JPH0313069Y2 - - Google Patents

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JPH0313069Y2
JPH0313069Y2 JP1985201957U JP20195785U JPH0313069Y2 JP H0313069 Y2 JPH0313069 Y2 JP H0313069Y2 JP 1985201957 U JP1985201957 U JP 1985201957U JP 20195785 U JP20195785 U JP 20195785U JP H0313069 Y2 JPH0313069 Y2 JP H0313069Y2
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JP
Japan
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seat
cross
long
back plate
recess
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JP1985201957U
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JPS62105833U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、クロスシートとロングシートが混在
する車両において、ロングシートに隣接するクロ
スシートを改良することにより、座席占有巾の有
効寸法の拡大を計るようにしたクロスシートの背
ずり背面構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に旅客用車両のシートにあつては、座席に
おいて快適な座姿勢を求める場合の条件の1つと
して、肘部、肩部、足元の周りに余裕のある空間
をもたせることが重要である。
しかしながら、クロスシートとロングシートと
が混在するセミクロスシート型旅客用車両のシー
トにあつては、第5図に示すように、クロスシー
ト1の背面板2は垂直で、而も、平板状に構成さ
れているため、これに隣接するロングシート3の
巾方向寸法は自ずと制約を受け、特にクロスシー
ト1との接触部のロングシート3に座る乗客には
窮屈な座姿勢が強いられるなどの問題点があつ
た。
〔考案の目的〕
本考案は、このような実情に鑑みなされたもの
で、簡単な而も合理的手段によつて従来技術の問
題点を解消し、クロスシートとの接触部のロング
シートに座る乗客の大腿部の周りに余裕のある空
間をもたせることにより、快適な座姿勢が得られ
るクロスシートの背ずり背面構造を提供するもの
である。
〔考案の構成〕
従来技術の問題点を解決する本考案の構成は、
横型腰掛(クロスシート)と、縦型腰掛(ロング
シート)が混在する車両において、上記ロングシ
ートに隣接するクロスシートの背面に、該クロス
シート用背ずりクツシヨンに支障しない範囲の深
さをもつ足部スペースと、大腿部用凹部を形成し
たことを特徴とするものである。
〔実施例〕
第1〜4図について本考案構成の一実施例を説
明する。
第1図は本考案の斜視図、第2図は第1図A−
A線の断面図、第3図は第1図B−B線の断面
図、第4図は第1図C−C線の断面図である。
第1図において11はクロスシートで、該クロ
スシート11は、クロスシート背面板11a、こ
れの前面に装着された背ずりクツシヨン12、座
クツシヨン13によつて構成されており、また、
上記クロスシート背面板11aには、第5図に示
す従来例とは異なるように、背面板の下部を斜め
に傾斜させた足部スペース14が形成してある。
15はロングシート、16は袖部材である。そし
て、上記クロスシート背面板11aの下部、詳し
くは、上記ロングシート15の座クツシヨン15
aに臨むクロスシート背面板11aの下部に、大
腿部が介入する凹部11cを形成したもので、あ
わせて、その上部にに肘及び肩部が介入する肘掛
け用凹部11bを形成してある。
前記大腿部が介入する凹部11cおよび肘掛け
用凹部11bは、第1,3図で示すように、上記
背ずりクツシヨン12、および、座クツシヨン1
3とクロスシート背面板11aの空間、たとえ
ば、ごく控えめな設計例においても、背面板の上
部で約20mm、中間部で約50mm、下部で約100mm以
上の空間の内、上部および中間部の空間を利用し
て肘掛け用凹部が形成されており、また、該足部
スペース14は、下部の空間を利用して形成され
ている。
そして、第3,4図で示すように、前記肘掛け
用凹部11bの下方で、かつ、上記ロングシート
15の座クツシヨン15aに臨むクロスシート背
面板11a部に、下部の空間を利用して大腿部が
介入する凹部11cを形成している。
〔効果〕
上述のように本考案の構成によれば、次のよう
な効果が得られる。
(a) クロスシート背面板に隣接するロングシート
に座る乗客の足元、および、大腿部のスペース
を確保することができ、座席占有巾の有効寸法
の拡大を図り、快適で自然な座姿勢が保持でき
る。
(b) 足部スペース、および、大腿部用凹部の形成
がクロス用背ずりクツシヨンに支障を来すこと
がなく、構造も簡単で、かつ、シートの美観を
損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は大腿部用凹部を設けた旅客用シートの
斜視図、第2図は第1図A−A線の断面図、第3
図は第1図B−B線の断面図、第4図は第1図C
−C線の断面図、第5図は従来の斜視図である。 11……クロスシート、11a……クロスシー
ト背面板、11b……肘掛け用凹部、11c……
大腿部用凹部、15……ロングシート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 横型腰掛(クロスシート)と、縦型腰掛(ロ
    ングシート)が混在する車両において、 (b) 上記ロングシートに隣接するクロスシートの
    背面に、該クロスシート用背ずりクツシヨンに
    支障しない範囲の深さをもつ足部スペースと、
    大腿部用凹部を形成した ことを特徴とする車両用クロスシートの背ずり背
    面構造。
JP1985201957U 1985-12-24 1985-12-24 Expired JPH0313069Y2 (ja)

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JPS62105833U JPS62105833U (ja) 1987-07-06
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JP2009066149A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Okamura Corp 椅子におけるテーブル収納式肘掛け装置

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JPS62105833U (ja) 1987-07-06

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