JPH0313042A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ワンタッチダイヤルキーを備えたファクシミ
リ装置に関する。

［従来の技術］ 従来、この種のファクシミリ装置は、１つのワンタッチ
ダイヤルキーに対して１つのダイヤル番号が対応し、例
えば１つの会社に対して複数台の電話とファクシミリ装
置がある場合にはそれぞれの電話番号やファクシミリ番
号に対応してワンタッチダイヤルキーを設けなければな
らなかった。

［発明が解決しようとする課題］ しかしこのように各電話番号やファクシミリ番号毎にワ
ンタッチダイヤルキーを設けたのでは、ワンタッチダイ
ヤルキーの数で設定できる番号数が限定され、また設定
できる番号数を増加しようとするとワンタッチダイヤル
キーの数が膨大になる問題があった。

また１つの会社に対して多数のワンタッチダイヤルキー
を使用することになり操作性が悪い問題があった。

そこで本発明は、１つのワンタッチダイヤルキーに対し
て複数のダイヤル番号を対応させることができ、従って
少ないワンタッチダイヤルキーの数で多数のダイヤル番
号を発信させることができ、機能性を向上できるととも
に操作性を向上できるファクシミリ装置を提供しようと
するものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、ワンタッチダイヤルキーと、このワタッチダ
イヤルメモリと、ワンタッチダイヤルキーの操作に応じ
てワンタッチダイヤルメモリに設定されているｎｌのダ
イヤル番号を順次指定するポインタと、ワンタッチダイ
でル番号に対応する名称を表示するタイマーと、このタ
イマーがタイムアツプするまでに次のワンタッチダイヤ
ルキー操作が行われなかったときポインタが指定するワ
ンタッチダイヤルメモリのダイヤル番号を読出してダイ
ヤル信号の発信動作を行うダイヤル信号発信制御手段を
設け、発信したダイヤル信号に基づいてファクシミリ通
信及び電話通信を行うものである。

また本発明は、さらにワンタッチダイヤルメモリにダイ
ヤル番号と共に名称も設定し、ポインタで指定されたダ
イヤル番号に対応した名称を表示する表示器を設けたも
のである。

［作用］ このような構成の本発明においては、ワンタッチダイヤ
ルキーを操作するとポインタによってワンタッチダイヤ
ルメモリの最初のダイヤル番号が指定される。そしてタ
イマーがタイムアツプする前に再度ワンタッチダイヤル
キーが操作されるとポインタが次のダイヤル番号を指定
するようになる。こうしてワンタッチダイヤルキーを０
回連続して操作すればポインタによってｎ個のダイヤル
番号を指定することができる。

そしてワンタッチダイヤルキーを適当回数操作した時点
でキー操作を停止すればタイマーがタイムアツプし、そ
のときポインタが指定しているダイヤル番号が読み出さ
れてダイヤル信号の発信動作が行われる。こうして発信
したダイヤル信号に基づいてファクシミリ通信や電話通
信が行われることになる。

またポインタによって指定されたダイヤル番号に対応し
た名称が表示器に表示される。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は外観を示す斜視図で、ファクシミリ本体１には
キーボード２、液晶表示器３、原稿挿入部４等が設けら
れている。また前記ファクシミリ本体１の左側にはハン
ドセット５が設けられている。

前記キーボード２には第２図に示すようにダイヤル番号
を直接人力するために使用される「１」〜ｒ９Ｊ　　ｒ
ＯＪ　　ｒ＃Ｊ　　ｒ＊Ｊのテンキー２　ａ　％ワンタ
ッチダイヤル番号の登録に使用されるワンタッチ登録キ
ー２ｂ、登録の締めに使用されるエンターｒＥＮＴＥＲ
Ｊキー２　ｃ　ｓ短縮ダイヤル番号の登録及び発信に使
用される短縮キー２ｄ、コピー機能を動作させるとき使
用されるコピーキー２　ｅ、ｒ７１Ｊ〜ｒ７２０Ｊの２
０個のワンタッチダイヤルキー２ｆ等が設けられている
。前記ワンタッチダイヤルキー２ｆは５個ずつ４列に配
置され、各列の上には名称を書き込むためのパネル２ｇ
が設けられている。

第３図は回路構成を示すブロック図で、制御部本体を構
成するＣＰＵ　（中央処理装置）１１、このＣＰＵＩ　
１が各部を制御するためのプログラムデータを格納した
ＲＯＭ　（リード・オンリー・メモリ）１２が設けられ
ている。

またＲＡＭ　（ランダム◆アクセス中メモリ）１３、送
信するファクシミリデータを圧縮処理し、かつ受信した
ファクシミリデータを伸長して復元処理する圧縮復元部
１４、前記液晶表示器３を制御しデータ表示を行うデイ
スプレィコントローラ１５、前記キーボード２を制御し
キー信号の取り込みを行うキーボードコントローラ１６
が設けられている。

また前記原稿挿入部４にセットされた原稿を１枚ずつ順
次読み取るイメージスキャナー１７を制御するスキャナ
ーコントローラ１８、Ｉ１０ボート１９、モデム２０が
設けられている。

前記ＣＰＵＩ　１は前記ＲＯＭ１２、ＲＡＭ１３、圧縮
復元部１４、各コントローラ１５，１６゜１８、Ｉ１０
ポート１９及びモデム２０とパスライン２１を介して接
続している。

前記Ｉ１０ポート１９にはサーマルドツトプリンタ２２
を制御するプリンタコントローラ２３が接続されている
。

また前記ハンドセット５とモデム２０とを公衆回線に対
した切り替え制御する網制御部２４を設けている。

前記ＲＡＭ１３には第４図に示すように、ワンタッチダ
イヤル番号を設定するワンタッチダイヤルメモリ部１３
ａ１短縮ダイヤル番号を設定する短縮ダイヤルメモリ部
１３ｂ１テンキー２ａで入力されたダイヤル番号を一時
格納するキー人力ダイヤルメモリ１３ｃ、前記ワンタッ
チダイヤルメモリ部１３ａのダイヤル番号指定用に使用
されるポインタ１３ｄ１前記表示器３に表示される表示
データを一時格納する表示バッファ１３ｅ１発信に使用
されるダイヤル番号を格納するダイヤル送信バッファ１
３ｆ等が設けられている。

前記ワンタッチダイヤルメモリ部１３ａは第５図に示す
ように構成されている。すなわち前記「７１」〜ｒ７２
０Ｊの２０／ＪＩＵのワンタッチダイヤルキー２ｆに対
応してそれぞれｎ個のダイヤル番号と名称が設定された
エリアを設け、各エリアが前記ポインタ１３ｄによって
指定されるようになっている。

前記ＣＰＵＩＩはプログラムに基づいて第６図に示す制
御を行うように設定されている。

電源が投入されると先ず初期設定を行う。そして原稿挿
入部４に原稿がセットされてコピーキー２ｅが操作され
るとスメージスキャナー１７及びサーマルドツトプリン
タ２２を使用して原稿を印字用紙に複写するコピー処理
を行うようになっている。

また相手先から受信があると受信処理を行うようになっ
ている。この受信処理は電話受信であればハンドセット
５のオフフッタによって音声会話が可能となる。またフ
ァクシミリ受信であればＲＡＭ１３、圧縮復元部１４及
びサーマルドツトプリンタ２２を制御して受信したデー
タの印字出力が行われる。

また送信であれば、そのときのダイヤル発信がテンキー
２ａのみによるマニュアル発信であればマニュアル処理
に基づいてダイヤル発信が行われ、ダイヤル番号がファ
クシミリ用であればファクシミリ送信が行われ、また電
話用であれば音声会話が開始される。

またそのときのダイヤル発信が短縮キー２ｄとテンキー
２ａを使用した短縮ダイヤル発信であれば短縮ダイヤル
処理に基づいてダイヤル発信が行われ、ダイヤル番号が
ファクシミリ用であればファクシミリ送信が行われ、ま
た電話用であれば音声会話が開始される。

さらにそのときのダイヤル発信がワンタッチダイヤルキ
ー２ｆを使用したワンタッチダイヤル発信であればワン
タッチダイヤル処理に基づいてダイヤル発信が行われ、
ダイヤル番号がファクシミリ用であればファクシミリ送
信が行われ、また電語用であれば音声会話が開始される
。

前記におけるワンタッチダイヤル処理は第７図に基づい
て行われるようになっている。すなわちワンタッチダイ
ヤルキー２ｆが操作されるとワンタッチダイヤルメモリ
部１３ａからポインタ１３ｄが指定するダイヤル番号に
対応した名称を読出して前記液晶表示器３に表示する。

この状態で同一のワンタッチダイヤルキー２ｆの再操作
に待機する。そしてタイマーが３秒をカウントしてタイ
ムアツプする前に同一のワンタッチダイヤルキー２ｆの
再操作があるとポインタ１３ｄを＋１した後゛前記ポイ
ンタ１３ｄが指定するダイヤル番号に対応した名称を読
出して前記液晶表示器３に表示する。この処理は同一の
ワンタッチダイヤルキー２ｆを３秒以内に再操作する限
り繰り返される。

そして３秒が経過しても次の同一ワンタッチダイヤルキ
ー２ｆの操作がなければそのとき前記ワンタッチダイヤ
ルメモリ部１３ａからポインタ１３ｄが指定しているダ
イヤル番号をダイヤル送信バッファ１３ｆに読み出す。

このような構成の本実施例においては、送信を行うため
にあるワンタッチダイヤルキー２ｆを操作すると最初ポ
インタ１３ｄは「１」となり、ワンタッチダイヤルメモ
リ部１３ａにおける操作されたワンタッチダイヤルキー
に対応したメモリ部のポインタ１３ｄによって指定され
るエリアから名称が表示バッファ１３ｅに読み出されて
液晶表示器３に表示される。このとき表示器３には例え
ば第８図の（ａ）に示すようにポインタ１３ｄが示す数
値「１」とともに名称ｒＴＥＣＫＥＩＲＩＪが表示され
る。これは通常の電話番号が指定されたことを示してい
る。

この状態で３秒が経過する前に同一のワンタッチダイヤ
ルキーを再操作すると、ポインタ１３ｄの数値が「２」
となり、このポインタ１３ｄで指定される次のエリアか
ら名称が表示バッファ１３ｅに読み出されて液晶表示器
３に表示される。

このとき表示器３には例えば第８図の（ｂ）に示すよう
にポインタ１３ｄが示す数値「２」とともに名称ｒＦＡ
Ｘ　　ＴＥＣＫＥＩＲＩＪが表示される。これはファク
シミリ番号が指定されたことを示している。

こうして同一のワンタッチダイヤルキーをｎ回操作する
とポインタ１３ｄの数値がｒｎＪとなり、このポインタ
１３ｄで指定されるエリアから名称が表示バッファ１３
ｅに読み出されて液晶表示器３に表示される。このとき
表示器３には例えば第８図の（Ｃ）に示すようにポイン
タ１３ｄが示す数値ｒｎＪとともに名称ｒＴＥＣＳＯＵ
ＭＵＪが表示される。これは電話番号が指定されたこと
を示している。

このようにタイマーがタイムアツプする前に同一のワン
タッチダイヤルキーを繰り返し操作することによってフ
ァクシミリ番号と電話番号を混在してｎ個のダイヤル番
号を選択することができる。

そしてワンタッチダイヤルキーを繰り返し操作して所望
の名称が表示されたところでキー操作を停止すれば３秒
経過後にその表示されている名称に対応したダイヤル番
号がダイヤル送信バッファ１３ｆに読み出されてダイヤ
ル発信が行われる。

このときのダイヤル番号がファクシミリ番号であればフ
ァクシミリ送信が行われ、また電話番号であればハンド
セット５を使用しての音声会話が可能となる。

このようにして１個のワンタッチダイヤルキーにｎ個の
ダイヤル番号を対応させることができるのでワンタッチ
ダイヤルできるダイヤル番号の数を多数扱うことができ
、しかも使用するワンタッチダイヤルキーの数を少なく
でき、機能性を向上できる。

また、会社や事務所等のように部署毎に電話及びファク
シミリ装置を設置している相手に対して同一のワンタッ
チキーですべてのダイヤル番号を指定することが可能と
なり、操作性も優れている。

なお、前記実施例ではワンタッチダイヤルキーの操作時
対応する名称を表示器に表示させたが、ワンタッチダイ
ヤルキーで指定できるダイヤル番号の数が少なければ名
称を表示しなくても実用上それ程問題とならないので、
この場合は表示しなくても良い。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、１つのワンタッチ
ダイヤルキーに対して複数のダイヤル番号を対応させる
ことができ、従って少ないワンタッチダイヤルキーの数
で多数のダイヤル番号を発信させることができ、機能性
を向上できるとともに操作性を向上できるファクシミリ
装置を提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示すもので、第１図は外観を示す
斜視図、゛第２図はキーボードを示す図、第３図は回路
構成を示すブロック図、第４図はＲＡ　Ｍの主なメモリ
構成を示す図、第５図はワンタッチダイヤルメモリ部の
構成を示す図、第６図はＣＰＵによる要部処理を示す流
れ図、第７図はワンタッチダイヤル処理の内容を示す流
れ図、第８図はワンタッチダイヤルキー操作時の表示変
化を示す図である。 １・・・ファクシミリ本体、 ２ｆ・・・ワンタッチダイヤルキー ３・・・液晶表示器、 ５・・・ハンドセット、 １１・・・ＣＰＵ　（中央処理装置）、１２・・・ＲＯ
Ｍ　（リード・オンリー・メモリ）、１３ａ・・・ワン
タッチダイヤルメモリ部、１３ｄ・・・ポインタ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ワンタッチダイヤルキーと、このワンタッチダイ
   ヤルキーに対応してファクシミリ用及び電話用のｎ（但
   しｎ≧２）個のダイヤル番号を設定したワンタッチダイ
   ヤルメモリと、前記ワンタッチダイヤルキーの操作に応
   じて前記ワンタッチダイヤルメモリに設定されているｎ
   個のダイヤル番号を順次指定するポインタと、前記ワン
   タッチダイヤルキーの連続操作をチェックするタイマー
   と、このタイマーがタイムアップするまでに次のワンタ
   ッチダイヤルキー操作が行われなかったとき前記ポイン
   タが指定する前記ワンタッチダイヤルメモリのダイヤル
   番号を読出してダイヤル信号の発信動作を行うダイヤル
   信号発信制御手段を設け、発信したダイヤル信号に基づ
   いてファクシミリ通信及び電話通信を行うことを特徴と
   するファクシミリ装置。
2. （２）ワンタッチダイヤルキーと、このワンタッチダイ
   ヤルキーに対応してファクシミリ用及び電話用のｎ（但
   しｎ≧７）個のダイヤル番号及び名称を設定したワンタ
   ッチダイヤルメモリと、前記ワンタッチダイヤルキーの
   操作に応じて前記ワンタッチダイヤルメモリに設定され
   ているｎ個のダイヤル番号を順次指定するポインタと、
   このポインタで指定されたダイヤル番号に対応する名称
   を表示する表示器と、前記ワンタッチダイヤルキーの連
   続操作をチェックするタイマーと、このタイマーがタイ
   ムアップするまでに次のワンタッチダイヤルキー操作が
   行われなかったとき前記ポインタが指定する前記ワンタ
   ッチダイヤルメモリのダイヤル番号を読出してダイヤル
   信号の発信動作を行うダイヤル信号発信制御手段を設け
   、発信したダイヤル信号に基づいてファクシミリ通信及
   び電話通信を行うことを特徴とするファクシミリ装置。