JPH03136587A

JPH03136587A - 動画像符号化装置の周期的リフレッシュ方式

Info

Publication number: JPH03136587A
Application number: JP1276885A
Authority: JP
Inventors: Yoshitaka Nakano; 中野　吉孝
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1989-10-23
Filing date: 1989-10-23
Publication date: 1991-06-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は動画像符号化装置の周期的リフレッシュ方式に
関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の符号化装置の周期的リフレッシュは、リ
フレッシュを行なうライン単位あるいは数ライン単位に
リフレッシュ動作を示す信号を符号化画像信号と同期し
て送信することとなっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の動画像符号化装置の周期的リフレッシユ
方式は、リフレッシュを行なったラインあるいは数ライ
ンに同期して、リフレッシュを示す信号をそのライン毎
にあるいは数ライン毎に送信しているので、低速度伝送
路を使用する動画像符号化装置においては伝送する情報
量が多くなるという欠点があり、特に高能率な情報量圧
縮を行なうため、従来の周期的リフレッシュのようなラ
イン単位の処理はできないことが多いという欠点がある
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の動画像符号化装置の周期的リフレッシュ方式は
、動画像符号化装置において、画像フレームの垂直同期
信号によりリフレッシュ周期のフレーム数をカウントす
るフレームカウンタ回路と、水平同期信号により１フレ
ーム内のライン数をカウントするラインカウンタ回路と
、前記フレームカウンタ回路のカウント値とラインカウ
ンタ回路のカウント値を用いてフレーム毎にリフレッシ
ュするラインまたは数ラインが順番にスライドするよう
に制御するリフレッシュタイミング回路と、リフレッシ
ュ制御信号により符号化回路をリフレッシュ動作するり
フレッシュ手段と、リフレッシュ時間を受信側に知らせ
るためにリフレッシュ開始信号をリフレッシュ周期に１
回だけ送信する送信手段とを備えることを特徴とする。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

第１図において、フレーム垂直同期信号１はｍフレーム
カウンタ回路１００に入力し、フレーム垂直同期信号１
によりカウント・アップする。このｍフレームカウンタ
回路１００はリフレッシュ開始信号６によってカウント
・リセットする。ｍフレームカウンタ回路１００からは
フレーム数のカウント値２を出力する。水平同期信号３
はラインカウンタ回路１０１に入力し、水平同期信号３
によりカウント・アップする。このラインカウンタ回路
１０１はフレーム垂直同期信号１によってカウント・リ
セットする。ラインカウンタ回路１０１からはライン数
のカウント値４を出力する。

フレーム数カウント値２とライン数カウント値４はリフ
レッシュタイミング回路１０２に入力し、符号化回路に
対するリフレッシュ制御信号５とリフレッシュ開始信号
６とを出力する。

第２図は本実施例における周期的リフレッシュ動作を説
明するための図、第３図は本実施例における周期的リフ
レッシュの処理単位を示す図、第４図は本実施例のタイ
ミング図である。

第２図において、リフレッシュ周期をｍフレームとし、
リフレッシュを行なう期間をにフレームとする。リフレ
ッシュ期間にフレームでは、第３図に示すように数ライ
ン単位（＃）ずつフレームの先頭から＃１．＃２．・・
・、＃にとスライド操作してリフレッシュを実行する。

リフレッシュ終了後（ｍ−ｋ）フレーム期間は通常の符
号化を実行する。

次に第４図を参照して説明する。

第４図において、フレーム数カウント値２が“１”のと
き、ライン数カウント値によりリフレッシュの実行時間
＃１を定めて、リフレッシュ制御信号５をハイレベルに
する。以下同様に、フレーム数カウント値が“ｋｏ“の
とき、リフレッシュ制御信号５を＃にの時間だけハイレ
ベルにする。

次に第１図において、リフレッシュ制御信号５による符
号化回路について説明する。ただし、ここでは符号化回
路は基本的な構成のフレーム間符号化とする。画像信号
７は減算器（−）１０３において予測信号９Ｃとの差分
をとり、予測誤差信号８を出力する。予測誤差信号８は
量子化器（Ｑ）１０５に入力し、量子化レベル番号とな
った符号化画像信号１０を出力する。さらに、符号化画
像信号１０は逆量子化器（Ｑ−’）１０６に入力し、量
子化レベル番号を符号化誤差信号１１にして出力し、加
算器（＋＞１０７によって予測信号９Ｃにより復号化画
像信号１２に出力する。復号化画像信号１２はフレーム
メモリ１０８において１フレ一ム時間蓄積し、予測信号
９ａを出力する。通常の符号化においては、切替器１０
４は端子ａと端子Ｃが接続されている。ここで、リフレ
ッシュ制御信号５を切替器１０４と量子化器１０５及び
逆量子化器１０６に入力し、リフレッシュ制御信号５が
ハイレベルのとき、切替器１０５では端子すと端子Ｃが
接続され、予測信号９Ｃは“０°°となる。従って画像
信号７が量子化器１０５に直接入力されて符号化画像信
号１０となり、リフレッシュ動作が実行される。リフレ
ッシュ制御信号５によって量子化器１０５はリフレッシ
ュ時の特別な特性に切り替えて量子化を行なう。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、リフレッシュを周期的に
行なう場合、リフレッシュ開始信号を送信するだけで受
信側においてもリフレッシュの時間がわかり、通常の符
号化と同様に、リフレッシュを実行したライン番号やリ
フレッシュ時の量子化器の番号等を画像信号と多重して
送信する必要がなくなる。従って特に低速度伝送の符号
化装置においてはライン単位の制御ができないためフレ
ーム単位の制御を行なうことが多いが、このようなとき
でもライン単位でのリフレッシュ処理が可能となる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は本実
施例における周期的リフレッシュ動作を説明するための
図、第３図は本実施例における周期的リフレッシュの処
理単位を示す図、第４図は本実施例のタイミング図であ
る。１・・・フレームの垂直同期信号、２・・・水平同期信
号、３・・・フレーム数のカウント値、４・・・ライン
数のカウント値、５・・・リフレッシュ制御信号、６・
・・リフレッシュ開始信号、７・・・画像信号、８・・
・予測誤差信号、９ａ、９ｂ、９ｃ・・・予測信号、１
０・・・符号化画像信号、１１・・・復号誤差信号、１
２・・・復号化画像信号、１００・・・ｍフレームカウ
ンタ回路、１０１・・・ラインカウンタ回路、１０２・
・・リフレッシュタイミング回路、１０３・・・減算器
、１０４・・・切替器、１０５・・・量子化器、１０６
・・・逆量子化器、１０７・・・加算器、１０８・・・
フレームメモリ。

Claims

【特許請求の範囲】

動画像符号化装置において、画像フレームの垂直同期信
号によりリフレッシュ周期のフレーム数をカウントする
フレームカウンタ回路と、水平同期信号により１フレー
ム内のライン数をカウントするラインカウンタ回路と、
前記フレームカウンタ回路のカウント値とラインカウン
タ回路のカウント値を用いてフレーム毎にリフレッシュ
するラインまたは数ラインが順番にスライドするように
制御するリフレッシュタイミング回路と、リフレッシュ
制御信号により符号化回路をリフレッシュ動作するリフ
レッシュ手段と、リフレッシュ時間を受信側に知らせる
ためにリフレッシュ開始信号をリフレッシュ周期に１回
だけ送信する送信手段とを備えることを特徴とする動画
像符号化装置の周期的リフレッシュ方式。