JPH03130429A - 耐火、耐熱性体及びその製造方法 - Google Patents

耐火、耐熱性体及びその製造方法

Info

Publication number
JPH03130429A
JPH03130429A JP1264537A JP26453789A JPH03130429A JP H03130429 A JPH03130429 A JP H03130429A JP 1264537 A JP1264537 A JP 1264537A JP 26453789 A JP26453789 A JP 26453789A JP H03130429 A JPH03130429 A JP H03130429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
rayon
heat
resistant
rock wool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1264537A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Suda
秀昭 須田
Yoshinobu Takehara
竹原 啓信
Akira Nishigata
西潟 昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Boseki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Boseki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Boseki Co Ltd filed Critical Nitto Boseki Co Ltd
Priority to JP1264537A priority Critical patent/JPH03130429A/ja
Publication of JPH03130429A publication Critical patent/JPH03130429A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B30/00Compositions for artificial stone, not containing binders
    • C04B30/02Compositions for artificial stone, not containing binders containing fibrous materials

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Inorganic Fibers (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、耐火、耐熱性体及びその製造方法であって、
ロックウールとレーヨン繊維との複合糸を焼成処理した
耐火、耐熱性に優れた糸状物及び該糸状物から得られた
布帛とその製造方法に関するものである。
[従来の技術] 一般にロックウール等の無機短繊維のヤーンを製造する
場合、レーヨン繊維等の有機質Ill維を混綿し、カー
デイングマシーンにかけた後、得られたスライバーを線
条工程にかけてヤーンとし、このヤーンを用いて糸状物
又は編、織物等の布帛が製造されることは公知である。
この場合無機短繊維のヤーンを製造する際に混綿される
結合材としての有機質#a維は少なくとt5wt%必要
である。なぜならば結合材が5wj%未満ではヤーンを
製造する際の無機繊維の歩留りが極めて悪く経済的でな
いからである。
一方、結合材としての有機質繊維は、歩留りとヤーンの
強度を考慮した場合、好ましくは10wt%以上必要で
ある。しかし、有機質繊維がIOwj%以上になると、
若干燃焼性が増大し、耐火、耐熱性能が僅かに低下する
傾向が見られる。
本発明は、ロックウール短繊維とレーヨン繊維との複合
糸を用いた糸状物及び該糸状物から得られた布帛であっ
て、強度を保ちつつ耐火、耐熱性に優れた耐火、耐熱性
体並びにその耐火、耐熱性体を歩留り良く製造できる方
法を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 第1の発明は、ロックウールとレーヨン繊維からなる複
合糸であって、前記レーヨン繊維が焼成によって炭化繊
維に変性されている糸状物及び該糸状物から得られた布
帛からなる耐火、耐熱性体であり、第2の発明は、前記
複合糸のレーヨン繊維が、硫酸アンモニウム、重硫酸ア
ンモニウム、重亜硫酸アンモニウム、チオ@酸アンモニ
ウム、硫酸アルミニウムアンモニウム、リン酸アンモニ
ウム、リン酸グアニジン、テトラキズ(ヒドロキシメチ
ル)ホスホニウムクロライドから選択された1種又は2
種以上の薬剤で処理されているという構成のものである
また、第3の発明はロックウールとレーヨン繊維とから
なる複合糸及び該複合糸から得られた布帛を、レーヨン
繊維の熱分解温度未満の温度で加熱焼成処理するという
構成のものである。
更に、第4の発明は第1の発明又は第2の発明で得られ
た糸状物が真鍮線の回りに巻き付けられているという構
成のものである。
薮に、ロックウールとは通常鉄鉱スラグ、玄武岩、安山
岩5撤攪石、珪石、ドロマイト、石灰、水酸化マグネシ
ウム等の原料をキュポラ−1′忍気炉等で1500〜1
60(]’C程度に加熱溶融し、段数の組合せからなる
高速回転体又は高温、高圧火炎(ジェットフレーム)中
に落下させ、延伸、繊維化して得られるものであって、
その組成は略SiO□35〜55wt%、AlzOs5
〜20wL%、CaO3〜40%、Mg05〜35%そ
の他1Jno、Tioz、Feo等の微量成分がI 〜
10wt、%である。
前記糸状物及び該糸状物から得られた編、織物等の布帛
はレーヨン繊維の熱分解温度未満の加熱温度で焼成処理
する。この熱処理は糸状物及び該糸状物から得られた布
帛中のレーヨン繊維を炭化#a雄に変性するもので、そ
の際の加熱温度はレーヨン繊維の熱分解温度未満とする
ことが必要であるが、焼成処理中の加熱温度でレーヨン
繊維&維の強度低下が生ずるのでできるだけ低温が望ま
しい。
しかし、あまりに低温にすぎるとレーヨン繊維雄を炭化
変性するのに長時間を必要とするため、両者を考慮して
加熱温度は200〜260℃が最も好ましい。
更に、前記焼成処理に当たり、複合糸を構成しているレ
ーヨン繊維を、は酸アンモニウム、重硫酸アンモニウム
、重亜硫酸アンモニウム、チオ硫酸アンモニウム、硫酸
アルミニウムアンモニウム、リン酸アンモニウム、リン
酸グアニジン、テトラビス(ヒドロキシメチル)ホスホ
ニウムクロライドから選択される1種又は2種以上の薬
剤で処理したものを使用することができる。
即ち、前記薬剤で処理し、焼成処理によって得られる炭
化繊維は酸化アセチレン炎に触れても燃え上がることの
ない程の優れた耐火性能を発揮し、かつ強度も良好であ
り、しかも焼成処理によるレーヨン繊維の焼は細りが低
く抑えられるという効果が得られる。尚、前記薬剤処理
は複合糸にする前又は布帛にした後であっても良い。
[実 施 例] 次に、実施例と比較例とによって、本発明の製造方法と
得られた劇火、耐熱性体の性能について具体的に説明す
る。
実施例1 ロックウール[日東紡績(株)製、平均繊維径4.5 
μm ] 880wt%レーヨン繊維[東邦レーヨン(
株)製、2dX51mm ] 2ht%を混紡して得ら
れた紡績単糸を2本撚り合せて双糸とし、この双糸を用
いて得られた平織布(糸密度タテ30本150mm巾、
ヨコ18本150mm巾、重量1.35Kg/m”、厚
さ2.3mm1をリン酸グアニジン70g/lの水溶液
に浸漬後搾水し110℃で30分間乾燥した後これを2
00℃で1時間空気中で加熱焼成し、ロックウールと焼
成炭化[維よりなる焼成織布Aを得た。
実施例2 実施例1と同様の手織布な実施例1と同様の薬剤処理を
して乾燥した後、260℃で1時間空気中で加熱焼成し
、焼成織布Bを得た。
実施例3 0ツクウール[日東紡績(株)製、平均繊維径45μm
]70wt%、レーヨン繊維[東部レーヨン(株)製、
2dX51mm ] 330wtを混紡して得られた紡
績単糸を2本撚り合せて双糸とし、この双糸を用いて得
られた手織布(糸密度タテ30本150mm巾、ヨコ1
8本150mm巾、重量1.34Kg/m”・厚さ2.
4催m)を硫酸アルミニウムアンモニウム50g/lの
水溶液に浸漬後搾水し、110  ℃で30分間乾燥し
た後、これを200℃で1時間空気中で加熱焼成して焼
成縁t5Cを得た。
実施例4 実施例1と同様にして得られた紡績単糸3本を撚りをか
け、0.33g7mの真鍮線を芯にしてこの回りに巻き
付け、この撚糸から得られた平織布(密度タテ24本1
50mm巾、ヨコ14本150mm巾、重ffi 1.
62Kg/m”、厚さ2.5mm )を実施例1と同様
の薬剤処理をして乾燥した後、これを200℃で1時間
加熱焼成し、焼成織布りを得た。
比較例1 実施例1〜実施例4と同一のロックウール95wt%及
びレーヨン繊維5wt%を混紡して得られた紡績糸から
平織布(糸密度タテ30本150m信巾、ヨコ18本1
50mm巾、重量1.36Kg/m2、厚さ2.1mm
 ) Eを得た。
比較例2 実施例1と同様の紡績糸から平織布(糸密度タテ30本
150mm巾、ヨコ18本150n+n+巾、重ffi
 1.35Kg/m”、厚さ2.3mm ) Fを得た
前記実施例1〜4及び比較例1.2の各配合割合並びに
得られた織布の特性値を示せば次の表の通りである。
※2はJIS LI0966.12A法による※3はJ
ts [72111による ※4はJIS L+091メツケルバーナー法による※
5はJIS LI0966.12A法による[発明の作
用、効果コ 以上の如く、本発明はロックウールとレーヨン繊維とか
らなる複合糸を焼成処理して得られる糸状物及び該糸状
物から得られる編、織物等の布帛を焼成処理して得られ
る耐火、調熱性体であって、レーヨン繊維を10重里%
以上とした複合糸であっても充分な強度を保持し、かつ
優れた耐火、耐熱性を有するものたらしめることかでき
る。
また、レーヨン繊維を硫酸アンモニウム等の薬剤処理し
たものは、レーヨン繊維の焼は細りが低く押えられるた
め、強度の改善と共に耐火、耐熱性の一層の向上を図る
ことができる。
更に、本発明を製造する際、レーヨン繊維の熱分解温度
未満の温度で加熱するため操作も比較的に容易であり、
また、レーヨン繊維の強度低下はなく、これによって得
られる布帛も織物としての充分な強度を保持できるとい
う効果がある。
さらに、本発明の糸条を真鍮芯の回りに巻き付けた糸状
物は強度が一段と高められ、加熱による強度劣化が生じ
ない。従って、クラッチフェーシング等の耐熱性補強ヤ
ーンとしても利用できる。
また2該糸状物から得られた布帛は荷重をかけながら用
いられる遮熱カーテン又は耐火5断熱シート等に使用で
きるという効果がある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロックウールとレーヨン繊維とからなる複合糸中
    の前記レーヨン繊維が焼成によって炭化繊維に変性され
    ている糸状物及び該糸状物から得られた布帛からなるこ
    とを特徴とする耐火、耐熱性体。
  2. (2)ロックウールとレーヨン繊維とからなる複合糸の
    レーヨン繊維が、硫酸アンモニウム、重硫酸アンモニウ
    ム、重亜硫酸アンモニ ウム、チオ硫酸アンモニウム、硫酸アルミニウムアンモ
    ニウム、リン酸アンモニウム、リン酸グアニジン、テト
    ラキズ(ヒドロキシメチル)ホスホニウムクロライドか
    ら選択される1種又は2種以上の薬剤で処理されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の耐火、耐
    熱性体。
  3. (3)ロックウールとレーヨン繊維とからなる複合糸及
    び該複合糸から得られた布帛を、レーヨン繊維の熱分解
    温度未満の温度で加熱焼成処理することを特徴とする耐
    火、耐熱性体の製造方法。
  4. (4)ロックウールとレーヨン繊維とからなる複合糸中
    の前記レーヨン繊維が焼成によって炭化繊維に変性され
    ている糸条が、真鍮線の回りに巻き付けられている糸状
    物及び該糸状物から得られた布帛からなることを特徴と
    する耐火、耐熱性体。
JP1264537A 1989-10-11 1989-10-11 耐火、耐熱性体及びその製造方法 Pending JPH03130429A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1264537A JPH03130429A (ja) 1989-10-11 1989-10-11 耐火、耐熱性体及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1264537A JPH03130429A (ja) 1989-10-11 1989-10-11 耐火、耐熱性体及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03130429A true JPH03130429A (ja) 1991-06-04

Family

ID=17404644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1264537A Pending JPH03130429A (ja) 1989-10-11 1989-10-11 耐火、耐熱性体及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03130429A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008266874A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Secotech Co Ltd 玄武岩糸と玄武岩コア糸の機能性コーティング方法、この方法でコートされた玄武岩糸と玄武岩コア糸、およびこれらから製織された製品
JP2015223792A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 横浜ゴム株式会社 積層体およびその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008266874A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Secotech Co Ltd 玄武岩糸と玄武岩コア糸の機能性コーティング方法、この方法でコートされた玄武岩糸と玄武岩コア糸、およびこれらから製織された製品
JP4685895B2 (ja) * 2007-04-19 2011-05-18 セコテック カンパニー リミテッド 玄武岩糸と玄武岩コア糸の機能性コーティング方法、この方法でコートされた玄武岩糸と玄武岩コア糸、およびこれらから製織された製品
JP2015223792A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 横浜ゴム株式会社 積層体およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4001477A (en) Flame resistant cloth
US3913309A (en) Fibrous composition of matter
EP0973697B1 (de) Al2o3-haltiges, hochtextiles und hochtemperaturbeständiges glasstapelfaservorgarn sowie produkte hieraus
US20110165397A1 (en) Stitch-Bonded Flame-Resistant Fabrics
WO2018066439A1 (ja) 遮炎性編物
JP7036006B2 (ja) 遮炎性織物
WO2014079393A1 (zh) 一种阻燃抗熔滴涤纶的制造方法
KR101079871B1 (ko) 다용도 기능성 솜 및 이의 제조방법
US3628995A (en) Flame resistant cloth
CN105274717A (zh) 一种阻燃隔热面料及其制备方法
US3125404A (en) Tensile strength
CN102154753A (zh) 一种玄武岩包芯纱
KR101280553B1 (ko) 레이온 단섬유와 탄소섬유를 포함하는 준 불연 방적사 및 이를 사용한 원단
KR20150073701A (ko) 현무암 섬유를 포함하는 직물 및 그 제조방법
JPH03130429A (ja) 耐火、耐熱性体及びその製造方法
CN102978743B (zh) 一种变模量阻燃抗熔滴聚酯纤维的制造方法
CN105671722A (zh) 一种阻燃涤纶纱线以及采用该涤纶纱线制成的沙发布
CN108893817A (zh) 一种具有高弹性的阻燃涤纶纱线
JPS6314092B2 (ja)
US3292991A (en) Process of fire-proofing a blend of ceramic fibers and acrylic resin fibers by heating in an oxidizing atmosphere
JP2007291570A (ja) 難燃性合成繊維、難燃繊維複合体およびそれを用いた炎遮断性バリア用不織布
CN211227509U (zh) 一种带双螺旋束体结构的阻燃纱线
CN105420868B (zh) 一种高强阻燃防护纱线及其制备方法
JPH08120541A (ja) 耐火クロス
JPS58115121A (ja) アクリル系炭素繊維