JPH03134196A - リードフレームのめっき装置 - Google Patents

リードフレームのめっき装置

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Publication number
JPH03134196A
JPH03134196A JP27247489A JP27247489A JPH03134196A JP H03134196 A JPH03134196 A JP H03134196A JP 27247489 A JP27247489 A JP 27247489A JP 27247489 A JP27247489 A JP 27247489A JP H03134196 A JPH03134196 A JP H03134196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
plating
lead frame
sparger
porous body
Prior art date
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Pending
Application number
JP27247489A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Matsubara
松原 俊也
Hiroshige Goshima
五嶋 洋成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui High Tec Inc
Original Assignee
Mitsui High Tec Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui High Tec Inc filed Critical Mitsui High Tec Inc
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Publication of JPH03134196A publication Critical patent/JPH03134196A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置に用いるリードフレームの表面を
めっき処理するための装置に関する。
〔従来の技術〕
半導体装置用のリードフレームは、金属素材をプレス又
はエツチング処理によって基板パターンを形成し、これ
らのパターンを並べた連続体として後続のラインに送ら
れる。第3図(a)は基板パターンを形成したリードフ
レームの帯状材52を示すもので、各パターンには半導
体素子を搭載するアイランド50及びその周りに多数の
インナーリード51がそれぞれ形成されている。そして
、アイランド50と各インナーリード51の先端は、半
導体素子をグイボンディングしそのポンディングパッド
をワイヤボンディングするために、第3図(ハ)の斜線
で示すアイランド50及びインナーリード51先端の領
域に八g又はAu等のめっきが施される。
このようなめっき処理のため、従来からリードフレーム
の連続体側をカソードとし、一方めっき液供給側をアノ
ードとする電気めっき法が一般に採用されている。そし
て、めっきのための治具と、してスパージャ−が組み込
まれ、非めっき領域をマスクでマスキングしたリードフ
レームの処理面にめっき液を噴射することによって、め
っき処理が行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
スパージャ−は、製造するリードフレームのパターンに
合うようにめっき液噴射用の複数のノズルを備えたもの
である。ところが、リードフレームは複数のパターンを
並べた帯状材として間欠的に供給されるので、ノズル配
列もパターンの状況によって変更することが必要である
。このため、製品仕様毎にノズルの配列が異なれば、ス
パージャ−交換のためにラインを停止することになり、
生産性への影響が避けられない。また、スパージャ−自
体も製品仕様に対応するノズル配列のものを準備しなけ
ればならず、設備の面でも不利である。
そこで本発明は、リードフレームのパターンが変更され
てもスパージャ−を交換する必要がなくマスク基台の交
換だけで全てのめっき処理が行えるようにし、設備の簡
略化及びコスト低減を図ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、半導体装置用のリードフレームのアイランド
及びインナーリードの先端部にめっきを施すめっき装置
であって、めっき液が供給されるスパージャ−のめっき
処理面に多孔質体及びアノードをこの順に重ね合わせ、
前記めっき処理面に、マスク基台及びマスクの重合体を
着脱自在に取り付け、これらのマスク基台及びマスクに
めっきパターンに合わせてリードフレームをめっき液に
曝す開口を設け、更に前記マスク基台にめっき液を回収
する流路を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
スパージャ−に供給されためっき液は多孔質体の多数の
小孔から一様にめっき処理面の全域に送り出され、アノ
ードによってマイナス極となっためっき演劇とカソード
によってプラス極に設定されるリードフレームの帯状材
との間に電気めっきが行われる。多孔質体から出ためっ
き液はマスク、基台及びマスクに開けた開口に流れ込み
、マスクの開口に曝されているリードフレームの処理面
にめっきを施す。そして、めっき液はマスク基台に設け
た流路を通ってタンク等に回収される。
このように、スパージャ−のめっき処理面に広い多孔質
体を設けてその全面からめっき液を送り出すので、マス
ク基台及びマスクの開口のピッチや大きさを変更すれば
仕様の異なるリードフレームに対してもめっき処理が行
える。このため、スパージャ−にはめっき液の供給パタ
ーンを変更する構造が不要となり、マスク基台及びマス
クを交換するだけで対応できる。
〔実施例〕
第1図は本発明のめっき装置を分解して示す概略斜視図
、第2図は要部の概略縦断面図である。
図において、スパージャ−1はめっき液を貯溜したタン
クに接続され、配管中に設けた圧送ポンプ(図示せず)
によってめっき液を送り込むための供給口1aを側壁に
開けている。スバージャーエの上面には、たとえば合成
樹脂等を素材とした多孔質体2が一体化されている。こ
の多孔質体2は多数の微小な小孔2aを開け、これらの
小孔2aの内径をほぼ0.5〜5叩程度としたもので、
めっき液が多孔質体2の全面から一様に噴き出るような
構成を持つ。そして、多孔質体2の上面にはプラス極側
となるアノード3が一体に固定される。このアノード3
は微小径の線材を網目状に編んだもので網目の中をめっ
き液が通過できるようになっている。
更に、アノード3の上には、マスク基台4がその上面に
マスク5を重ね合わせて着脱可能に設置される。マスク
基台4は、スパージャ−1の上面にシール性を持って密
着状態に載せられる。そして、マスク基台4の中央部に
は、めっき処理するリードフレームの帯状材52のパタ
ーンに合わせたピッチで開口4aが開けられ、更にこれ
らの開口4aのそれぞれから側方へ伸びる排出溝4bが
めつき液の回収用流路として形成されている。一方、マ
スク5にも開口4aのピッチに等しくした開口5aが開
けられ、これらの開口4a、 5aどうしを整合させて
マスク基台4の上にマスク5が一体化される。なお、マ
スク5はたとえばシリコン系樹脂等を素材とした弾性材
であり、その上面にリードフレームを載せてめっきする
際のシールを可能としたちのである。
これらのマスク基台4及びマスク5は、めっき処理する
製品仕様に応じて用意する。すなわち、リードフレーム
の帯状材52のアイランド50やインナーリード51の
パターンが仕様によって異なるので、開口5aのピッチ
及びその大きさを変えたものを準備する。そして、これ
に伴って開口5aに整合できるような開口4aの配列を
持つマスク基台4も必要に応じて備品として用意してお
く。
リードフレームの帯状材52は第1図の矢印方向に送ら
れ、各アイランド50部分がマスク5の開口5&と整合
するように位置決めして停止させる。そして、第2図に
示すように、マスク5の上に載った帯状材52をブツシ
ャ6が圧下し、帯状材52を弾性素材のマスク5の上に
密着させる。また、帯状材52はカソード用電極(図示
せず)が接触するライン構成とし、これによってリード
フレーム側がマイナスでめっき演劇がプラス極になり電
気めっきが可能となる。このような状態に設定した後、
タンクからめっき液が圧送ポンプによってスパージャ−
1に供給され、多孔質体2の小孔2aを通過してマスク
基台4の開口4aに流れ込む。そして、めっき液はマス
ク5の開口5aの中を巡るようにして排出溝4b方向に
流れ去り、この間に開口5aに露出しているリードフレ
ームのアイランド50及びインナーリード51の先端部
がめっきされる。排出溝4bは配管に接続され、開口5
aを通過しためっき液は濾過装置等を経てタンクに回収
される。
リードフレームのパターンが異なる製品仕様の場合には
、マスク5のみ又はマスク基台4も含めて交換する。す
なわち、マスク5の開口5aのピッチ及び大きさが交換
する前のマスク基台40開口4aに含まれるものであれ
ば、マスク5のみを交換するだけでよく、またこの条件
を満たさないときにはマスク基台4も含めて交換する。
このように製品仕様が異なる場合でも、スパージャ−1
のめっき液噴出パターンを変更する必要がない。たとえ
ば、従来のスパージャ−ではリードフレームのパターン
に合わせてめっき液噴射用のノズルの配列ピッチを変更
したスパージャ−を用意していたが、このような準備は
一切不要となる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明では、スパージャ−に多孔質体を
設けて広い範囲から一様にめっき液を送り出すようにし
、その上に配置するマスク基台とマスクを製品仕様に合
わせて交換することによってめっきパターンを変更でき
るようにしている。
このため、従来のスパージャ−のようにノズル配置をリ
ードフレームのパターンに合わせて変更する場合よりも
、作業が簡単になり生産性の向上が図られる。また、ス
パージャ−自体も構造が簡略化されるため、設備費も低
減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すリードフレーム用のめ
っき装置の分解斜視図、第2図は要部の縦断面図、第3
図(a)はリードフレームのパターンを配列した帯状材
を示し、第3図(b)はアイランド及びインナーリード
先端部の拡大図である。 lニスパーシャー  la:供給口 2:多孔質体    2a:小孔 3ニアノード 4:マスク基台 4b:排出溝 5:マスク 6:ブツシャ 50:アイランド 52:帯状材 4a:開口 5a:開口 51:インナーリード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、半導体装置用のリードフレームのアイランド及びイ
    ンナーリードの先端部にめっきを施すめっき装置であっ
    て、めっき液が供給されるスパージャーのめっき処理面
    に多孔質体及びアノードをこの順に重ね合わせ、前記め
    っき処理面に、マスク基台及びマスクの重合体を着脱自
    在に取り付け、これらのマスク基台及びマスクにめっき
    パターンに合わせてリードフレームをめっき液に曝す開
    口を設け、更に前記マスク基台にめっき液を回収する流
    路を設けたことを特徴とするリードフレームのめっき装
    置。
JP27247489A 1989-10-18 1989-10-18 リードフレームのめっき装置 Pending JPH03134196A (ja)

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JPH03134196A true JPH03134196A (ja) 1991-06-07

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006152350A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Shinko Electric Ind Co Ltd 部分めっき方法
KR20120093883A (ko) * 2009-10-01 2012-08-23 시티즌 마쉬나리 미야노 가부시키가이샤 재료 공급 장치

Cited By (3)

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US8726770B2 (en) 2009-10-01 2014-05-20 Citizen Holdings Co., Ltd. Machine tool

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