JPH0313482B2 - - Google Patents
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- JPH0313482B2 JPH0313482B2 JP57138373A JP13837382A JPH0313482B2 JP H0313482 B2 JPH0313482 B2 JP H0313482B2 JP 57138373 A JP57138373 A JP 57138373A JP 13837382 A JP13837382 A JP 13837382A JP H0313482 B2 JPH0313482 B2 JP H0313482B2
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- chambers
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F22—STEAM GENERATION
- F22B—METHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
- F22B37/00—Component parts or details of steam boilers
- F22B37/02—Component parts or details of steam boilers applicable to more than one kind or type of steam boiler
- F22B37/40—Arrangements of partition walls in flues of steam boilers, e.g. built-up from baffles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F22—STEAM GENERATION
- F22B—METHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
- F22B21/00—Water-tube boilers of vertical or steeply-inclined type, i.e. the water-tube sets being arranged vertically or substantially vertically
- F22B21/22—Water-tube boilers of vertical or steeply-inclined type, i.e. the water-tube sets being arranged vertically or substantially vertically built-up from water tubes of form other than straight or substantially straight
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、燃焼生成物である高温のガスを冷却
しながら水を加熱するボイラーやこれに類似した
熱交換器の新規なる構造に関する。
しながら水を加熱するボイラーやこれに類似した
熱交換器の新規なる構造に関する。
ボイラーは一般に燃焼管式ボイラーと水管式ボ
イラーとして知られている2つのタイプに分類さ
れている。燃焼管式ボイラーは小径のチユーブの
内側に沿い制御された通路をへて高温のガスを移
動させることにより熱を水に移転させるものであ
る。水の質量は大きく、しかも自然の対流による
力を除き水は安定している。一方、水管式ボイラ
ーは小径のチユーブの中に水を封じこめ、上に向
かつて迅速に水を流動させ、制御された状態で水
を迅速に循環させることにより熱を転移させるも
のである。高温のガスは特定の経路をたどるよう
制御されていない。燃焼管式ボイラーは時間当り
の蒸気発生容量が9090Kg(20000ポンド)までは
比較的経済的なタイプであり、一方、水管式ボイ
ラーは時間当りの蒸気発生容量が9090Kg(20000
ポンド)を越える場合に経済的である。
イラーとして知られている2つのタイプに分類さ
れている。燃焼管式ボイラーは小径のチユーブの
内側に沿い制御された通路をへて高温のガスを移
動させることにより熱を水に移転させるものであ
る。水の質量は大きく、しかも自然の対流による
力を除き水は安定している。一方、水管式ボイラ
ーは小径のチユーブの中に水を封じこめ、上に向
かつて迅速に水を流動させ、制御された状態で水
を迅速に循環させることにより熱を転移させるも
のである。高温のガスは特定の経路をたどるよう
制御されていない。燃焼管式ボイラーは時間当り
の蒸気発生容量が9090Kg(20000ポンド)までは
比較的経済的なタイプであり、一方、水管式ボイ
ラーは時間当りの蒸気発生容量が9090Kg(20000
ポンド)を越える場合に経済的である。
両方のタイプのボイラーとも燃料対水の効率が
80パーセントで稼働するように設計されている。
効率を一段と高めるため、どちらのタイプのボイ
ラーとも高価な装置を補足的に取り付けなければ
ならないが、補足的な装置を取り付けるかどうか
の決定は、通常、特定の用途に応じ注文ごとに判
断されている。
80パーセントで稼働するように設計されている。
効率を一段と高めるため、どちらのタイプのボイ
ラーとも高価な装置を補足的に取り付けなければ
ならないが、補足的な装置を取り付けるかどうか
の決定は、通常、特定の用途に応じ注文ごとに判
断されている。
ボイラーについていろいろな設計が行なわれて
いるが、本発明の目的は、構成と組立と運転が簡
単であつて、効率が高く、いろいろな負荷を処理
することができ、大きなビルや工業用発電プラン
トならびに比較的小さい居住地域にある施設にも
使用するに適したボイラーを提供することであ
る。
いるが、本発明の目的は、構成と組立と運転が簡
単であつて、効率が高く、いろいろな負荷を処理
することができ、大きなビルや工業用発電プラン
トならびに比較的小さい居住地域にある施設にも
使用するに適したボイラーを提供することであ
る。
上記の目的は、本発明によれば、ガス出口を備
えた頂壁と、底壁と、左側と右側の側壁と、前壁
と後壁とより成る本体と、頂壁と底壁と側壁にほ
ぼ平行に延在した前記本体内に収容されている上
部マニホルドと下部マニホルドと、2組のチユー
ブと、該2組のチユーブそれぞれの組が多数のチ
ユーブより構成されていることと、一方の組が上
部マニホルドの左側を下部マニホルドの左側と接
続しており、他方の組が上部マニホルドの右側を
下部マニホルドの右側と接続していることと、各
組のチユーブが各側壁に沿つて下部マニホルドか
ら上に向かつて立ち上がり、本体を横切つて反対
側の側壁まで延在し、反対側の側壁の近傍で立ち
上がり、本体を再度横切つてもとの各側壁まで延
在し、この各側壁に沿つて立ち上がつて上部マニ
ホルドにつながつていることと、一方の組のチユ
ーブの水平延在部が他方の組のチユーブの水平延
在部に関し垂直方向に位置ずれしていて、上下に
並べられた複数のチヤンバーを形成していること
と、前記各組の一部のチユーブが他のチユーブと
異なつた形状に曲げ加工されていて、各チヤンバ
ーから該チヤンバーの上下にあるチヤンバーにい
たる開口を形成していることと、チヤンバーとチ
ヤンバーをつなぐ前記開口が互に位置ずれしてい
て、これらのチヤンバーを通つて流れるガスが前
からうしろに向かい1つのチヤンバーを横に移動
し、しかるのちうしろから前に向かつて次のチヤ
ンバーを横に移動するようになつていることと、
マニホルドの一方に液体を導き入れるとともに、
他方のマニホルドから液体を取り出す手段と、上
下に並べられたチヤンバーのうち一番下のチヤン
バーに高温のガスを導びき入れる手段と、該高温
のガスがチヤンバーを通つて順々に上昇するよう
にされていて、前からうしろに向かい次にうしろ
から前に向かつて順々に交互にチヤンバーを横に
移動し、頂壁に設けられたガス出口を通つて一番
上にあるチヤンバーから退出するようになつてい
ることと、マニホルドとチユーブを通つて流れる
液体が高温のガスにより加熱されるようになつて
いることとにより達成されるのである。
えた頂壁と、底壁と、左側と右側の側壁と、前壁
と後壁とより成る本体と、頂壁と底壁と側壁にほ
ぼ平行に延在した前記本体内に収容されている上
部マニホルドと下部マニホルドと、2組のチユー
ブと、該2組のチユーブそれぞれの組が多数のチ
ユーブより構成されていることと、一方の組が上
部マニホルドの左側を下部マニホルドの左側と接
続しており、他方の組が上部マニホルドの右側を
下部マニホルドの右側と接続していることと、各
組のチユーブが各側壁に沿つて下部マニホルドか
ら上に向かつて立ち上がり、本体を横切つて反対
側の側壁まで延在し、反対側の側壁の近傍で立ち
上がり、本体を再度横切つてもとの各側壁まで延
在し、この各側壁に沿つて立ち上がつて上部マニ
ホルドにつながつていることと、一方の組のチユ
ーブの水平延在部が他方の組のチユーブの水平延
在部に関し垂直方向に位置ずれしていて、上下に
並べられた複数のチヤンバーを形成していること
と、前記各組の一部のチユーブが他のチユーブと
異なつた形状に曲げ加工されていて、各チヤンバ
ーから該チヤンバーの上下にあるチヤンバーにい
たる開口を形成していることと、チヤンバーとチ
ヤンバーをつなぐ前記開口が互に位置ずれしてい
て、これらのチヤンバーを通つて流れるガスが前
からうしろに向かい1つのチヤンバーを横に移動
し、しかるのちうしろから前に向かつて次のチヤ
ンバーを横に移動するようになつていることと、
マニホルドの一方に液体を導き入れるとともに、
他方のマニホルドから液体を取り出す手段と、上
下に並べられたチヤンバーのうち一番下のチヤン
バーに高温のガスを導びき入れる手段と、該高温
のガスがチヤンバーを通つて順々に上昇するよう
にされていて、前からうしろに向かい次にうしろ
から前に向かつて順々に交互にチヤンバーを横に
移動し、頂壁に設けられたガス出口を通つて一番
上にあるチヤンバーから退出するようになつてい
ることと、マニホルドとチユーブを通つて流れる
液体が高温のガスにより加熱されるようになつて
いることとにより達成されるのである。
各組のチユーブがほぼ互に接触し、隣接してチ
ユーブの間から燃焼ガスが漏洩することを防止す
ることができることが有利である。本発明の好適
した実施例によれば、頂部から底部に向かいかつ
側部の一方から他方の側部に向かい該側部の手前
まで延在した少なくとも1つのバツフルがチヤン
バーのうちの少なくとも1つの中に設けられてお
り、前記バツフルの補足的な作用により前からう
しろに向かつて前記チヤンバーを横に移動する燃
焼ガスがバツフルのまわりをめぐつて横向きに流
れるようにされている。
ユーブの間から燃焼ガスが漏洩することを防止す
ることができることが有利である。本発明の好適
した実施例によれば、頂部から底部に向かいかつ
側部の一方から他方の側部に向かい該側部の手前
まで延在した少なくとも1つのバツフルがチヤン
バーのうちの少なくとも1つの中に設けられてお
り、前記バツフルの補足的な作用により前からう
しろに向かつて前記チヤンバーを横に移動する燃
焼ガスがバツフルのまわりをめぐつて横向きに流
れるようにされている。
本発明に係るボイラーはほとんどのアメリカ合
衆国の政府機関により承認されているASMEの
ボイラーと圧力容器に関する規格の第1章と第4
章に記載されている要求条件にすべて合致してい
る。この新しいボイラーには高温ガスの通路を制
御することにより得られる燃焼管式チユーブのも
つともすぐれた特徴が組み入れられているととも
に、小径のチユーブ内に水を封じこめることによ
り水管式ボイラーのもつともすぐれた特徴を生か
すことができる。
衆国の政府機関により承認されているASMEの
ボイラーと圧力容器に関する規格の第1章と第4
章に記載されている要求条件にすべて合致してい
る。この新しいボイラーには高温ガスの通路を制
御することにより得られる燃焼管式チユーブのも
つともすぐれた特徴が組み入れられているととも
に、小径のチユーブ内に水を封じこめることによ
り水管式ボイラーのもつともすぐれた特徴を生か
すことができる。
補修や掃除等のため内設されている部品と表面
に容易に接近することができるので、本発明に係
るユニツトは、軽油、残留油、原油、廃油、すべ
てのタイプのガス、すべてのタイプの石炭または
都市廃棄物を含めた固体燃料を燃焼させるに好適
している。
に容易に接近することができるので、本発明に係
るユニツトは、軽油、残留油、原油、廃油、すべ
てのタイプのガス、すべてのタイプの石炭または
都市廃棄物を含めた固体燃料を燃焼させるに好適
している。
以下、本発明を図解した添付図面を参照しなが
ら本発明を詳細に説明する。
ら本発明を詳細に説明する。
さて、添付図面のうち第1図を参照すれば、本
体10は頂壁12と底壁14と左側の側壁16と
右側の側壁18と前壁20と後壁22を備えてい
る。1対の下部マニホルド24と1対の上部マニ
ホルド26は後壁22から前に向かつて延在して
いる。マニホルド24,26の前端28,30は
封止されているが、後端32,34は開いてい
て、上部マニホルド26は、下部マニホルド24
と同様、管路(図示せず)により接続されてい
る。したがつて、一本のパイプが対をなす両方の
マニホルド(上部マニホルドでも下部マニホルド
でもよい)に液体を供給し、別の一本のパイプ
(図示せず)が他方の対をなすマニホルドから液
体を取りだすことができる。
体10は頂壁12と底壁14と左側の側壁16と
右側の側壁18と前壁20と後壁22を備えてい
る。1対の下部マニホルド24と1対の上部マニ
ホルド26は後壁22から前に向かつて延在して
いる。マニホルド24,26の前端28,30は
封止されているが、後端32,34は開いてい
て、上部マニホルド26は、下部マニホルド24
と同様、管路(図示せず)により接続されてい
る。したがつて、一本のパイプが対をなす両方の
マニホルド(上部マニホルドでも下部マニホルド
でもよい)に液体を供給し、別の一本のパイプ
(図示せず)が他方の対をなすマニホルドから液
体を取りだすことができる。
図示の実施例の場合、23本のチユーブか使用さ
れているが、多数のチユーブ36が左上のマニホ
ルド26から左下のマニホルド24まで延在して
おり、また同数のチユーブ38が右上のマニホル
ド26から右下方のマニホルド24まで延在して
いる。後述の理由にもとづいてチユーブ36の最
初の若干本数のチユーブ36aと最後の若干本数
のチユーブ36cを除き、残りのチユーブ36b
はすべて、同じように曲げ加工されている。同様
のことはチユーブ38についてもいえる。
れているが、多数のチユーブ36が左上のマニホ
ルド26から左下のマニホルド24まで延在して
おり、また同数のチユーブ38が右上のマニホル
ド26から右下方のマニホルド24まで延在して
いる。後述の理由にもとづいてチユーブ36の最
初の若干本数のチユーブ36aと最後の若干本数
のチユーブ36cを除き、残りのチユーブ36b
はすべて、同じように曲げ加工されている。同様
のことはチユーブ38についてもいえる。
第2図は、第1図と同じ位置でチユーブ38と
該チユーブ38のマニホルド24,26を示した
ものである。各チユーブは垂直に延在した部分を
備えており、このうちチユーブ38bと38cは
2つの水平に延在した部分を備えている。すなわ
ち、一方の水平に延在した部分はボイラーの左側
に向かつて、すなわち、チユーブ36のほうに向
かつて延在し、次に逆向きに延在している。チユ
ーブ38の湾曲部はチユーブ36の湾曲部と同一
のものではなく、前者と後者は相補的な形状に曲
げ加工されているので、チユーブ36と38によ
り垂直方向に順々に並んだ一連のチヤンバー40
a,40b,40c,40d,40e,が形成さ
れる。
該チユーブ38のマニホルド24,26を示した
ものである。各チユーブは垂直に延在した部分を
備えており、このうちチユーブ38bと38cは
2つの水平に延在した部分を備えている。すなわ
ち、一方の水平に延在した部分はボイラーの左側
に向かつて、すなわち、チユーブ36のほうに向
かつて延在し、次に逆向きに延在している。チユ
ーブ38の湾曲部はチユーブ36の湾曲部と同一
のものではなく、前者と後者は相補的な形状に曲
げ加工されているので、チユーブ36と38によ
り垂直方向に順々に並んだ一連のチヤンバー40
a,40b,40c,40d,40e,が形成さ
れる。
この状態は第4図を見れば非常によく理解する
ことができ、この図面より明らかなように、チヤ
ンバー40aの天井部分はチユーブ36aと38
bにより形成されているが、チユーブ36cまた
は38cのスペースには天井部分は形成されてい
ない。このように構成されている結果、チヤンバ
ー40a内の燃焼ガスは前記スペースをへて上昇
し、チヤンバー40bにはいり、第1図を見た場
合、うしろから前にむかうことに対応した状態を
示す第4図で見て右から左に向かつてチヤンバー
40bを水平に横に移動する。このようにチユー
ブ湾曲部が配置されているので、燃焼ガスは順々
にチヤンバーを横に移動し、一番上のチヤンバー
40eにはいり、頂壁12に設けられた穴42を
へて退出する。
ことができ、この図面より明らかなように、チヤ
ンバー40aの天井部分はチユーブ36aと38
bにより形成されているが、チユーブ36cまた
は38cのスペースには天井部分は形成されてい
ない。このように構成されている結果、チヤンバ
ー40a内の燃焼ガスは前記スペースをへて上昇
し、チヤンバー40bにはいり、第1図を見た場
合、うしろから前にむかうことに対応した状態を
示す第4図で見て右から左に向かつてチヤンバー
40bを水平に横に移動する。このようにチユー
ブ湾曲部が配置されているので、燃焼ガスは順々
にチヤンバーを横に移動し、一番上のチヤンバー
40eにはいり、頂壁12に設けられた穴42を
へて退出する。
熱交換の機能を向上させるため、上述のような
曲がりくねつたガスの流れよりももつと複雑にガ
スを流すようにすることも可能である。すなわ
ち、第5図に示されているような形状に作られた
バツフル46を取りつけるのが効果的である。一
方の側壁から他方の側壁に向かつて該側壁の手前
まで前記バツフル46を延在させる。バツフル4
6は第4図に示されているチヤンバー40bと4
0dをふさぐ高さに寸法ぎめされていて、隣接し
たチユーブにより形成された溝の間に嵌めこむこ
とにより固持されている。摺動させるだけでバツ
フル46を挿入したり取りはずしたりすることが
できる。必要な場合、図示しない手段を用いて手
動操作によりあるいは自動操作によりチヤンバー
内でバツフル46を摺動させることができる。
曲がりくねつたガスの流れよりももつと複雑にガ
スを流すようにすることも可能である。すなわ
ち、第5図に示されているような形状に作られた
バツフル46を取りつけるのが効果的である。一
方の側壁から他方の側壁に向かつて該側壁の手前
まで前記バツフル46を延在させる。バツフル4
6は第4図に示されているチヤンバー40bと4
0dをふさぐ高さに寸法ぎめされていて、隣接し
たチユーブにより形成された溝の間に嵌めこむこ
とにより固持されている。摺動させるだけでバツ
フル46を挿入したり取りはずしたりすることが
できる。必要な場合、図示しない手段を用いて手
動操作によりあるいは自動操作によりチヤンバー
内でバツフル46を摺動させることができる。
1つのチヤンバーの中に1枚より多くのバツフ
ル46を取りつける場合、反対側から交互にバツ
フル46を延在させなければならない。したがつ
て、(第4図で見て右から左に向かつて)厳密に
言えばうしろから前に向かつて燃焼ガスがチヤン
バー40bの中を移動する間、ガス流は一方の側
部から他方の側部へ移動し、バツフル46のまわ
りをめぐることになる。バツフルのまわりをめぐ
るガス流の経路を容易に理解することとができる
ようにするため、第4図には若干本数のチユーブ
の図解が省略されているが、これらのチユーブが
実際には存在していることはもちろんのことであ
る。
ル46を取りつける場合、反対側から交互にバツ
フル46を延在させなければならない。したがつ
て、(第4図で見て右から左に向かつて)厳密に
言えばうしろから前に向かつて燃焼ガスがチヤン
バー40bの中を移動する間、ガス流は一方の側
部から他方の側部へ移動し、バツフル46のまわ
りをめぐることになる。バツフルのまわりをめぐ
るガス流の経路を容易に理解することとができる
ようにするため、第4図には若干本数のチユーブ
の図解が省略されているが、これらのチユーブが
実際には存在していることはもちろんのことであ
る。
第1図と第4図は2つのチヤンバーに2枚のバ
ツフルを取りつけた状態を示しているが、燃焼
率、ガスの圧力、ガスの速度等ボイラーに対する
要求条件に応じて2枚より多くのバツフルを取り
つけて、バツフリング効果を高め、熱交換を促進
することができる。多数のバツフル46を取りつ
けた1つのチヤンバー40を通過するガス流の通
路が第3図に示されている。たとえば、燃焼率が
変化したときでも、燃焼ガス圧力を一定に保つた
め、運転の間にバツフリング効果を調節するよう
にしてもよい。
ツフルを取りつけた状態を示しているが、燃焼
率、ガスの圧力、ガスの速度等ボイラーに対する
要求条件に応じて2枚より多くのバツフルを取り
つけて、バツフリング効果を高め、熱交換を促進
することができる。多数のバツフル46を取りつ
けた1つのチヤンバー40を通過するガス流の通
路が第3図に示されている。たとえば、燃焼率が
変化したときでも、燃焼ガス圧力を一定に保つた
め、運転の間にバツフリング効果を調節するよう
にしてもよい。
たとえば、左側の側壁16を開いたりあるいは
取りはずすことによりマニホルド24と26の間
に延在しているチユーブ38すべてに容易に接近
することができることは容易に理解していただけ
よう。チユーブ全部とマニホルドを取り替えるこ
とができ、また相補的な役割を果しているチユー
ブ36に影響を及ぼすことなくチユーブを一本づ
つ取り替えることができる。各チユーブは、隣接
したチユーブの間からガスが漏洩することを阻止
するため、隣接した横にあるチユーブと接触して
いるが、チユーブの取りはずしや取り替えを行な
うことができないくらいぴつたりくつついた状態
に接触しているのではない。
取りはずすことによりマニホルド24と26の間
に延在しているチユーブ38すべてに容易に接近
することができることは容易に理解していただけ
よう。チユーブ全部とマニホルドを取り替えるこ
とができ、また相補的な役割を果しているチユー
ブ36に影響を及ぼすことなくチユーブを一本づ
つ取り替えることができる。各チユーブは、隣接
したチユーブの間からガスが漏洩することを阻止
するため、隣接した横にあるチユーブと接触して
いるが、チユーブの取りはずしや取り替えを行な
うことができないくらいぴつたりくつついた状態
に接触しているのではない。
石油、天然ガス、石炭等を供給するようにされ
たバーナー(図示せず)を用いて従来公知の要領
でチヤンバー40a内で燃焼ガスを発生させるか
あるいはタービンの排気をチヤンバー40aに供
給するようにされている。マニホルドに水を供給
し、必要に応じてガス流に対し同じ方向に流れる
状態で、またはガス流に対して反対方向に流れる
状態で、水を流動させる。上部マニホルドどうし
は、ボイラーの外側に設けた補足的な配管(図示
せず)により直接互に接続されるかあるいは共通
の管寄せから供給をうけるかまたは共通の管寄せ
に水を退出させるようにすることにより間接的に
接続されている。上述の接続要領は下部マニホル
ドどうしにも当てはまる。
たバーナー(図示せず)を用いて従来公知の要領
でチヤンバー40a内で燃焼ガスを発生させるか
あるいはタービンの排気をチヤンバー40aに供
給するようにされている。マニホルドに水を供給
し、必要に応じてガス流に対し同じ方向に流れる
状態で、またはガス流に対して反対方向に流れる
状態で、水を流動させる。上部マニホルドどうし
は、ボイラーの外側に設けた補足的な配管(図示
せず)により直接互に接続されるかあるいは共通
の管寄せから供給をうけるかまたは共通の管寄せ
に水を退出させるようにすることにより間接的に
接続されている。上述の接続要領は下部マニホル
ドどうしにも当てはまる。
第6図に示されている実施例においては、下部
マニホルドは1本のドラム50より成り、該ドラ
ム50の直径は上部汽水ドラム52の直径の約1/
5に寸法ぎめされている。この図面より容易に理
解することができるように、チユーブ54は1本
の直線に沿つてドラムとつながつていず、第7図
を参照して後述されているように、継手部分は食
い違いに並べられている。
マニホルドは1本のドラム50より成り、該ドラ
ム50の直径は上部汽水ドラム52の直径の約1/
5に寸法ぎめされている。この図面より容易に理
解することができるように、チユーブ54は1本
の直線に沿つてドラムとつながつていず、第7図
を参照して後述されているように、継手部分は食
い違いに並べられている。
水平に延在したチユーブ列58と上部ドラム5
2により限定されている一番上のチヤンバー56
内に断熱層60が設けられていて、チユーブ54
をチヤンバー56から絶縁している。チヤンバー
56のうしろから前に向かつて複数のパイプ62
が延在しており、該パイプ62の一端は周囲の空
気を導びき入れるためチヤンバー(図示せず)に
接続されていて、他端は初期燃焼領域に供給され
る加熱された空気を受けいれるチヤンバー(図示
せず)に接続されている。したがつて、ボイラー
を横切つて流れる燃焼ガスと熱交換を行なうた
め、パイプ62内の空気はチヤンバー56内で予
熱されることになる。この熱交換により燃焼ガス
は冷却されるようにされているので、この燃焼ガ
スがチヤンバー56を取り囲んでいる水管54を
冷却することを防止するため断熱層60が設けら
れているのである。
2により限定されている一番上のチヤンバー56
内に断熱層60が設けられていて、チユーブ54
をチヤンバー56から絶縁している。チヤンバー
56のうしろから前に向かつて複数のパイプ62
が延在しており、該パイプ62の一端は周囲の空
気を導びき入れるためチヤンバー(図示せず)に
接続されていて、他端は初期燃焼領域に供給され
る加熱された空気を受けいれるチヤンバー(図示
せず)に接続されている。したがつて、ボイラー
を横切つて流れる燃焼ガスと熱交換を行なうた
め、パイプ62内の空気はチヤンバー56内で予
熱されることになる。この熱交換により燃焼ガス
は冷却されるようにされているので、この燃焼ガ
スがチヤンバー56を取り囲んでいる水管54を
冷却することを防止するため断熱層60が設けら
れているのである。
予熱された空気はボイラー用ガス・バーナーま
たはオイル・バーナーに供給して使用されるが、
本発明に係るボイラーにパワーを供給する燃焼ガ
スとして排気を利用するようにされたタービンの
燃焼用空気として使用するのにとくに適してい
る。すなわち、タービンの排熱を利用するためタ
ービンとボイラーより成る複合システムに使用す
るに好適している。予熱された空気を使用するこ
とにより全体の効率を高めることができる。
たはオイル・バーナーに供給して使用されるが、
本発明に係るボイラーにパワーを供給する燃焼ガ
スとして排気を利用するようにされたタービンの
燃焼用空気として使用するのにとくに適してい
る。すなわち、タービンの排熱を利用するためタ
ービンとボイラーより成る複合システムに使用す
るに好適している。予熱された空気を使用するこ
とにより全体の効率を高めることができる。
第7図を参照すれば、第6図に示されているド
ラム50と52が概念的に図解されている。1対
のサポート64と66がチユーブの左から右にか
けて(実際にはボイラーの前からうしろにかけ
て)ドラムを支えているとともに、降水管68と
70が上部ドラム52から下部ドラム50まで延
在し、上部ドラム内の水の一部を循環させるよう
になつている。
ラム50と52が概念的に図解されている。1対
のサポート64と66がチユーブの左から右にか
けて(実際にはボイラーの前からうしろにかけ
て)ドラムを支えているとともに、降水管68と
70が上部ドラム52から下部ドラム50まで延
在し、上部ドラム内の水の一部を循環させるよう
になつている。
詳しく図示されていないが、チユーブをドラム
50,52と連絡する穴72,74を図面に見る
ことができる。前記の穴72,74が一直線上に
配置されておらず、食い違いに並べられているこ
とは図より容易に理解していただけよう。このた
め、隣接した穴の間の間隔、すなわち、管すきま
の長さを十分に大きく寸法ぎめすることができ、
このことは一定圧力に坑するドラムの肉厚を十分
に薄く設計することができることを意味してい
る。このように構成することによりボイラーの製
作コストを引き下げるとともに、ボイラーの効率
を向上させることができる。
50,52と連絡する穴72,74を図面に見る
ことができる。前記の穴72,74が一直線上に
配置されておらず、食い違いに並べられているこ
とは図より容易に理解していただけよう。このた
め、隣接した穴の間の間隔、すなわち、管すきま
の長さを十分に大きく寸法ぎめすることができ、
このことは一定圧力に坑するドラムの肉厚を十分
に薄く設計することができることを意味してい
る。このように構成することによりボイラーの製
作コストを引き下げるとともに、ボイラーの効率
を向上させることができる。
さらに、第6図に示されているように、空気を
予熱する結果、燃焼ガスをかなり冷却することが
できる。燃焼ガスの温度が93℃(200〓)を下回
わると、燃焼ガス中に含まれている硫黄酸化物と
水蒸気が硫酸として凝縮する。パイプ62の下に
傾斜したトレイを設けることにより硫酸を集めて
廃棄することができる。このような広い範囲にわ
たり冷却を行なうことにより燃焼ガスの硫黄酸化
物の含有量を減らすことができるから、この実施
例のボイラーが大気汚染問題に関し非常に有利で
あることは明らかである。燃焼ガスを簡単に排出
させることができ、しかも煙突等を必要としな
い。
予熱する結果、燃焼ガスをかなり冷却することが
できる。燃焼ガスの温度が93℃(200〓)を下回
わると、燃焼ガス中に含まれている硫黄酸化物と
水蒸気が硫酸として凝縮する。パイプ62の下に
傾斜したトレイを設けることにより硫酸を集めて
廃棄することができる。このような広い範囲にわ
たり冷却を行なうことにより燃焼ガスの硫黄酸化
物の含有量を減らすことができるから、この実施
例のボイラーが大気汚染問題に関し非常に有利で
あることは明らかである。燃焼ガスを簡単に排出
させることができ、しかも煙突等を必要としな
い。
この新規なるボイラーは窒素酸化物(NOX)
の排出についても有利である。安定した負荷状態
で燃焼が継続し、理想的な条件が確立されている
限り、NOXの発生を最小程度に抑制することが
できる。しかし、負荷が変動すると重大な問題が
現われる。本発明によれば、対流領域、すなわ
ち、熱交換器に係わりなく輻射領域、すなわち、
バーナーを制御することができる。さらに詳しく
説明すると、もし小量の蒸気を必要とするだけで
よく、したがつて小量の燃料を燃やすだけでよい
場合、バツフリング効果の程度を下げて、バツフ
ルのまわりを曲がりくねつて燃焼ガスが流れる経
路を短くすることが必要なだけである。かくし
て、熱交換が少なくなるので、燃焼ガスの発生量
が減少したにもかかわらず、燃焼ガスの温度を以
前とほぼ同じ値に保つことができる。バツフルは
上流側に背圧を作る働らきをするものであるか
ら、燃焼の圧力と燃焼条件をほぼ一定に調整する
ことができ、この結果、NOXの発生を最小程度
に抑制した理想的な燃焼状態を確保することがで
きる。一般に、第2のチヤンバーに設けられてい
るバツフルはすぐ前のチヤンバーである燃焼室内
の圧力を制御する働らきをし、一方、出口のすぐ
前のチヤンバーに設けられているバツフルは燃焼
ガスの温度により制御される。すなわち、この温
度が上昇すると、バツフリング効果が増大するの
で、より活発に熱交換を行なつて、燃焼ガス出口
温度を低下させて、これを元の所定値に戻すこと
ができる。
の排出についても有利である。安定した負荷状態
で燃焼が継続し、理想的な条件が確立されている
限り、NOXの発生を最小程度に抑制することが
できる。しかし、負荷が変動すると重大な問題が
現われる。本発明によれば、対流領域、すなわ
ち、熱交換器に係わりなく輻射領域、すなわち、
バーナーを制御することができる。さらに詳しく
説明すると、もし小量の蒸気を必要とするだけで
よく、したがつて小量の燃料を燃やすだけでよい
場合、バツフリング効果の程度を下げて、バツフ
ルのまわりを曲がりくねつて燃焼ガスが流れる経
路を短くすることが必要なだけである。かくし
て、熱交換が少なくなるので、燃焼ガスの発生量
が減少したにもかかわらず、燃焼ガスの温度を以
前とほぼ同じ値に保つことができる。バツフルは
上流側に背圧を作る働らきをするものであるか
ら、燃焼の圧力と燃焼条件をほぼ一定に調整する
ことができ、この結果、NOXの発生を最小程度
に抑制した理想的な燃焼状態を確保することがで
きる。一般に、第2のチヤンバーに設けられてい
るバツフルはすぐ前のチヤンバーである燃焼室内
の圧力を制御する働らきをし、一方、出口のすぐ
前のチヤンバーに設けられているバツフルは燃焼
ガスの温度により制御される。すなわち、この温
度が上昇すると、バツフリング効果が増大するの
で、より活発に熱交換を行なつて、燃焼ガス出口
温度を低下させて、これを元の所定値に戻すこと
ができる。
図面に示されていない本発明の別の実施例によ
れば、もし、加熱蒸気を必要とする場合、蒸気ド
ラムのガス・スペースにパイプを接続し、このパ
イプを第2のチヤンバーを通過させるようにする
ことができる。第2のチヤンバーは燃焼室内の温
度を上回わつてもつとも高温度であるので、第2
のチヤンバーを通つて配管されたパイプ内の蒸気
を容易に加熱することができる。
れば、もし、加熱蒸気を必要とする場合、蒸気ド
ラムのガス・スペースにパイプを接続し、このパ
イプを第2のチヤンバーを通過させるようにする
ことができる。第2のチヤンバーは燃焼室内の温
度を上回わつてもつとも高温度であるので、第2
のチヤンバーを通つて配管されたパイプ内の蒸気
を容易に加熱することができる。
チユーブとドラムとマニホルドは鉄、鋼等従来
から一般に使用されているボイラー用材料を使用
することができ、また必要な場合耐火材料をボイ
ラー表面にライニングするようにしてもよい。
から一般に使用されているボイラー用材料を使用
することができ、また必要な場合耐火材料をボイ
ラー表面にライニングするようにしてもよい。
添付図面に示されているボイラーは燃焼室の上
に4つのチヤンバーを備えているが、チユーブを
適当に曲げ加工することによりチヤンバーの数を
1つから10までの間の適当な数に設定することが
できあるいは10より多くの数に設定することがで
きる。
に4つのチヤンバーを備えているが、チユーブを
適当に曲げ加工することによりチヤンバーの数を
1つから10までの間の適当な数に設定することが
できあるいは10より多くの数に設定することがで
きる。
チユーブの本数も変えることができる。適当な
設置例について主なパラメーターを挙げると次の
通りである。
設置例について主なパラメーターを挙げると次の
通りである。
(1) 蒸気ドラムの直径 1067mm(42″)
(2) チユーブの直径 50.8mm(2″)
(3) 一方の側部当りの
チユーブの本数 60
(4) チヤンバーの総数 5
(5) 本体の寸法:
高さ 3353mm(11′)
幅 1829mm(6′)
深さ 4267(14′)
本発明に係るボイラー・システムの特徴はすで
に述べた通りであるが、それ以外にも多くの特長
を備えている。本発明に係る新しい構成により得
られる特長を列挙すれば次の通りである。
に述べた通りであるが、それ以外にも多くの特長
を備えている。本発明に係る新しい構成により得
られる特長を列挙すれば次の通りである。
1 すべての燃焼率で燃焼室内の圧力を別別に制
御する能力を備えているので、どのような燃料
でも能率よくかつ容易に燃焼させることができ
る。
御する能力を備えているので、どのような燃料
でも能率よくかつ容易に燃焼させることができ
る。
2 燃焼室区画を越えたあとの燃焼ガスの通路が
制御されているので、燃焼ガスから最大量の熱
を取り出すことができる。
制御されているので、燃焼ガスから最大量の熱
を取り出すことができる。
3 全加熱面について1657BTU/m2
(18000BTU/平方フート)の熱伝達率を保持
することができるとともに、燃焼室内の熱の放
出量を1680−2100BTU/m3(6000−
75000BTU/立法フート)に保持することがで
きる。従来のボイラーにおける920BTU/m2
(10000BTU/平方フイート)と2520BTU/m3
(90000BTU/立方フート)に比べ上記の数値
が非常にすぐれているので、占有面積を節約し
たボイラー設計を行なうことができるととも
に、高い効率を保持することができ、しかも安
価に製作することができる。
(18000BTU/平方フート)の熱伝達率を保持
することができるとともに、燃焼室内の熱の放
出量を1680−2100BTU/m3(6000−
75000BTU/立法フート)に保持することがで
きる。従来のボイラーにおける920BTU/m2
(10000BTU/平方フイート)と2520BTU/m3
(90000BTU/立方フート)に比べ上記の数値
が非常にすぐれているので、占有面積を節約し
たボイラー設計を行なうことができるととも
に、高い効率を保持することができ、しかも安
価に製作することができる。
4 まつすぐに移動するバツフルを使用すること
により熱の転移を増大させることができるとと
もに、ボイラーを通過する燃焼ガスの速度を制
御することができる。
により熱の転移を増大させることができるとと
もに、ボイラーを通過する燃焼ガスの速度を制
御することができる。
5 本発明に係るボイラーを使用すれば、ガスま
たは石油を能率よく燃焼させることができると
ともに、流動床、下部供給装置、スプレツダ
ー、ストツカー、粉体用バーナー等を使用する
ことにより石炭を燃焼させることができ、また
木材やその他固体の可燃性物質を燃焼させるこ
とができ、都市ごみさえ燃焼させることができ
る。
たは石油を能率よく燃焼させることができると
ともに、流動床、下部供給装置、スプレツダ
ー、ストツカー、粉体用バーナー等を使用する
ことにより石炭を燃焼させることができ、また
木材やその他固体の可燃性物質を燃焼させるこ
とができ、都市ごみさえ燃焼させることができ
る。
6 ボイラー内のガス通路は手動操作によるも自
動操作によるも容易に掃除することができる。
動操作によるも容易に掃除することができる。
7 本発明に係るボイラーは排ガスを利用するの
に適している。
に適している。
8 本発明に係るボイラーは、低圧蒸気と高圧蒸
気、低温水と高温水、高温の鉱物油、高温の粗
製アルコール等に対して適用されるASMEボ
イラー構造規格の第1章に規定されている要求
条件に合致している。チユーブをマニホルドに
差し込むように構成したことによりチユーブを
差し込むマニホルドの穴間のマニホルド壁の部
分を大きく設定することができる。このように
構成することによりボイラー・ドラムの厚さを
従来のボイラーに必要とされる厚さの30パーセ
ント程度に寸法ぎめすることができる。このよ
うに寸法ぎめすることによりチユーブ端をマニ
ホルドの中で拡径するよりもむしろモールス・
テーパーを打ち込むことによりチユーブをドラ
ムに取りつけることができ、工場製作かつ/ま
たは現場組立のさい必要とする労働コストを引
き下げることができる。
気、低温水と高温水、高温の鉱物油、高温の粗
製アルコール等に対して適用されるASMEボ
イラー構造規格の第1章に規定されている要求
条件に合致している。チユーブをマニホルドに
差し込むように構成したことによりチユーブを
差し込むマニホルドの穴間のマニホルド壁の部
分を大きく設定することができる。このように
構成することによりボイラー・ドラムの厚さを
従来のボイラーに必要とされる厚さの30パーセ
ント程度に寸法ぎめすることができる。このよ
うに寸法ぎめすることによりチユーブ端をマニ
ホルドの中で拡径するよりもむしろモールス・
テーパーを打ち込むことによりチユーブをドラ
ムに取りつけることができ、工場製作かつ/ま
たは現場組立のさい必要とする労働コストを引
き下げることができる。
9 本発明に係るボイラーにおいては外設の煙突
等についていつさい制御を必要としない。
等についていつさい制御を必要としない。
10 微細制御を行なうことなく所要の温度の加熱
蒸気を容易に発生させることができる。
蒸気を容易に発生させることができる。
11 本発明に係るボイラー圧力容器は側壁を水冷
した完全に直方形の立方体を構成しており、高
価な耐火物や断熱材を使用することを必要とし
ない。
した完全に直方形の立方体を構成しており、高
価な耐火物や断熱材を使用することを必要とし
ない。
12 ボイラー・チユーブはすべての領域で自由に
膨脹、収縮することができる。
膨脹、収縮することができる。
13 簡単な構成措置を加えるだけで燃焼ガスの出
口温度を凝縮点以下に低下させることができる
ので、硫黄酸化物のような環境汚染物質を燃焼
ガスから取り除くことができる。これによりボ
イラーの効率を高めることができるとともに、
高価な燃焼ガス清浄装置を使用することなく環
境汚染物許容放出レベルに関する基準に合致さ
せることができる。
口温度を凝縮点以下に低下させることができる
ので、硫黄酸化物のような環境汚染物質を燃焼
ガスから取り除くことができる。これによりボ
イラーの効率を高めることができるとともに、
高価な燃焼ガス清浄装置を使用することなく環
境汚染物許容放出レベルに関する基準に合致さ
せることができる。
本発明の好適した実施例について本発明を説明
したが、本発明はこのような実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の精神と範囲を逸脱し
ない限り本発明に適宜修正または変更を加えてさ
しつかえないことはいうまでもない。
したが、本発明はこのような実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の精神と範囲を逸脱し
ない限り本発明に適宜修正または変更を加えてさ
しつかえないことはいうまでもない。
第1図は、本発明に係るボイラーの斜視図であ
つて、本体が仮想線で示されている。第2図は、
第1図に示されているボイラーのうち接続チユー
ブにより接続された右側の上下のマニホルドの斜
視図。第3図は、第1図に示されているバツフ
ル・チヤンバーを横切つて流れるガス流の状態を
上から見た視図。第4図は、第1図の4−4線で
切断した断面図。第5図は、第1図と第3図と第
4図に示されているバツフルの平面図。第6図
は、本発明に係る別のボイラーのチユーブ部分の
正面図。第7図は、本発明に係るボイラーの上下
ドラムの側面図であつて、上下ドラムの接続状態
とチユーブがこれらのドラムにはいる位置を示し
ている。 10……本体、12……頂壁、14……底壁、
16……左側の側壁、18……右側の側壁、20
……前壁、22……後壁、24……下部マニホル
ド、26……上部マニホルド、28,30……マ
ニホルドの前端、32,34……マニホルドの後
端、36,38……チユーブ、40a,40b,
40c,40d,40e……チヤンバー、42…
…穴、46……バツフル、50……ドラム、52
……上部汽水ドラム、54……水管、56……一
番上のチヤンバー、58……水平に延在したチユ
ーブ列、60……断熱層、62……パイプ、6
4,66……サポート、68,70……降水管、
72,74……穴。
つて、本体が仮想線で示されている。第2図は、
第1図に示されているボイラーのうち接続チユー
ブにより接続された右側の上下のマニホルドの斜
視図。第3図は、第1図に示されているバツフ
ル・チヤンバーを横切つて流れるガス流の状態を
上から見た視図。第4図は、第1図の4−4線で
切断した断面図。第5図は、第1図と第3図と第
4図に示されているバツフルの平面図。第6図
は、本発明に係る別のボイラーのチユーブ部分の
正面図。第7図は、本発明に係るボイラーの上下
ドラムの側面図であつて、上下ドラムの接続状態
とチユーブがこれらのドラムにはいる位置を示し
ている。 10……本体、12……頂壁、14……底壁、
16……左側の側壁、18……右側の側壁、20
……前壁、22……後壁、24……下部マニホル
ド、26……上部マニホルド、28,30……マ
ニホルドの前端、32,34……マニホルドの後
端、36,38……チユーブ、40a,40b,
40c,40d,40e……チヤンバー、42…
…穴、46……バツフル、50……ドラム、52
……上部汽水ドラム、54……水管、56……一
番上のチヤンバー、58……水平に延在したチユ
ーブ列、60……断熱層、62……パイプ、6
4,66……サポート、68,70……降水管、
72,74……穴。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガス出口を備えた頂壁と、底壁と、左側と右
側の側壁と、前壁と後壁とより成る本体と、頂壁
と底壁と側壁にほぼ平行に延在した前記本体内に
収容されている上部マニホルドと下部マニホルド
と、2組のチユーブと、該2組のチユーブそれぞ
れの組が多数のチユーブより構成されていること
と、一方の組が上部マニホルドの左側を下部マニ
ホルドの左側と接続しており、他方の組が上部マ
ラホルドの右側を下部マニホルドの右側と接続し
ていることと、各組のチユーブが各側壁に沿つて
下部マニホルドから上に向かつて立ち上がり、本
体を横切つて反対側の側壁まで延在し、反対側の
側壁の近傍で立ち上がり、本体を再度横切つても
との各側壁まで延在し、この各側壁に沿つて立ち
上がつて上部マニホルドにつながつていること
と、一方の組のチユーブの水平延在部が他方の組
のチユーブの水平延在部に関し垂直方向に位置ず
れしていて、上下に並べられた複数のチヤンバー
を形成していることと、前記各組の一部のチユー
ブが他のチユーブと異なつた形状に曲げ加工され
ていて、各チヤンバーから該チヤンバーの上下に
あるチヤンバーにいたる開口を形成していること
と、チヤンバーとチヤンバーをつなぐ前記開口が
互に位置ずれしていて、これらのチヤンバーを通
つて流れるガスが前からうしろに向かい1つのチ
ヤンバーを横に移動し、しかるのちうしろから前
に向かつて次のチヤンバーを横に移動するように
なつていることと、マニホルドの一方に液体を導
びき入れるとともに、他方のマニホルドから液体
を取り出す手段と、上下に並べられたチヤンバー
のうち一番下のチヤンバーに高温のガスを導びき
入れる手段と、該高温のガスがチヤンバーを通つ
て順順に上昇するようにされていて、前からうし
ろに向かい次にうしろから前に向かつて順々に交
互にチヤンバーを横に移動し、頂壁に設けられた
ガス出口を通つて一番上にあるチヤンバーから退
出するようになつていることと、マニホルドとチ
ユーブを通つて流れる液体が高温のガスにより加
熱されるようになつていることとを特徴とするボ
イラー。 2 各組のチユーブが互に接触していて、隣接し
たチユーブの間を通つて高温のガスが漏洩するこ
とをほぼ防止するようにされていることを特徴と
する特許請求の範囲の第1項記載のボイラー。 3 前記チヤンバーの頂部から底部に向かいかつ
側部の一方から他方の側部に向かつて該他方の側
部の手前まで延在している、チヤンバーのうちの
少なくとも1つに設けられた少なくとも1つのバ
ツフルを有し、前からうしろに向かつて、又はう
しろから前に向かつてチヤンバーを横に移動する
高温のガスが前記バツフルのまわりをめぐつて横
向きに流れるようにされていることを特徴とする
特許請求の範囲の第1項記載のボイラー。 4 バツフルがチヤンバーの他方の側部に向かつ
て一方の側部から延在する長さを調節する手段が
設けられており、もつて高温のガスの流量の変化
にかかわりなく、バツフルがチヤンバーの他方の
側部に向かつて延在する長さを調節することによ
りガス流の経路を変えて、高温のチヤンバー内の
圧力と高温のガスの出口温度をほぼ一定に保つよ
うにすることを特徴とする特許請求の範囲の第1
項記載のボイラー。 5 周囲の空気を予熱する手段が上部チヤンバー
のうちの1つの中に設けられていることを特徴と
する特許請求の範囲の第1項記載のボイラー。 6 出口側のマニホルドを退出するガスを過熱す
るために、前記出口側のマニホルドから上部チヤ
ンバーのうちの少なくとも1つを通つて延びてい
る手段が設けられていることを特徴とする特許請
求の範囲の第1項記載のボイラー。
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