JPH03135457A

JPH03135457A - 厨芥処理機

Info

Publication number: JPH03135457A
Application number: JP27537789A
Authority: JP
Inventors: Masanori Morikawa; 森川　正憲; Yuji Atsumi; 渥美　裕二
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-10-23
Filing date: 1989-10-23
Publication date: 1991-06-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）本発明は、炊事場等から出る厨芥を遠心脱水方式により
脱水するようにした厨芥処理機に関する。

（従来の技術）この種の厨芥処理機においては、例えば流し台のシンク
の下方に回転容器を設け、この回転容器にビニール袋等
の無孔状の袋を取り付けると共に、回転容器の上端開口
部に投入口を有する蓋を装着し、上記袋内に厨芥を水と
共に収容した状態で回転容器を回転させることによって
、袋内の水分を袋の上端から放出させて厨芥を脱水する
ようにしたものが考えられている。

そして、このものにおいて、上記袋を回転容器へ取り付
けるについては、例えば回転容器をシンクの開口部から
外部へ一旦取り出して、袋を回転容器に入れて該袋の開
口部を回転容器の外側へ折り返すことによって取り付け
、この後回転容器をシンクの下方にセットするか、或い
は、回転容器はシンクの下方にセットしたままで、袋を
シンクの開口部を通して上述と同様に回転容器に取り付
けるようにしている。

（発明が解決しようとする課題）上述したもののうち、回転容器を取り出して袋を取り付
けるようにしたものでは、比較的大きくしかも厨芥で汚
れた回転容器を逐−取り外したり取り付けたりしなけれ
ばならず、その作業が面倒であるという欠点がある。一
方、回転容器をセットしたままの状態で袋を取り付ける
ようにしたものでは、回転容器を逐−取り外したり取り
付けたりする必要はないが、手をシンクの開口部に挿入
して狭いところで袋を回転容器に取り付ける作業をしな
ければならないため、その取付作業が面倒であるという
欠点があり、何れも袋の取付作業が面倒であるという欠
点があった。

そこで、本発明の目的は、回転容器への袋の取付作業を
容品になし得て、使い勝手の向上を図り得る厨芥処理機
を提供するにある。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明の第１の手段は、上面が開口され駆動手段により
回転される回転容器と、厨芥を収容する無孔状の袋の開
口部を保持して前記回転容器の開口部に着脱可能に装着
される環状の取付体と、前記回転容器の開口部に着脱可
能に装着される蓋とを備え、前記回転容器の回転により
前記袋内の水分を袋と前記蓋との間を通し放出させて前
記厨芥を脱水するようにしたものである。

また、本発明の第２の手段は、上面が開口され駆動手段
により回転される回転容器と、この回転容器の上面に着
脱可能に装着され周壁部に袋装着部を有した蓋と、厨芥
を収容する無孔状の袋の開口部を前記蓋の袋装着部に着
脱可能に保持させる保持手段とを備え、前記回転容器の
回転により前記袋内の水分を袋と前記袋装着部との間を
通し放出させて前記厨芥を脱水するようにしたものであ
る。

（作用）第１の手段によれば、外部において取付体に袋の開口部
を保持させ、この状態で取付体を回転容器に装着するこ
とにより袋を回転容器に取り付けることができる。

また、第２の手段によれば、外部において蓋の袋装着部
に袋の開口部を保持手段により保持させ、この状態で蓋
を回転容器に装着することにより袋を回転容器に取り付
けることができる。

（実施例）以下本発明の第１実施例につき第１図乃至第３図を参照
して説明する。

まず全体を示した第２図において、１は流し台のシンク
で、底部に形成された開口部２に取付枠３が挿入配置さ
れている。４はシンク１の下方に配置された水受ケース
で、上部が取付枠３の外周部に螺合によって取り付けら
れている。水受ケース４の底部には排水口５が形成され
、この排水口５にフィルタ６が設けられていると共に、
排水ホース７が接続されている。８は駆動手段たるモー
タで、水受ケース４の底部に防振用のばね９を介して支
持されており、その回転軸８ａが上方に向けられている
。水受ケース４の底部中央部には軸受１０を有した弾性
体製のベロー１１が設けられており、上記回転軸８ａの
上端部が軸受１０を貫通して水受ケース４内に突出し、
そこに回転伝達部材１２が固着されている。

１３は上面が開口した回転容器で、底部を回転伝達部材
１２に着脱可能に嵌合させると共に、底部を貫通した上
記回転軸８ａの先端部に摘み１４を締め付けることによ
って回転軸８ａに連結している。尚、回転容器１３の周
壁部の下端部に複数個の通気孔１５を形成している。１
６は環状をなす取付体で、例えばビニール袋からなる無
孔状の袋１７の開口部を第３図に示すように保持した状
態で回転容器１３の上端開口部に着脱可能に装着されて
いる。１８は中央部に厨芥投入口１８ａを有した蓋で、
取付体１６を介して回転容器１３の上端開口部に着脱可
能に装着されている。この蓋１８にあって袋１７と対向
する周壁部には上下方向に延びる複数本の溝部１９が形
成されている。

また、蓋１８の上面部には第１図に示すようにしバー２
０の回動操作によって移動されるフック２１が対向状態
で２箇所に設けられている。そのフック２１は、圧縮コ
イルばね２２により上記回転容器１３の上端外周部に設
けられた係合部２３に係合する方向へ付勢されており、
その係合により蓋１８及び上記取付体１６を回転容器１
３に固定している。

２４は上記取付枠３に着脱可能に装着された上蓋で、中
央部に上記厨芥投入口１．８　ａに対応する筒状の投入
部２５が形成され、また、周縁部に流出口２６が形成さ
れている。２７はこの上蓋２４に着脱可能に載置された
投入部器である。

次に上記構成の作用について説明する。

厨芥の脱水処理を行うべく、袋１７を回転容器１３へ取
り付けるには、まず上蓋２４を取付枠３から外しておく
と共に、蓋１８及び取付体１６を回転容器１３から外し
ておく。そして、外部において、第３図に示すように取
付体１６に袋１７を通して、袋１７の開口部を外側へ折
り返すことにより袋１７を取付体１６に保持させ、この
状態で取付体１６を取付枠３の開口部３ａを通して回転
容器１３に装着する。これにより、袋１７を回転容器１
３に簡単に取り付けることができる。この後、蓋１８を
取付枠３の開口部３ａに挿入して、フック２１を回転容
器１３の係合部２３に係合させることにより蓋１８を回
転容器１３に装着し、さらに上蓋２４及び投入部器２７
を装着する。これにより、全てのセットが完了する。

この状態で、投入部Ｍ２７を外し、投入部２５から厨芥
投入口１８ａを通して袋１７内に厨芥を収容する。この
とき、厨芥と共に水も流入する。

次に、厨芥の脱水を行うには、投入部器２７を取り付け
た状態で図示しないスイッチを操作すると、モータ８に
より回転容器１３が高速回転される。その回転により袋
１７内の厨芥及び水に遠心力が作用し、これに伴い水は
回転容器１３の内面に沿って上昇し、袋１７と蓋１８と
の間、殊に袋１７とＭ２Ｓの周壁部における溝部１９と
の間の隙間を通して外部へ放出され、これにより厨芥の
脱水が行われる。外部へ放出された水は水受ケース４に
受けられ、排水口５から排水ホース７を介して下水等に
排出される。このように脱水が行われることにより、厨
芥は水分及び体積が大幅に減少する。

脱水が終了したら、上蓋２４を外すと共に、蓋１８を回
転容器１３から外す。そして、袋１７の端部を伸ばし、
その端部を持って袋１７を引上げることにより、脱水さ
れた厨芥が入った袋１７を回転容器１３から取り出す。

回転容器１３から取り出した袋１７は所定の場所へ持ち
運んで捨てれば良い。

このような第１実施例によれば、外部において取付体１
６に袋１７の開口部を保持させ、この状態で取付体１６
を回転容器１３に装着することにより袋１７を回転容器
１３に取り付けることができるものである。従って、回
転容器１３を取り外すことなく袋１７を回転容器１３に
取り付けることができ、また、回転容器１３に対しては
袋１７を保持した取付体１６を装着すれば良いから、従
来に比べて袋１７の取付作業を容易に行うことができる
。

第４図及び第５図は本発明の第２実施例を示したもので
、第１実施例と同一の部分は説明を省略し異なる部分に
ついてのみ述べる。即ち、回転容器２８に着脱可能に装
着される蓋２９の周壁部２９ａに環状の袋装着部３０を
形成しており、この袋装着部３０の下部外周部には複数
個の凸部３１を間欠的に形成している。一方、厨芥を収
容する袋３２にはその開口部側の端部を外側へ折り返し
てシール部３２ａにてシールすることにより挿入部３３
が形成され、この挿入部３３内に保持手段たる例えば天
然ゴムからなるゴム紐３４を環状の状態に取着している
。そして、このゴム紐３４が形成する直径寸法は上記袋
装着部３０の直径寸法よりも若干小となるように設定さ
れており、さらに挿入部３３の例えば２箇所には開口部
３３ａが形成されている。

而してこの場合、袋３２の開口部をゴム紐３４を伸ばし
ながら蓋２９の袋装着部３０に嵌めることにより、袋３
２はゴム紐３４の弾性力によって袋装着部３０に保持さ
れる。このとき、凸部３１によりゴム紐３４の抜は止め
がなされる。このように袋３２を蓋２９の袋装着部３０
に保持させた状態で、蓋２９を回転容器２８に装着する
ことにより袋３２を回転容器２８に取り付けることがで
きるものであり、袋３２の取付作業が容品にできる。

また、この第２実施例において、厨芥の脱水を行うべく
回転容器２８が高速回転された場合、袋３２内の水分は
、ゴム紐３４の弾性力に抗する圧力により袋３２の内面
と袋装着部３０の外面との間を通って外部へ放出され、
以て厨芥の脱水が行われる。

脱水後は、袋３２を蓋２９に取り付けたまま蓋２９を回
転容器２８から取り外し、外部において袋３２を袋装着
部３０から取り外す。そして、挿入部３３の開口部３３
ａからゴム紐３４を引っ張ることにより、そのゴム紐３
４により袋３２の開口部を閉じることができる。

尚、上記保持手段としてはゴム紐３２に限られず、例え
ば伸縮性のない紐でも良い。

［発明の効果コ本発明は上述した構成としているので、次のような効果
を奏する。

請求項１の厨芥処理機によれば、取付体に袋の開口部を
保持させ、この状態で取付体を回転容器に装着すること
により袋を回転容器に取り付けるようにしたから、袋の
回転容器への取付作業を容易になし得て、使い勝手の向
上を図り得る。

また、請求項２の厨芥処理機よれば、蓋の袋装着部に袋
の開口部を保持手段により保持させ、この状態で蓋を回
転容器に装着することにより袋を回転容器に取り付ける
ようにしたから、上述と同様に袋の回転容器への取付作
業を容易になし得て、使い勝手の向上を図り得る。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明の第１実施例を示し、第１図
は要部の縦断面図、第２図は全体の縦断面図、第３図は
取付体の斜視図である。また、第４図及び第５図は本発
明の第２実施例を示し、第４図は第１図相当図、第５図
は要部の斜視図である。図面中、８はモータ（駆動手段）、１３は回転容器、１
６は取付体、１７は袋、１８は蓋、２８は回転容器、２
９は蓋、３０は袋装着部、３２は袋、３４はゴム紐（保
持手段）を示す。

Claims

【特許請求の範囲】１、上面が開口され駆動手段により回転される回転容器
と、厨芥を収容する無孔状の袋の開口部を保持して前記
回転容器の開口部に着脱可能に装着される環状の取付体
と、前記回転容器の開口部に着脱可能に装着される蓋と
を備え、前記回転容器の回転により前記袋内の水分を袋
と前記蓋との間を通し放出させて前記厨芥を脱水するよ
うにしたことを特徴とする厨芥処理機。２、上面が開口され駆動手段により回転される回転容器
と、この回転容器の上面に着脱可能に装着され周壁部に
袋装着部を有した蓋と、厨芥を収容する無孔状の袋の開
口部を前記蓋の袋装着部に着脱可能に保持させる保持手
段とを備え、前記回転容器の回転により前記袋内の水分
を袋と前記袋装着部との間を通し放出させて前記厨芥を
脱水するようにしたことを特徴とする厨芥処理機。