JP4948700B2 - ガス器具の集中管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、1つの建物内に設置された複数のガス器具を通信回線を介して制御装置に接続し各ガス器具を集中管理するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
病院や学校、マンション等の建物では1つの建物内に複数のガス器具が設置されている。これら複数のガス器具は建物内の集中制御室等に設置された制御装置に各々接続されており、例えばガス器具に異常が生じた場合にはその旨を制御装置に送信する。また、制御装置から停止信号を特定のガス器具もしくは全てのガス器具に送信し、ガス器具を遠隔操作して停止させるように構成されている。
【0003】
このように制御装置とガス器具とは双方向通信を行うため、通信回線で接続されている。建物がビルディングの場合には配線用のダクトが設けられており、該通信回線はダクトを通して配線される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記通信回線は各ガス器具に対して敷設しなければならないため、ガス器具の台数が多いと配線工事が極めて煩雑になる。また、既に建設された建物にガス器具を追加する場合には通信回線を敷設するために建物の壁等に穴を明けなければならない場合も生じ、ガス器具の設置に多くの工数を要することとなる。
【0005】
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、ガス器具と制御装置をと結ぶ通信回線の敷設を容易に行うことのできるガス器具の集中管理システムを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明によるガス器具の集中管理システムは、1つの建物内に設置された複数のガス器具を通信回線を介して制御装置に接続し各ガス器具を集中管理するシステムにおいて、各ガス器具及び制御装置に電灯線を介して通信を行う通信モデム部を設置し、各ガス器具及び制御装置の駆動用電力を供給する電灯線を通信回線として集中管理することを特徴とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明によるガス器具の集中管理システムは、1つの建物内であって、電力量計よりも屋内側に設置された複数のガス器具を通信回線を介して、同じく電力量計よりも屋内側に設置された制御装置に接続し各ガス器具を集中管理するシステムにおいて、各ガス器具及び制御装置に電灯線を介して通信を行う通信モデム部を設置し、各ガス器具及び制御装置の駆動用電力を供給する電灯線を通信回線として集中管理するとともに、上記制御装置に対して電力量計をはさんで接続された、電力量計よりも屋外側に設置されたパソコンによって制御装置に制御内容を指示することができることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本実施の形態では通信モデム部としてエコーネット(Energy Conservation and Homecare Network)で用いられる電灯線モデムを使用する。建物1の内部には本実施の形態ではガス器具である複数の給湯装置2が設置されている。一方、3は制御装置であり、従来は各給湯装置2が専用の通信回線を介して接続され、各給湯装置2の作動状態を監視すると共に異常を検出した場合には強制的に給湯装置2の作動を停止させるものである。
【0009】
4は電灯線であり、複数のコンセント41が接続されている。そして、各給湯装置2及び制御装置3はプラグ42をコンセント41に差し込んで作動用の電力の供給を受ける。
【0010】
尚、5は電力量計であり、建物1の外部に設置されている柱上変圧器(図示せず)に接続されている。該柱上変圧器には高速通信用の電灯線モデムが敷設されている。
【0011】
上記各給湯装置2及び制御装置3には各々図2に示す電灯線モデム6が内蔵されている。該電灯線モデム6内にはマイコン61が内蔵されており、電灯線4に重畳して発信する信号を作成し、また、電灯線4から受信した信号に基づいて機器内部の作動信号を出力する。
【0012】
また、電灯線モデム6内には通信部7が内蔵されている。該通信部7にはマイコン61から出力される信号を変調し増幅する変調部71と、受信した信号を復調し増幅してマイコン61に対して出力する復調部72とを備えている。73は電灯線結合部であって、変調部71で変調された信号を電灯線4に流れる交流電力に重畳し、また電灯線4の交流電力に重畳された信号を分離して復調部72に出力するものである。尚、62は電源回路であって電灯線4から供給される交流電力を所定の電圧に変圧し、必要に応じて整流して機器内の各所に供給するものである。
【0013】
上記構成によれば、電灯線モデム6を介して各給湯装置2と制御装置3とは電灯線4を通信回線として利用して相互に通信を行うことができる。例えば給湯装置2が作動状態を自己診断し、自己診断結果のデータをIDデータと共に電灯線4に送信する。制御装置3は自己診断データ及びIDデータを受信し、どの給湯装置2がどのような状態で作動しているかということを把握することができる。
【0014】
給湯装置2のいずれかに異常が発生すると異常が生じた給湯装置2から異常が発生した旨が制御装置3に送信される。制御装置3は異常の内容に応じて予め設定された処置を行う。例えば異常が発生した給湯装置2の作動を停止させるべきであると制御装置3が判断すると、作動を停止させる給湯装置2のIDデータと作動停止信号とを発信する。IDが一致した給湯装置2のマイコン61は作動信号に従って給湯装置2に内蔵されるガスバーナへのガスを強制的に停止させる。
【0015】
ところで、このような異常が発生すると制御装置3はどの給湯装置2を作動停止させたかという内容を表示し、必要に応じて光や音により報知する。一方、作動を停止した給湯装置2も同じく光や音により作動停止中である旨を報知する。
【0016】
上記実施の形態では、各給湯装置2が設置されている建物1内に設けた制御装置3によって給湯装置2の作動を停止させるか否かの判断を行わせたが、建物1以外の場所に設置したパソコン等と制御装置3とが建物1の外の電灯線を介して通信を行い、給湯装置2の作動を停止させるか否かはパソコンが判断してその結果を制御装置3に送信し、制御装置3はパソコンから発信される信号に従って制御装置3が各給湯装置2の作動を制御するようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、ガス器具と制御回路とを電灯線を通信回線として接続したので、専用の通信回線を敷設する必要がなく、特に建物の完成後にガス器具を増設する場合やガス器具の設置位置を変更する場合に、専用の通信回線を敷設する従来のものより工事に要する工数を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】電灯線モデムの構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 建物
2 給湯装置
3 制御装置
4 電灯線
6 電灯線モデム
Claims (1)
- 1つの建物内であって、電力量計よりも屋内側に設置された複数のガス器具を通信回線を介して、同じく電力量計よりも屋内側に設置された制御装置に接続し各ガス器具を集中管理するシステムにおいて、各ガス器具及び制御装置に電灯線を介して通信を行う通信モデム部を設置し、各ガス器具及び制御装置の駆動用電力を供給する電灯線を通信回線として集中管理するとともに、上記制御装置に対して電力量計をはさんで接続された、電力量計よりも屋外側に設置されたパソコンによって制御装置に制御内容を指示することができることを特徴とするガス器具の集中管理システム。
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JP2000372455A JP4948700B2 (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | ガス器具の集中管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
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-
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