JPH03132135A - 電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は電話装置、特に呼出し音を鳴らす電話装置の構
造に関する。

［従来の技術］ 近年、各種の機能を備えた電話装置が多くなっており、
呼出し音においても電子音を用いるものが主流となって
いる。

このような電話装置においては、電話回線である公衆回
線により他の電話装置から送出された呼出し信号（リン
ギング信号）が検出され、この呼出し信号が送出されて
いる間、リンガ−ＩＣなどにより呼出し音が鳴らされて
おり、ハンドフックをとってオンフックすると呼出し音
は停止するようになっている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来の電話装置における呼出し音は、ど
の電話装置も比較的似ており、特に電子音の場合には区
別がしに＜＜、隣近所で鳴っている呼出し音やテレビド
ラマなどで鳴っている呼出し音と自分の電話装置の呼出
し音とを混同してしまうという問題があった。

発明の目的 本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、自分の電話装置の呼出し音であることを確実に
識別することのできる電話装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明は、電話回線からの
呼出し信号を検出して呼出し音を鳴らす電話装置におい
て、予め登録されている複数種の呼出し音を合成する音
声合成部と、この音声合成部内の所定の呼出し音を選択
するための選択スイッチと、を設けたことを特徴とする
。

［作用］ 上記構成によれば、選択スイッチにより複数種のうち任
意の呼出し音を選択することができ、ある呼出し音が選
択されると、呼出し信号の送出に応じて音声合成部では
選択された呼出し音が合成され、この呼出し音が鳴るこ
とになる。従って、上記呼出し音を隣近所あるいはテレ
ビドラマの呼出し音と異なる呼出し音に設定しておけば
、他の電話装置の呼出し音との区別を確実に行うことが
できる。

［実施例コ 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。

第１図には、実施例に係る電話装置の内部回路構成が示
されており、公衆回線の入力端には、従来用いられてい
る通常の呼出し音（電子音）を鳴らすリンガ−ＩＣ（１
０）、呼出し信号を検出するリンガ−検知回路（１２）
が設けられている。

また、呼出し音送出制御を行うマイクロコンピュータ［
以下、マイコンとする］　　（１４）が設けられ、この
マイコン（１４）には上記リンガ−検知回路（１２）の
検知信号が入力されると共に、音声合成部としての音声
合成ＩＣ（１６）及び呼出し音を選択する選択スイッチ
（１８）が接続されている。

上記音声合成ＩＣ（１６）は、複数種の呼出し音が予め
登録され、この複数種の呼出し音は例えばカッコ−等の
鳥の泣き声や音楽のメロディなどとすることができ、上
記選択スイッチ（１８）の選択により上記呼出し音を任
意に選択することができる。

また、実施例ではリンガ−ＩＣ（１０）の出力と音声合
成ＩＣ（１６）の出力とを切り換える切換えスイッチ（
２０）が設けられ、この切換えスイッチ（２０）の後段
にスピーカ（２２）が接続される構成になっている。従
って、マイコン（１４）の制御により通常は音声合成Ｉ
Ｃ（１６）側へ切り換えられるが、停電時にはリンガ−
ＩＣ（１０）側へ切り換えられるようになっている。

第２図には、実施例の電話装置の外観斜視図が示されて
おり、装置本体（２４）にはハンドフック（２６）が設
けられ、操作パネルにはダイヤルキーの他に、記憶され
ている相手の電話番号をワンタッチでダイヤルするため
のワンタッチダイヤルキー（２８）、保留の際のメロデ
ィを選択するメロディキー（３０）が設けられ、また上
記第１図の選択スイッチ（１８）の役目をする選択スイ
ッチボタン（１８ａ）が設けられている。この選択スイ
ッチボタン（１８ａ）は、押し回数で複数種の呼出し音
のいずれかを設定できるようになっている。

実施例は以上の構成からなり、以下にその作用を説明す
る。

まず、第２図の選択スイッチボタン（１８ａ）の押し回
数で所望の呼出し音を選択すると、第１図のマイコン（
１４）は選択された呼出し音を出力するように音声合成
ＩＣ（１６）内の回路を制御することになる。

ここで、公衆回線を介して呼出し信号が送出されると、
リンガ−検知回路（１２）は呼出し信号を検出するので
、マイコン（１４）に呼出し信号を検出していることが
知らされることになり、マイコン（１４）からは音声合
成ＩＣ（１６）へ音声合成を行う旨の制御信号が供給さ
れる。従って、音声合成ＩＣ（１６）からは選択された
例えばカッコ−の呼出し音が切換えスイッチ（２０）を
介してスピーカ（２２）から出力される。

また、実施例では停電時になると、切換えスイッチ（２
０）がリンガ−ＩＣ側へ切換えられ、公衆回線から供給
されている呼出し信号中に含まれている直流電流によっ
てリンガ−ＩＣ（１０）が動作するので、従来と同様の
電子音の呼出し音がスピーカ（２２）を介して鳴ること
になる。

上記実施例では、選択スイッチは一つの選択スイッチボ
タンの押し回数にて所望の呼出し音を選択するようにし
たが、これに限らず、複数の選択スイッチボタンを設け
るようにしてもよい。

また、実施例には示されていないが、選択された呼出し
音の設定状態を表示するようにしてもよく、例えば呼出
し音が３種類ある場合には、３種類の呼出し音に対応し
て３個の表示ランプを第２図の操作パネル上に設けるこ
とができる。このようにすれば、選択されている呼出し
音が何であるかが容易に確認可能となる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、予め登録されて
いる複数種の呼出し音を合成する音声合成部と、この音
声合成部内の所定の呼出し音を選択するための選択スイ
ッチと、を設なので、個々の電話装置において任意の呼
出し音を選択して鳴らすことができ、自分の電話装置の
呼出し音を他の電話装置の呼出し音と確実に識別するこ
とが可能となる。従って、隣近所やテレビドラマで呼出
し音が鳴っていても、自分の電話装置と混同することが
なくなる。

また、複数種の呼出し音を好みに応じて選択使用するこ
とができ、使用者の個性や気分に合わせることが可能な
電話装置を提供できるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る電話装置の内部の回路構
成を示すブロック図、第２図は実施例の電話装置の外観
斜視図である。 図において、（１０）はリンガ−ＩＣ，（１２）はリン
ガ−検知回路、（１４）はマイクロコンピュータ、（１
６）は音声合成部としての音声合成ＩＣ，（１８）は選
択スイッチ、（１８ａ）は選択スイッチボタン、（２０
）は切換えスイッチ、（２２）はスピーカ、（２４）は
装置本体である。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電話回線からの呼出し信号を検出して呼出し音を鳴らす
   電話装置において、予め登録されている複数種の呼出し
   音を合成する音声合成部と、この音声合成部内の所定の
   呼出し音を選択するための選択スイッチと、を設けたこ
   とを特徴とする電話装置。