JPH03134948A - 平板型蛍光灯の水銀ディスペンサー取付け方法 - Google Patents

平板型蛍光灯の水銀ディスペンサー取付け方法

Info

Publication number
JPH03134948A
JPH03134948A JP27331689A JP27331689A JPH03134948A JP H03134948 A JPH03134948 A JP H03134948A JP 27331689 A JP27331689 A JP 27331689A JP 27331689 A JP27331689 A JP 27331689A JP H03134948 A JPH03134948 A JP H03134948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust pipe
dispenser
mercury
mercury dispenser
fluorescent lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27331689A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0734361B2 (ja
Inventor
Shoji Yoshioka
吉岡 昭二
Mitsuya Ozaki
尾崎 光哉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP27331689A priority Critical patent/JPH0734361B2/ja
Publication of JPH03134948A publication Critical patent/JPH03134948A/ja
Publication of JPH0734361B2 publication Critical patent/JPH0734361B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液晶表示装置のバンクライト等に用いる平板
型蛍光灯において、その排気管内に水銀ディスペンサー
を取付ける方法に関するものである。
[従来の技術] 平板型蛍光灯は、例えば第5図に示すように、片面(内
側面)に蛍光体を塗布した2枚のガラス基板10で枠体
状のスペーサガラス12を挾んで密閉空間を形成し、そ
の密閉空間内の両端部に電極14を対向配置すると共に
、内部を排気し少量の水銀蒸気とAr(アルゴン)ガス
を封入した構造をなしている。そして電極14間で放電
を行わせ水銀蒸気を励起し、発生した紫外線によってガ
ラス基板の内面の蛍光体を発光させる。
平板型蛍光灯の密閉した放電空間内に水銀を封入する方
法として、その排気管16内に水銀ディスペンサー18
を配置し、これを加熱して水銀を放出させる技術がある
。水銀ディスペンサーとしては、例えばニッケル基板の
一方の面に水銀−チタン合金を、他方の面にアルミニウ
ムージルコニウム合金を成膜したものが用いられる。こ
こで水銀−チタン合金膜が水銀ディスペンサーとして機
能し、アルミニウムージルコニウム合金膜は吸着ゲッタ
ーとして機能する。
このような技術は特開昭61−264654号公報に開
示されている。そこには上記基板の保持構造として、平
板状の水銀ディスペンサーを排気管内に挿入する構成と
、水銀ディスペンサーを円筒状に成形してその弾性拡開
力によって排気管の内壁に密着させる構成とが記載され
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかし平板状にした水銀ディスペンサーを排気管内に取
り付ける場合には、排気管の内径と水銀ディスペンサー
の幅との間で高い嵌め合い精度が要求される。精度が悪
いと、水銀ディスペンサーを挿入できなかったり、ある
いは水銀ディスペンサーを挿入した時に排気管から脱落
する虞れがある。ところが水銀ディスペンサーは、前記
のようにニッケル基板等に所定の成膜を行ったものが用
いられるため、その幅を高精度で加工することは非常に
困難である。
また円筒状に成形した水銀ディスペンサーを用いる場合
には、その一方の面が排気管内面に密着するため、例え
ば水銀ディスペンサー膜が外側であれば水銀の放出が難
しくなり、吸着ゲッター膜が外側にくれば不純ガス吸着
において十分に機能しないことになる。
そこで排気管内に水銀ディスペンサーを挿入し、その両
端近傍にストッパを配置しておくことによって該水銀デ
ィスペンサーが動かないように保持する方法が考えられ
る。具体的には例えば排気管の内径よりもやや小さな外
径の円環状のストッパを用い、間に低融点鉛ガラスを挾
んで加熱接着することで行なえる。しかし、これでは部
品点数も多くなり、組み立て作業が煩雑で手間がかかる
問題が生じてしまう。
本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点を解消し
、水銀ディスペンサーの幅の加工精度を緩くでき、簡単
に取り付けることができ且つ確実に排気管内で保持でき
る方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため本発明では、平板型蛍光灯の
放電空間と連通ずる排気管の内部に、その内径よりも狭
幅で且つ屈曲個所を持つ薄板状の水銀ディスペンサーを
挿入し、該水銀ディスペンサー挿入部分の少なくとも放
電空間側の端部近傍で排気管壁を局所的に加熱加工して
狭隘部を形成し水銀ディスペンサーを保持するように構
成したものである。
狭隘部は、管壁を局部的に加熱してその部分に張力を加
えることにより形成できるし、また加熱部分を外側側方
から挾み込むような加圧力を加えることによっても形成
できる。この狭隘部の形成位置は、前記のように少なく
とも水銀ディスペンサー挿入部分の放電空間側の端部近
傍であるが、それと同時に反対側すなわち排気管封止部
側の端部近傍にも設けるのが好ましい。
水銀ディスペンサーとしては、例えば薄板を「<」の字
型に折り曲げたものや屈曲個所を複数有する波形に成形
したもの等がある。
[作用] 水銀ディスペンサーは排気管の内径よりも狭幅であるた
め、そのままもしくは平板に近い状態・に弾性変形させ
ることで容易に排気管内に挿入できる。その状態で、も
しくは予め水銀ディスペンサー挿入部分の放電空間側の
端部近傍で排気管壁に狭隘部を形成すると、それによっ
て水銀ディスペンサーが放電空間側に移動するのを阻止
できる。狭隘部の形成は、管壁を局部的に加熱し外力を
加えて変形させるだけで済むから特別な部品などは要ら
ず、極く簡単に作業を行うことができる。
水銀ディスペンサーは、端部のみが管内壁に当接するた
め、点接触もしくは線接触の状態であり、表裏面が管壁
に密着することはなく、そのため水銀の放出及び不純ガ
スの吸着を十分に行わせることができる。また屈曲個所
を持つため、単純な平板型に比べて同一面積に対して長
さ寸法を短縮可能である。
[実施例1 第1図A、B及び第2図は本発明の一実施例を示してお
り、第1図は水銀ディスペンサーの取付は状況を示し、
第2図は挿入前の状態を示している。
平板型蛍光灯の放電空間と連通ずるガラス製の排気管1
6の内部に水銀ディスペンサー28を挿入する。ここで
水銀ディスペンサー28は、例えば従来技術と同様、ニ
ンケル基板の表面に水銀−チタン合金膜を形成したもの
である。勿論、一方の面に水銀−チタン合金膜(水銀デ
ィスペンサー膜)を、他方の面に吸着ゲッター膜を形成
したものでもよい。この水銀ディスペンサー28は、そ
の幅Wが前記排気管16の内径りよりも狭い薄板を中央
で折り曲げた「<」の字型構造をなしている。それを排
気管16内の所定の位置に挿入する。屈曲角度によって
は入り難い場合もあるが、その時には第2図仮想線で示
した如く、やや開くように弾性変形させた状態で排気管
16内に挿入する。
水銀ディスペンサー28の挿入部分の両端部近傍で排気
管壁を局部的に加熱すると、その部分のガラスが軟化す
る。第1図に示す実施例では、その加熱部分に軸方向の
引張り力aを加える。するとそれによって加熱部分が引
き伸ばされ細くなるように変形し、狭隘部20が形成さ
れる。この狭隘部20の径が水銀ディスペンサー2日の
幅Wもしくは屈曲高さHよりも小さければ、水銀ディス
ペンサー28が移動するのを防止でき、その所定の個所
で保持できる。平板型蛍光灯の排気を行い、排気管の開
口端を封止することは従来技術と同様である。
第3図に示す実施例は、加熱加工の方法を変えたもので
ある。ここでは排気管壁を局部的に加熱しガラスを軟化
した後、両側から挟圧力すを加え、対向する個所を内側
に変形させた例である。これによって狭隘部22が形成
される。
これは例えばペンチ等の工具を用いて挾み込めばよい。
その結果、その挟圧力印加方向に対して直交する方向で
は、同図Bに示すように逆に外向きに突出する如く変形
する。しかし内側に変形した結果の狭隘部22の幅が水
銀ディスペンサー28の幅もしくは屈曲部の高さよりも
小さければ水銀ディスペンサーが脱落する虞れはない。
また上記各実施例において、水銀ディスペンサーの「<
」の字型構造の折り曲げ角度をjF]節して弾性変形さ
せた状態で排気管16内に挿入するように構成すると、
所定の位置で外部からの力を開放することによりその弾
性的復元力により元の1<」の字型に戻ろうとし、その
時、端部のみが管内壁に接触する。このようにすると、
仮止めの効果が生じ、加熱加工がし易くなる。
水銀ディスペンサーの形状は上記のものに限定されるも
のではない。他の例を第4図A、  Hに示す。同図A
は同様に「り」の字型であるがエツジの部分に面取りを
施している。このように面取りしておくと、排気管の内
壁に傷が付く虞れが少な(好ましい。同図Bは複数の屈
曲個所をもつ波形の例である。勿論これらの形状のみに
限定されるものではない。
[発明の効果] 本発明では水銀ディスペンサーが排気管の内径よりも狭
幅であるため、容易に排気管内に挿入でき、少なくとも
放電空間側で排気管壁を局部的に加熱加工して狭隘部を
形成するため、水銀ディスペンサーの移動が阻止され、
所定の位置で確実に保持できる。その際、水銀ディスペ
ンサーが弾性的に管壁に接触するように構成すると、仮
止めを行うことができ、取り付けの作業性はより向上す
る。水銀ディスペンサーの幅は排気管内径よりも小さけ
ればよく、その幅寸法を排気管内径に高精度で合わせる
必要がないため製作し易くなる。
また本発明では両面とも管内壁に全面接触しいないため
、片面に水銀ディスペンサー膜、他面に吸着ゲソクー膜
を設けた場合でも両方の機能を十分発揮させることがで
きる。更に本発明では単純な平板型ではなく屈曲個所を
有するため、同じ長さで排気管内に挿入した時には放出
可能な水銀の量が多くなり、逆に同一水銀放出量でよい
場合には短くできるため平板型蛍光灯の小型化が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図A、Bは本発明に係る水銀ディスペンサー取付は
方法の一実施例を示す平面図と側面図、第2図は挿入前
の斜視図、第3図A、Bは本発明の他の実施例を示す平
面図と側面図、第4図A、Bはそれぞれ水銀ディスペン
サーの他の例を示す斜視図、第5図は平板型蛍光灯の説
明図である。 10・・・ガラス基板、12・・・スペーサガラス、1
4・・・電極、16・・・排気管、18.28・・・水
銀ディスペンサー 20.22・・・狭隘部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、平板型蛍光灯の放電空間と連通する排気管の内部に
    、その内径よりも狭幅で且つ屈曲個所を持つ薄板状の水
    銀ディスペンサーを挿入し、該水銀ディスペンサー挿入
    部分の少なくとも放電空間側の端部近傍で排気管壁を局
    部的に加熱加工して狭隘部を形成し水銀ディスペンサー
    を保持することを特徴とする平板型蛍光灯の水銀ディス
    ペンサー取付け方法。
JP27331689A 1989-10-19 1989-10-19 平板型蛍光灯の水銀ディスペンサー取付け方法 Expired - Lifetime JPH0734361B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27331689A JPH0734361B2 (ja) 1989-10-19 1989-10-19 平板型蛍光灯の水銀ディスペンサー取付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27331689A JPH0734361B2 (ja) 1989-10-19 1989-10-19 平板型蛍光灯の水銀ディスペンサー取付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03134948A true JPH03134948A (ja) 1991-06-07
JPH0734361B2 JPH0734361B2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=17526182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27331689A Expired - Lifetime JPH0734361B2 (ja) 1989-10-19 1989-10-19 平板型蛍光灯の水銀ディスペンサー取付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0734361B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0734361B2 (ja) 1995-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000182735A (ja) ランプ
JPH03134948A (ja) 平板型蛍光灯の水銀ディスペンサー取付け方法
JPH0772476A (ja) 照明装置
JP2004031357A (ja) 閉じた真空系内において容器の断面形状によらずに容器内にゲッタを位置決めするための保持クランプならびに閉じた真空系用の特に集熱管といったガラス容器
JP4091519B2 (ja) バックライト装置
US20040256986A1 (en) Electric lamp with outer bulb and associated support body
JP2592826B2 (ja) カラー受像管
JPH0716288Y2 (ja) 平板型蛍光灯の水銀ディスペンサー保持構造
US20060061256A1 (en) Image display device and manufacturing method thereof
KR20040014216A (ko) 제 1패널기판과 제 2패널기판사이에 스페이서를 가지는평면 디스플레이 장치와 그 제조방법
KR890001141B1 (ko) 저압수은 증기 방전등
WO2005083322A1 (ja) バックライト装置および液晶表示装置
KR890003211B1 (ko) 형광램프
JPH02288060A (ja) 片口金偏平放電管
JPH054198Y2 (ja)
KR950009888A (ko) 평판형상화상 표시장치
JP3107194B2 (ja) 平面型蛍光灯
JPH0454680Y2 (ja)
JPH0877981A (ja) 両口金形管状ランプおよび点灯器具
JPH0518846Y2 (ja)
KR200147977Y1 (ko) 음극선관 전자총의 벌브 스페이서
JP2503080Y2 (ja) 蛍光表示管
JP2005158449A (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
JPH03110752A (ja) 放電ランプ及び照明装置
JPH054199Y2 (ja)