JPH03135881A - トラック荷箱の門戸移動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野　〕 本発明はトラック荷箱後部の門戸を荷台のセンターより
左右に移動するための装置に間するものである。

〔従来の技術　〕

従来、トラック荷箱後部の門戸を荷台のセンターより左
右に移動する手段として、門戸の下方で荷台後部に左右
方向に螺軸を設置し、該螺軸に門戸の下部に取り付けた
ブラケットを螺合し、螺軸をモーターで回転させること
により門戸を移動させていた。（特願昭６０−２２２３
３２号）〔発明が解決しようとする課題　〕 トラック荷台上への荷積みや積み下ろしを容易にする為
、荷台上を開放することが重要である。

それ故、荷台上を大きく開放するため、荷台の後部門戸
と門戸上に設面されている屋根煽り部材を一体に荷台の
側方へ移動する装置を本出願人が特願昭６０−２２２３
３２号として出願している。

本発明は上記出願の後部門戸の移動部の改良に関するも
ので、後部門戸をより軽快に力強く、且つ、正確に移動
せんとするものである。

〔課題を解決するための手段　〕

上記目的を達成するため本発明装置は、トラック荷台上
の門戸を両ロッド型油圧シリンダーにて荷台のセンター
より左右に移動させたことを特徴とするものである。

而して、その形態として、シャーシ側に取り付けたケー
ス内に両ロッド型油圧シリンダーを設け、該両ロッド型
油圧シリンダーのシリンダーロッドの先端の前後にガイ
ド車を設けると共に、ケース底面に固定ガイド車を設け
、一端を門戸側に止着した連繋部材の他端が前記ガイド
車及び固定ガイド車を経てケースに止着されているもの
である。

又、他の形態として、シャーシ側に取り付けたケース内
に両ロッド型油圧シリンダーを設け、該両ロッド型油圧
シリンダーのシリンダーロッドの先端にガイド車を設け
ると共に、一端を門戸側に止着した連繋部材の他端が前
記ガイド車を経てケースに止着されているもである。

〔作」　〕

次に本発明装置の作用を図面に基づき説明すれば、門戸
の移動手段として、両ロッド型油圧シリンダーを使用し
ている為、シリンダーに油圧を供給すれば門戸を左右い
ずれの方向でも移動し、又任意位置に正確に止めること
ができる。

第１図乃至第４図に示すトラック荷箱に於いて、荷台（
１）上を開放するには、先ず、荷台（１）の開放側の屋
根部材（１３）を屋根上の油圧シリンダー（１２）によ
り上方へ回動し、次いで、後部の門戸（２）の下方の両
ロッド型油圧シリンダー（６）に油圧を供給し、開放側
と反対側のシリンダーロッド（７）を突出すれば、該シ
リンダーロッド（７）の先端滑車（８）に係合するロー
プ（１０）がシリンダーロッド（７）の突出方向に引か
れ、該ロープ（１０）を止着している案内杆（３〉は門
戸（２）と共にシリンダーロッド（７）の突出方向に移
動し、反対側を開放するのである。

而して、ロープ（１０）はシリンダーロッド（７）の先
端の２個の可動滑車（８）とケース（４）底面の１個の
固定滑車（９〉とを経て一端はケース（４）に、他端は
門戸（２）の案内杆（３）に止着されている為、シリン
ダーロッド（７）を突出した場合、少ないシリンダース
トロークで長い距離を移動させる事ができるものである
。

次に、第５図に示すトラック荷箱のものは、シリンダー
ロッド（７）の先端に１ｗＡの滑車（８）を設け、該滑
車（８）に一端がケース（４）に、他端は門戸（２）の
案内杆（３）に止着されたロープ（１０）が係合するも
のであるから、前記作用と同様、開放側と反対側のシリ
ンダーロッド（７）を突出すればロープ（１０）が引か
れ、突出したシリンダーロッド（７）側に門戸（２）が
移動するものである。

門戸（２）の移動距離は可動滑車１個を設けである為、
短いシリンダーストロークで長い距離を移動させる事が
できるものである。

Ｃ′Ａ施例　〕 以下本発明の実施例を図面に基づき説明すれば、第１図
乃至第４図に於いて、図中（１）はトラック荷箱の荷台
、く２）は荷台（１）の後部に設置した門戸であり、該
門戸（２）の上面には屋根煽り部材〈Ａ）の後方部が装
着されている。

そして、後部の門戸（２）の下面には断面が略工型の案
内杆（３）が固定されている。

（４）はシャーシ（５）上で荷台（１）後部に横方向に
設けたケースである。

ケース（４）内には両ロッド型油圧シリンダー（６）が
設置され、シリンダーロッド（７）（７）の先端には前
後に２個の滑車（８）等のガイド車が取り付けられてい
る。

（９）はケース（４）の底面で、滑車（８）よりもケー
スの中心寄りに設けた固定滑車等の固定ガイド車である
。

（１０）は一端を門戸（２）の案内杆く３）の略中央部
に止着し、他端は前部の滑車（８）より固定滑車く９）
を経て後部の滑車（８）に係合してケース（４）に止着
したロープ等の３１！繋部材である。

而して、両ロッド型油圧シリンダー（６）を作動するこ
とにより、ロープ（ｌＯ）にて引かれる案内杆（３）と
共に門戸（２）が側方へ移動するが、２個の可動する滑
車と１個の固定滑車を有する為、シリンダース１〜ロー
クの４倍の移動が可能になる。

又、荷台（１）の前部には前部壁（１１）が設置され、
該前部壁（１１）の上面の長平方向にケース（４゛）が
取り付けられ、該ケース（４′）内には荷台後部同様両
ロッド型油圧シリンダーく６°）が設置され、シリンダ
ーロッド（７°）（７°）の先端には前後に２個の滑車
（８′）等のガイド車、及びケース（・１°）底面に固
定滑車（９′）等の固定ガイド車が取り付けられている
。

そして、２個の滑車（８“）（８”）及び固定滑車（９
゛）には夫々後部と同様にロープ（Ｌ’０’）が係合さ
れ、ロープ（１０’）の一端は屋根煽り部材（Ａ＞の前
方部を装着した断面が略工型の案内杆（３゛）の略中央
部に止着し、他端はケース（４′）に止着されている。

而して、両ロッド型油圧シリンダー（６゛）を作動する
ことにより、ロープ（１０°）に引かれる案内杆（３°
）と共に屋根煽り部材（Ａ）が側方へ移動する。

屋根煽り部材（Ａ）は荷台（１）前部の案内杆（３゛）
上、及び後部の門戸（２）上に設けた油圧シリンダー（
１２）、及び該油圧シリンダー（１２）により開閉され
る屋根部材（１３）より構成されている。

尚、荷台前部壁（１１）上の移動構成は、荷台後部の門
戸（２）下の移動構成と同様に両ロッド型油圧シリンダ
ー（６°）を有する積極的な移動構成となっている゛が
、かかる構成に限定されるものではなく、消極的に案内
杆（３゛）が財にローラーく図示せず）上を移動する等
、駆動力を有しなくても後部の駆動力により移動可能で
ある。

第５図は同じく両ロッド型油圧シリンダー（６）を設け
た荷台の後部門戸（２）の’ｊＮｊＪ装置であり、この
場合は、シャーシ（５）側に取りｆｌけたケース（４）
内に両ロッド型油圧シリンダー（６）を設け、該両ロッ
ド型油圧シリンダー（６）のシリンダーロッド（７）の
先端に１個の滑車（８）等のガイド車が取り付けられて
いる。

そして、滑車（８）には一端が門戸（２）に固定された
案内杆（３）の略中央部に止着され、他端が滑車（８）
よりもケースの中央寄りのケース（４）に止着されたロ
ープ（１０）等の連繋部材が係合している。

而して、両ロッド型油圧シリンダー（６）を作動すれば
、シリンダーロッド（７）の突出側にロープ（１０）が
引かれ、門戸く２）をその方向に移動するが、１個の可
動する滑車（８）を有する為、シリンダーストロークの
２倍の距雛の移動が可能になる。

又、荷台の前部壁土の移動構成は、前同様門戸下の移動
構成と同様であるが、積極的に両ロッド型油圧シリンダ
ーを有しなくても門戸（２）下の駆動力により移動可能
であることは前同様である。

尚、本発明の滑車（８）及び固定滑車（９）に換え、ス
プロケットを使用してもよく、その場合、ロープ（１０
）はローラーチェーンを使用することになる。

〔発明の効果　〕

本発明によれば、荷台の門戸の移動手段として両ロッド
型油圧シリンダーを設けた為、荷台のセンターより左右
何れの方向にでも移動可能である。

又、可動滑車、固定滑車を設けたことにより、少ないシ
リンダーストロークで多くの動きをさせる事ができる。

更に、少ないシリンダース１〜ロークの為コンパクトに
なり、車両幅の規制内で使用可能であると共に、シリン
ダー運動のため力強く、且つ、正確に門戸を任意位置に
停止できる等、効果絶大なる有用な発明である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の実施例を示した背面図、第２図は
同上の部分斜視図、第３図は同上の部分平面図、第４図
は同上の側面図、第５図は本発明装置の他の実施例を示
した背面図である。 符号 （１〉は荷台 （２）は門戸 （４）はケース （６）は両ロッド盟油圧シリンダー （７）はシリンダーロッド （８）は滑車 （９）は固定滑車 （１０）はローブ 第 図 コ・・・門戸 ｌ・・・ケース ７・・・シリンダーロッド ｇ・・・滑車 １０・・・ロープ 第 １ 図 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕トラック荷台上の門戸を両ロッド型油圧シリンダ
   ーにて荷台のセンターより左右に移動させたことを特徴
   とするトラック荷箱の門戸移動装置。 〔２〕シャーシ側に取り付けたケース内に両ロッド型油
   圧シリンダーを設け、該両ロッド型油圧シリンダーのシ
   リンダーロッドの先端の前後にガイド車を設けると共に
   、ケース底面に固定ガイド車を設け、一端を門戸側に止
   着した連繋部材の他端が前記ガイド車及び固定ガイド車
   を経てケースに止着されているトラック荷箱の門戸移動
   装置。 〔３〕シャーシ側に取り付けたケース内に両ロッド型油
   圧シリンダーを設け、該両ロッド型油圧シリンダーのシ
   リンダーロッドの先端にガイド車を設けると共に、一端
   を門戸側に止着した連繋部材の他端が前記ガイド車を経
   てケースに止着されているトラック荷箱の門戸移動装置
   。