JPH0313359A - ドットマトリックスラインプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ドツトマトリックスラインプリンタに関し、
特にそのプリントヘッドの配置を考慮することによシ、
高速印字を可能とする構造に関する。

〔従来の技術〕

従来、ドツトマトリックスラインプリンタにおいては、
プリントヘッドを横一列に配置し、プリントヘッドを１
回掃引する毎に１ドツト行の印字を行ない、複数回掃引
することＫよシドットマトリックスを構成し印字するも
のであった。

〔発明が解決しようとする課題〕

この場合、各掃引と掃引の間に紙送シを行なうので、１
ドツト行印字毎に紙送υ時間を要し、印字速度が上らな
いという欠点があった。

また印字速度を上げるため、プリントヘッドの数をふや
して、プリントヘッドの実装ピッチを小さくすると、と
なシのヘッドの磁気干渉を受けて誤動作したυ、アーマ
チユアを吸引するために必要な磁気回路の磁路断面積の
確保が困難となって、動作不良が生じるとか、ヘッド数
の増加に比例して電源容量が大きくなるという欠点があ
った。さらに、紙送シ速度の高速化は、限度があシ、ヘ
ッド数のみふやしても実効印字速度は上らないという欠
点があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、プリントヘッドを複数段の列に分けて配列し
、複数段の列の印字タイミングをずらすことによシ、−
掃引轟υ複数ドツト行を印字し、紙送シ動作を複数ドツ
ト行当り１回とし、従来にくらべて、実効印字速度を上
げると共に、複数段のプリントヘッドの駆動回路を共通
化することが出来、駆動回路を安価とすることができ、
またプリントヘッドと駆動回路間の接続ケーブル本数も
削減することが出来るドツトマトリックスラインプリン
タを提供するものである。

〔実施例〕

次に、プリントヘッドを上段と下段の２段に分けた場合
の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の実施例を示す。ｌｌａ、１２ａ。

１３ａ、１４ａは上段のプリントヘッド列を示し、２１
ａ、２２ａ、２３ａは下段のプリントヘッド列を示す。

上段の列と下段の列は、紙送シ方向に１ドツトピツチの
間隔ｄを有している。また、掃引方向には（ｎ＋０．５
）ｄだけずれている。但しｎは整数とする。

プリントヘッド群１１ａ、１２ａ、１３ａ、１４ａ　。

２１ａ、２２ａ、２３ａは同時に掃引方向６の方向に同
じ距離だけ掃引される。プリントヘッドが２ドツト行分
あるので、プリントヘッド群を１回掃引すると、第１の
ドツト行４１と、第２のドツト行４２を同時に、インク
リボン２を介して印字用紙３に印字することができる。

掃引方向を反転する間に印字用紙３を紙送フ方向５の方
向に２ドツトピツチ分送シ、次の掃引を開始する。この
掃引で第３のドツト行４３、第４のドツト行４４を同時
に印字する。

以上説明したように、従来のドツトマトリックスライン
プリンタでは、各ドツト行毎に紙送９をやらなければな
らないのに対し、本発明では、２ドツト行毎に紙送りを
行なえばよく、それだけ印字速度を向上させることがで
きる。また、印字速度を上げるために、プリントヘッド
を従来の２倍の個数実装した場合、従来のように１ドツ
ト列に印字ヘッドを並べると紙送シ時間を約半分にしな
ければ印字速度は２倍とならないが、本実施例によると
、紙送り速度は従来と同等でも印字速度は約２倍となる
。また上段と下段のプリントヘッドに距離ｄがあるため
、上段のプリントヘッドと下段のプリントヘッドとを交
互に実装することができ、プリントヘッドの実装ピッチ
を小さくすることができる。

この概念図を第４図に示す。上段プリントヘッド列５の
ビン１と下段のプリントヘッド列６のビン２を交互に実
装した実施例を示す。また上段のヘッド列と下段のヘッ
ド列の印字タイミングをずらすことによシ、上段ヘッド
と下段ヘッドの駆動回路の一部を共通に使用することが
できる。

第２図は、従来のように同一タイミングでヘッドを駆動
する回路例を示す。Ｌｌ、Ｌ２．Ｌ３はプリントヘッド
のコイルを示す。印字タイミングによりＱＯを共通に導
通状態とし、Ｑｌ、Ｑ２．Ｑ３・・・を選択的に導通状
態とすることにより、どのヘッドを駆動するのかを選択
する。この場合駆動すべきヘッド数がふえると、同じ数
だけ選択素子Ｑ１、Ｑ２．・・・の数がふえ、またヘッ
ドと駆動回路を接続するケーブル芯数Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３
・・・もふえる。

第３図に上段ヘッドと下段ヘッドの印字タイミングをず
らした場合の例が示しである。Ｌｌｌ、Ｌ１２、Ｌｌ３
・・・は上段のプリントヘッドのコイルを示し、１，２
１．Ｌ２２．Ｌ２３・・・は下段のプリントヘッドのコ
イルを示す。Ｑｌｌは上段のコイルを駆動する時のみ導
通状態とな！ｌ、Ｑｌ２は下段のコイルを駆動する時の
み導通状態となる。上段と、下段の印字タイミングがず
れているため、ＱｌｌとＱｌ２の両方が同時に導通状態
となることはない。

この場合選択素子Ｑ２１．Ｑ２２．Ｑ２３・・・は、上
段のコイルと下段のコイルとを共通な素子で選択するこ
とができる。従って駆動回路素子数と、接続ケーブル芯
数をあま９ふやさずに２倍の数のコイルを駆動すること
ができる。

以上の説明は上段、下段の２段にプリントヘッドを分け
て配列した場合を示したが、２段以上の複数段に分けて
配列した場合も当然考えられる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、プリントヘッドを、複数段の列を
持つように構成し、印字タイミングをずらすことによシ
、印字速度を上げることができ、またプリントヘッドの
実装ピッチを小さくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるプリントヘッドの構
成を示す図、第２図は同一印字タイミングの場合の駆動
回路の回路図、第３図は印字タイミングが異なる場合の
駆動回路の回路図、第４図は本実施例のプリントヘッド
の配置図である。 １１ａ、１２ａ、１３ａ、１４ａは上段のプリントヘッ
ド、２１ａ、２２ａ、２３ａは下段のプリントヘッド、
２はインクリホン、３は印字用紙、４１は第１印字行、
４２は第２印字行、４３は第３印字行、４４は第４印字
行、４５は第５印字行、４６は第６印字行、５は紙送シ
方向、６はプリントヘッドの掃引方向を示す。 ＱＯは印字タイミングの開閉素子、Ｑｌ、Ｑ２゜Ｑ３は
ヘッドコイル選択の開閉素子、Ｌｌ、Ｌ２゜Ｌ３はプリ
ントヘッドのコイル、Ｃｏ、ＣＩ、Ｃ２゜Ｃ３はケーブ
ル芯線を示す。 Ｑｌｌ、Ｑｌ２は印字タイミングの開閉素子、Ｑ２１．
Ｑ２２．Ｑ２３はヘッドコイル選択の開閉素子、Ｌｌｌ
、Ｌ１２．Ｌｌ３は上段ヘッドのコイル、Ｌ２１．Ｌ２
２．Ｌ２３は下段ヘッドのコイル、Ｃ１１゜Ｃ１２，Ｃ
２１，Ｃ２２，Ｃ２３はケーブル芯線を示す。 １は上段のへラドビン、２は下段のへラドピン、３は上
段のコイル、４は下段のコイル、５は上段のヘッド列、
６は下段のヘッド列、７は永久磁石、ｄはドツトピッチ
を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数個のプリントヘッドが同期して、紙送り方向に対し
   て直角に往復掃引されて印字を行うドットマトリックス
   ラインプリンタにおいて、プリントヘッドを複数段の列
   に分けて配列し、キャリアの一掃引当り複数ドット行の
   印字を行うことが出来、各段毎のプリントヘッドの印字
   タイミングを異なる印字タイミングで印字できるように
   ずらして配置したことを特徴とするドットマトリックス
   ラインプリンタ。