JPH03133744A - 賦香部分開口金属蓋 - Google Patents

賦香部分開口金属蓋

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JPH03133744A
JPH03133744A JP1272087A JP27208789A JPH03133744A JP H03133744 A JPH03133744 A JP H03133744A JP 1272087 A JP1272087 A JP 1272087A JP 27208789 A JP27208789 A JP 27208789A JP H03133744 A JPH03133744 A JP H03133744A
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JP
Japan
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film
fragrance
layer
adhesive
inner layer
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Pending
Application number
JP1272087A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Takao
幸博 高尾
Takeshi Yoshioka
健 吉岡
Akio Fukuhara
彰雄 福原
Toru Nomura
徹 野村
Tokihisa Hattori
服部 時久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Can Co Ltd
Fujiya KK
Original Assignee
Daiwa Can Co Ltd
Fujiya KK
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Publication date
Application filed by Daiwa Can Co Ltd, Fujiya KK filed Critical Daiwa Can Co Ltd
Priority to JP1272087A priority Critical patent/JPH03133744A/ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、中央平板部ζこ、スコア線で囲まれ、引張り
タブを固着しである部分閉11予定11(が設けられ、
引張りタブを持ち−1げることにより部分開口予定部を
開口する金属蓋において、その開1]予定部を開口した
ときに、予め接着しておいた賦香フィルムから好ましい
香りが発散するようにした金属蓋に関する。
(従来の技術とその問題点) 香料含有合成樹脂シート(賦香フィルム・特開昭59−
212248号公報)を利用して、使用時にこれを破る
ことで、ある香りを発生させるようにした商品は既にい
くつか知られている。例えば賦香フィルムと印刷紙とか
ら成る積層体の片面又は両面に香気不透過性シートを設
置y1少なくと6印刷紙側では該フィルJ2を剥離性と
した賦香カレンダー(実開昭61−2956号公報)や
賦香ラベル(実開昭60−143/17/Iξ公報)等
が賦香フィルム利用製品として開示されている。
しかし、金属製の部分閉「1蓋に賦香フィルトを使用し
たものはまだ存在しない。
前記の如く、いろいろな商品にそれぞれ好ましい香りを
5えることか行なわれており、缶詰においても、内容飲
料との関係において好ましい香りを与えることが望まれ
ている。
しかし、缶詰開口O11は発香せず、開「1予定部を破
断し開「1したときにはじめて発香するにうにした、賦
香フィルlえは、製造困難なために、これまでは、その
要望に沿うこ七が出来なかった。
(問題点を解決する手段) 本発明は、このような問題点を解決し、蓋の開口予定部
を開「1したとき、好ましい香りを生じさせるようにし
た部分開口金属蓋の提供を目的とするもので、その手段
として、金属蓋に設けられた部分開口予定部を規定する
スコア線の一部を横断して開口予定部の内外に賦香フィ
ルムを接着させ、該フィルムを、香料含有・熱接着性合
成樹脂からなる内層と、香気不透過性合成樹脂からなる
外層とで構成し、 該内層と蓋間の接着部の接着力「1と、該内層と外層間
の接着部の接着力f2と、該内層の引裂力1+と、 該外層の引裂力t、との間に r、>L+ r、>r。
5>f* の関係が成立つようにしたものである。
なお、ここで「香気不透過」とは、全く香気を通さない
場合のみならず、香気が透過しにくい場合をも含むもの
とする。
なお、又、前記内層に代えて、香料含有合成樹脂層と接
着剤層とから成る内層を用いてもよく、さらには、」二
から順に香料含有合成樹脂層と香気不透過性合成樹脂層
と接着剤層とから成る内層を使用してもよい。
(作□ 用) 本発明の賦香部分開口金属蓋は」二記の構成を具備して
いるから、引張りタブを持し−にばて部分開口予定部を
取り囲むスコア線を引裂いて開11すると、UPJ口部
Iこ対応する個所の賦香フィルムの内層もまた引裂かれ
、一方、外層は引裂かれることなく内層から全面的に剥
離され、その結果、部分開口予定部の除去によって香料
を含有している内層が、開口部の傍で露出し、含有され
ている芳香を発散し、飲用者に好ましい香りをすえるこ
とができる。
(実施例1) 第1〜3図によって本例を説明する。
これらの図において、lは金属蓋、2はその中央平板部
1aに形成した部分開口予定部で、スコア線4によって
規定される。3は引張りタブで、これを」一方へ引張る
と、スコア線4が破断し、開11予定部2が除去され、
開1」する(第3図に2aで示す)。なお、11)は中
央31L板7W(I aの周縁がら立ち上がっている円
筒部、Icはこの円筒部の」―端から外方に延出してい
る肩部である。
5は開口予定部2の大11<分を、当該開口予定部引き
−1−げ方向に直交する方向、即し、横断して披う賦香
フィルムであり、杉の香りを賦香した、加熱加圧接着性
を有する35μ厚の変性低密度ポリエチレンの内層5a
と、25μ厚の二軸延伸ポリエステルフィルムからなる
外層5bとから成る。なお、製作にあたっては、前記ポ
リエステルフィルムに前記変性低密度ポリエチレンを押
出しラミネートしてつくった・ これを、第1図に示すような形態で、金属蓋に熱接着し
た。
外層5bは、内層のもつ香気の散逸を防ぐ不透過性機能
をもつから、フィルム自体が破断され、内層5aが露出
されるまでは香気は充分保持される。
この蓋を、レモンスカッシュを充填した缶に適用し、通
常の処理条件、即ち75℃で15分間殺菌処理した。室
温になった後、タブ3を引き」:げ、スコア線4を引裂
いて部分閉に11定部2を中央平板部1aから除去した
本例では、蓋と内層との接着部6bの接着力(測定法は
、JISK6854に璧じ、+80’剥離引張り速度3
001m/akinに依った)は2.2Kg/15nv
であり、内層と外層との接着部5Cの接着力(測定法は
、上記と同じ)は109/I511IImであった。
また、内層と外層の引裂力(測定法は、JIS7゜17
02に準じ、引張り速度500 mm/ninで行った
)は夫々1.5Kg/m++2.26 K g/l”で
あった。
このように接着部611の接着力は内層の引裂力と、接
着部5cの接着力との何れよりも太きく11゜つ接着部
5cの接着力は外層の引裂力より小さいことから、」二
記部分開ロ予定部2を引き上げる際に、第2図に2点鎖
線7.7で示す如く、部分開口予定部2の引き一1―げ
とはマ同時に、内層5aが引裂かれ、かつ外層5 bは
当該引裂き個所の外側8.8で内層5aから剥離され、
結局、外層5bと部分開口予定部の−ににある内層部分
は部分開口予定部2と共に蓋から除去される。そして、
内層5aのうち部分開口予定部2a(第3図)の両側に
位置した部分は、」二面露出のまま蓋に接着して残り、
内層5aのもつ香りを放つ。
(実施例2) 本例は、実施例1における内層5aに代えて、第4図に
示すように、杉の香りを含有し厚さ20μの低密度ポリ
エチレンフィル14から成る賦香層5dと厚さ15μの
変性ポリプロピレンフィルムから成る接着剤層5eとに
よって構成した内層5「を使用する以外は実施例1と同
じである。
本例での、内層5「の引裂力は1.6Kg/+nm’で
あり、内層と蓋との接着部6bの接着力2.2Kg/ 
I 5 mmであった。なお、外層5 bの引裂ツバ内
層と外層との接着部5Cの接着力は、夫々+Jif例と
同じ< 26 K g/ mm”、+09/+5+am
である。
なお、本例でのフィルム5は、外層5;)と接着剤層5
eとの間に賦香剤を添加した低密度ポリエチレンを押し
出して5(1とするように押し出しラミネートにより接
着して製作した。
このフィルム5を、接着剤層5eを下にして、部分開口
予定部2を覆う、lうに(第1図参照)、蓋1に接着し
た。
適用した缶や、処理条件は実施例1のそれと同じであり
、この場合も、部分開口予定部の破断につれて、第4図
7.8に示すような経路で、フィルA 5の引裂きぜ剥
離が行なわれた。
(実施例3) この発明の他の実施例を第5〜7図により説明する。こ
れらの図において第1〜3図に用いた符号と同じ符号は
第1〜3図のときと同じものを示す。この実施例と前記
実施例との相違するところは内層として、杉の香りを含
有し厚さ20μの低?t”度ポリエチレンフィルムの賦
香層5dと厚さ15μの12ナイロンフィルムから成る
香気の不透過層5gと塗布量2397m″のアクリル系
粘若剤5hから成る内層5i(第6図)を使用したこと
と、内層51の引裂力を小さくするために、第5.6図
に示すように、内層51にスコア線4にはり沿う形でス
リット9.9を設けたことである。
本例において、外層5 bの引裂力、外層と内層との接
着部5Cの接着力は、実施例2と同じく26 Kg/n
+n’、  I Og/ I 5mn+であったが、内
層51の引裂力は24.5 Kg/mrtr’で、内層
と蓋との接着部6bの接着力は2.2 Kg/ 15 
mmであった。
この実施例においては、部分開口予定部2を引き−Lげ
た際の内層の引裂きはスリット9.9があるため、−層
容易に行なわれた。外層の全面剥離は実施例1.2にお
けると同様であった。
なお、実施例のように、香料含何層(賦香層)の両側に
不透過層を存在させるときは、そのままで、保管中の香
りの散逸を防11−できる。
なお、実施例1.2に示す構成にするとき、開蓋後の開
口部にフィルムの切れの悪さ(膜残り)を発生させない
ようにするには、引裂かれる部分、すなわち外層以外の
部分の膜厚を60μ以下にするのが好まし。
しかし、実施例3のように、スリットを設ける場合には
1.とくに厚さを制限する要はない。
また、香りの強さは、添加される香り成分のjItによ
って左右されるが、香りを強くするために、添加量を多
く°4°るごとには制限がある。しかし、香料含有層を
厚くすることによって、単位面積当たりのフィルムの体
積を大きくできるから、そうすることで香りを強くする
ことも、又、香りの持続性を長くすることも可能である
なお、外層と内層の接着法は、イソシアネートを硬化剤
とするいわゆるウレタン型接着剤によるドライラミネー
トでもよく、又、実施例2.3fこ示ず賦香層5aと接
着剤層5e又は香気不透過層5gとの接着も同様なドラ
イラミネートが可能である。また、実施例3において、
香気不透過層5gの12ナイ[1ンは、ごの樹脂自体が
加熱加圧接着性を有しているので、接着剤511なしで
も、加熱加圧接着することが可能である。
又、外層5bを成ず25/lの二#+I+廷伸ポリエス
テルフィルムの代りに、これにアルミを蒸着したものや
、アルミ箔をラミネートしたものを用いて、香気不透過
性をさらに向−1ニさせることもできる。
(発明の効果) 本発明の賦香部分閉11金属、<1は1−記構酸を有°
4゛るから、部分閉「1予定部を蓋から除去するだけで
I 賦香内層が露出し、賦香内層を露出させるための手間を
要せず、また部分開口と同時に内層から香りが発散され
、その香りから受ける雰囲気のなかで飲んでいるかのよ
うな感じを与える。
さらに、部分開口予定部のはマ全体を賦香フィルノ、で
覆うようにすれば、飲み口になる部分閉「1予定部周辺
を汚染から防ぐ利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例1における蓋の平面図、第2図は
第1図のIt −I+断面拡大図、第3図は;1り分開
口予定部除去後の蓋の平面図、第4図は実施例2におけ
る、第2図類似の断面拡大図、第5図は実施例3の蓋の
平面図、第6図は第5図の■−■断面拡大図、第7図は
部分間]]予定部除去後の蓋の平面図である。 図中、 l・・・部分開口部金属蓋、2・・・部分閉1−1予定
部、2a・・・部分量11部、5・・・賦香フィルム、
51)・・・外層、5a、5r、5i・・・内層、5c
・・・内層と外層との接着部、6 b・・・内層と蓋と
の接着;Mり。 2 71′1図 71−4図 、?2目 オ6図 片7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)蓋中央平板部に、スコア線で囲まれ、引張りタブ
    を固着してある部分開口予定部を備え、引張りタブを持
    ち上げることにより該部分開口予定部を開口する金属蓋
    において、該スコア線の一部を横断して該部分開口予定
    部の内外に賦香フィルムを接着させ、 該フィルムは、香料含有・熱接着性合成樹脂からなる内
    層と、香気不透過性合成樹脂からなる外層とで構成され
    ており、 該内層と蓋間の接着部の接着力f_1と、 該内層と外層間の接着部の接着力f_2と、該内層の引
    裂力t_1と、 該外層の引裂力t_2との間に f_1>t_1 f_1>f_2 t_2>f_2 の関係が成立つ ことを特徴とする、賦香部分開口蓋。 (2)賦香フィルムの内層が熱接着性を有し且つ香料を
    含有した変性低密度ポリエチレンフィルムであり、外層
    が二軸延伸ポリエステルフィルムである前記第(1)項
    記載の賦香部分開口蓋。 (3)賦香フィルムの内層が、香料含有合成樹脂層と、
    接着剤層とから成り、該フィルムが該接着剤層を介して
    、金属蓋に接着されている前記第(1)項記載の賦香部
    分開口蓋。(4)賦香フィルムが、二軸延伸ポリエステ
    ルフィルムで成る外層と、香料含有低密度ポリエチレン
    と変性ポリプロピレンフィルム接着剤層とで成る内層と
    で構成されている前記第(3)項記載の賦香部分開口蓋
    。 (5)賦香フィルムの内層が、外層側から順に、香料含
    有合成樹脂層と香気不透過性合成樹脂層と接着剤層とか
    ら成り、該フィルムが該接着剤層を介して金属蓋に接着
    されている前記第(1)項記載の賦香部分開口蓋。 (6)賦香フィルムが、二軸延伸ポリエステルフィルム
    で成る外層と、香料含有低密度ポリエチレンと12ナイ
    ロンフィルムとアクリル系接着剤層とから成る内層とで
    構成されている前記第(5)項記載の賦香部分開口蓋。
JP1272087A 1989-10-19 1989-10-19 賦香部分開口金属蓋 Pending JPH03133744A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012526020A (ja) * 2009-05-08 2012-10-25 ボール パッケージング ユーロプ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 香り物質を有する密封手段

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JP2012526020A (ja) * 2009-05-08 2012-10-25 ボール パッケージング ユーロプ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 香り物質を有する密封手段

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