JP2525719Y2 - 防波堤欠口部用ゲート - Google Patents

防波堤欠口部用ゲート

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JP2525719Y2
JP2525719Y2 JP10406790U JP10406790U JP2525719Y2 JP 2525719 Y2 JP2525719 Y2 JP 2525719Y2 JP 10406790 U JP10406790 U JP 10406790U JP 10406790 U JP10406790 U JP 10406790U JP 2525719 Y2 JP2525719 Y2 JP 2525719Y2
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雅雄 鈴木
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日本自動機工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、防波堤に形成した欠口部の開放時に、扉
体が外観に表れないようにした防波堤欠口部用ゲートに
関するものである。
<従来の技術及びその問題点> 防波堤の一部に形成した欠口部は、例えば船に対する
荷役作業等のために存在するのであるが、この欠口部
は、常時開放することなく高潮時にはこれを閉塞しなけ
ればならない。このように閉塞するために従来は第4図
に示すように、欠口部aの両側における防波堤bにガイ
ドレールcを垂直状に配設し、このガイドレールcに沿
って扉体dを上下動せしめる構造がとられていたのであ
った。ところで、これによると欠口部aを開放する場合
には、扉体dを上昇させてそのまま固定せしめるのであ
るが、このように平時は扉体dが外観に顕現する位置に
あってはなはだ見苦しい体裁を有するのみならず、この
欠口部aは人間が通過する通ととなるが、頭上に扉体d
が存在することにより、いつ落下するかもしれないとい
う不安感が付きまとい、作業性にも影響を与えていたの
であった。
<問題点を解決するための手段> そこでこの考案に係る防波堤欠口部用ゲートは前記の
問題点を解決するために、防波堤に形成した欠口部内側
面及び陸側方向に連通するガイド部材を形成し、このガ
イド部材に対し、走行自在な扉体を直接又は間接に係合
して、欠口部を開放した場合における扉体が外観に表れ
ないようにしたものである。
<実施例> 次にこの考案に係る防波堤欠口部用ゲートの一実施例
を図面に基づいて述べると、1は防波堤2の一部に形成
した公知の形状を有する欠口部であり、3はこの欠口部
1の内側面及び陸側方向へ連通するように形成したガイ
ドレール(ガイド部材)である。このガイドレール3は
第1図に示すように欠口部1の内側面に垂直とし、これ
を陸側方向へL字状に曲折して形成する場合、又は第2
図に示すように欠口部1の内側面から地中に垂直に形成
する場合がある。4は方形状に形成した扉体であり、5
はこの扉体4の両側縁に配設した車輪である。そしてこ
の車輪5は、前記ガイドレール3に係合せしめることに
よって扉体4はガイドレール3に沿って走行することに
なるのである。また扉体4に車輪5を配設せず、扉体4
の両側縁を直接ガイドレール3に係合せしめることもあ
る。いずれにしても扉体4は車輪5を介して間接に、ま
た扉体4の両側縁を直接にガイドレール3に係合せしめ
るのである。6は扉体4の後端部にピストンロッド7を
介して連結したシリンダーであり、このシリンダー6は
固定するものとする。
<作用> しかしてシリンダー6を作動せしめるとピストンロッ
ド7によって扉体4は、そのピストンロッド7に連結さ
れている後端部によって押圧又は牽引作用を受け、扉体
4はガイドレール3に沿って前後動し、欠口部1を開閉
することになるのである。
尚、第1図に示す実施例にあっては、欠口部1を開放
した状態における扉体4及びシリンダー6の収納部上面
は通路となる部分であるところ、これらを収納した状
態、すなわち欠口部1を開放した状態では通路に露見
し、歩行及び作業に支障を来すことがあるので、その上
面には蓋8を配設しておくことが好ましい。そして例え
ば保守点検等の必要が生じた場合には、前記蓋8を取り
外して行うのである。
<考案の効果> 前記のようにこの考案に係る防波堤欠口部用ゲートに
よれば、防波堤に形成した欠口部内側面及び陸側方向に
連通するガイド部材を形成し、このガイド部材に対し、
走行自在な扉体を直接又は間接に係合してあるので、欠
口部を開放した場合における扉体が外観に表れないとい
う効果を有するのである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る防波堤欠口部用ゲートの実施例を
示すものであり、第1図は断面図、第2図は他例を示す
断面図、第3図は扉体によって欠口部を閉塞した状態を
示す斜視図、第4図は従来例を示す正面図である。 1…欠口部 2…防波堤 3…ガイドレール(ガイド部材) 4…扉体 5…車輪 6…シリンダー 7…ピストンロッド 8…蓋

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】防波堤に形成した欠口部内側面及び陸側方
    向に連通するガイド部材を形成し、このガイド部材に対
    し、走行自在な扉体を直接又は間接に係合したことを特
    徴とする防波堤欠口部用ゲート。
  2. 【請求項2】防波堤に形成した欠口部内側面及び陸側方
    向に連通するガイド部材を形成し、このガイド部材に対
    し、走行自在な扉体を直接又は間接に係合し、かつ前記
    扉体の後端部をシリンダーに連結したことを特徴とする
    防波堤欠口部用ゲート。
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