JPH0313453B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パツキン箱アセンブリ、ことに軸及
びハウジング間の密封部片に対しパツキン押えを
締付ける調節部片を容易に操作できる新規な構造
に関する。

とくに本発明は、弁アクチユエータをパツキン
箱に密接に隣接して取付ける必要があるのでこの
ような調節部片の操作がむずかしくなる弁装置に
応用することができる。しかし本発明の種種の原
理は又他の形式の装置にも応用でき、パツキン箱
パツキン押え用の調節部片の操作が隣接装置によ
りむずかしくなる装置にとくに有用である。

米国特許第2711333号及び同第3223425号の各明
細書には一般に、パツキン箱アセンブリ
（stuffing box assembly）用のパツキン押えを
調節するおそらく最も普通の構造を持つものにつ
いて記載してある。これ等の特許明細書に示して
あるようにパツキン押えに半径方向フランジを設
けてある。そしてハウジングに取付けた１本又は
複数本の植込みボルトがこのフランジを貫いて延
びている。このフランジのフランジとは反対の側
で各ボルトに、フランジに向い内方にねじ込むと
ハウジングの前方にパツキン押えを付勢して密封
部片を圧縮する調節自在なナツトを設けてある。
米国特許第860035号明細書には、互に対向する向
きの２つのパツキン押えをこれ等の両方を共通の
組の植込みボルト及び調節ナツトにより締付ける
ことができるように配置した装置の変型を例示し
てある。

前記した弁装置に対する米国特許第2711333号
及び同第3223425号の各明細書に例示した構造に
伴う主な障害の１つは、弁アクチユエータ
（valve actuator）をハウジングにパツキン箱に
密接に隣接して取付けなければならないときに起
る。この場合ハウジングの若干の部分又はその付
属物がパツキン箱及びパツキン押え調節部片を貫
通するがなおこの調節部片を操作することができ
なければならない。この問題に対する１つの解決
策は米国特許第4156529号明細書に例示してある。
この特許明細書に示してあるように弁アクチユエ
ータは弁体又はハウジングの頚部に直接には取付
けてなくて、弁棒及び弁頚部から横方向外方に間
隔を隔てた支持部片に取付けてある。この支持部
片は二又にしてある。この解決策は幾つかの欠点
がある。第１にこの構造は、一層多量の材料を必
要としこれを機械加工して弁ハウジングに一体に
形成する場合でもこれに取付ける場合にも弁アク
チユエータ支持構造を形成しなければならない。
さらにパツキン押えを調節する駆動ナツトの操作
は、これ等のナツトが弁アクチユエータ支持構造
により形成した窓を経て達しなければならない点
でなお比較的むずかしい。そして若干の場合には
弁アクチユエータ又はその他の補助装置或はこれ
等の両者の各部品がこれ等の窓に差掛けになるこ
ともある。

他の解決策は米国特許第2587474号明細書に例
示してある。この構造ではパツキン押えの上端部
に当たりこれを下方に押すスリーブはハウジング
の頚部部分の外部のまわりにねじ込んである。こ
の構造はとくに弁装置の場合にこの構造が頚部と
一層高価なパツキン押え構造の外部機械加工を必
要とする。このパツキン押え構造は頚部の外部の
まわりに付加的な空間を占める。

本発明は、弁アクチユエータ又は類似の装置を
ハウジングに密接して取付けなければならない場
合にも調節部片を容易に操作できるだけでなく又
材料と弁頚部−弁アクチユエータ支持区域に設け
なければならない構成品との量を最少にしさらに
パツキン押え自体の構造の補償的拡大又は飾りを
伴わないパツキン箱押え調節部片を提供するもの
である。

本発明は、 (イ) 本体部分１２と、 この本体部分から外向きに延びるほぼ管状の
頚部部分１６と、 この頚部部分と、これに隣接する前記本体部
分の隣接部分とを貫く穴１８と、 この穴と連通状態に前記頚部部分をほぼ半径
方向に貫く少なくとも１つのみぞ穴３０と、 このみぞ穴に隣接して前記頚部部分からほぼ
半径方向に外向きに延びるハウジング・フラン
ジ部材２８，２８′と、 を持つハウジング装置１０と、 (ロ) このハウジング装置に対して移動できるよう
に、前記穴内に入れられた軸２０と、 (ハ) この軸を囲むように、前記穴内に配置された
環状の密封部材３８と、 (ニ) この密封部材の一端部に隣接して前記穴内に
少なくとも部分的に配置された圧縮部材４０′
と、 前記みぞ穴３０を貫いて横方向に外向きに延
び、前記圧縮部材４０′に取付けられたパツキ
ン押えフランジ部材４２と、 を持ち、前記密封部材を圧縮するように、この
密封部材の方に向かつて第１の縦方向に移動可
能なパツキン押え装置と、 (ホ) 前記ハウジング・フランジ部材２８，２８′
と、前記パツキン押えフランジ部材４２との間
で作動的に相互に係合させられ、前記パツキン
押え装置を前記第１の縦方向に移動させるよう
に動作可能なねじ付調節部材４４，４８と、 を備え、 このねじ付き調節部材に、このねじ付き調節
部材を操作するように係合可能な回転できる係
合部分４４ａ，５０を設け、 この係合部分４４ａ，５０を、前記パツキン
押えフランジ部材４２とは反対の前記ハウジン
グ・フランジ部材２８，２８′の側部に配置し
た、パツキン箱アセンブリにある。

本発明の１つの重要な特徴は、ハウジング装置
〔以下ハウジングと呼ぶ〕１０に頚部部分１６か
ら大体横方向外向きに延び、ハウジングの本体部
分１２から頚部部分１６に沿い縦方向に間隔を置
いた１個又は複数個のフランジ部材〔以下フラン
ジと呼ぶ〕２８，２８′を形成してあることであ
る。密封部材〔以下パツキン環と呼ぶ〕３８を締
付けるのに係合して回転させなければならないね
じ付き調節部材〔以下調節ねじ部片と呼ぶ〕４
４，４８の係合部分たとえばナツト５０又はねじ
の頭部４４ａは、このようにして形成した空間内
にすなわち前記したハウジングのフランジ２８，
２８′と本体部分１２との間に縦方向に位置させ
てあるが、弁アクチユエータは第１のフランジ２
８，２８′の本体部分１２とは反対側に位置させ
た第２の取付けフランジ３２に取付けてある。

本発明の他の重要な特徴は、なるべくは前記し
たハウジングのフランジ２８，２８′及び弁アク
チユエータ用取付けフランジ３２の間でハウジン
グに、頚部部分１６を貫いて半径方向に開口し頚
部部分の穴１８に連通するみぞ穴３０を形成した
ことにある。密封部材すなわちパツキン環に係合
するように穴１８内に延びる圧縮部材〔以下圧縮
部分と呼ぶ〕４０′を持つパツキン押え装置は又、
その調節ねじ部片４４，４８に係合するようにみ
ぞ穴３０を貫いて横方向外向きに延びるパツキン
押えフランジ部材〔以下パツキン押えフランジ腕
部片と呼ぶ〕４２を備えている。

前記した構造により、従来のパツキン箱アセン
ブリにおいて設けられた、費用を高めるだけでな
く調節ねじ部片の係合部分の操作の妨げになるか
さばつた横方向弁アクチユエータ支持体を取除く
ことができる。このような操作はさらに、前記係
合部分をハウジングのフランジ２８，２８′の弁
アクチユエータとは反対の側に位置させることに
よりさらに容易になる。

これ等の特徴は、植込みボルトをパツキン押え
フランジ腕部片４２に固定し、ハウジングのフラ
ンジ２８′を貫いてゆるく延ばし、調節自在なナ
ツト５０をねじ込む調節ねじ部片４８と共に使う
ことができるが、調節ねじ部片４４がパツキン押
えフランジ腕部片４２にねじ込み連結され、ハウ
ジングのフランジ２８をゆるく貫いて延び、頭部
４４ａを持つ調節ねじ部材４４の形に形成するこ
とによりさらに利点が得られる。この頭部４４ａ
は、ハウジングのフランジ２８に係合し、前記し
た係合部分として作用するだけでなく又パツキン
環３８から大体縦方向に遠ざかるこの調節ねじ部
片４４の動きを制限する際にハウジングのフラン
ジ２８と協働する。従つて調節ねじ部片４４を、
パツキン押えフランジ腕部片４２から突出するよ
うにする方向に回転するときは、パツキン押えは
パツキン環に向つて動かされる。しかしこの調節
ねじ部片４４は縦方向に動かす必要がないから、
この調節ねじ部片４４はハウジングのフランジ２
８とハウジングの本体部分１２との間の空間内に
前進しない。このようにして空間を一層小さくす
ることが可能である。

従つて本発明の主な目的は、新規なパツキン箱
アセンブリを提供しようとするにある。

本発明の他の目的は、弁アクチユエータのよう
な補助的装置に対し横方向支持体を必要としない
ようにすることにより、パツキン押え用の調節ね
じ部片を容易に操作できるパツキン箱アセンブリ
を提供しようとするにある。

なお本発明の他の目的は、ハウジングの頚部部
分に使わなければならない材料又は構成品の量を
最少にするパツキン箱アセンブリを提供しようと
するにある。

さらに本発明の目的は、パツキン押えの調節中
に縦方向に固定したままにした調節ねじ部片だけ
しか利用しないで調節ナツトを除去したパツキン
箱アセンブリを提供しようとするにある。

本発明の他の目的は、ハウジングにパツキン押
えフランジ腕部片が貫いて延びる横方向みぞ穴又
は穴を形成したパツキン箱アセンブリを提供しよ
うとするにある。

なお本発明の目的は、パツキン押えフランジ腕
部片及び協働するハウジングのフランジがハウジ
ングの本体部分から縦方向に間隔を置き、パツキ
ン押え用の調節ねじ部片をこのようにして形成し
た空気内に位置させたパツキン箱アセンブリを提
供しようとするにある。

以下本発明によるパツキン箱アセンブリの実施
例を添付図面について詳細に説明する。

第１図には弁装置とくにちよう形弁の上部部分
を示してある。この弁装置は、流体流路１４を仕
切る大体環状の本体部分１２を持つハウジング１
０を備えている。ハウジング１０は又本体部分１
２に一体に形成した大体管状の頚部部分１６を備
えている。正常な動作位置では頚部部分１６は本
体部分１２から大体上向きに延びている。どの場
合にも頚部部分１６の長さは流路４に対して大体
半径方向に延びている。〓半径方向〓、〓縦方向〓、
〓横方向〓等のようにこの説明で使う用語は、別
に断らなければ頚部部分１６に対する向きのこと
である。

第１図と共に第２図、第３図及び第４図に示す
ように弁体すなわち弁ハウジング１０は、頚部１
６を貫き又本体部分１２の隣接部分を貫いて縦方
向に延び流路１４に連通する穴１８を備えてい
る。当業界にはよく知られているように円板（図
示してない）の形の弁部片は流路１４を開閉する
ように流路１４内に回転自在に取付けてある。と
くにこの弁部片は、穴１８を貫いて外向きに延び
穴１８内に回転自在に取付けた軸すなわち弁棒２
０に取付けてある。弁棒２０の外端部は、ハウジ
ング１０を越えて延び、ハウジング１０の頂部に
取付けようとする弁駆動部片に連関するスパナ掛
け部２２を設けてある。ハウジング１０の本体部
分１２は又本体頚部部分１６の反対側で本体部分
１２の上側に形成した一体舌状体２４を備えてい
る。各舌状体２４はこの弁装置を管路又は類似物
に取付けるのに使う植込みボルト又は類似物を受
入れるように貫通穴２６を形成してある。ハウジ
ング１０はさらに、その本体部分１２から頚部部
分１６に沿い縦方向に間隔を隔てた位置で頚部部
分１６から横方向外向きに延びる直径に沿い互に
対向するフランジ２８すなわち耳片の形のハウジ
ングフランジを備えている。フランジ２８の上側
から１対のみぞ穴３０，３０が上向きに延びてい
る。各みぞ穴３０は穴１８に連通し頚部部分１６
を経てフランジ２８の各一方のすぐ上方に半径方
向外向きに開口している。頚部部分１６の上端部
には環状の取付けフランジ３２を一体に形成して
ある。フランジ３２は弁駆動部片を取付ける。フ
ランジ３２は、弁アクチユエータをフランジ３２
に締付けるようにボルト又は類似物を受入れる複
数個の穴３４を形成してある。フランジ３２は
又、それぞれみぞ穴３０の各一方に続きその上部
部分を形成する直径に沿い互に対向する１対のく
ぼみ３６，３６を備えている。

穴１８の上部部分は第２図に示すように端ぐり
され弁棒２０とハウジング１０の周囲部分との間
に環状の空間を形成しパツキン環３８の積層体を
受入れるようにしてある。パツキン環３８は、通
常エラストマーを少くとも部分的に含みどの場合
にも変形自在の任意普通の種類のものでよく、従
つて縦方向に圧縮すると、各環３８は半径方向に
膨張し弁棒２０及びハウジング１０の間を緊密に
密封する。剛性の支持環４０は穴１８の大小の各
直径部分間に形成した肩部に乗りその上方にパツ
キン環３８を支える。パツキン押えは、弁棒２０
を囲み穴１８内に延びパツキン環３８の積層体の
上端部に乗る円筒形の圧縮部分４０′を備えてい
る。圧縮部分４０′には、それぞれハウジング１
０のみぞ穴３０の各一方を貫いて横方向外向きに
延びる１対のパツキン押えフランジ腕部片４２，
４２を一体に形成してある。フランジ腕部片４２
はその縦方向の最外部の位置でくぼみ３６内に納
めてある。弁棒２０のまわりと穴１８内との圧縮
部分４０′のはめあいは、圧縮部分４０′が縦方向
内方に動けるように十分ゆるくしてある。各みぞ
穴３０の下部部分〔頚部１６内の〕によりフラン
ジ腕部片４２が動くことができる。圧縮部分４
０′及び腕部片４２から成るパツキン押えを内方
にすなわちパツキン環３８の積層体の方に駆動す
ると、パツキン押えはパツキン環３８を圧縮す
る。すなわちパツキン押えはパツキン環３８を弁
棒２０及びハウジング１０の間に所望に応じて締
付けるのに使うことができる。

圧縮部分４０′及び腕部片４２から成るパツキ
ン押えのこのような縦方向の調節ができるように
１対の調節ねじ部片４４，４４を設けてある。各
ねじ部片４４はその頭部４４ａが最下部になりね
じ部片柄部分が頭部４４ａから上向きに延びるよ
うに向きを定めてある。図示のように各ねじ部片
４４の頭部４４ａはハウジングフランジ２８の各
一方の下側に衝合している。ねじ部片４４の柄部
分はフランジ２８のみぞ４６内に回転自在である
がねじ連関しないではめてある。みぞ穴３６から
ねじ部片４４の柄部分はさらに縦方向外向きに延
びパツキン押えフランジ４２の各一方にねじ連結
してある。ねじ部片頭部４４ａとフランジ２８と
の衝合によりねじ部片４４が上向きにすなわちパ
ツキン環３８の積層体から離れる向きに動かない
ようにするのは明らかである。すなわちねじ部片
４４をその頭部４４ａにより連関させ、各ねじ部
片４４を上向きに駆動する向きに回すと、圧縮部
分４０′及び腕部片４２から成るパツキン押えは
パツキン環３８に向い下方に駆動され前記したよ
うに密封作用を伴う連関状態を緊密にする。

前記した構造により従来のパツキン箱構造とく
に弁に一般に使われている構造より勝つた多くの
利点が得られるのは明らかである。調節ねじ部片
４４の連関部分を形成する頭部４４ａは、フラン
ジ２８及び舌状体２４間に形成した空間内に配置
されパツキン押えを調節するように容易に連関さ
せることができる。このようにして、調節ナツト
を駆動部片に近接して配置するだけでなく又弁頚
部本体に平行な駆動部片支持体により横方向の動
きを阻止する従来の構造よりすぐれた著しい利点
が得られる。しかしこの利点は弁頚部区域に使う
材料の量はあまり増さないで得られる。調節部片
に協働するようにとくに設けた唯一の弁ハウジン
グ構造は比較的小さいフランジ２８である。

第５図には本発明の変型を示してある。この変
型では同様な部品に同様な参照数字を付けてあ
る。とくに第５図の構造の全部品はパツキン押え
調節部片を除いて第１図ないし第４図の構造と同
じである。第５図の構造では一体の頭部４４ａを
持つねじ部片の代りに調節自在なナツト５０をね
じ込んだねじ部片４８を使つてある。ねじ部片４
８の一端部はピン５２によりパツキン押えフラン
ジ４２に固定してある。フランジ４２からねじ部
片４８は下向きに延びハウジングフランジ２８′
の過大寸法の穴５４にねじ込まないではめてあ
る。ナツト５０はねじ部片４８の下端部に取付け
られナツト５０がフランジ２８′の下側に衝合す
るようにする。すなわちナツト５０を適正な向き
に回すと、ねじ部片４８と圧縮部分４０′及びフ
ランジ４２から成るパツキン押えとは一緒に下方
に引かれパツキン環３８を圧縮する。本発明の前
記の実施例及び変型は共に、パツキン押え調節部
片の連関部分〔ねじ部片頭部４４ａ又はナツト５
０〕を容易に操作できると共に弁ハウジングの頚
部区域に設けなければならない金属の量を減らせ
る利点がある。第１図ないし第４図の実施例は、
パツキン押え調節部片へどの部分もパツキン押え
と共に下方に動く必要がないから好適である。こ
のような動きは舌状体２４の上端部により制限さ
れる。

以上本発明をその実施例について詳細に説明し
たが本発明はなおその精神を逸脱しないで種種の
変化変型を行うことができるのはもちろんであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明弁アセンブリの１実施例のパツ
キン箱区域の部分斜視図、第２図は第１図の弁ア
センブリの縦断面図、第３図及び第４図は第２図
のそれぞれ３−３線及び４−４線に沿い矢印の向
きに見た断面図である。第５図は第２図の変型の
上部右半部の縦断面図である。 １０……ハウジング、１８……穴、２０……弁
棒、２８……ハウジングフランジ、３８……パツ
キン環、４０′……圧縮部分、４２……パツキン
押えフランジ腕部片、４４……調節ねじ部片。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ (イ) 本体部分と、 この本体部分から外向きに延びるほぼ管状の
   頚部部分と、 この頚部部分と、これに隣接する前記本体部
   分の隣接部分とを貫く穴と、 この穴と連通状態に前記頚部部分をほぼ半径
   方向に貫く少なくとも１つのみぞ穴と、 このみぞ穴に隣接して前記頚部部分からほぼ
   半径方向に外向きに延びるハウジング・フラン
   ジ部材と、 を持つハウジング装置と、 (ロ) このハウジング装置に対して移動できるよう
   に、前記穴内に入れられた軸と、 (ハ) この軸を囲むように、前記穴内に配置された
   環状の密封部材と、 (ニ) この密封部材の一端部に隣接して前記穴内に
   少なくとも部分的に配置された圧縮部材と、 前記みぞ穴を貫いて横方向に外向きに延び、
   前記圧縮部材に取付けられたパツキン押えフラ
   ンジ部材と、 を持ち、前記密封部材を圧縮するように、この
   密封部材の方に向かつて第１の縦方向に移動可
   能なパツキン押え装置と、 (ホ) 前記ハウジング・フランジ部材と、前記パツ
   キン押えフランジ部材との間で作動的に相互に
   係合させられ、前記パツキン押え装置を前記第
   １の縦方向に移動させるように動作可能なねじ
   付き調節部材と、 を備え、 このねじ付き調節部材に、このねじ付き調節
   部材を操作するように係合可能な回転できる係
   合部分を設け、 この係合部分を、前記パツキン押えフランジ
   部材とは反対の前記ハウジング・フランジ部材
   の側部に配置した、パツキン箱アセンブリ。 ２ 前記みぞ穴を、前記ハウジング装置の前記本
   体部分から縦方向に間隔を置いて配置し、前記ハ
   ウジング・フランジ部材を、前記本体部分に最も
   近接した前記みぞ穴の端部に直接に接して配置し
   た特許請求の範囲第１項記載のパツキン箱アセン
   ブリ。 ３ 前記ハウジング装置がさらに、補助的装置
   を、このハウジング装置に取付けるように、前記
   頚部部分の縦方向外端からほぼ半径方向に外向き
   に延びる取付けフランジ部材を備えた特許請求の
   範囲第２項記載のパツキン箱アセンブリ。 ４ 前記ねじ付調節部材の前記係合部分を、前記
   ハウジング・フランジ部材と前記本体部分との間
   において縦方向に配置した特許請求の範囲第２項
   記載のパツキン箱アセンブリ。 ５ 前記ハウジング装置が、互いに直径方向に対
   向する２つの前記みぞ穴を備え、前記パツキン押
   えフランジ部材が、前記みぞ穴の各１つのみぞ穴
   を貫いてそれぞれ延びる、直径方向に対向する１
   対のフランジ腕部片から成り、前記パツキン箱ア
   センブリが、前記フランジ腕部片の各１つにそれ
   ぞれ係合する２つの前記ねじ付き調節部材を備え
   た特許請求の範囲第２項記載のパツキン箱アセン
   ブリ。 ６ 前記ハウジング・フランジ部材が、前記フラ
   ンジ腕部片の各１つにそれぞれ平行な、直径方向
   に対向する１対の耳片の形のフランジから成る特
   許請求の範囲第５項記載のパツキン箱アセンブ
   リ。 ７ 前記ねじ付き調節部材が、 前記軸にほぼ平行に配置され、前記パツキン押
   えフランジ部材にねじ込み連結され、前記ハウジ
   ング・フランジ部材内に回転可能ではあるがねじ
   込まれないように入れられた調節ねじ部片を備
   え、 この調節ねじ部片に、 前記ハウジング装置と、前記パツキン押え装置
   との外側において、前記ハウジング・フランジ部
   材と、前記本体部分との間に縦方向に配置され、
   前記調節ねじ部片を回転させるように係合可能な
   前記係合部分を設け、 さらに、前記第１の縦方向とは反対の第２の縦
   方向への前記調節ねじ部片の移動を制限するよう
   に、前記調節ねじ部片と、前記ハウジング装置と
   の間で協働する停止装置 を備えた、特許請求の範囲第１項記載のパツキン
   箱アセンブリ。 ８ 前記調節ねじ部片の前記係合部分が、前記ハ
   ウジング・フランジ部材に接触するねじ頭部であ
   り、このねじ頭部と前記ハウジング・フランジ部
   材とが、前記停止装置を形成する特許請求の範囲
   第７項記載のパツキン箱アセンブリ。 ９ 前記ハウジング装置がさらに、補助的装置を
   このハウジング装置に取付けるように、前記頚部
   部分の縦方向外端からほぼ半径方向に外向きに延
   びる取付けフランジ部材を備えた特許請求の範囲
   第７項記載のパツキン箱アセンブリ。 １０ 前記パツキン押えフランジ部材を、前記み
   ぞ穴の最外側位置に受入れるように、前記みぞ穴
   の外側部分を形成するくぼみ部を、前記取付けフ
   ランジに設けた特許請求の範囲第９項記載のパツ
   キン箱アセンブリ。 １１ 前記ハウジング装置が、弁ハウジングであ
   り、前記軸が弁棒であり、前記取付けフランジ部
   材が、弁アクチユエータを取付けるのに適する特
   許請求の範囲第１０項記載のパツキン箱アセンブ
   リ。 １２ 前記ハウジング・フランジ部材が、前記パ
   ツキン押えフランジ部材の前記フランジ腕部片の
   各１つにそれぞれ平行な、直径方向に対向する１
   対の耳片の形のフランジから成る特許請求の範囲
   第１１項記載のパツキン箱アセンブリ。 １３ 前記ねじ付き調節部材が、前記パツキン押
   えフランジ部材に固定的に連結されると共に前記
   ハウジング・フランジ部材内に回転可能ではある
   がねじ込まないで入れられた調節ねじ部片を備
   え、 前記ねじ付き調節部材にさらに、前記調節ねじ
   部片にねじ込み連結され、前記ハウジング・フラ
   ンジ部材に接触し、前記係合部分として役立つ調
   節ナツトを設けた、特許請求の範囲第１項記載の
   パツキン箱アセンブリ。