、ラインシャフト2、リングレール3、昇
降ユニット5,28、リフティング駆動用ギヤボックス
14、エンコーダ23.43、制御装置24、自動機2
5、送信部26、支持体31、受信部33、制御装置と
してのサーボドライバ34゜4 40
Claims (1)
- 1、リングレールの位置を示す信号又はリングレールの
動作信号の少なくとも一方を送信する送信部を紡機側に
設け、紡機機台の長手方向に沿って移動して作業を行う
自動機には作業用のアクチュエータを支持する支持体を
積極的に昇降動させる昇降装置を設け、前記送信部から
の送信信号を受信してその信号に基いて前記昇降装置を
前記支持体がリングレールと同期運動するように駆動制
御する制御装置を設けた紡機における自動機のリフティ
ング同期制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27537889A JPH03137233A (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 紡機における自動機のリフティング同期制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27537889A JPH03137233A (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 紡機における自動機のリフティング同期制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03137233A true JPH03137233A (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=17554652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27537889A Pending JPH03137233A (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 紡機における自動機のリフティング同期制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03137233A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103696051A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-04-02 | 经纬纺织机械股份有限公司 | 一种用于环锭细纱机的控制钢领板和导纱板升降运动的装置 |
CN103993394A (zh) * | 2014-06-11 | 2014-08-20 | 经纬纺织机械股份有限公司 | 控制细纱机钢领板动作的装置 |
CN113293471A (zh) * | 2020-02-21 | 2021-08-24 | 拉克施米机械制造有限公司 | 自动纱线捻接单元 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5058331A (ja) * | 1973-09-19 | 1975-05-21 |
-
1989
- 1989-10-23 JP JP27537889A patent/JPH03137233A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5058331A (ja) * | 1973-09-19 | 1975-05-21 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103696051A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-04-02 | 经纬纺织机械股份有限公司 | 一种用于环锭细纱机的控制钢领板和导纱板升降运动的装置 |
CN103696051B (zh) * | 2013-12-16 | 2016-01-06 | 经纬纺织机械股份有限公司 | 一种用于环锭细纱机的控制钢领板和导纱板升降运动的装置 |
CN103993394A (zh) * | 2014-06-11 | 2014-08-20 | 经纬纺织机械股份有限公司 | 控制细纱机钢领板动作的装置 |
CN113293471A (zh) * | 2020-02-21 | 2021-08-24 | 拉克施米机械制造有限公司 | 自动纱线捻接单元 |
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