JPH03133788A - ドラム缶ポンプアップ装置およびこれを用いたドラム岳ポンプアップ設備 - Google Patents

ドラム缶ポンプアップ装置およびこれを用いたドラム岳ポンプアップ設備

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JPH03133788A
JPH03133788A JP26446689A JP26446689A JPH03133788A JP H03133788 A JPH03133788 A JP H03133788A JP 26446689 A JP26446689 A JP 26446689A JP 26446689 A JP26446689 A JP 26446689A JP H03133788 A JPH03133788 A JP H03133788A
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drum
pump
liquid
suction pipe
mouth
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Toshiyasu Hirabayashi
平林 利康
Masami Sato
正己 佐藤
Makoto Kikukawa
誠 菊川
Koichi Nagatake
長竹 宏一
Susumu Narita
進 成田
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ドラム缶内の液を抜き出すためのドラム缶ポ
ンプアップ装置およびこれを用いたドラム缶ポンプアッ
プ設備に関するムのである。
「従来の技術」 従来より、ドラム缶内の液を抜き出す方法としては、例
えば、まずドラムボータなどによりドラム缶を人手によ
り所定の位置まで運搬した後、このドラム缶の口部の栓
を取り外し、この11部からホース等を挿入し、ポンプ
などを用いて抜き出す方法などにより行なわれていた。
「発明が解決しようとする課題」 ところが、このような方法を用いて、ドラム缶から液を
抜き出した場合には、缶底に一定量の液が残ってしまい
、液が高価なものである場合は、製造コストが高くなっ
てしまうという問題があった。また、これを防止するた
め、ドラム缶を傾けて、液の抜き出し作業を行うことも
できるが、作業がかなり繁雑でかつ重労働を伴うものと
なり、また人手がかかるといった欠点があった。
また、このようにドラム缶内の液を抜き出す作業が人手
により行なわれるため、ドラム缶内の液が、毒性を有す
るようなものである場合は、作業者の健康上悪影響を及
ぼすといった問題もあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ドラム缶
から内部の液を缶底に液がほとんど残らないように抜き
出すことかできるドラム缶ポンプアップ装置の提供を目
的とし、さらにこのような缶底に液のほとんど残らない
抜き出し作業を人手によらずに行うことができるドラム
缶ポンプアップ設備の提供を目的とするものである。
1課題を解決するための手段」 請求項(1)記載の発明においては、ドラム缶を支持す
る支持台と、この支持台上に載置されたドラム缶を傾斜
させる傾斜手段と、上記支持台上に載置されたドラム缶
内の液を抜き出ずポンプと、このポンプの吸引側に取り
付けられ、上記傾斜手段により傾(Jられたドラム缶の
略最低部に先端部が達しうるように上下方向に移動可能
とされた吸込管並びにポンプ停止後配管内の残液が逆流
するのを防止するための自動弁を具備するドラム缶ポン
プアップ装置により、缶底に液がほとんど残らないよう
にドラム缶から液を抜き出すことができるようにした。
また、請求項(2)記載の発明においては、ドラム缶を
上記ドラム缶ポンプアップ装置の支持台」−に供給する
供給コンベアと、この供給コンベアにより上記支持台上
に供給されたドラム缶を位置決めし、かつ位置決めした
位置でドラム缶を回転可能に支持するドラム缶位置決め
装置と、この位置決めされたドラム缶を回転させるドラ
ム缶回転装置と、このドラム缶回転装置により回転する
ドラム缶の口部を検出し、かつ検出した口部を位置決め
する口部検出装置と、この口部検出装置により位置決め
された口部に相当する位置に配設された上記ドラム缶ポ
ンプアップ装置の吸込管と、この吸込管を降下・上昇さ
せる配管昇降装置と、上記ドラム缶ポンプアップ装置の
ポンプが一定時間ドラム缶内の液を抜き出した際に、上
記ドラム缶ポンプアップ装置の傾斜手段が支持台を傾斜
させ、上記ポンプがドラム缶内の液を抜き出した際に、
そのポンプアップが終了したことを検知して上記傾斜手
段が支持台を水平にするように制御する検知および傾斜
手段制御装置と、液がほとんど抜き出されたドラム缶を
支持台上から排出する排出コンベアとを具備するドラム
缶ポンプアップ設備により、人手によらずにドラム缶か
ら缶底に液をほとんど残さないように液を抜き出すこと
ができるようにした。
「作用」 請求項(1)記載のドラム缶ポンプアップ装置にあって
は、まず支持台上に液が充填されたドラム缶を載置し、
吸込管を下方に移動してドラム缶の口部から缶底まで挿
入する。次いで、ポンプを駆動させることにより吸込管
を通じてドラム缶の内部の液を抜き出す。一定時間経過
後、傾斜手段によりドラム缶を傾斜させる。このように
ドラム缶を傾斜させて、ドラム缶底面周部の一番低い場
所に吸込管の端部を配置して内部の液を抜き出すことに
より、ドラム缶内の液をほとんど全里抜き出すことがで
きる。
また、請求項(2)記載の発明にあっては、供給コンベ
ア上に液が充填されたドラム缶を、口部の栓を取り除い
て載置することにより、このドラム缶は供給コンヘアに
より支持台に移動する。支持台に移動したドラム缶を、
ドラム缶位置決め装置により支持台上に位置決めし、か
つその位置に回転自在に支持する。このように位置決め
したドラム缶を、ドラム缶回転装置により回転させ、口
部検出機構によりその口部を位置決めする。次いで、配
管移動機構により請求項(1)に記載した吸込管が降下
し、口部からドラム缶内部に挿入する。吸込管の下端部
が缶底近傍に至るまで吸込管を降下させた後、請求項(
+)に記載したポンプを駆動させることにより、吸込管
を通じてドラム缶内の液が抜き出される。一定時間内部
の液を抜き出すと、傾斜手段制御機構が働き、ドラム缶
が傾斜する。
これにより吸込管の下端部は、ドラム缶の缶底周部の一
番低い位置に配置される。この状態でドラム缶内の液を
ほとんど全量抜き出すことができる。
内部の液が抜き出されると、検知機構によりポンプアッ
プが終了したこと検知して再び傾斜手段制御機構が働き
、支持台が水平に復帰する。この後、配管昇降装置によ
り吸込管が上昇し、ドラム缶位置決め装置が解除され、
内部の液が抜き出されたドラム缶は、排出コンベアによ
り、支持台から排出される。
「実施例」 第1図ないし第3図は、本発明のドラム缶ポンプアップ
設備の一例を示すものである。
このドラム缶ポンプアップ設備は、液の充填されたドラ
ム缶(以下、ドラム缶とする。)を支持する支持部lと
、この支持部lにドラム缶を供給する供給コンベア2と
、支持部lにより支持されたドラム缶から液を抜き出す
配管部3と、内部の液が全て抜き出されたドラム缶(以
下、空ドラム缶とする。)を支持部lから排出する排出
コンヘア4とから概略構成されるものである。
供給コンベア2は、供給側駆動モータ5により駆動され
る搬送用ローラーコンベアであり、その両側部上面には
ドラム缶を直進させるためのガイド6が設けられている
。また、供給コンベア2の支持部l側端部近傍には、支
持部lにドラム缶が一缶づつ供給されるように二組の供
給側ストッパ7.7が取り付けられている。
上記供給コンベア2の上流側には、床面と供給コンベア
2上面との間を昇降するりフタ8が配設されており、こ
のリフタ8にはストッパ(=Iきフリーローラ9が取り
付けられている。
」二記支持部1は、ドラム缶を支持する支持台lOと、
支持台10上にドラム缶を位置決めするドラム缶位置決
め装置Ifと、このドラム缶位置決め装置11により位
置決めされたドラム缶を回転させるドラム缶回転装置1
2と、これら支持台lO、ドラム缶位置決め装置11お
よびドラム缶回転装置12を傾斜させる傾斜手段13と
、この傾斜手段13を介して支持台lO等を支持する基
台14とからなるものである。
支持台10」二には、第2図および第3図に示すように
、ドラム缶を支持台1(N二に供給もしくは排出するた
めの支持台搬送ローラ15と、ドラム缶をその軸を中心
として回転しやすくするために支持台10からやや浮か
ずためのトラムアップ口−ラ16とが取り付けられてい
る。
支持台lOには、第3図に示すように、支持台10の供
給コンベア2側の両側部に取り付けられたクランプロー
ラ17と、支持台10の排出コンヘア4側の両側部に取
り付けられた位置決めローラI8とからなるドラム缶位
置決め装置11が設(Jられている。
クランプローラI 7.17は、供給コンヘア2の両側
部に取り付けられた軸に揺動可能に取り付けられたもの
で、その先端にはクランプフリーローラ19が回転自在
に取り付けられている。このクランプローラ17は、ド
ラム缶が供給コンベア2から供給される際には、支持台
lOから外方に開くことによりドラム缶を支持台10上
に迎え入れ、ドラム缶が支持台lO上に搬送された際に
は、これらのクランプローラ] 7.17が内方に移動
し、二つのクランプフリーローラ19.19により、後
述する位置決めローラと共にドラム缶を支持台lO上に
位置決めする構成となっている。
一方、位置決めローラ18は、支持台10の両側部に取
り付けられた軸に揺動自在に取り付けられたもので、そ
の先端には位置決めフリーローラ20が回転自在に取り
付けられている。これらの位置決めローラ18は、ドラ
ム缶が供給コンヘア2から供給される際には、ドラム缶
がこれらの位置決めローラl 8.18のそれぞれの位
置決めフリーローラ20,20に当接することにより、
J二記りランプフリーローラI 9.19と共にドラム
缶を位置決めし、かつドラム缶が軸を中心として回転可
能に支持する構成となっている。また、支持台10上か
ら内部の液が抜き出された空ドラム缶を排出する際には
、位置決めローラ18.1 gが供給コンベア2側に回
動することにより、空ドラム缶が排出コンベア4側に移
動することができるようになっている。
このように位置決めされたドラム缶を回転さUるドラム
缶回転装置12は、後述する傾斜手段13の台車上に設
けられた回転装置支持体21と、この回転装置支持°体
2■に取り付けられた圧接ローラ22と、この圧接ロー
ラ22を回転させるドラム缶回転モータ23とからなる
もので、圧接ローラ22がドラム缶側面に圧接し回転す
ることにより、ドラム缶の軸を中心として回転させるこ
とができる構成となっている。
傾斜手段13は、第4図に示すように、一方の端部に端
部側に行くに連れて高くなる傾斜部24を有し、基台1
4上に配設された一組のレール25.25と、このレー
ル25」二を移動する台車26と、この台車26を移動
させるために基台14」二に配設されたエアシリンダ2
7とからなるものである。台車26上には、支持台支持
部28を介して支持台lOが設けられており、従って、
支持台10は、この台車に固定されて取り付けられてお
り、台車26の動きに伴って動くようになっている。
この傾斜手段13は、エアシリンダ27が作動すること
により台車26がレール25.25上を移動し傾斜部2
4に乗り」二げることにより、台車26を傾斜させるよ
うな構成をなっている。ここで、この傾斜部24の形状
は、台車26が傾斜部1 24に乗り上げた際に、支持台101に位置決めされた
ドラム缶が、後述する口部検出装置により位置決めされ
たドラム缶の口部を支点として傾斜するような形状に形
成されている。
この傾斜手段13は、図示略の傾斜手段制御装置により
制御されており、この傾斜手段制御装置は、後述するポ
ンプが一定時間ドラム缶内の液を抜き出した際には、第
4図に示すようにエアシリンダ27が作動して支持台l
Oが傾斜するように制御し、後述するポンプに取り付け
られた負荷測定装置が、ドラム缶内の液体の抜き出し終
了時、すなわちドラム缶内の液体がほとんど無くなり、
ポンプアップが終了してポンプの負荷に変化が生じたこ
とを検知した際には、エアシリンダ27が作動して、台
車26が水平になるように制御するものである。
上記配管部3は、配管昇降装置支持体29と、この配管
昇降装置支持体29上部に取り付けられた配管昇降装置
30と、この配管昇降装置30に取り付けられたポンプ
31とこのポンプ31の吸2 引例に取り付けられた吸込管32と、ポンプ31の排出
側に取り付けられた排出側配管33とから概略構成され
るものである。
配管昇降装置支持体29は、上記基台14」二のエアシ
リンダ27側に設けられたもので、その上部には、二本
の送り螺子軸34.34と、これらの送り螺子軸34.
34により昇降される取付架台35とからなる配管昇降
装置30が設けられている。
この取付架台35の支持台lO側表面には、ポンプ31
(ロータリーポンプ)がその吸引側口部36を下方に向
けて取り付けられており、このポンプ31の吸引側口部
36には、自動弁37を介して直線状の吸込管32が下
方に向けて取り付けられている。
ポンプ31の供給ケーブルには、図示略の負荷検出装置
が取り付けられており、この装置はドラム缶内の液体が
少量になった際のポンプ31の負荷の変化を検知し、抜
き出し終了時を検出することができるようになっている
吸込管32の長さおよび配管昇降装置30のストローク
は、吸込管32の下端部が上記配管昇降装置30が上昇
してそのストロークの」1端に位置した際に、ドラム缶
の上面より上方の位置に配置され、また上記配管昇降装
置30が下降してそのストロークの下端に位置した際に
ドラム缶の底面と路間等の位置に配置されるように構成
されている。
吸込管32の下端部には、第5図に示すように、筒状の
継手(以下、筒形継手とする。)38を介して円筒状の
吸込口39の一端が取り付けられている。また、この吸
込口39の他端には、吸込口39より大径である筒状の
吸込口調整体40が、上下方向に移動自在に嵌合してお
り、この吸込口調整体40は吸込口39に、吸込口39
の下端部に形成された突起41が、吸込口調整体40の
側壁に形成された」−下方向に長い長孔42に嵌合する
ことにより所定のストローク分上下方向に移動自在に係
止されている。この吸込口調整体40の下端面は、ドラ
ム缶内の液体を抜き出す際に、この吸込口調整体40が
ドラム缶の缶底に密着してしまわないように凹凸が形成
されている。吸込口39は、上記筒状継手38との螺合
部分より取り外すことができるようになっているので、
ドラム缶の種類等により交換することができるようにな
っている。
ポンプ31の排出側に取り付けられた排出側配管33の
端部は、他端にワンタッチカップリング44が取り付け
られたフレキソプルホース45の一端に連結されている
また、上記配管昇降装置支持体29の支持台lO側の面
には、ドラム缶の口部の位置を検出し、その位置を位置
決めする口部検出装置46と、吸込管32下端部からの
液だれを受ける液だれ用受皿47が取り付けられている
口部検出装置46は、検出用アーム48とこの検出用ア
ーム48の端部に取り付けられた検知体49とからなる
もので、ドラム缶の口部を位置決めする際には、検出用
アーム48が回動して、ドラム缶の口部がドラム缶が回
転した場合に通過す5 る位置に検知体49が配置されるような構成となってお
り、またこの状態でドラム缶が回転してこの検知体49
がドラム缶の口部に接触した際には、リミットスイッチ
が作動することによりドラム缶回転モータ23が停止し
、圧接ローラ22が止まり、ドラム缶の口部が吸込管3
2の真下に位置決めされるようになっている。
排出コンベア4は、排出側駆動モータ50により駆動さ
れる搬送用のコンベアで、その一方の端部が支持台10
の下流側に隣接するように配設されている。また、この
排出コンベア4の下流側端部近傍には、二組の排出側ス
トッパ51が取り付けられている。
次に、このドラム缶ポンプアップ装置を用いたドラム缶
内の液体の抜き出し作業について説明する。
まず、ドラム缶をドラムボータなどを用いて運搬しりフ
タ8上に載置する。次いで、リフタ8上昇と同時にフリ
ーローラ9がストッパにより固定され、供給コンベア2
と同じ高さになるまでリフ6 り8を上昇させる。上昇位置に停止するとフリーローラ
のストッパは解除される。次いで、ドラム缶の口部の栓
を外し、供給コンベア2にドラム缶を移し、供給コンベ
ア2により支持台10側に搬送される。供給コンベア2
上においてドラム缶は、供給コンベア2の両側部上に設
けられたガイド6.6により供給コンベア2上を支持台
lOに向かって直進する。
次いで、ドラム缶は、供給コンベア2に設けられた供給
側ストッパ7.7により、−旦止められた後支持台10
上に搬送される。
支持台10j−に搬送されたドラム缶は、支持台搬送ロ
ーラ15により搬送され、位置決めフリーローラ20.
20に当接する。ここで、予め開いていた二つのクラン
プローラ17、+7が内側に移動することにより、その
クランプフリーローラ19.19がドラム缶に当接して
、2個の位置決めフリーローラ20.20と2個のクラ
ンプフリーローラl 9、+ 9とによりドラム缶を支
持台IO上に位置決めする。
このように位置決めされたドラム缶は、ドラムアップロ
ーラ16が上昇することにより、支持台10上からやや
浮いた状態となる。この後、ドラム缶の上面において口
部検出装置46の検知体49が配置され、圧接ローラ2
2がドラム缶側部に圧接し、回転することによりドラム
缶が回転する。
ドラム缶が回転することにより、検知体49にドラム缶
の口部が当たり口部を検知する。これににす、リミット
スイッチが作動し、ドラム缶回転モータ23を停止する
ことにより圧接ローラ22の回転が停止し、ドラム缶の
口部が吸込管32の真下に位置決めされる。このように
口部の位置決めがなされた後、ドラムアップローラ16
が下降し、ドラム缶が支持台IO上に載置され、また検
出用アーム48は回動してドラム缶上から移動する。
次に、取付架台35が下降し、これにより取付架台35
に取り付けられたポンプ31およびこれに連結された吸
込管32が下降する。ドラム缶の口部は、この吸込管3
2の真下に位置決めされているため、吸込管32が下降
することにより、吸込管32は口部からドラム缶内部に
挿入され、さらにその下端部がドラム缶の缶底に至るま
で下降する。
このように吸込管32をドラム缶内に挿入した後、ポン
プを作動させて、吸込管32からドラム缶内部の液体を
抜き出す。抜き出された液体は、排出側配管33を経て
フレキシブルホース45に至り、さらにワンタッヂカッ
プリング44により連結された配管により他のタンクな
どに送られる。
所定の時間ポンプ31によりドラム缶内部の液を抜き出
すと、傾斜手段制御装置が作動し、エアシリンダ27を
作動させることにより、支持台10が傾斜し、これによ
りドラム缶が、その口部を支点として回動し傾斜する。
ここで所定の時間とは、少なくともドラム缶が傾斜した
際に、内部の液体がその口部からこぼれない程度まで抜
き出される時間とする必要がある。
このようにしてドラム缶内部の液体を抜き出した後、内
部の液体が少なくなると、液体と共に空気が吸い込まれ
るようになる。ポンプ31の供給9 ケーブルに取り付けられた負荷検出装置が、このときの
ポンプ31の負荷の変化を検出し、検出後一定時間好適
後に、吸込管32等の配管内の液体の逆流を防止するた
め自動弁37を閉め、次いでポンプ31を停止する。
この後、傾斜手段制御装置により支持台■0が水平に復
帰し、さらにクランプローラ17、+7及び位置決めロ
ーラ18.18が支持台10側面より外側に退く。また
、配管昇降装置30により吸込管32が上昇し、空ドラ
ム缶の上面より上方の所定の位置で停止する。この吸込
缶32の下端部の下側には液だれ用受冊47が配置され
、滴下する吸込管32内の残液を受+−1る。
支持台10j二の空ドラム缶は、支持台搬送ローラ15
により排出コンベア4」二に移動し、排出コンベア4に
より支持台10と反対側の端部に至り、この端部に設け
られた排出側ス)・ツバ5]、51が交互に作動するこ
とにより、−缶ずつ端部に送り、さらに端部においてひ
とつ先の空ドラム缶を処理している間は、空ドラム缶を
搬送しないよう0 な構成となっている。
上記支持台IO上にドラム缶が無くなると、供給側スト
ッパ7.7が作動し、次のドラム缶を支持台10上に送
り出し、」―記作業が再度繰り返される。
このドラム缶ポンプアップ設備にあっては、吸込管32
下端部に、吸込口39が交換可能に取り付けられている
ため、ドラム缶の種類によりこの吸込口39を取り替え
ることにより、配管昇降装置30のストロークを〜定と
した場合でも、ドラム缶の種類によらず常にその下端部
をドラム缶の缶底に位置させることができる。また、こ
の吸込口39の下端部には」1下方向に所定のストロー
クの範囲内で移動可能な吸込口調節体40が取り付:J
られでいるため、多少の缶底のばらつきにも対応するこ
とができる。さらに、この吸込口調整体40の下端面に
凹凸が形成されているため、液体を吸込缶32内に吸い
込む際に、この下端面がドラム缶の缶底に吸い付くとい
った問題が生じない。
また、ドラム缶を、上述したように口部を支点として回
動させ、傾斜させることにより、口部が吸込管と当たる
ことなくドラム缶を傾斜させることができる。
さらに、排出側配管33の端部にフレキシブルホース4
5を取り付けたことにより、配管昇降装置30による排
出側配管33の昇降にもスムースに対応することが可能
であり、さらにこのフレキシブルポース45の末端にワ
ンタッチカップリング44を取り付けたことに、1す、
このワンタッチカップリング44にそれぞれの配管を接
続することにより、複数の場所にドラム缶内の液体を移
送することができる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明の請求項(1)記載のドラ
ム缶ポンプアップ装置においては、傾斜手段によりドラ
ム缶を傾斜させて内部の液体を抜き出すので、缶底に液
体をほとんど残さずに抜き出すことが可能としうる。従
って、ドラム缶内部の液体が高価なものであるなどの場
合に大きな効果を奏するものである。
また、本発明の請求項(2)記載のドラム缶ポンプアッ
プ設備においては、上記効果に加えて、供給コンベア上
にドラム缶を載置するだけで、ドラム缶□内部の液体の
抜き出し作業を自動的に行えるため、人手が少なくてす
み人員の削減が期待できる。また、人手によらずに抜き
出し作業が行えることから、ドラム缶内の液体が毒性を
有するものなどの場合の抜き出し作業に特に有用なもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、本発明のドラム缶ポンプアップ
設備の一例を示す図であって、第1図は正面図、第2図
は側面図、第3図は平面図を示し、第4図は上記−例の
支持部を示す側面図、第5図は吸込管の端部を示す概略
正面図である。 2 ・・・・・・供給コンベア、4 ・・・・・排出コ
ンベア、lO・・・・支持台、 +1  ・・・・・ ドラム缶位置決め装置、12  
・ ドラム缶回転装置、 3 I 3 ・ 傾斜手段、30 ・ 配管昇降装置、 1 ポンプ、  32 ・・ 吸込管 46 ・・・・・ 口部検出装置。 4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ドラム缶を支持する支持台と、この支持台上に載
    置されたドラム缶を傾斜させる傾斜手段と、上記支持台
    上に載置されたドラム缶内の液を抜き出すポンプと、こ
    のポンプの吸引側に取り付けられ、上記傾斜手段により
    傾けられたドラム缶の略最低部に先端部が達しうるよう
    に上下方向に移動可能とされた吸込管を具備することを
    特徴とするドラム缶ポンプアップ装置。
  2. (2)ドラム缶をドラム缶ポンプアップ装置の支持台上
    に供給する供給コンベアと、この供給コンベアにより上
    記支持台上に供給されたドラム缶を位置決めし、かつ位
    置決めした位置でドラム缶を回転可能に支持するドラム
    缶位置決め装置と、この位置決めされたドラム缶を回転
    させるドラム缶回転装置と、このドラム缶回転装置によ
    り回転するドラム缶の口部を検出し、かつ検出した口部
    を位置決めする口部検出装置と、この口部検出装置によ
    り位置決めされた、口部に相当する位置に配設された上
    記ドラム缶ポンプアップ装置の吸込管と、この吸込管を
    降下・上昇させる配管昇降装置と、上記ドラム缶ポンプ
    アップ装置のポンプが一定時間ドラム缶内の液を抜き出
    した際に、上記ドラム缶ポンプアップ装置の傾斜手段が
    支持台を傾斜させ、上記ポンプがドラム缶内の液を抜き
    出した際に、そのポンプアップが終了したことを検知し
    て上記傾斜手段が支持台を水平にするように制御する検
    知および傾斜手段制御装置と、液が抜き出されたドラム
    缶を支持台上から排出する排出コンベアとを具備するこ
    とを特徴とするドラム缶ポンプアップ設備。
JP1264466A 1989-10-11 1989-10-11 ドラム缶ポンプアップ装置を用いたドラム缶ポンプアップ設備 Expired - Lifetime JP2566322B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6133989A (ja) * 1984-07-12 1986-02-18 日本ペイント株式会社 ドラム缶内容物自動注入排出装置
JPH041408U (ja) * 1990-04-18 1992-01-08

Patent Citations (2)

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