JPH03134431A - 風呂釜装置の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、風呂釡装置をリモートコントロールするた
めの風呂釡装置の制御装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来の風呂釡装置の制御装置を示す構成図であ
シ、図において、１は浴室、２は浴室１内に設けた浴槽
、３は入浴する人、４は浴室１の外に設置された風呂釜
、給湯器、気泡発生装置等を含む風呂釡装置、５は風呂
釡装置４をリモートコントロールする操作部が設けられ
た制御部で、通常は浴室１の壁１ａに取付けられている
。６は制御部５と風呂釡装置４とを接続する信号配線、
γは信号配線６が上記壁１ａを貫通する部分に施された
防水工事部、８は浴室１内を照明する照明装置、９は浴
室１内の換気を行う換気扇装置である。

上記構成において、制御部５の操作部によ）温度設定等
を行うと、それに応じた制御信号が制御部５から信号配
線６を通じて風呂釡装置４に送られる。これによって風
呂釜、給湯器等のバーナが点火され、浴槽２内の水又は
湯が設定温度になるまで燃焼が行われる。なお、風呂釡
装置４内の状態を示す情報を送るように成されている場
合は、風呂釡装置４からの信号が信号配線６を通じて制
御部５に送られ、必要に応じて表示部で表示される。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の風呂釡装置の制御装置は上記のように構成されて
いるので、制御部５と風呂釡装置４とを信号配線６で接
続する場合、この信号配線６を伝送されるデータのビッ
ト数に応じた配線本数を有するケーブルの接続作業に非
常に手間がかかつていた。特に、水漏れや高湿度雰囲気
等の浴室、特有の環境を考慮した防水工事部７の配線工
事が困難であシ、工事が完全に行われないと、配線穴か
らの湿気漏れによる器具や配線の腐食、漏電等の事故が
発生する等の問題があった。この対策として、データを
シリアル伝送として配線本数を減らす等の方法が採られ
ているが、防水工事の困難さはそれ程軽減されてはいな
い。また、マンションやホテル等に用いられるユニット
バスには配線工事が考慮されていない構造のものがあシ
、このため高度な機能を有する此種の風呂釡装置の制御
装置の普及が妨げられているのが実情である。

この発明は上記のような問題を解消するためになされた
もので、特別な防水工事をすることなく、簡単に配線工
事を行うことのできる風呂釡装置の制御装置を提供する
ことを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る風呂釡装置の制御装置は、光制御信号を
発信する制御部を設け、この光制御信号を信号中継器で
電気制御信号に変換し、この電気制御信号を、浴室の電
気器具に接続された電力配線又は電力配線管を利用して
風呂釡装置に送信するようにしたものである。

〔作用〕

浴室に設けられた電気器具は基本的に防水工事が施され
ているので、その電力配線を利用することによシ、防水
を考慮した配線工事を省略することができる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図においては第２図と同一部分には同一符号を付して説
明を省略する。

第１図において、１０は赤外線等から成る光制御信号を
発信するように成されたリモートコントロール用の制御
部、１１は照明装置８の内部に設けられた光−電気変換
器を含む信号中継器、１２は信号中継器１１から出力さ
れる電気制御信号を風呂釡装置４に送るための信号配線
であシ、照明装置８に電力を供給する電力配線又は電力
配線管の一部を利用したデータの電力線搬送方式を採用
している。

上記構成によれば、照明装置８．換気扇装置９等の電気
器具は元々防水を考慮して取付は及び配線工事が成され
ているので、信号中継器１１の接続に際しても、特別な
防水工事を必要とせず、単に電力配線と照明器具との接
続部分に信号中継器１１の出力端子を接続するだけでよ
い。制御部１０は風呂釡装置内の風呂釜、給湯器、気泡
発生装置を制御するための操作部が設けられている。こ
の制御部１０の発信部を信号中継器１１に向けた状態で
、上記操作部を操作すると、操作の内容に応じた光制御
信号が信号中継器１１で受信され、電気制御信号に変換
される。この電気制御信号は信号配線１２を通じて風呂
釡装置４に送られ所定の制御を行う。

なお、上記実施例では、信号中継器１１を照明装置８の
内部に設けたが、照明装置８の近傍に設けてもよい。

また、信号中継器１１は換気扇装置９の換気孔の内部又
は換気扇装置９の近傍に設けてもよい。

その場合は、換気扇装置９に接続される電力配線又は電
力配線管が信号配線として利用される。

また、上記実施例では、制御部１０から出力される光制
御信号を無線で信号中継器１１に送っているが、制御部
１０を浴室内に固定し、光制御信号を光ファイバを通じ
て信号中継器１１に送るようにしてもよい。

さらに、風呂釡装置４内の状態を示す信号を制御部１０
に送るように成す場合は、信号中継器１１に電気−光変
換器を設け、風呂釡装置４からの電気信号を光信号に変
換して、制御部１０で受信し、必要に応じて表示するよ
うにしてよい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、制御部からの光制御
信号を電気制御信号に変換した後、照明装置又は換気扇
装置等の電気器具の電力配線又は電力配線管を利用して
風呂釡装置に送るように構成したので、新設、既設を問
わず浴室に制御装置を設置する場合に、特別な配線工事
及びそのための防水工事を行う必要がなくなり、従って
、工事が非常に簡単にな勺、取付工事を安価に行うこと
ができ、しかも腐食等の心配もなくなる。また光通信に
よる制御を行うので、浴室内に配置される制御部からの
漏電や感電等の事故をなくし、安全性が向上する。制御
部を無線で使用する場合は浴室の壁に固定しなくても、
浴槽に浮かべたシ、使用者の手の届く範囲のどこでも置
くことができるので、使い勝手が良くなる。また、光通
信はエアコンやテレビ等の家電製品で広く行われている
ので、専用のＩＣが市販されておシ、このため制御部を
安価に製造することができる。また、以上のことから高
機能を有する風呂釡装置の制御装置を広く普及させるこ
とができる等の効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による風呂釡装置の制御装
置を示す構成図、第２図は従来の風呂釡装置の制御装置
を示す構成図である。 １は浴室、４は風呂釡装置、８は照明装置、９は換気扇
装置、１０は制御部、１１は信号中継器、１２は信号配
線。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 特　許　出　願　人　　　山武ハネウェル株式会社（外
２名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 浴室外部に設置された風呂釡装置を制御するための光制
   御信号を出力する制御部と、上記浴室内に設けられ上記
   光制御信号を受信して電気制御信号に変換する信号中継
   器と、上記浴室に設けられた電気器具に電力を供給する
   電力配線又は電力配線管の一部を共用し上記電気制御信
   号を上記風呂釡装置に伝送するための信号配線とを備え
   た風呂釜装置の制御装置。