JPH03130269A - 新規なアミノ化合物,新規なアミノ樹脂及び該樹脂の製造法 - Google Patents

新規なアミノ化合物,新規なアミノ樹脂及び該樹脂の製造法

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JPH03130269A
JPH03130269A JP26860389A JP26860389A JPH03130269A JP H03130269 A JPH03130269 A JP H03130269A JP 26860389 A JP26860389 A JP 26860389A JP 26860389 A JP26860389 A JP 26860389A JP H03130269 A JPH03130269 A JP H03130269A
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JP
Japan
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resin
compound
formula
butyl alcohol
new amino
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JP26860389A
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English (en)
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Mariko Hasebe
長谷部 真理子
Isamu Moribe
森部 勇
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規なアミン化合物、新規なアミン樹脂及び該
樹脂の製造法に関する。
(従来の技術) アミノ樹脂系塗料は自動車、産業機械、鋼製家具、電気
製品、プレコートメタル、飲食缶などの塗装に幅広く使
われている。アミン樹脂としては尿素樹脂、メラミン樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂などがそれぞれ配合されて用
いられる。この内。
ベンゾグアナミン樹脂を配合したものは耐候性に劣るも
のの初期光沢、耐熱性、耐酸性、耐アルカリ性、耐水性
、硬度などに優れるため下塗シ用。
屋内用途の塗料に幅広く用いられている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、ベンゾグアナミン樹脂は下記構造(I[[)の
低分子量の揮発性の一量体を相当量含むため焼付硬化時
にこれが揮散し、乾燥機内を汚染するという問題がある
。本発明は、この問題を解決することのできる新規なア
ミノ化合物、新規なアミン樹脂及び該樹脂の製造法を提
供するものである。
す) (課題を解決するための手段) 本発明は、一般式[”Dで表される新規なアミン化合物
に関する。
(式中s  Rlx R2* Rs * Ra e R
s * Re + Rt及びRsは、各々独立して−H
、CH20H又は−CH20C4H9を示す) 本発明は、″また。上記一般式CI)で表される新規な
アミン化合物を主成分とし、他に該化合物の多量体を副
成分とする新規なアミン樹脂に関する。
本発明は、また、一般式〔■〕 (式中* Rt + R2# Ra及びR4は各々独立
してH、−CHz OH又は−CHzOCHzCHiC
HzCHsを示(式中、中央のベンゼン環の置換位置は
、オルト。
メタ又はパラ位である)で表される7タログアナミンを
メチロール化し、ついでn−ブチルアルコール、  1
so−ブチルアルコール、  5ec−ブチルアルコー
ル及ヒtert−ブチルアルコールからなる群より選ば
れる少なくとも一つを用いてエーテル化することを特徴
とする新規なアミン樹脂の製造法に関する。
本発明における一般式[IDで表されるフタログアナミ
ンは9例えば、ワイ・イワクラ、ケイ・ウノ、ニス・シ
ライシ、プルティン・ケミカル・ソサイアテイ・ジャパ
ン、第38巻第11号1820頁(1965) (Y、
 Iwakura、 K、 Uno、 8.5hira
ishi。
Bull Chem、 8oc、 Japans 38
. N11l 111820(1965):l記載の方
法に準じて合成することができる。すなわち、o−m−
又はp−フタロニトリルと、ジシアンジアミドとを水酸
化カリウムを触媒としてメチルセロンルプ、ジメチルス
ルホキシドなどの溶媒中で反応させることにより得るこ
とができる。
本発明において、一般式〔I[)で表されるフタログア
ナミンのメチロール化は2例えば、水及び/又はアルコ
ール溶媒中でpH10〜12のアルカリ性条件下に、o
−、m−又はp−7タログアナミンと、ホルムアルデヒ
ドとを約60〜75℃ノ温度で1〜8時間反応させるこ
とによυ行うことができる。メチロール化の溶媒である
アルコールとしては9例えばメチルアルコール、エチル
アルコール、プロピルアルコール、ブチルアルコール、
これらの混合物などを用いることができる。反応系をア
ルカリ性とするには0例えば、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウムなどをpH10〜12とするに足りる量を加
えれば良い。一般式(n)で表される7タログアナミン
/ホルムアルデヒドの配合比(モル比)は、大略1/8
〜1/30の範囲で行うことができる。ホルムアルデヒ
ドの代わりにパラホルムアルデヒドを用いることもでき
る。
本発明において上記で得られる一般式CI[)で表され
るフタログアナミンのメチロール化物のエーテル化は9
例えばpH2〜4の酸性条件下に約60〜75℃の温度
で1〜8時間該メチロール化物トn −ブチルアルコー
ル、  1so−ブチルアルコール、5ec−7”チル
アルコール及ヒtert−ブチルアルコールからなる群
より選ばれる少なくとも一つとを反応させることにより
行うことができる。
メチロール化物/アルコールの配合比(モル比)は、大
略1/20〜1/60の範囲で行うことができる。反応
系を酸性とするKは9例えば、硝酸等をpH2〜4とす
るに足9る量を加えれば良い。
該新規なアミノ樹脂は、主成分が下記一般式(1)で表
される本発明の新規なアミノ化合物であり、他に該アミ
ノ化合物の多量体を副成分として含む。
(式中m Rts &+ R3n R4m RI Re
 * R7及びR8は、各々独立して−H、−CHzO
H又は−CHtOC4Heを示す) なお、一般弐〇)で表される新規なアミノ化合物の単離
は、公知の分別沈殿法によシ条件を適宜設定することで
容易に行うことができる。
本発明の新規なアミノ樹脂に含まれる新規なアミン化合
物(−量体)はベンゾグアナミン樹脂中の一量体に比べ
分子量が大きいため焼付硬化温度(通常120〜220
℃)においてはその揮発性は極めて少ない。
(実施例) 次に実施例によって本発明を説明する。
合成例1 O−フタログアナミンの合成 ワイ・イソクラ。ケイ・ウノ、ニス・シライシ。
プルティン・ケミカル・ンサイアテイ・ジャパン。
第38巻第11号1820頁(1965)(Y。
Iwakura、 K、 Unoe 8.5hirai
shi 、 Bull。
Chem、Soc、Japan、38.N11ll、1
820(1965):lに記賊の方法に準じて0−7タ
ログアナミンを合成した。冷却管、攪拌装置及び温[f
ilJ御用の熱電対を備えたII!のセパラブルフラス
コに0−フタロニトリル269(0,2モル)トジシア
ンジアミド349(0,4そル)とを水酸化カリウム4
gおよびメチルセロソルブ600rnItの存在下に1
30〜140℃で7時間反応させた。
反応開始直後から1反応系内に白色結晶が析出しその量
は経時的に増加し7た。反応終了後、該白色結晶をF別
しメチルセロソルブで洗浄し50℃で24時間減圧乾燥
(10mmHg ) t、た。収率は87%であった。
DSC法から求めた合成物の融点は345℃(文献値3
40〜359℃)であった。
第1図に合成物(o−7タログアナミン)の赤外吸収ス
ペクトルを示した。
なお分析は、下の条件で行った。
IH−NMRスペクトル測定法 ■日立製作新製、R−250型核磁気共鳴装置 赤外吸収スペクトル測定法 ■日立製作所製、260−30型赤外分光光度計 ゲル・パーミェーション・クロマトグラフ測定法カラム
:Ge1pack  R420,R430およびR44
0(日立化成工業■製、商 品名)を直列に連結 カラムサイズ:内径10.7mm5長さ30anキャリ
ア:テトラヒドロフラン 流量:1.7mg/分 検出器:示差屈折計 上記分析の条件は以下においても同じである。
実施例1 0−7タログアナミン樹脂の合成 冷却管、攪拌装置及び温度制御用の熱電対を備えた5 
00m4!セパラブルフラスコに、パラホルムアルデヒ
ド(三井東圧製、パラホルムアルデヒド含有量80%)
56.39(ホルムアルデヒド換算で1.5moIり、
  n−ブチルアルコール409(0,54moIりを
仕込み、30重量%水酸化ナトリウム水溶液を加えてp
H10,4に調整した。攪拌しながら昇温させ均一な溶
液になった時点で合成例1で得た0−7タログアナミン
14.89fo、05moJ)を加え60℃で5時間反
応させた。
次に上記反応液にn−ブチルアルコール148g(2,
、Omor)を加え、硝酸を添加してpH3,1とし念
後、60℃で3時間反応させた。反応液を冷却後、30
重量%水酸化ナトリウム水溶液を加えてpH9,5以上
に調整し、減圧蒸留によりn−ブチルアルコール、水等
を除去し、析出塩(硝酸ナトリウム)をf過により除去
し新規なアミン樹脂としてのO−フタログアナミン樹脂
を得た。
上記0−7タログアナミン樹脂の赤外吸収スペクトル、
IH−NMRスペクトル及びゲルパーミェーション・ク
ロマトグラムをそれぞれ第2図、第3図及び第4図に示
す。
合成例2 スチレン/アクリル樹脂の合成 冷却管、かきまぜ装置、窒素吹込管及び温度制御用熱電
対を用いた容量500cm3のフラスコに。
キシレン100gを仕込んだ。かきまぜながら加熱し、
温度を130℃に上昇させた。次に、下記の混合溶液を
3時間かけて滴下し、さらに3時′間の間かきまぜなが
ら反応させた。
ス  チ  し  ン               
  209アクリル酸2−エチルヘキシル    54
9メタクリル酸2−ヒドロキシエチル    239メ
タクリル酸            3gアゾビスイン
ブチロニトリル        4gキ  シ  し 
 ン                150g冷却後
、脱溶媒して、不揮発分70%のスチレン/アクリル樹
脂溶液を得た。本樹脂のゲル・ノく一ミエーション・ク
ロマトグラフ法から求めた標準ポリスチレン換算の数平
均分子量Fizoooであった。
下記配合で塗料を調製しく不揮発分52%)。
ガラス板にパーコータナ18を用いて塗布し200℃で
5分間焼付は硬化させ塗膜の状態を調べた。
その結果、光沢のある硬い良好な塗膜が得られた。
計           100g (注) 商品名、エッソスタンダード石油■製の芳香族
系溶剤 上記のO−フタログアナミン樹脂溶液をバーコータナ1
8を用いて重量既知のガラス板に塗布し。
160℃で20分間予備加熱後の塗膜の重量(■1)を
求め、ついでこれを更に200℃で5分間加熱して塗膜
の最終重量(W2)を求めた。下式から、塗膜の重量減
少量を算出した。その結果1重量減少量は1チであった
比較例1 下記配合で塗料を調製しく不揮発分52%)。
ガラス板にパーコータナ18を用いて塗布し200℃で
5分間焼付硬化させ塗膜の状態を調べた。その結果、光
沢のある硬い良好な塗膜が得られた。
計            100g (注)商品名9日立化成工業■製のブチル化ベンゾグア
ナミン樹脂 上記のメラン362Aをバーコータナ18を用いて重量
既知のガラス板に塗布し、160℃で20分間予備加熱
後の塗膜の重量(W+1.200℃で5分間加熱後の塗
膜の最終重量(W2)から先と同様にして塗膜の重量減
少量を算出した。その結果。
重量減少量V16%であった。
(発明の効果) 本発明になる新規なアミン化合物を主成分とする新規な
アミン樹脂を用いることによって焼付硬化時における揮
発の少ない乾燥機内汚染のほとんどない優れた塗料用組
成物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1合成例1で得られたO−フタログアナミンの
赤外吸収スペクトル、第2図は、実施例1で得られた0
−フタログアナミン樹脂の赤外吸収スペクトル、第3図
は、実施例1で得られた〇−フタログアナミン樹脂のI
H−NMRスペクトル及び第4図は、実施例1で得られ
た0−フタログアナミン樹脂のゲルパーミェーション・
クローr)グラムである。 スゴj1・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式〔 I 〕で表される新規なアミノ化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5、R
    _6、R_7及びR_8は各々独立して−H、−CH_
    2OH又は−CH_2C_4H_2を示す) 2、上記一般式〔 I 〕で表される新規なアミノ化合物
    を主成分とし、他に該化合物の多量体を副成分とする新
    規なアミノ樹脂。 3、一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中、中央のベンゼン環の置換位置は、オルト、メタ
    又はパラ位である)で表されるフタログアナミンをメチ
    ロール化し、ついでn−ブチルアルコール、iso−ブ
    チルアルコール、sec−ブチルアルコール及びter
    t−ブチルアルコールからなる群より選ばれる少なくと
    も一つを用いてエーテル化することを特徴とする新規な
    アミノ樹脂の製造法。
JP26860389A 1989-10-16 1989-10-16 新規なアミノ化合物,新規なアミノ樹脂及び該樹脂の製造法 Pending JPH03130269A (ja)

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