JP2522111Y2 - 自動操作バルブ - Google Patents

自動操作バルブ

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JP2522111Y2
JP2522111Y2 JP1989105026U JP10502689U JP2522111Y2 JP 2522111 Y2 JP2522111 Y2 JP 2522111Y2 JP 1989105026 U JP1989105026 U JP 1989105026U JP 10502689 U JP10502689 U JP 10502689U JP 2522111 Y2 JP2522111 Y2 JP 2522111Y2
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Japan
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valve
packing
bonnet
gland
actuator
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知佳士 五味
和弘 青木
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Kitz Corp
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Kitz Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、冷温水、油、ガス、蒸気等の配管に用いる
自動操作バルブに関するものであり、特に、ゲートバル
ブ、グローブバルブ等の多種類のバルブにも、また、弁
軸上昇式、弁軸非上昇式のいずれの形式にも適用するこ
とができ、パッキンの増し締めが容易であって広い温度
範囲に使用できる自動操作バルブに関する。
(従来の技術) 従来の自動操作バルブの例を、第6図と第7図に示
す。
同図において、ボンネット31に設けた取付部材31a
に、アクチュエータ32をボルト33で固定し、また、アク
チュエータ32の出力軸32aと弁棒34とは接続されてお
り、ボンネット31と弁棒34との間にパッキン室31bが形
成してあり、パッキン室31bにパッキン35が充填してあ
る。パッキン35は、ボルト36によって締め付けられたグ
ランド37によって押圧されている。
この構造では、部品点数が多く、また、ボルト36を螺
入するねじ穴31cの加工が、その位置から極めて難しい
等の欠陥を有している。
また、その他の例として、特開昭61−157887号公報及
び実開昭55−90867号公報が提案されている。前者の公
報は、高圧弁用ステムシール装置であり、後者の公報
は、弁に設けたパッキン押えの操作機構について開示さ
れている。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、上記の従来例に鑑みて開発に至ったもので
あり、その目的とするところは、アクチュエータ用取付
座をボンネットの上方に一体に形成し、パッキンの増し
締めを簡単に操作することができ、しかも部品点数が少
なく、加工が容易であり、経済性にも優れた自動操作バ
ルブを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案は、ボデー内の弁
体をアクチュエータの出力軸に連結した弁軸を介して自
動開閉させる自動操作バルブにおいて、上記ボデーの上
部開口部に、前記の弁軸を軸装したボンネットの下端部
を固着し、このボンネットの上部に弁軸の交叉方向に段
部状に延設させて形成したアクチュエータ用取付座を一
体に形成し、このアクチュエータ用取付座の上端にアク
チュエータ載置面を設け、このアクチュエータ載置面に
自動操作用のアクチュエータを固定し、前記したボンネ
ットと弁軸との間に形成したパッキン室にパッキンを充
填し、このパッキンを押圧するグランドの押圧近傍位置
の外周面におねじを形成し、このグランドのおねじをパ
ッキン室の上方開口部の内周面に設けためねじにねじ込
んでパッキンを増し締め可能に設けると共に、グランド
の上部に設けた工具掛かりを増し締めするための工具操
作用窓をアクチュエータ用取付座の側面に形成した自動
操作バルブである。
この場合、弁軸が非上昇式であっても、上昇式であっ
てもよい。
(作用) 本考案の自動操作バルブは、上記のように構成したの
で、先ず、アクチュエータ用取付座をボンネットの上方
に一体に形成したので強固であり、加工、組立、分解の
手間を減少させてコストを低減させている。
また、グランドの外周面のおねじ及びボンネットのめ
ねじは、いずれもその形状及び位置の関係で加工が容易
であり、加工コストを低減させている。
更に、パッキンを押圧するのにグランドが必要なだけ
で、部品点数が少なく、この点からも、加工、組立、分
解の手間を減少させ、コストを低減させている。
本考案の自動操作バルブは、アクチュエータ用取付座
に設けた工具操作用窓に挿入しグランドに係合させた増
し締め用工具によって、グランドを回転させ、グランド
の外周面のおねじとボンネットのめねじとの螺合作用に
よって、パッキンを増し締めすることができる構造であ
るので、使用流体の種類、温度、圧力に対して最適のパ
ッキンを選定し、使用中のパッキンの機能低下に応じて
増し締めして機能回復させることによって、広い圧力、
温度範囲に、長期間使用することができる。
また、本考案の自動操作バルブは、ゲートバルブ、グ
ローブバルブ、アングルバルブ、ニードルバルブ等の多
種類のバルブに適用することができ、更に、弁軸が非上
昇式のバルブにも、上昇式のバルブにも適用することが
できる。
更に、本考案の自動操作バルブのボンネットは、ボデ
ーとの接続形式が、ユニオン接続式、内ねじ又は外ねじ
のねじ接続式、又はフランジ接続式のいずれにも、任意
に適用することができる。
(実施例) 第1図において、1は自動的に操作できるゲートバル
ブ、2はアクチュエータ、3はボンネット、3aはアクチ
ュエータ用取付座であって、アクチュエータ用取付座3a
はボンネット3の上方に一体に形成してあり、アクチュ
エータ用取付座3aにアクチュエータ2がボルト4で固定
してある。5は弁軸で、弁軸5の上端部5aがアクチュエ
ータ2の出力軸2aに接続してある。
3bはボンネット3と弁軸5との間に形成したパッキン
室で、パッキン室3bにパッキン6が充填してある。
7はグランドで、グランド7の外周面におねじ7aが形
成してあり、更に工具掛かり7bが形成してある。
3cはボンネット3に形成しためねじで、上記のおねじ
7aとこのめねじ3cとは螺合している。
3dはボンネット3に形成した工具操作用窓で、この工
具操作窓3dから挿入し工具掛かり7bに係合させた増し締
め用工具(図示せず)によって、グランド7を回転させ
てパッキン6を増し締めすることができる。
なお、8はボデー、9は弁体、10はロックナットで、
ボデー8とボンネット3とはユニオンナット11によって
接続されている。
弁軸5は、鍔部5bがボンネット3とロックナット10と
の間で回転自在に挟持されていて、軸線方向への移動が
できない。弁軸5に形成したおねじ部5cは、弁体9に形
成しためねじ部9aと螺合しており、弁軸5の回転によっ
て弁体9が上下して、バルブ1を開閉する。
また、第2図に示した自動操作バルブは、次に説明す
る部分以外は第1図に示した自動操作バルブと同じ構造
であり、図に付した記号も同じである。
同図において、弁軸5に形成したおねじ部5cがボンネ
ット3に形成しためねじ部3eに螺合しており、また、弁
軸5の下端に形成した鍔部5dが弁体9の上方に形成した
T字形溝9bに回転自在に嵌入しているので、弁軸5は回
転すると軸線方向に移動し、弁体を上下させてバルブ1
を開閉する。
第3図は、本考案における実施例を示したものであ
り、第1図と同一部分は同一記号で示す。
同図において、ボデー8内の弁体9をアクチュエータ
2の出力軸2aに連結した弁軸5を介して自動開閉させる
自動操作バルブであって、ボデー8の上部開口部に、弁
軸5を軸装したボンネット3の下端部を固着し、このボ
ンネット3の上部に弁軸5の交叉方向に段部状に延設さ
せて形成したアクチュエータ用取付座3aを一体に形成
し、このアクチュエータ用取付座3aの上端にアクチュエ
ータ載置面3fを設け、このアクチュエータ載置面3fに自
動操作用のアクチュエータ2を固定し、ボンネット3と
弁軸5との間に形成したパッキン室3bにパッキン6を充
填し、このパッキン6を押圧するグランド7の押圧近傍
位置の外周面におねじ7aを形成し、このグランド7のお
ねじ7aをパッキン室3bの上方開口部の内周面に設けため
ねじ3cにねじ込んでパッキン6を増し締め可能に設ける
と共に、グランド7の上部に設けた工具掛かり7bを増し
締めするための工具操作用窓3dをアクチュエータ用取付
座3aの側面に形成した。
第4図及び第5図は、第1図に示したバルブ1のユニ
オン接続式であるボデー8とボンネット3との接続形式
を、外ねじ式及び内ねじ式に変更した場合を示す部分縦
断面図である。
次に、第1図乃至第5図に示した実施例に基づいて、
その作用を説明する。
先ず、アクチュエータ用取付座3aをボンネット3の上
方に一体に形成したので強固であり、加工、組立、分解
の手間を減らしてコストを低減させており、グランド7
の外周面のおねじ7a及びボンネットのめねじ3cは、いず
れもその形状及び位置の関係で加工が容易であり、加工
コストを低減させている。
更に、パッキン6を押圧するのにグランド7が必要な
だけで、部品点数が少なく、この点からも加工、組立、
分解の手間を減少させ、コストを低減させている。
また、本考案の自動操作バルブ1は、アクチュエータ
用取付座3aに設けた工具操作用窓3dに挿入しグランド7
の工具掛かり7bに係合させた増し締め用工具(図示せ
ず)によってグランド7を回転させ、グランド7の外周
面に形成したおねじ7aとボンネット3に形成しためねじ
3cとの螺合作用によって、パッキン6を増し締めするこ
とができる構造であるので、使用流体の種類、温度、圧
力に対して最適のパッキン6を選定し、使用中のパッキ
ン6の機能低下に応じて増し締めして機能回復をするこ
とによって、広い圧力、温度範囲に、長期間使用するこ
とができる。
また、本考案の自動操作バルブ1は、ゲートバルブ、
グローブバルブ、アングルバルブ、ニードルバルブ等の
多種類のバルブに適用することができ、更に、弁軸5が
非上昇式の第1図及び第3図乃至第5図に示したバルブ
1にも、弁軸5が上昇式の第2図に示したバルブ1にも
適用することができる。
更に、本考案の自動操作バルブ1のボンネット3は、
ボデー8との接続形式を、第1図乃至第3図に示したバ
ルブ1のようなユニオン接続式にも、第4図に示したバ
ルブ1のような内ねじ又は第5図に示したバルブ1のよ
うな外ねじのねじ接続式にも、あるいは、図示していな
いが、フランジ接続式にも、任意に適用することができ
る。
(考案の効果) 本考案の自動操作バルブは、すでに詳述したように構
成し作用するので、次のような優れた効果が得られる。
アクチュエータ用取付座をボンネットに一体に形成し
たので強固であり、加工、組立、分解の手間を減らし、
コストを低減させる。
パッキンを押圧するのにグランドが必要なだけで部品
点数が少なく、また、加工部位も少なく、加工部位の位
置及び形状の関係で加工が容易であり、低コストであ
る。
パッキンを増し締めする構造であるので、使用する流
体の種類、圧力、温度に適したパッキンを選定し、使用
中のパッキンの機能低下に応じて増し締めして機能回復
させることによって、広い圧力、温度範囲で、長期間使
用することができる。
ゲートバルブ、グローブバルブ、アングルバルブ、ニ
ードルバルブ等の多種類のバルブにも、弁軸が上昇式、
非上昇式のバルブにも適用することができ、用途が広
い。
ボンネットとボデーとの接続形式を、ユニオン接続
式、内ねじ又は外ねじのねじ接続式、又はフランジ接続
式のいずれにも、任意に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動操作バルブの1例を示す縦断面
図、第2図は他の実施例を示す縦断面図、第3図は本考
案の自動操作バルブの1実施例を示す部分縦断面図、第
4図及び第5図は第3図のボデーとボンネットとの接続
部を変更した場合の部分縦断面図であり、第6図は従来
の自動操作バルブの例を示す部分縦断面図、第7図は第
6図のX−X断面図である。 1……自動操作バルブ、2……アクチュエータ 2a……出力軸、3……ボンネット 3a……アクチュエータ用取付座 3b……パッキン室、3c……めねじ 3d……工具操作用窓、4……ボルト 5……弁軸、6……パッキン 7……グランド、7a……おねじ

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボデー内の弁体をアクチュエータの出力軸
    に連結した弁軸を介して自動開閉させる自動操作バルブ
    において、上記ボデーの上部開口部に、前記の弁軸を軸
    装したボンネットの下端部を固着し、このボンネットの
    上部に弁軸の交叉方向に段部状に延設させて形成したア
    クチュエータ用取付座を一体に形成し、このアクチュエ
    ータ用取付座の上端にアクチュエータ載置面を設け、こ
    のアクチュエータ載置面に自動操作用のアクチュエータ
    を固定し、前記したボンネットと弁軸との間に形成した
    パッキン室にパッキンを充填し、このパッキンを押圧す
    るグランドの押圧近傍位置の外周面におねじを形成し、
    このグランドのおねじをパッキン室の上方開口部の内周
    面に設けためねじにねじ込んでパッキンを増し締め可能
    に設けると共に、グランドの上部に設けた工具掛かりを
    増し締めするための工具操作用窓をアクチュエータ用取
    付座の側面に形成したことを特徴とする自動操作バル
    ブ。
  2. 【請求項2】上記の弁軸が非上昇式である請求項1記載
    の自動操作バルブ。
  3. 【請求項3】上記の弁軸が上昇式である請求項1記載の
    自動操作バルブ。
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