JPH0313698Y2 - - Google Patents

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JPH0313698Y2
JPH0313698Y2 JP15512485U JP15512485U JPH0313698Y2 JP H0313698 Y2 JPH0313698 Y2 JP H0313698Y2 JP 15512485 U JP15512485 U JP 15512485U JP 15512485 U JP15512485 U JP 15512485U JP H0313698 Y2 JPH0313698 Y2 JP H0313698Y2
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JP
Japan
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tank
liquid
liquid level
breakwater
level detector
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JP15512485U
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JPS6262929U (ja
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  • Level Indicators Using A Float (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、特に自動車のウオツシヤタンクにお
ける液面検出器に関するものである。
〔考案の背景〕
従来のこの種の液面検出器としては、この出願
人が先に提出している実願昭58−148665号の出願
がある。これは、第2図に示すように、ウオツシ
ヤタンク2の底面に設置されかつウオツシヤタン
ク2内の洗浄液3の液面に追従して動作するフロ
ート4と、このフロート4内に埋設したマグネツ
ト5の接近により閉路し、かつ上記フロート4を
上下動可能に支持しているガイド筒6内に設置さ
れているリードスイツチ7を有し、上記液面が下
がることによつて降下するフロート内マグネツト
5によりリードスイツチ7が閉路すれば、端子
8、リード線9を経て、図示しない警告灯が点灯
されるようになつている。なお10は防波筒、1
1及び12は流通孔を示す。
このように構成されている液面検出器1を、ウ
オツシヤタンク2に取付けるには、そのウオツシ
ヤタンク2の底面に設けた透孔13にパツキン1
4を嵌合し、このパツキン14内に液面検出器1
の防波筒を圧入し、リブ15及びフランジ16に
よつて係合保持させているが、上記リブ15の外
径は、透孔13の内径より小さく、しかもリブ1
5の外径とパツキン14の内径差が、小さく形成
されているために、例えばタンク2内に充填した
洗浄液3が凍結膨脹しタンク2が変形されると、
このタンク2に保持される液面検出器1が傾き、
ひいては、防波筒10に形成されているリブ15
とパツキン14との係止力が解け、さらにはその
パツキン12が透孔13より外れて、液面検出器
1がタンク2より脱落してしまうといつた問題点
があつた。そこでこの問題点を解消するために、
同図で示すように、液面検出器1に、直径方向、
例えば翼方向に突設される一対のフランジ16′
を設け、またタンク2にはその双方のフランジ1
6′が嵌合される凹溝19を形成し、上記液面検
出器1を、タンク2に取付けるには、上記フラン
ジ16′をタンク2に形成されている角孔13′を
通過させた後、この液面検出器1を90度回動させ
ることにより、双方のフランジ16′はタンク2
に形成されている凹溝19内にパツキン14と共
に、係止させるように構成したものである。なお
17は防波筒10の下端縁に設けた突部18に係
止されかつ内部に前記の端子8を取付けているコ
ネクタである。
しかしながら、このような従来の液面検出器1
にあつては、タンク2内液の極度の凍結による氷
の膨脹力がその防波筒10の片側方向から作用す
ると、タンク2内底部に取付けた防波筒10が傾
く方の応力を受け、これが原因でフランジ16′
と凹溝19との係止力が保持できなくなつて、液
面検出器1が、タンク2より離脱されること、あ
るいは、液面検出器1が破損される等の不具合が
生じていた。
〔考案の目的〕
本考案はかかる従来の不具合に着目してなされ
たもので、液面検出器の防波筒に、液体の凍結膨
脹力を吸収することができる可撓部を設けること
により、上記不具合を解消することのできる液面
検出器を提供することを目的とするものである。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を第1図に示す実施例に基いて詳
細に説明するが、本実施例における構造と従来例
で示した構造との同一部分は、従来例で引用した
符号を付してその同一構造部の説明は省略する。
本実施例における構造的特長は、防波筒10であ
つて、その他の構造は、従来例と同じである。即
ちこの実施例の防波筒10においては、その液槽
2との取付部上側近傍に、蛇腹状の可撓部20を
形成したものである。従つてこの防波筒10の下
部においては、その防波筒10の上部を偏心方向
(倒す方向)及びスラスト方向に変位せしめるこ
とができる可撓部20を設けたことにより、液槽
2内に入れられている液体がその一方向から凍結
して、その凍結膨脹力により、防波筒10に、第
1図の鎖線で示すような押動力が作用しても、そ
の防波筒10の上部変位は可撓部20で吸収され
て、防波筒10の下部に伝達されることがないの
で、防波筒10下部における液槽2との取付け部
に、破壊的無理が伝達されることがなく、防波筒
10と液槽2との係止が確保できる効果がある。
〔考案の概要〕
以上のように本考案は、液槽2内に上下方向を
向けて設置され、かつ下端が該液槽2に嵌着され
た防波筒10の内側に同軸的に連結形成したガイ
ド筒6の外周に、槽内液3の液面の変動に応じて
上下動し、かつ磁石5が装着されたフロート4を
上下動自在に取付け、前記ガイド筒6内に前記磁
石5の磁界を検知して信号を発する磁界検出素子
7を設け、該磁界検出素子7からの信号で前記液
面のレベルを検出するようにした液面検出器にお
いて、前記防波筒10の、前記液槽2との嵌着部
及び前記ガイド筒6との連結部との間に前記液槽
2に対して前記防波筒10の上部を傾むけさせる
ことのできる可撓部20を設けたことを特徴とす
る液面検出器である。
〔考案の効果〕
従つてこの液面検出器によれば、液槽2内に位
置される防波筒10の嵌着部近傍に、可撓部20
を設けたことにより、その防波筒10の上部に、
液体の氷結進行による膨脹力が作用して、該防波
筒10を押倒する方向又はスラスト方向の外力が
作用しても、該外力は、可撓部で吸収されて、防
波筒10と液槽2との係合部には作用されること
がないので、液槽内における防波筒10の取付耐
久性が向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる液面検出器の実施例を
示した断面図、第2図はその従来例の説明図であ
る。 1……液面検出器、2……タンク、3……液、
4……フロート、5……マグネツト、6……ガイ
ド筒、7……リードスイツチ、8……端子、9…
…リード線、10……防波筒、11,12……流
通孔、13′……透孔、14……パツキン、15
……リブ、16′……フランジ、17……コネク
タ、18……突部、19……凹溝、20……可撓
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液槽2内に上下方向を向けて設置され、かつ下
    端が該液槽2に嵌着された防波筒10の内側に同
    軸的に連結形成したガイド筒6の外周に、槽内液
    3の液面の変動に応じて上下動し、かつ磁石5が
    装着されたフロート4を上下動自在に取付け、前
    記ガイド筒6内に前記磁石5の磁界を検知して信
    号を発する磁界検出素子7を設け、該磁界検出素
    子7からの信号で前記液面のレベルを検出するよ
    うにした液面検出器において、前記防波筒10
    の、前記液槽2との嵌着部及び前記ガイド筒6と
    の連結部との間に前記液槽2に対して前記防波筒
    10の上部を傾むけさせることのできる可撓部2
    0を設けたことを特徴とする液面検出器。
JP15512485U 1985-10-09 1985-10-09 Expired JPH0313698Y2 (ja)

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JP15512485U JPH0313698Y2 (ja) 1985-10-09 1985-10-09

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JP15512485U JPH0313698Y2 (ja) 1985-10-09 1985-10-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6262929U JPS6262929U (ja) 1987-04-18
JPH0313698Y2 true JPH0313698Y2 (ja) 1991-03-28

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ID=31075545

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