JPH03137068A - 複合管及び粉粒体吹込みノズル - Google Patents

複合管及び粉粒体吹込みノズル

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JPH03137068A
JPH03137068A JP27151189A JP27151189A JPH03137068A JP H03137068 A JPH03137068 A JP H03137068A JP 27151189 A JP27151189 A JP 27151189A JP 27151189 A JP27151189 A JP 27151189A JP H03137068 A JPH03137068 A JP H03137068A
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黒川 征男
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昭義 大塩
Mitsutoshi Mimura
三村 満俊
Hatsuo Taira
初雄 平
Tsuzuru Nuibe
縫部 ▲つづる▼
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐摩耗性、耐熱性に加えて耐衝撃性等の高性
能を要求される粉粒体輸送管等に適用可能な金属管とセ
ラミックスとからなる複合管に関し、また、前記複合管
構造を利用して冶金炉などへの効果的な粉粒体吹込みを
可能ならしめる粉粒体吹込みノズルに関するものである
〔従来の技術〕
粉コークス、粉鉱石あるいは金属粉末等が各種の産業分
野に使用されている。これらの粉粒体の輸送には鋼管や
ステンレス管などが多用されるが、粉粒体と接触する管
の内面が激しく摩耗する。このため摩耗部分の補修や配
管等の取替頻度が高く、それらに費やす労力1時間およ
び費用は真人である。
近年、これらの問題を解決するため、耐摩耗性、耐熱性
に優れたセラミックスが積極的に活用されるようになっ
てきている。ところで、セラミックスは前述したように
耐摩耗性、耐熱性には極めて優れるが、衝撃力に弱く、
かつ加工性に乏しい欠点を有している。而してセラミッ
クスを単体の管として使用することは少なく、多くの場
合、鋼管やステンレス管等の金属管と組み合わせた複合
管として使用されることが一般的である。
第9図は従来−船釣に使用されている複合管の一例を示
すもので、第9図(alは前述した金属管11の内面に
セラミックスの小片12を有機あるいは無機接着剤で貼
付けて構成された複合管13である。第9図(b)は前
記金属管11の内側にセラミックス管12aを挿入固着
して構成された複合管L3aであり、金属管11とセラ
ミ7クス管12aの固着には接着剤による接着手段や金
属管の焼嵌め手段等が多く採用されている。また近年前
記金属管11とセラミックス管12aの固着手段として
、形状記憶合金の形状回復力を利用する試みも一部でな
されている6例えば特開昭63−43089号公報では
、前記金属管11として2方同性の形状記憶合金を用い
、複合管の使用温度域においては金属管11の内径が小
さくなってセラミックス管12aに密着し、非使用温度
域では逆に金属管11の径が大きくなって密着状態が解
かれるよう構成することにより、セラミックス管12a
の損耗状態の点検や交換を容易にする技術手段が開示さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記第9図(a)に示すセラミックス小片12を金属管
11の内面に貼付ける手段は、金属管11の内径が小さ
くなると貼付作業が容易に行えず、特に小径で長尺のも
のについては実質的に貼付が不可能であった。また、接
着剤の耐熱温度は一般に低く、このため複合管13.1
3aの使用温度が高くなると接着力が低下して、セラミ
ックス小片12やセラミックス管12a等が脱落するな
どの問題もあった。
一方、第9図山)に示す金属管11の内側にセラミック
ス管12aを挿入固着する手段において、焼嵌め、及び
形状記憶合金製金属管による固着手段では、金属管11
のセラミックス管12aを締めつける力が過大になると
セラミックス管12aが破壊する問題がある。このため
金属管内径とセラミックス管外径を高精度に加工する必
要がある。
このセラミックスの高精度機械加工は高価であり、省略
したい工程である。
また、二方向性の形状記憶合金は内径が小さくなる形状
回復では、長さ方向の伸びを伴うためセラミックス管1
2aの長さ方向に張力が負荷される。この張力によりセ
ラミックスの破壊がより生じ易くなるので、複合管13
aが長尺になるほど製造が難しくなる。係る問題は、短
尺のセラミックス管を多数使用して解決することが考え
られるが、それぞれのセラミックス管の外径が異なれば
、締めつけ力が外径の大きなセラミックス管に集中する
ことになり、かえって破壊に対して不利になる。従って
、従来の二方向性の形状記憶合金を用いる手段ではセラ
ミックス管の外径の高精度加工が一層重要となる。
本発明は、前述した従来手段における問題点の抜本的な
解決を図り、セラミックスの有する耐摩耗性および耐熱
性を効果的に発揮し、しかも充分な耐衝撃性等の機械的
強度を有する金属とセラミックスの複合管、並びに前記
複合管の特性をさらに有効に利用した粉粒体吹込みノズ
ルの提供をその課題とするものである。
[!IHを解決かるための手段〕 前記課題を解決する本発明は、金属管の内側にセラミッ
クス管を挿入固着してなる金属とセラミックスの複合管
において、前記金属管を一方向性形状記憶合金で構成す
るとともに、前記金属管の内側に、軟質材からなる緩衝
層を介装してセラミックス管を挿入し、前記金属管の形
状回復力でセラミックス管を固着したことを特徴とする
ものである。また前記緩衝層が、銅、鉛、プラスチック
等の軟質材で、しかも筒状に構成されていることを他の
特徴とするものである。また、前記筒状に構成された緩
衝層に任意数のスリットが穿設されていることを他の特
徴とするものである。
さらにまた、前述した一方向性形状記憶合金製金属管の
内側に軟質材からなる緩衝層を介装してセラミックス管
を挿入し、前記金属管の形状回復力でセラミックス管が
固着された複合管を、内管と外管からなる二重管、もし
くは内管、中管および外管からなる三重管構造の粉粒体
吹込みノズルの前記内管に適用したことを特徴とするも
のである。
〔作用〕
第1図は本発明に基づく複合管の一実施例を示したもの
である。この第1図において、1が複合管であり、一方
向性形状記憶合金からなる金属管2と、この金属管2の
内側に挿入固着されたセラミックス管3、及び金属管2
とセラミックス管3の間に介装された緩衝層4とから構
成されている。
緩衝N4としては銅や鉛あるいはプラスチック、超塑性
材料等の軟質の材料を用いることができ、帯状、紐状あ
るいは糸状をした前記軟質材を、予めセラミックス管3
の外周に所定厚みになるよう巻きつけて緩衝N4を形成
すること、あるいは前記軟質材を予め筒状に形成し、こ
の筒状体をセラミックス管3の外周に挿入して緩衝N4
を形成することでもよい。
一方向性形状記憶合金からなる金属管2は、加熱するこ
とによりその径が縮小するような形状記憶処理が施され
ている。而してこの金属管2の内側に、前述した緩衝層
4を介装してセラミックス管3を挿入した後、複合管1
を全体的に、もしくは金属管2のみを加熱すれば金属管
2が縮径し、その形状回復力で緩衝層4を介してセラミ
ックス管3を締め付け、固着する。緩衝層4は前述した
金属管2の径縮小に容易に追従して変形し、セラミック
ス管3に過剰な形状回復力が作用することを防止する緩
衝機能を発揮する。このため、例えば金属管2の内面あ
るいはセラミックス管3の外面の横断面が真円でなかっ
たり、金属管2の内径あるいはセラミックス管3の外径
が長さ方向において変化しているときなどに、セラミッ
クス管3に応力集中が生じることを緩和することができ
、複合管としての製作性を著しく向上させ、しかも製品
としての信穎性を飛躍的に高めることができた。
緩衝層4の形態は前述したように特に限定するものでは
ないが、予め筒状に形成された緩衝層は、長さ方向にお
いて高精度の製造が可能であり、前述した緩衝機能と固
着機能を同時に、しかも効率的に発揮させることができ
、効果的な手段である。
また、前記筒状に構成された緩衝層4に、例えば第2図
に示すようなスリット5を穿設すると後述する如き種々
の優れた効果があり、前述した緩衝層4の機能をさらに
高めることが可能となる。
スリット5としては、第2図(alに示すように緩衝層
4の内面から外面まで貫通したスリット5aとすること
、第2図(′b)に示すように緩衝層4の内面側から穿
設した凹溝状のスリット5bとすること、あるいは第2
図(C)に示すように緩衝N4の外面から穿設した凹溝
状のスリット5cとすることのいずれでもよい。
次に前記スリット5 (前記スリット53〜5cを総称
して、スリット5と言う)の作用について説明する。前
記第1図の金属管2の形状回復による内径の縮小に対し
てスリット5を穿設していない緩衝層の場合、円周方向
の圧縮変形のみで追従しようとする。このため厚みの厚
い緩衝層や、比較的硬い材質で形成された緩衝層では、
金属管2の形状回復力が緩衝層4の変形に消費されてセ
ラミックス管3の固着力不足を来す恐れがある。これに
対し第2図(alに示すような緩衝N4に、その内面か
ら外面まで貫通したスリ7)5aを穿設すると、金属管
2の形状回復に対して緩衝N4は円周方向の圧縮変形よ
りも小さな力で進行する縮径方向の曲げ変形が先行する
ため、金属管2の形状回復力を効率よ(セラミックス管
3に伝達できる。
また、第2図(ト))や第2図(C)に示すような緩衝
N4内面側あるいは外面側から穿設した凹溝状のスリッ
ト5b、5cの場合は、スリットを穿設しない場合と同
様に金属管2の形状回復に対して円周方向の圧縮変形で
追随する。しかしながらこの圧縮変形を薄肉の連結部5
b+、5ctに小さな力で集中させることができること
からこの場合も金属管2の形状回復力を効率よくセラミ
ックス管3に伝達できる。以上のように筒状に構成され
た緩衝層4にスリット5を穿設すると、金属管形状回復
力の緩衝層による費消を小さくでき、セラミックス管3
を強固に固着することが可能となる。さらに緩衝層の厚
みが厚い場合、緩衝層の材質が比較的硬い場合、緩衝層
の径が大きい場合等には複数条のスリットを穿設すると
セラミックス管の固着を一層強固にでき、かつ固着力を
均等にすることができる。尚、複数条のスリットを穿設
するには第2図(b)や第2図(C)に示す如き凹溝が
適するが、緩衝114の内面から外面まで貫通したスリ
ット5aでも例えば第2図(d)に示すように緩衝層4
の長さ方向に若干の連結部5a+を残し、これを千鳥配
列することなどの手段で可能となる。
さて次に、緩衝層の径方向の寸法について説明する。
第3図はスリットの穿設されていない筒状緩衝層を介装
させる場合、及び前記第2図(bl、 (C1に示すス
リット5b、5cを穿設した緩衝層を介装させる場合の
緩衝層の寸法の基本的な考え方を示したもので、金属管
2の形状回復前の内径をdm、セラミックス管3の外径
をDCとすると、緩衝層4の外径Dpと内径ctpを次
式を満足するように加工する。
Dc<dp≦D c X (1+ 0.01 ) ・・
・・・・・・(1)dm X (1−s r+0.01
5)≦Dp≦d+m   −”・・・・・(2)ここで
8rは形状記憶合金の回復ひずみであり、外力がない場
合の回復後の内径はdmx(1−εr)となる、形状記
憶合金の形状回復力による固着力を充分に引き出すには
、前記(1)弐における緩衝層の内径apをできるだけ
セラミックス管3の外径Dcに近い値とし、かつ(2)
式における緩衝層の外径Dpをできるだけ金属管2の内
径dmに近い値とするのが望ましい。
一方、前記第2図(a)に示す内面から外面に貫通した
スリット5aを穿設した筒状体を用いる場合は下記(3
)及び(4)式を満足するように緩衝層4の外径Dpと
内径dpを設定すればよい。
dp#Dc            ・・・・・・・・
・(3)Dp−dp>dmX  (1−s r)−Dc
・・・(4)前述したごとく、スリット加工を施した緩
衝層の管の場合は、スリット加工を施さない場合に比べ
て金属管の縮径の変化に容易に追随するので、比較的硬
い緩衝層や厚みの大きな緩衝層の管を使用するときは、
係るスリット加工を施すと強固に一体化される。
テープ状や紐条あるいは糸条のものをセラミックス管の
外面に巻きつけて形成された緩衝層の場合、その厚みt
を下記(5)式で示す条件にすると強固に一体化が可能
である。
t > (dmx (1−a r)−Dc)/2−(5
)以上のような構成でなる本発明の複合管の提供により
以下に述べるような利点を得ることができる。即ち緩衝
層を介装することによりセラミックス管を固定する一方
向性形状記憶合金からなる金属管の固着力を緩衝層の変
形により均等化できること、また形状記憶合金管の形状
回復時の長さ変化により発生するセラミックス管の長さ
方向の張力が軽減されるので、従来の焼嵌めや2方向性
形状記憶合金を使用した複合管で問題となるセラミック
スの破壊の問題を激減させることができる。
また先に、従来法では金属管の内径、およびセラミック
ス管の外径の精密加工の重要さを述べたが、セラミック
スの機械加工は難しく高価であり、それだけ複合管の製
造費も高くなる。しかし、本発明では加工が容易な緩衝
層を前記寸法範囲になるよう加工すればよく、従って、
セラミックス管は焼き放し、あるいは粗加工で充分であ
り、複合管の製造費用を安価にできる。
また短尺のセラミックス管を多数挿入して長尺の複合管
を製造する場合においても、個々のセラミックス管の外
径を同一に精密加工しなくても、それぞれのセラミック
ス管の外径に応じて緩衝層の内径および外径を決めれば
よく、やはり製造費用を安価にできる。
さらに、長尺のセラミックス管をを使用する場合、焼き
放し状態ではセラミックス管の寸法は長さ方向で変動す
るが、この場合は緩衝層を長さ方向で適当な数に分割し
、セラミックス管の長さ方同位置でその外径に応じて緩
衝層の寸法を決めればよい。もし、長さ方向の径が管端
側で大きくて、中央側に装着すべき緩衝層にセラミック
ス管が通せない場合は緩衝層にスリット加工を施せばよ
く、製造上とくに問題とはならない。
第4図は本発明に基づく他の例を示すもので、同一寸法
の金属管2に対して大きさの異なるセラミックス管3a
、3b、3cを挿入固着した複合管1aである。このよ
うな複合管1aにおいても緩衝層4a、4b、4cの厚
みを変化させることにより容易に対応が可能である。尚
、緩衝JEJ 4 Cのようにその厚みが厚く、金属管
2の形状回復力がセラミックス管3Cに伝達され難い部
分については、第5図に示すように緩衝層4Cに複数条
の前述したスリン)5cを穿設すればよい。
第6図は前述した構成の複合管を粉粒体吹込みノズル(
以下単にノズルと言う)に適用した一例を示す断面構造
図であり、第7図は前記第6図のA−A断面図である。
本例は、精錬容器内へ炭素質粉末及び精錬ガスを吹込む
ためのノズル100に関するもので、前記炭素質粉末を
キャリヤーガスと共に流通せしめる内管101と、精錬
ガスとしての酸素等の酸化性ガスが流通する流路102
aを形成するための中管102、冷却用の非酸化性ガス
の流路103aを形成するための外管103とから構成
されている。而して前記内管101には、一方向性形状
記憶合金からなる金属管2と、この金属管2の内側に軟
質材からなる緩衝層4を介装して挿入固着されたセラミ
ックス管3とから構成された複合管1を用いている。金
属管2の外側には間隔保持材102bを介して中管10
2が装着され、この金属管2と中管102とで流路10
2aを形成している。中管102の外周には適宜間隔で
、凹清か設けられ、前記外管103との間で流路103
aを形成している。
以上のように構成されたノズル100では、高熱条件で
、激しい摩耗作用の生じる内管101に、複合管1が用
いられていることから耐用性を飛躍的に向上させること
ができる。
また、図示しないが同様の目的で使用される二重管構造
のノズルにおいても、その内管に前述した複合管1を用
いることにより、耐用性に優れ、しかも製造コストの低
度なノズルを得ることができる。
〔実施例〕
前記第1図に示す構造の複合管を、従来手段°と本発明
に基づいて製造し、その性能を比較した。
第1表はその製造条件と性能比較を示すもので、金属管
としてはいずれも鉄系の一方向性形状記憶合金を用いた
。第8図(a)は、従来手段におけるセラミックス管の
外径(A)、及び金属管の内径(B)の長さ方向の寸法
変動状況を示すもので、セラミックス管外径が、金属管
の内径の50mmを超える範囲(Xl、 (ylについ
ては切削加工を行った。第8図(blは、本発明に基づ
くセラミックス管の外径(C)、緩衝層の内径(E)、
外径(F)、及び金属管の内径(D)の長さ方向の寸法
変動状況を示すものであり、セラミックス管外径の旋削
等による高精度加工は一切行わなかった。
第1表から明らかなように、従来手段による複金管では
、特に旋削加工を行った径の大きい部分に亀裂が多発し
た。これに対し本発明の複合管では、亀裂や割れ発生等
のトラブルの発生は皆無であった。
〔発明の効果〕
本発明の金属とセラミックスの複合管の提供により、焼
嵌めや形状記憶合金の形状回復を利用して金属管でセラ
ミックス管を直接締めつけて一体化する従来の問題であ
ったセラミックス管の割れや、セラミックス管の外径の
高価な精密加工が省略できる。また接着剤を用いて金属
管とセラミックス管を一体化する場合での問題であった
高温での接合力の低下も大幅に改善される。さらに、複
合管の内径を径違いのセラミックス管を組み合わせて製
造することも極めて容易であり、適用範囲を著しく広げ
ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく複合管の一実施例を示す部分断
面斜視図、第2図は筒状に構成された緩衝Ji4に穿設
されたスリ7)の実施例を示す図、第2図ia)は内面
から外面まで貫通したスリットの図、第2図(b)は内
面側から穿設された凹溝状スリ7)の図、第2図(C1
は外面側から穿設された凹溝状のスリットの図、第2図
(d)は複数条の貫通スリットの図、第3図は緩衝層の
径方向の寸法を説明するための構造図、第4図は本発明
に基づく他の例を示す複合管の断面図、第5図は前記第
4図の側面図、第6図は本発明に基づく粉粒体吹込みノ
ズルの一実施例を示す断面構造図、第7図は前記第6図
のA−A断面図、第8図は具体的実施例における金属管
、セラミックス管等の長さ方向における寸法の変動状況
を示す線図、第9図は従来−船釣に使用されている複合
管の一例を示す部分断面斜視図である。 1、la:複合管、2:金属管、3,3a〜3C:セラ
ミックス管、4.4a〜4C:緩衝層、5.5a〜5C
ニスリツト、11−・・金属管、12:セラミックス小
片、12a:セラミックス管、13.13a:複合管、
100:粉粒体吹込みノズル、101:内管、102:
中管、103:外管。 第 2 図 (C1) (b) (υ (d) 第6!!$!! 第 図 第 図 第5図 第8図 (Q) (b) 長さ方向位置 (m) 富士町1番地 新日本製鐵株式会社広 手続補正書 平成2年6月13日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属管の内側にセラミックス管を挿入固着してな
    る金属とセラミックスの複合管であって、前記金属管が
    一方向性形状記憶合金からなり、かつ前記金属管の内側
    に、軟質材からなる緩衝層を介装してセラミックス管を
    挿入し、前記金属管の形状回復力でセラミックス管が固
    着されていることを特徴とする金属とセラミックスの複
    合管。
  2. (2)緩衝層が、銅、鉛、プラスチック等の軟質材で、
    筒状に構成されている請求項(1)に記載の複合管。
  3. (3)筒状に構成された緩衝層に任意数のスリットが穿
    設されている請求項(2)に記載の複合管。
  4. (4)内管と外管からなる二重管、もしくは内管、中管
    および外管からなる三重管構造の粉粒体吹込みノズルで
    あって、前記内管が、一方向性形状記憶合金製金属管の
    内側に軟質材からなる緩衝層を介装してセラミックス管
    を挿入し、前記金属管の形状回復力でセラミックス管が
    固着された複合管であることを特徴とする粉粒体吹込み
    ノズル。
JP1271511A 1989-10-20 1989-10-20 複合管及び粉粒体吹込みノズル Expired - Lifetime JP2694028B2 (ja)

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CN101934555A (zh) * 2010-08-19 2011-01-05 杨永利 离心自蔓延陶瓷内衬复合油管端部陶瓷层增韧方法
US11015809B2 (en) 2014-12-30 2021-05-25 General Electric Company Pilot nozzle in gas turbine combustor

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