JPH0313038Y2 - - Google Patents

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JPH0313038Y2
JPH0313038Y2 JP1986039540U JP3954086U JPH0313038Y2 JP H0313038 Y2 JPH0313038 Y2 JP H0313038Y2 JP 1986039540 U JP1986039540 U JP 1986039540U JP 3954086 U JP3954086 U JP 3954086U JP H0313038 Y2 JPH0313038 Y2 JP H0313038Y2
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tilting plate
monitor
shaft
clamp
magnifying
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は精密機械の製造、品質管理、教育機
器等に用いられる拡大モニターの支持具に関し、
その目的は拡大モニターの正確な焦点位置合わ
せ、角度調整、移動の取扱いを容易にし、精密機
械製造等の作業を円滑にする拡大モニターの支持
具を提供することにある。
(従来技術及びその問題点) 従来、精密機械の製造等においては、対象物を
部分的に観察したり対象物に手を加える操作を交
互に行う必要がある。
しかしながら、かかる作業において使用されて
いる第5図図示の顕微鏡aでは、モニター部分b
がスタンド部分cに対し焦点調整に要する。昇降
方向以外全て固定的に取付られており、対象物の
各部分をさまざまの角度から見る部分確察におい
ては、対象物自身を動かす必要があり、作業が円
滑に行い難かつた。
また、対象物に手を加える作業では、モニター
部分bが邪魔になり同様に円滑な作業が行えなか
つた。
さらには、焦点調節をするにはレンズを覗き込
みながら対象物を見て調整する必要があり、しか
も製造作業時もレンズを覗き込みながら行う必要
があるので作業者にとつて非常に疲れやすい作業
であつた。
従つて、精密機械の製造時において、正確な焦
点位置合わせ、角度調整、移動の取扱いを簡便に
行える機器は存在しなかつた。
尚、実開昭51−35923号公報「撮像装置」にお
いてはカメラ部を摺動子により支柱に取付け、カ
メラの角度調整と上下移動とを行える技術が開示
されているが、この技術のカメラの焦点合わせは
カメラ本体に備えられた微調整機構により行うも
のであるため、前記顕微鏡と同様カメラを覗き込
みながらの作業を必要とし、しかも、カメラ自身
に必ず微調整機構を具備する必要があり、簡便且
つ広範に用いられるものではなく、実際に精密機
械の製造、品質管理等に用いられるものではなか
つた。
更には、工作機械の分野では実開昭60−128009
号公報「ロツドクランプ装置」に開示されている
技術の如く、ロツドとクランプを用いて、X軸、
Y軸、Z軸方向に移動可能な装置が用いられてい
るが、この技術も単に目視による大幅な調整を行
う工作機械器具に関するものであり、精密機械製
造等において最も必要とされる微細な焦点調整機
能は全く有しておらず軸心方向と各軸心を中心と
する回転方向といつた大幅な調節であり、微細な
角度調製や移動を容易にさせる技術ではなく、精
密機械の製造、品質管理等に際して利用できるも
のではなかつた。
(問題を解決するための手段) そこでこの考案では、所定のスタンドシヤフト
にシヤフト固定ボルトを介して挾圧固定されるシ
ヤフトクランプと、このシヤフトクランプに延設
さられた傾動板クランプと、この傾動板クランプ
に傾動板固定ボルトを介して傾動可能に挾圧固定
された傾動板と、この傾動板に回転可能に縦設さ
れた昇降調節ボルトと、この昇降調節ボルト中途
に螺着されるとともに所定の拡大モニターを取付
ける取付ナツトとから成る拡大モニターの支持具
を提供することにより、拡大モニターの微細な角
度調整や移動取扱いを容易にして、精密機械製造
等の作業を円滑に行えるようにする。
(実施例) この考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図乃至第4図は全てこの考案の一実施例に
係る拡大モニターの支持具を説明する図で、図中
1は支持具を示す。
この支持具1は、シヤフトクランプ2と、この
シヤフトクランプ2に設けられた傾動板クランプ
3と、この傾動板クランプ3に固定された傾動板
4と、この傾動板4に回転可能に縦設された昇降
調節ボルト5と、この昇降調節ボルト5の中途部
に昇降可能に螺着された取付ナツト6とからな
る。
シヤフトクランプ2はプラスチツク製の矩形ブ
ロツク2aのほぼ中央部に縦方向に形成されたシ
ヤフト挿貫孔2bと、このシヤフト挿貫孔2bの
周面から矩形ブロツク2aの一端面方向に向けて
縦方向に形成された挾圧調節間〓2cとからな
り、矩形ブロツク2aの側方から挾圧調節間〓2
cを横断状に挿通するシヤフト固定ボルト2dの
挾圧力をうけて前記挾圧調節間〓2cがその幅を
調節可能とされている。
傾動板クランプ3は矩形ブロツク2aの他端面
から縦設されたコ字状の嵌合溝3aからなり、矩
形ブロツク2aの横側方から嵌合溝3aを横断状
に挿通する傾動板固定ボルト3bの挾圧力を受け
て、前記嵌合溝3aはその幅を調節可能とされて
いる。
傾動板4は縦板4aと、この縦板4aの一側方
の上下にそれぞれ水平に突出された基部4bとか
らなり、縦板4aは前記嵌合溝3a内に嵌合され
るとともにその中央部を傾動板固定ボルト3bの
中途部に挿通され、この傾動板固定ボルト3bを
中心として傾動可能に支持されているとともにこ
の傾動板固定ボルト3bの挾圧力を受けた嵌合溝
3aを介して固定される。
昇降調節ボルト5は頭部に調節つまみ部5aを
有してなり、前記傾動板4の上下基部4bにその
上下部を支承されて傾動板4に回転可能に縦設さ
れている。
取付ナツト6は方形のプラスチツク製ブロツク
で、そのほぼ中央部には螺孔6aが縦方向に形成
され、その一側面6bには植込ボルト6cが突出
されてなり、螺孔6aを前記昇降調節ボルト5a
の中途部に螺合されるとともに、他側面6dを縦
板4aの相対する面に摺動可能に当接させて昇降
調節ボルト5の回転を介して昇降可能に取付られ
ている。
尚、植込ボルト6cは拡大モニター7を取付る
ためのものである。
拡大モニター7は第3図に示すように、筒状の
入光ケース7aと、これに連通された入光拡開ケ
ース7bと、これの内部に相対して収納された2
枚の反射鏡7c・7dと、入光拡開ケース7bの
先端開口面に設けられたスクリーン7eと、入光
ケース7a先端延長線上に向けられた光フアイバ
ケーブル7fとから成り、光フアイバケーブル7
fから照射した光を入光ケース7a先端延長線上
に置いた所定の対象物に照射し、その反射光を入
光ケース7aから反射鏡7c・7dを順次介して
スクリーン7eに拡大して投影するものである。
この考案の一実施例は以上の通りであり、次に
その使用状態を説明する。
第4図Aの状態から同図Bの状態まで入光ケー
ス7a先端を対象物9に大幅に近接しようとする
場合には、シヤフト固定ボルト2dを緩めてシヤ
フトクランプ2の挾圧力を解除し、支持具1を拡
大モニター7とともにスタンドシヤフト8に沿つ
て降ろし、所定高さでシヤフト固定ボルト2dを
締めてシヤフトクランプ2の挾圧力で拡大モニタ
ー7をスタンドシヤフト8に固定する。
更に第4図Bの状態から同図Cの状態まで入光
ケース7a先端を対象物9に僅かに近接してその
距離の微調整を図ろうとする場合には、昇降調節
ボルト5を回転させてその螺動で取付ナツト6を
拡大モニター7とともに下降させ、所定高さで回
転を止めて拡大モニター7を所定高さのまま固定
する。
一方、第4図Bの状態から同図Dの状態に入光
ケース7a先端を傾けて対象物9を斜めから観察
しようとする場合には、傾動板固定ボルト3bを
緩めて傾動板クランプ3の挾圧力を解除し、傾動
板4を拡大モニター7とともに傾動板固定ボルト
3bを中心として傾斜させ、所定の傾斜状態で傾
動板固定ボルト3bを締めて傾動板クランプ3の
挾圧力により傾動板4を拡大モニター7とともに
所定の傾斜状態のまま固定する。
また、第4図Aの状態から同図Eの状態に拡大
モニター7を回転移動させる場合には、シヤフト
固定ボルト2dを緩めてシヤフトクランプ2の挾
圧力を解除し、支持具1を拡大モニター7ととも
にスタンドシヤフト8を中心として所定位置まで
回転させ、シヤフト固定ボルト2dを締めてシヤ
フトクランプ2の挾圧力で拡大モニター7を同位
置に固定する。
このように、シヤフト固定ボルト2d、昇降調
節ボルト5aの操作で拡大モニター7の大幅な、
または微細な昇降調節が行えるとともに、傾動板
固定ボルト3bの操作で拡大モニター7の傾動が
行え、更にはシヤフト固定ボルト2dの操作でス
タンドシヤフト8を中心とした拡大モニター7の
回転移動がそれぞれ可能となる。
(効果) 以上説明したように、この考案は拡大モニター
の支持具であつて、所定のスタンドシヤフトにシ
ヤフト固定ボルトを介して挾圧固定されるシヤフ
トクランプと、このシヤフトクランプに延設され
た傾動板クランプと、この傾動板クランプに傾動
板固定ボルトを介して傾動可能に挾圧固定された
縦板とこの縦板の一側方の上下にそれぞれ水平に
突出された基部とからなる傾動板と、この傾動板
上下基部にその上下部を支承されて傾動板に回転
可能に縦設された昇降調節ボルトと、この昇降調
節ボルト中途部に昇降調節ボルトの回転を介して
昇降可能に螺着される螺孔を有する取付けナツト
と、この取付けナツトに設けられた植込みボルト
とからなる拡大モニターの支持具であるから以下
の効果を奏する。
すなわち、シヤフト固定ボルト、昇降調節ボル
トの操作で拡大モニターの大幅な、または微細な
昇降調節が行えるので、円滑でしかも正確な拡大
モニターの焦点位置合わせが可能となる。
また、傾動板の操作で拡大モニターの傾動が行
えるので、観察しようとする対象物自体を動かす
必要がなく、精密機械等の製造作業、品質管理作
業をより円滑にできる。
更に、固定ボルトの操作でスタンドシヤフトを
中心として拡大モニターが回転移動できるので、
拡大モニター移動の取扱いが容易となり、精密機
械等の製造作業等において要する手作業の邪魔に
なることがなく、その製造作業等をより円滑にで
きる。
しかも、作業者が直接レンズ等から対象物を覗
きながら操作を行うものではなく、拡大モニター
のスクリーンを見て作業を行うことができるの
で、疲れにくく、長時間の作業が行え、且つ複数
の人間が協同で作業ができる効率のよい装置であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る支持具の分
解斜視図、第2図Aは同支持具の組立斜視図、同
図B$は−断面図、第3図は拡大モニター説
明図、第4図A乃至Eは使用説明図、第5図は従
来技術説明図である。 1……支持具、2……シヤフトクランプ、2d
……シヤフト固定ボルト、3……傾動板クラン
プ、4……傾動板、4a……縦板、4b……基
部、5……昇降調節ボルト、6……取付ナツト、
6a……螺孔、6c……植込ボルト、7……拡大
モニター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 拡大モニターの支持具であつて、所定のスタン
    ドシヤフトにシヤフト固定ボルトを介して挾圧固
    定されるシヤフトクランプと、このシヤフトクラ
    ンプに延設された傾動板クランプと、この傾動板
    クランプに傾動板固定ボルトを介して傾動可能に
    挾圧固定された縦板とこの縦板の一側方の上下に
    それぞれ水平に突出された基部とからなる傾動板
    と、この傾動板上下基部にその上下部を支承され
    て傾動板に回転可能に縦設された昇降調節ボルト
    と、この昇降調節ボルト中途部に昇降調節ボルト
    の回転を介して昇降可能に螺着される螺孔を有す
    る取付けナツトと、この取付けナツトに設けられ
    た植込みボルトとからなる拡大モニターの支持
    具。
JP1986039540U 1986-03-18 1986-03-18 Expired JPH0313038Y2 (ja)

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JP1986039540U JPH0313038Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

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JP1986039540U JPH0313038Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

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Publication Number Publication Date
JPS62151499U JPS62151499U (ja) 1987-09-25
JPH0313038Y2 true JPH0313038Y2 (ja) 1991-03-26

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5135923U (ja) * 1974-09-09 1976-03-17
JPS60128009U (ja) * 1984-02-06 1985-08-28 名古屋機工株式会社 ロツドクランプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62151499U (ja) 1987-09-25

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