JPH03130901A - テープの摩擦・摩耗試験方法およびその試験装置 - Google Patents
テープの摩擦・摩耗試験方法およびその試験装置Info
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- JPH03130901A JPH03130901A JP27313089A JP27313089A JPH03130901A JP H03130901 A JPH03130901 A JP H03130901A JP 27313089 A JP27313089 A JP 27313089A JP 27313089 A JP27313089 A JP 27313089A JP H03130901 A JPH03130901 A JP H03130901A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はテープの摩擦・摩耗を試験する方法とその装
置に関し、さらに詳しくは、テープを摺動子に摺接走行
させながら、走行するテープの摩擦・摩耗を、連続して
正確かつ確実に試験する試験方法とその試験に使用する
装置に関する。
置に関し、さらに詳しくは、テープを摺動子に摺接走行
させながら、走行するテープの摩擦・摩耗を、連続して
正確かつ確実に試験する試験方法とその試験に使用する
装置に関する。
一般に、ポリエテルフィルムなどの基体表面に、磁性塗
料を塗布するか、あるいは強磁性金属を真空蒸着するな
どの方法で磁性層を設けて形成される磁気テープなどに
おいては、その使用上、高速で走行して磁気ヘッド等と
激しく摺接するため、摩耗されやすく、磁気記録再生に
おいて信頼性の低下を招くなどの問題がある。
料を塗布するか、あるいは強磁性金属を真空蒸着するな
どの方法で磁性層を設けて形成される磁気テープなどに
おいては、その使用上、高速で走行して磁気ヘッド等と
激しく摺接するため、摩耗されやすく、磁気記録再生に
おいて信頼性の低下を招くなどの問題がある。
このため、磁気テープなどにおいては、特に、磁気ヘッ
ド等の摺接部材に対する摩擦・摩耗を調べて耐摩耗性を
充分にしておく必要があり、このような摩擦・摩耗を調
べるため、たとえば、第11図に示すように、支点24
で支持され、後端にバランスウェイト25が取りつけら
れたバランスアーム26の先端に球面摺動子27を取り
つけ、球面摺動子27に荷重28をかけて、摺動駆動台
29上に固定した磁気テープ1の磁性層表面に繰り返し
摺接させるか(用又他「磁気テープの耐研磨性と研磨性
について」電気通信学会論文誌(C)、J67−C,2
)、あるいは第12図に示すような新来科学社製、回転
ドラム式摩擦抵抗測定機HEIDON−21を使用し、
回転する回転ドラム30に磁気テープ1を巻きつけ、磁
気テープ1の一端をロードセル31に固定するとともに
、他端に荷重32を吊下して、磁気テープ1の磁性層表
面に回転ドラム30を繰り返し摺接させるなどの方法で
、磁気テープの摩擦・摩耗を試験することが行われてい
る。
ド等の摺接部材に対する摩擦・摩耗を調べて耐摩耗性を
充分にしておく必要があり、このような摩擦・摩耗を調
べるため、たとえば、第11図に示すように、支点24
で支持され、後端にバランスウェイト25が取りつけら
れたバランスアーム26の先端に球面摺動子27を取り
つけ、球面摺動子27に荷重28をかけて、摺動駆動台
29上に固定した磁気テープ1の磁性層表面に繰り返し
摺接させるか(用又他「磁気テープの耐研磨性と研磨性
について」電気通信学会論文誌(C)、J67−C,2
)、あるいは第12図に示すような新来科学社製、回転
ドラム式摩擦抵抗測定機HEIDON−21を使用し、
回転する回転ドラム30に磁気テープ1を巻きつけ、磁
気テープ1の一端をロードセル31に固定するとともに
、他端に荷重32を吊下して、磁気テープ1の磁性層表
面に回転ドラム30を繰り返し摺接させるなどの方法で
、磁気テープの摩擦・摩耗を試験することが行われてい
る。
ところが、球面摺動子27を磁気テープ1の磁性層表面
に繰り返し摺接させる方法では、球面摺動子27の摩耗
変化や、磁気テープ1および摺動駆動台29の硬さなど
の影響によって摺動条件のコントロールが難しく、さら
に摺接面が小さいため、試験終了後、磁気テープ1の磁
性層表面の摩耗痕を顕微鏡等で観察したり、化学分析手
段を用いて摩耗原因の調査を行ったりすることができな
い。
に繰り返し摺接させる方法では、球面摺動子27の摩耗
変化や、磁気テープ1および摺動駆動台29の硬さなど
の影響によって摺動条件のコントロールが難しく、さら
に摺接面が小さいため、試験終了後、磁気テープ1の磁
性層表面の摩耗痕を顕微鏡等で観察したり、化学分析手
段を用いて摩耗原因の調査を行ったりすることができな
い。
また、回転する回転ドラム30を磁気テープ1の磁性層
表面に繰り返し摺接する方法では、VTRにおいてビデ
オヘッドとビデオテープとが摺接する際の数百g /
m ”に及ぶ高い接触圧を得ることが難しく、また回転
ドラム30の周速を0.3m/sec以上の高速回転と
すると、エアーベアリング効果が生じ、ビデオテープが
回転ドラム上に浮上してしまって、摩擦・摩耗試験が行
えなくなるという難点がある。
表面に繰り返し摺接する方法では、VTRにおいてビデ
オヘッドとビデオテープとが摺接する際の数百g /
m ”に及ぶ高い接触圧を得ることが難しく、また回転
ドラム30の周速を0.3m/sec以上の高速回転と
すると、エアーベアリング効果が生じ、ビデオテープが
回転ドラム上に浮上してしまって、摩擦・摩耗試験が行
えなくなるという難点がある。
この発明はかかる欠点を改善するため種々検討を行った
結果なされたもので、走行するテープを、2以上の摺動
子のテープ走行方向に沿った摺接長さが2皿以下の各摺
接面に摺接させ、テープ走行中の各摺動子摺接面の摩擦
力を連続的に測定することによって、テープの摩擦・摩
耗の変化を的確にとらえ、テープの摩擦・摩耗試験が正
確かつ確実に行えるようにしたものである。
結果なされたもので、走行するテープを、2以上の摺動
子のテープ走行方向に沿った摺接長さが2皿以下の各摺
接面に摺接させ、テープ走行中の各摺動子摺接面の摩擦
力を連続的に測定することによって、テープの摩擦・摩
耗の変化を的確にとらえ、テープの摩擦・摩耗試験が正
確かつ確実に行えるようにしたものである。
以下、この発明のテープの摩擦・摩耗試験装置の実施例
を示す第1図ないし第3図に基づいて説明する。
を示す第1図ないし第3図に基づいて説明する。
第1図において、1はループ状に形成されたテープであ
り、左方のキャプスタン2とピンチローラ3とで挟持さ
れて矢印A方向に駆動走行され、ガイドローラ4を介し
、入り側テープテンションセンサ5を経て、摩擦・摩耗
試験部6に導入される。
り、左方のキャプスタン2とピンチローラ3とで挟持さ
れて矢印A方向に駆動走行され、ガイドローラ4を介し
、入り側テープテンションセンサ5を経て、摩擦・摩耗
試験部6に導入される。
摩擦・□摩耗試験部6は、多数のガイドローラ7と、多
数のブレード摺動子8を、交互に対向するように並設し
て構成され、テープ1を多数のガイドローラ7で案内走
行させながら、各ガイドローラ7間でテープ1の表面に
、第2図に示すような多数のブレード摺動子8の先端摺
接面81を摺接させ、摩擦・摩耗が連続的に試験される
。
数のブレード摺動子8を、交互に対向するように並設し
て構成され、テープ1を多数のガイドローラ7で案内走
行させながら、各ガイドローラ7間でテープ1の表面に
、第2図に示すような多数のブレード摺動子8の先端摺
接面81を摺接させ、摩擦・摩耗が連続的に試験される
。
そして、摩擦・摩耗試験後は、出側テープテンシランセ
ンサ9を経て、ガイドローラ10を介し、右方のキャプ
スタン11とピンチローラ12間に挟持されて駆動走行
される。この際、摩擦・摩耗試験部6で摩擦・摩耗が試
験されるテープ1は、入り側テープテンシランセンサ5
で、摩擦・摩耗試験部6への入り側のテープテンション
が検出され、また出側テープテンションセンサ9で、同
出側のテープテンションが検出されて、走行中のテンシ
ョンが調整され、多数のブレード摺動子8の摺接面81
に摺接されながら走行する間に受ける接触圧力が調整さ
れるとともに、テープ1の摺接摩擦力が測定される。
ンサ9を経て、ガイドローラ10を介し、右方のキャプ
スタン11とピンチローラ12間に挟持されて駆動走行
される。この際、摩擦・摩耗試験部6で摩擦・摩耗が試
験されるテープ1は、入り側テープテンシランセンサ5
で、摩擦・摩耗試験部6への入り側のテープテンション
が検出され、また出側テープテンションセンサ9で、同
出側のテープテンションが検出されて、走行中のテンシ
ョンが調整され、多数のブレード摺動子8の摺接面81
に摺接されながら走行する間に受ける接触圧力が調整さ
れるとともに、テープ1の摺接摩擦力が測定される。
ここで、摩擦・摩耗試験部6において、多数のブレード
摺動子8の摺接面81のテープ走行方向に沿った摺接長
さは、テープ1とブレード摺動子8の接触圧力Pを決定
するパラメータのひとつであって、ビデオテープをシミ
ュレートする場合は、接触圧力PがPξ100〜500
g/閣2であるため、テープ走行装置の構成あるいは
テープ引っ張り強度を考慮すると、テープテンションT
およびテープ巻きつけ角度θはそれぞれ、72500g
でθ≦20@となる。しかして、ビデオテープの場合は
数μ〜数十μが適当であり、この他、シミュレートする
磁気記録装置によって適当な幅を選定することが可能で
あるが、この発明の試験方法において、テープlとブレ
ード摺動子8が摺接して、互いに相手の表面を研磨する
ような状況をつくりだすためには、接触面81の長さを
できるだけ小さくした方が有利であり、大きくてもせい
ぜい2m程度である。このため、テープ走行方向に沿っ
たブレード摺動子8の摺接面81の摺接長さは2m以下
にするのが好ましい、さらに、並設するブレード摺動子
8の数は、多数になるほど効率的な摩擦・摩耗試験が行
えるため、多数のブレード摺動子8を組み込むことが好
ましいが、多数のブレード摺動子8の摺接面81を均一
に管理することや、取りつけ寸法の増大を考慮すると、
数十個程度のブレード摺動子8を組み込むことが好まし
い。さらに、摩擦・摩耗試験部6はそれぞれ幅が異なる
テープ1の幅に応じたブレード摺動子を個々に用意して
、全体を取りはずし交換できるようにすることが好まし
い。
摺動子8の摺接面81のテープ走行方向に沿った摺接長
さは、テープ1とブレード摺動子8の接触圧力Pを決定
するパラメータのひとつであって、ビデオテープをシミ
ュレートする場合は、接触圧力PがPξ100〜500
g/閣2であるため、テープ走行装置の構成あるいは
テープ引っ張り強度を考慮すると、テープテンションT
およびテープ巻きつけ角度θはそれぞれ、72500g
でθ≦20@となる。しかして、ビデオテープの場合は
数μ〜数十μが適当であり、この他、シミュレートする
磁気記録装置によって適当な幅を選定することが可能で
あるが、この発明の試験方法において、テープlとブレ
ード摺動子8が摺接して、互いに相手の表面を研磨する
ような状況をつくりだすためには、接触面81の長さを
できるだけ小さくした方が有利であり、大きくてもせい
ぜい2m程度である。このため、テープ走行方向に沿っ
たブレード摺動子8の摺接面81の摺接長さは2m以下
にするのが好ましい、さらに、並設するブレード摺動子
8の数は、多数になるほど効率的な摩擦・摩耗試験が行
えるため、多数のブレード摺動子8を組み込むことが好
ましいが、多数のブレード摺動子8の摺接面81を均一
に管理することや、取りつけ寸法の増大を考慮すると、
数十個程度のブレード摺動子8を組み込むことが好まし
い。さらに、摩擦・摩耗試験部6はそれぞれ幅が異なる
テープ1の幅に応じたブレード摺動子を個々に用意して
、全体を取りはずし交換できるようにすることが好まし
い。
右方のキャプスタン11とピンチローラ12間に挟持さ
れて、駆動走行されるテープ1は、さらに、ガイドロー
ラ13を介して、スライドレール14上に移動可能に取
りつけられた移動調整ガイドローラ15に至り、この移
動調整ガイドローラ15の左右方向の移動によって、走
行するテープ1のループ長が調整される。そして、ルー
プ長が調整されたテープ1は、さらにガイドローラ16
および17を介し、一対の光センサ1日間を通って走行
される。このとき、ループ状に形成されたテープ1の一
部に取りつけられたマーカー19が、この一対の光セン
サ18間を通ると、マーカー19で光が反射又は透過さ
れて、通過回数が計数される。しかして、このマーカー
19により、ループ状に形成されたテープ1の走行回数
がわかり、摩擦・摩耗のくり返し回数が表示され、さら
にコントロールされる。
れて、駆動走行されるテープ1は、さらに、ガイドロー
ラ13を介して、スライドレール14上に移動可能に取
りつけられた移動調整ガイドローラ15に至り、この移
動調整ガイドローラ15の左右方向の移動によって、走
行するテープ1のループ長が調整される。そして、ルー
プ長が調整されたテープ1は、さらにガイドローラ16
および17を介し、一対の光センサ1日間を通って走行
される。このとき、ループ状に形成されたテープ1の一
部に取りつけられたマーカー19が、この一対の光セン
サ18間を通ると、マーカー19で光が反射又は透過さ
れて、通過回数が計数される。しかして、このマーカー
19により、ループ状に形成されたテープ1の走行回数
がわかり、摩擦・摩耗のくり返し回数が表示され、さら
にコントロールされる。
このような一対の光センサ18間を通過したテープ1は
、さらにガイドローラ20および21を介して、テンシ
ゴンローラ22に至り、このテンシゴンローラ22で、
テープ1のたるみが吸収される。そして、さらにガイド
ローラ23を介して、左方のキャプスタン2とピンチロ
ーラ3間に挟持され、駆動走行される。
、さらにガイドローラ20および21を介して、テンシ
ゴンローラ22に至り、このテンシゴンローラ22で、
テープ1のたるみが吸収される。そして、さらにガイド
ローラ23を介して、左方のキャプスタン2とピンチロ
ーラ3間に挟持され、駆動走行される。
第3図は、この発明のテープの摩擦・摩耗試験装置の他
の実施例を示したもので、この摩擦・摩耗試験装置は、
摩耗試験部61が、第1図に示すテープの摩擦・摩耗試
験装置に使用したのと同じ多数のブレード摺動子8を、
摺動面81を外側にして円を描く円周状に適宜間隔をお
いて配設し、テープ1をガイドローラ71で案内し、多
数のブレード摺動子8の円周状に並ぶ摺動面81に接触
させながら、さらにガイドローラ72で案内走行させる
ように構威し、ガイドローラ71からガイドローラ72
に至る間に、円周状に並ぶ第2図に示すような多数のブ
レード摺動子8の先端摺接面81を、テープ1の表面に
摺接させ、摩擦・摩耗が連続的に試験されるようにした
以外は、第1図に示されるテープの摩擦・摩耗試験装置
と同様にして構成されている。
の実施例を示したもので、この摩擦・摩耗試験装置は、
摩耗試験部61が、第1図に示すテープの摩擦・摩耗試
験装置に使用したのと同じ多数のブレード摺動子8を、
摺動面81を外側にして円を描く円周状に適宜間隔をお
いて配設し、テープ1をガイドローラ71で案内し、多
数のブレード摺動子8の円周状に並ぶ摺動面81に接触
させながら、さらにガイドローラ72で案内走行させる
ように構威し、ガイドローラ71からガイドローラ72
に至る間に、円周状に並ぶ第2図に示すような多数のブ
レード摺動子8の先端摺接面81を、テープ1の表面に
摺接させ、摩擦・摩耗が連続的に試験されるようにした
以外は、第1図に示されるテープの摩擦・摩耗試験装置
と同様にして構成されている。
しかして、この第3図に示すテープの摩擦・摩耗試験装
置によれば、ブレード摺動子8から隣接するブレード摺
動子8に至る経路が最短距離となり、さらに、第1図に
示す摩擦・摩耗試験装置のように、多数のガイドローラ
7を、多数のプレード摺動子8と、交互に対向するよう
に並設する必要がないため、第1図に示す摩擦・摩耗試
験装置に比し、はるかに精度のよい摩擦・摩耗試験が行
え、特に、テープ1の厚さが薄くて、多数のガイドロー
ラに接すると、ガイドローラのエツジ規制フランジによ
って、テープダメージが生じやすい場合に、テープダメ
ージを生じたりすることなく精度のよい摩擦・摩耗試験
が行える。
置によれば、ブレード摺動子8から隣接するブレード摺
動子8に至る経路が最短距離となり、さらに、第1図に
示す摩擦・摩耗試験装置のように、多数のガイドローラ
7を、多数のプレード摺動子8と、交互に対向するよう
に並設する必要がないため、第1図に示す摩擦・摩耗試
験装置に比し、はるかに精度のよい摩擦・摩耗試験が行
え、特に、テープ1の厚さが薄くて、多数のガイドロー
ラに接すると、ガイドローラのエツジ規制フランジによ
って、テープダメージが生じやすい場合に、テープダメ
ージを生じたりすることなく精度のよい摩擦・摩耗試験
が行える。
なお、テープ1としては、磁気テープに限らず、ラッピ
ングフィルムやインクリボンなど種々の産業用フィルム
を適用することができ、これらの産業用フィルムの摩擦
・摩耗試験が行われる。
ングフィルムやインクリボンなど種々の産業用フィルム
を適用することができ、これらの産業用フィルムの摩擦
・摩耗試験が行われる。
また、以上の実施例における摩擦・摩耗試験装置におい
ては、テープをループ状にして用いたが、供給リールと
巻き取りリール間でテープを繰り返し走行させてもよく
、同じ摩擦・摩耗試験が行える。
ては、テープをループ状にして用いたが、供給リールと
巻き取りリール間でテープを繰り返し走行させてもよく
、同じ摩擦・摩耗試験が行える。
この発明のテープの摩擦・摩耗試験装置は、以上説明し
たようにして溝底され、以下、第1図に示すこの発明の
摩擦・摩耗試験装置を用いて、ビデオテープの摩擦・摩
耗を試験した。
たようにして溝底され、以下、第1図に示すこの発明の
摩擦・摩耗試験装置を用いて、ビデオテープの摩擦・摩
耗を試験した。
この摩擦・摩耗試験に使用するビデオテープとしては、
日立マクセル社製、5−VHSテープ、XR−3: 5
T−120(全厚20μm)を用い、裁断して長さ2m
のループ状に形成した。
日立マクセル社製、5−VHSテープ、XR−3: 5
T−120(全厚20μm)を用い、裁断して長さ2m
のループ状に形成した。
また、第1図に示す摩擦・摩耗試験装置としては、摩擦
・摩耗試験部6として、第2図に示すようなMn−Zn
フェライト製で、摺接面81の長さが10μm、摺接幅
Sがビデオテープの幅板上、長さhが約10mm、幅l
が2ffIff+で、テープ巻きつけ角度θが10°の
ブレード摺動子8を30個並べたものを使用した。
・摩耗試験部6として、第2図に示すようなMn−Zn
フェライト製で、摺接面81の長さが10μm、摺接幅
Sがビデオテープの幅板上、長さhが約10mm、幅l
が2ffIff+で、テープ巻きつけ角度θが10°の
ブレード摺動子8を30個並べたものを使用した。
そして、この摩擦・摩耗試験装置に、ループ状のビデオ
テープ1を装填し、入り側テープテンシランセンサ5の
読み取り値が150gとなるよう設定して、2組のキャ
プスタンとピンチローラ2.3および11.12で、ル
ープ状のビデオテープ1を1m/secのスピードで駆
動走行させ、入り側テープテンションセンサ5および出
側テープテンシランセンサ9で、入り側テープテンショ
ンおよび出側テープテンションを測定して、ループ状の
ビデオテープlの摩擦・摩耗試験を行った。
テープ1を装填し、入り側テープテンシランセンサ5の
読み取り値が150gとなるよう設定して、2組のキャ
プスタンとピンチローラ2.3および11.12で、ル
ープ状のビデオテープ1を1m/secのスピードで駆
動走行させ、入り側テープテンションセンサ5および出
側テープテンシランセンサ9で、入り側テープテンショ
ンおよび出側テープテンションを測定して、ループ状の
ビデオテープlの摩擦・摩耗試験を行った。
第4図はこの摩擦・摩耗試験の結果を、摩擦係数と摺接
回数との関係にしてグラフで表したものである。
回数との関係にしてグラフで表したものである。
また、同じビデオテープを所定の長さに切断して試料と
し、第11図に示す摩擦・摩耗試験機を使用して、摺動
駆動台29上に固定した。そして、球面摺動子27とし
て直径5rmの鋼球(JIS:5UJ2)を用い、荷重
28が20gとなるようにバランスウェイト26を調整
した後、球面摺動子27を摺接速度1 cta/sec
で、ビデオテープ1上に往復摺動させて、摩擦・摩耗試
験を行った。
し、第11図に示す摩擦・摩耗試験機を使用して、摺動
駆動台29上に固定した。そして、球面摺動子27とし
て直径5rmの鋼球(JIS:5UJ2)を用い、荷重
28が20gとなるようにバランスウェイト26を調整
した後、球面摺動子27を摺接速度1 cta/sec
で、ビデオテープ1上に往復摺動させて、摩擦・摩耗試
験を行った。
第5図はこの摩擦・摩耗試験の結果、を、摩擦係数と摺
接回数との関係にしてグラフで表したものである。
接回数との関係にしてグラフで表したものである。
さらに、同じビデオテープを、シャープ社製VTR5V
C−F20のスチル実行時間が無制限となるよう電子回
路の一部を改造したものに装填し、スチル試験を行った
。第6図はこのスチル試験の結果を、ビデオヘッド出力
とスチル時間との関係にしてグラフで表したものである
。なお、ビデオヘッド出力は、試験開始初期の出力をO
dBとして相対値で表した。
C−F20のスチル実行時間が無制限となるよう電子回
路の一部を改造したものに装填し、スチル試験を行った
。第6図はこのスチル試験の結果を、ビデオヘッド出力
とスチル時間との関係にしてグラフで表したものである
。なお、ビデオヘッド出力は、試験開始初期の出力をO
dBとして相対値で表した。
第4図および第6図から明らかなように、この発明の摩
擦・摩耗試験装置を使用して得られた摩擦係数の変化は
VTRのスチル特性によく対応している。ところが、第
5図で得られた摩擦係数の変化は、試験開始時とB点で
示される破壊点で急激な変化を示すが、VTRのスチル
特性と対応しておらず、摺動子との摺接によりビデオテ
ープ表面において、摩耗が進行している様子を観察する
ことができない。
擦・摩耗試験装置を使用して得られた摩擦係数の変化は
VTRのスチル特性によく対応している。ところが、第
5図で得られた摩擦係数の変化は、試験開始時とB点で
示される破壊点で急激な変化を示すが、VTRのスチル
特性と対応しておらず、摺動子との摺接によりビデオテ
ープ表面において、摩耗が進行している様子を観察する
ことができない。
次に、第3図に示すこの発明の摩擦・摩耗試験装置を用
いて、8ミリビデオテープの摩擦・摩耗を試験し、第1
図に示すこの発明の11!擦・摩耗試験装置、および従
来の摩擦・摩耗試験装置を用いて8ξリビデオテーブの
摩擦・摩耗を試験した場合と比較した。
いて、8ミリビデオテープの摩擦・摩耗を試験し、第1
図に示すこの発明の11!擦・摩耗試験装置、および従
来の摩擦・摩耗試験装置を用いて8ξリビデオテーブの
摩擦・摩耗を試験した場合と比較した。
この摩擦・摩耗試験に使用する8ミリビデオテ−ブとし
ては、日立マクセル社製、8ミリビデオテープレコーダ
用8ξリメタルテープP6−120HGX(全厚」1μ
m)を用い、裁断して長さ2mのループ状に形成した。
ては、日立マクセル社製、8ミリビデオテープレコーダ
用8ξリメタルテープP6−120HGX(全厚」1μ
m)を用い、裁断して長さ2mのループ状に形成した。
また、第3図に示す摩擦・摩耗試験装置としては、摩擦
・摩耗試験部61として、第2図に示すようなMn −
Znフェライト製で、摺接面81の長さが10μm、摺
接幅Sが8壽リビデオテープの幅板上、長さhが約10
mm、幅lが2mで、テープ巻きつけ角度θが10°の
ブレード摺動子8を、第3図に示すようにガイドローラ
71および72間に円を描く円周状に20個並べたもの
を使用した。
・摩耗試験部61として、第2図に示すようなMn −
Znフェライト製で、摺接面81の長さが10μm、摺
接幅Sが8壽リビデオテープの幅板上、長さhが約10
mm、幅lが2mで、テープ巻きつけ角度θが10°の
ブレード摺動子8を、第3図に示すようにガイドローラ
71および72間に円を描く円周状に20個並べたもの
を使用した。
そして、この摩擦・摩耗試験装置に、ループ状の8ミリ
ビデオテープ1を装填し、入り側テープテンシゴンセン
サ5の読み取り値が150gとなるよう設定して、2組
のキャプスタンとピンチローラ2,3および11.12
で、ループ状のビデオテープlを1m/secのスピー
ドで駆動走行させ、入り側テープテンシゴンセンサ5お
よび出側テープテンシ百ンセンサ9で、入り側テープテ
ンションおよび出側テープテンシゴンを測定して、ルー
プ状の8ミリビデオテープ1の摩擦・摩耗試験を行った
。第7図はこの摩擦・摩耗試験の結果を、摩擦係数と摺
接回数との関係にしてグラフで表したものである。
ビデオテープ1を装填し、入り側テープテンシゴンセン
サ5の読み取り値が150gとなるよう設定して、2組
のキャプスタンとピンチローラ2,3および11.12
で、ループ状のビデオテープlを1m/secのスピー
ドで駆動走行させ、入り側テープテンシゴンセンサ5お
よび出側テープテンシ百ンセンサ9で、入り側テープテ
ンションおよび出側テープテンシゴンを測定して、ルー
プ状の8ミリビデオテープ1の摩擦・摩耗試験を行った
。第7図はこの摩擦・摩耗試験の結果を、摩擦係数と摺
接回数との関係にしてグラフで表したものである。
また、同じ8ミリビデオテープを所定の長さに切断して
試料とし、第1図に示す摩擦・摩耗試験機を使用し、摩
擦・摩耗試験部6として、第2図に示すようなMn−Z
nフェライト製で、摺接面81の長さが10μm1摺接
幅Sが8ミリビデオテープの幅板上、長さhが約101
1m1幅lが2IIIIで、テープ巻きつけ角度θが1
0°のブレード摺動子8を20個並べたものを使用した
以外は、前記の第3図に示す摩擦・摩耗試験機を使用し
た場合と同様にして、ループ状の8ξリビデオテーブl
の摩擦・摩耗試験を行った。第8図はこの摩擦・摩耗試
験の結果を、摩擦係数と摺接回数との関係にしてグラフ
で表したものである。
試料とし、第1図に示す摩擦・摩耗試験機を使用し、摩
擦・摩耗試験部6として、第2図に示すようなMn−Z
nフェライト製で、摺接面81の長さが10μm1摺接
幅Sが8ミリビデオテープの幅板上、長さhが約101
1m1幅lが2IIIIで、テープ巻きつけ角度θが1
0°のブレード摺動子8を20個並べたものを使用した
以外は、前記の第3図に示す摩擦・摩耗試験機を使用し
た場合と同様にして、ループ状の8ξリビデオテーブl
の摩擦・摩耗試験を行った。第8図はこの摩擦・摩耗試
験の結果を、摩擦係数と摺接回数との関係にしてグラフ
で表したものである。
さらに、同じ8ミリビデオテープを所定の長さに切断し
て試料とし、第11図に示す摩擦・摩耗試験機を使用し
て、摺動駆動台29上に固定した。そして、球面摺動子
27として直径5mmの鋼球(J Is : 5UJ2
)を用い、荷重28が20gとなるようにバランスウェ
イト26を調整した後、球面摺動子27を摺接速度1
cm/secで、8ミリビデオテープ1上に往復摺動さ
せて、摩擦・摩耗試験を行った。第9図はこの摩擦・摩
耗試験の結果を、摩擦係数と摺接回数との関係にしてグ
ラフで表したものである。
て試料とし、第11図に示す摩擦・摩耗試験機を使用し
て、摺動駆動台29上に固定した。そして、球面摺動子
27として直径5mmの鋼球(J Is : 5UJ2
)を用い、荷重28が20gとなるようにバランスウェ
イト26を調整した後、球面摺動子27を摺接速度1
cm/secで、8ミリビデオテープ1上に往復摺動さ
せて、摩擦・摩耗試験を行った。第9図はこの摩擦・摩
耗試験の結果を、摩擦係数と摺接回数との関係にしてグ
ラフで表したものである。
また、同じ8ミリビデオテープを、ソニー社製VTR,
EVA−80のスチル実行時間が無制限となるよう電子
回路の一部を改造したものに装填し、スチル試験を行っ
た。第10図はこのスチル試験の結果を、ビデオヘッド
出力とスチル時間との関係にしてグラフで表したもので
ある。なお、ビデオヘッド出力は、試験開始初期の出力
をOdBとして相対値で表した。
EVA−80のスチル実行時間が無制限となるよう電子
回路の一部を改造したものに装填し、スチル試験を行っ
た。第10図はこのスチル試験の結果を、ビデオヘッド
出力とスチル時間との関係にしてグラフで表したもので
ある。なお、ビデオヘッド出力は、試験開始初期の出力
をOdBとして相対値で表した。
第7図および第10図から明らかなように、第3図に示
すこの発明の摩擦・1耗試験装置を使用して得られた摩
擦係数の変化はVTRのスチル特性によく対応している
。これに対し、第8図で得られた摩擦係数の変化は、C
点で急激な変化を示すが、これは8ごリビデオテーブの
全厚が11μm程度で薄いため、繰り返し多数のガイド
ローラ7のエツジ規制フランジに接触して、磁性層表面
のダメージに先駆けてテープエツジダメージが発生した
結果であり、VTRのスチル特性と対応することができ
ない、しかして、全厚が11μm程度の8ξリビデオテ
ープになると、第1図に示すこの発明の摩擦・摩耗試験
装置では、摺動子との摺接により8ミリビデオテ一プ表
面において、摩耗が進行している様子を観察することが
できない、また、第9図で得られた摩擦係数の変化は、
試験開始時とD点で示される破壊点で急激な変化を示す
が、VTRのスチル特性と対応しておらず、摺動子との
摺接により8ミリビデオテ一プ表面において、摩耗が進
行している様子を観察することができない。
すこの発明の摩擦・1耗試験装置を使用して得られた摩
擦係数の変化はVTRのスチル特性によく対応している
。これに対し、第8図で得られた摩擦係数の変化は、C
点で急激な変化を示すが、これは8ごリビデオテーブの
全厚が11μm程度で薄いため、繰り返し多数のガイド
ローラ7のエツジ規制フランジに接触して、磁性層表面
のダメージに先駆けてテープエツジダメージが発生した
結果であり、VTRのスチル特性と対応することができ
ない、しかして、全厚が11μm程度の8ξリビデオテ
ープになると、第1図に示すこの発明の摩擦・摩耗試験
装置では、摺動子との摺接により8ミリビデオテ一プ表
面において、摩耗が進行している様子を観察することが
できない、また、第9図で得られた摩擦係数の変化は、
試験開始時とD点で示される破壊点で急激な変化を示す
が、VTRのスチル特性と対応しておらず、摺動子との
摺接により8ミリビデオテ一プ表面において、摩耗が進
行している様子を観察することができない。
第4図および第6図、また第7図および第10図から明
らかなように、この発明の摩擦・摩耗試験機を使用して
得られた11!擦係数の変化はVTRのスチル特性によ
く対応がとれており、このことからこの発明のテープの
摩擦・摩耗試験方法および試験装置によれば、摩擦係数
の変化によって、テープの摺接状態の変化を的確にとら
えることができ、テープの摩擦・摩耗を正確かつ確実に
試験できることがわかる。
らかなように、この発明の摩擦・摩耗試験機を使用して
得られた11!擦係数の変化はVTRのスチル特性によ
く対応がとれており、このことからこの発明のテープの
摩擦・摩耗試験方法および試験装置によれば、摩擦係数
の変化によって、テープの摺接状態の変化を的確にとら
えることができ、テープの摩擦・摩耗を正確かつ確実に
試験できることがわかる。
第1図はこの発明のテープの摩擦・摩耗試験装置の一実
施例を示す概略説明図、第2図は同摩擦・摩耗試験装置
で使用するブレード摺動子の拡大斜視図、第3図はこの
発明のテープの摩擦・摩耗試験装置の他の実施例を示す
概略説明図、第4図はこの発明の第1図に示す摩擦・摩
耗試験装置で測定したビデオテープの摩擦係数と摺接回
数との関係図、第5図は従来の摩擦・摩耗試験装置で測
定したビデオテープの摩擦係数と摺接回数との関係図、
第6図は同じビデオテープのスチル試験を行ったときの
磁気ヘッド出力とスチル時間との関係図、第7図はこの
発明の第3図に示す摩擦・摩耗試験装置で測定した8ミ
リビデオテープの摩擦係数と摺接回数との関係図、第8
図は第1図に示す摩擦・摩耗試験装置で測定した8ミリ
ビデオテープの摩擦係数と摺接回数との関係図、第9図
は従来の摩擦・摩耗試験装置で測定した8ミリビデオテ
ープの摩擦係数と摺接回数との関係図、第10図は同じ
8ミリビデオテープのスチル試験を行ったときの磁気ヘ
ッド出力とスチル時間との関係図である。 1・・・テープ、2,11・・・キヤプスタン、3.
12・・・ピンチローラ、5・・・入り側テープテンシ
ョンセンサ、7,71.72・・・ガイドローラ、8・
・・ブレード摺動子(摺動子)、81・・・摺接面、9
・・・出側テープテンシゴンセンサ
施例を示す概略説明図、第2図は同摩擦・摩耗試験装置
で使用するブレード摺動子の拡大斜視図、第3図はこの
発明のテープの摩擦・摩耗試験装置の他の実施例を示す
概略説明図、第4図はこの発明の第1図に示す摩擦・摩
耗試験装置で測定したビデオテープの摩擦係数と摺接回
数との関係図、第5図は従来の摩擦・摩耗試験装置で測
定したビデオテープの摩擦係数と摺接回数との関係図、
第6図は同じビデオテープのスチル試験を行ったときの
磁気ヘッド出力とスチル時間との関係図、第7図はこの
発明の第3図に示す摩擦・摩耗試験装置で測定した8ミ
リビデオテープの摩擦係数と摺接回数との関係図、第8
図は第1図に示す摩擦・摩耗試験装置で測定した8ミリ
ビデオテープの摩擦係数と摺接回数との関係図、第9図
は従来の摩擦・摩耗試験装置で測定した8ミリビデオテ
ープの摩擦係数と摺接回数との関係図、第10図は同じ
8ミリビデオテープのスチル試験を行ったときの磁気ヘ
ッド出力とスチル時間との関係図である。 1・・・テープ、2,11・・・キヤプスタン、3.
12・・・ピンチローラ、5・・・入り側テープテンシ
ョンセンサ、7,71.72・・・ガイドローラ、8・
・・ブレード摺動子(摺動子)、81・・・摺接面、9
・・・出側テープテンシゴンセンサ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、走行するテープを、2以上の摺動子のテープ走行方
向に沿った摺接長さが2mm以下の各摺接面に摺接させ
、テープ走行中の各摺動子摺接面の摩擦力を連続的に測
定して、テープの摩擦・摩耗を評価することを特徴とす
るテープの摩擦・摩耗試験方法 2、テープ走行方向に沿った摺接長さが2mm以下の摺
接面を有する2以上の摺動子と、各摺動子の摺接面にテ
ープを摺接させながら走行させるテープ走行機構と、走
行中のテープの摩擦・摩耗を検出する手段とを備えたこ
とを特徴とするテープの摩擦・摩耗試験装置3、各摺動
子の摺接面にテープを摺接させながら走行させるテープ
走行機構として、多数のガイドローラと多数のブレード
摺動子を、交互に対向するように並設し、テープを多数
のガイドローラで案内走行させながら、各ガイドローラ
間でテープの表面に、各ブレード摺動子の摺接面を摺接
させるテープ走行機構を設けた請求項2記載のテープの
摩擦・摩耗試験装置 4、各摺動子の摺接面にテープを摺接させながら走行さ
せるテープ走行機構として、多数のブレード摺動子を、
摺接面を外側にして円を描く円周状に適宜間隔をおいて
配設し、テープを多数のブレード摺動子の円周状に並ぶ
摺動面に接触させながら案内走行させるテープ走行機構
を設けた請求項2記載のテープの摩擦・摩耗試験装置
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-183071 | 1989-07-15 | ||
JP18307189 | 1989-07-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03130901A true JPH03130901A (ja) | 1991-06-04 |
JP3000102B2 JP3000102B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007040792A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Japan Synthetic Textile Inspection Inst Foundation | 拭き取り性試験方法及び装置 |
CN113567285A (zh) * | 2021-07-20 | 2021-10-29 | 安徽理工大学 | 一种超磁致伸缩驱动器使用损耗试验装置及其试验方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007040792A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Japan Synthetic Textile Inspection Inst Foundation | 拭き取り性試験方法及び装置 |
CN113567285A (zh) * | 2021-07-20 | 2021-10-29 | 安徽理工大学 | 一种超磁致伸缩驱动器使用损耗试验装置及其试验方法 |
CN113567285B (zh) * | 2021-07-20 | 2024-01-26 | 安徽理工大学 | 一种超磁致伸缩驱动器使用损耗试验装置及其试验方法 |
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