JPH0312960Y2 - - Google Patents

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JPH0312960Y2
JPH0312960Y2 JP12343988U JP12343988U JPH0312960Y2 JP H0312960 Y2 JPH0312960 Y2 JP H0312960Y2 JP 12343988 U JP12343988 U JP 12343988U JP 12343988 U JP12343988 U JP 12343988U JP H0312960 Y2 JPH0312960 Y2 JP H0312960Y2
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legs
square pipe
casters
horizontal square
shaped
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、キヤスタ付き脚立の改良に関する
ものである。
従来の図書室等に於いて使用される脚立は、そ
の4本の脚全部の下端にキヤスタを設け、踏板の
前後側枠をステンレス・スチールで被覆し、各脚
は丸パイプ又は角パイプ等を曲げ加工して製作
し、脚の頂部を最上段の踏板と同じ高さとしたの
で足下に不安を感ずる事が多かつた。
又この種の各脚にキヤスタを有する4本脚の脚
立は、踏込んだ踏板の位置により荷重が平均して
加わらず、特に踏板の端部を踏んだ場合は脚立が
直ちにぐらついて極めて危険であつた。
机の4本脚のうち、2本の脚の下端にキヤスタ
を設けることは既に提案されているが、これは机
の移動を容易にする為のみであり、安全上からの
配慮ではなかつた。
更にこの種のキヤスタ付き脚立は、部品点数が
多くなり、製作工程が複雑化し、高価とならざる
を得なかつた。
この考案は、従来のキヤスタ付き脚立に存する
これらの欠陥を除去するものであり、その要旨
は、2本の前脚の各下端にキヤスタを設け、2本
の後脚に硬質ゴム製脚座を嵌着し、互いに交差す
る補強パイプにより該後脚の上下各端をで連結
し、各踏板の表面と前後側枠とを滑止めストライ
プを有するプラスチツク又はゴム製シートで被覆
し、該シートの前後端を該踏板の前後端のコ字形
部に巻込み、該コ字形部内に固定片を嵌着して固
定し、該前後脚の角パイプ各上端と最上部水平角
パイプの角端とをエルボ形プラスチツク又はアル
ミニウム・ダイカスト製接続部材で接続し、該踏
板の高さよりも該水平角パイプを高くした事を特
徴とするキヤスタ付き脚立である。
図面についてこの考案に係るキヤスタ付き脚立
の実施例を説明する。
2本の角パイプ製前脚1,1の各下端に、キヤ
スタ4,4を設け、該前脚と同様な2本の角パイ
プ製後脚3,3の各下端に硬質ゴム製脚座2,2
を嵌合固着する。
前脚1,1と後脚3,3の各々の上端並びに最
上部水平角パイプ7,7の両端とをエルボ形プラ
スチツク又はアルミニウム・ダイキヤスト製接続
部8,8とで接続し、前脚1,1と後脚3,3と
の後述の踏板11,13とを設ける個所を中間下
部水平角パイプ5と中間上部水平角パイプ6とで
連結して一体とし、該後脚3,3の両側内面で上
下端近くを互いに交差する補強パイプ9,9で上
下に連結して補強し、該交差部をボルト、ナツト
等10で連結する。
踏板11,13の前後端をあらかじめ下方内側
にコ字形11a,11b,13a,13bに折曲
げ、踏込み方向に対して直角な滑止めストライプ
を形成したプラスチツク又はゴム製シート15を
これら踏板の表面と前後側枠とに被覆し、該シー
トの前後端とコ字形部11a,11b,13a,
13b内に部分的に巻込み嵌合し、各コ字形部1
1a,11b,13a,13b内に固定片16を
嵌着して該シートを各踏板に一体に固着する。
中間下部水平角パイプ5の側面前半部に水平に
穿設したボルト螺合孔(図示せず)にL字形固定
用ピース5′を介して中間下部踏板11を固着し、
中間上部水平角パイプ6の側面後半部に水平に穿
設したボルト螺合孔(図示せず)にL字形固定用
ピース6′を介して中間上部踏板13を固着して
一体とする。
前述の構成を有するキヤスタ付き脚立は、前脚
1,1の下端にキヤスタ4,4を設け、後脚3,
3の下端に硬質ゴム製脚座2,2を嵌合固着した
ので不用意に滑らず、安定感が増し踏板の踏込み
位置に関係なく安定し、荷重が平均化し、移動の
際は後脚3,3を把持して少し持上げれば、前脚
1,1の下端のキヤスタ4,4により所望位置に
容易に移動出来る。
そして上下の踏板13,11を滑止めストライ
プを形成したプラスチツク又はゴム製シート15
で被覆し、該シートの前後端をコ字形部13a,
13b,11a,11b内に部分的に巻込み、固
定片16を嵌着して各踏板に固着したから該シー
トの両端がこれらコ字形部13a,13b,11
a,11b内に確実に固定され、他の部材を設け
なくても使用中該シートがずれたり移動する事が
全くなくなる。
従つて従来のステンレス枠で囲んだ脚立に比較
して製造も容易となり、丸又は角パイプを曲げ加
工して製作した従来のものより角パイプの前後脚
1,3の各上端と同じく最上部角パイプ7の両端
とにエルボ形接続部材8を嵌合し、連結するだけ
で簡単に組立てられ、角パイプ7を上部踏板13
よりも高くしたので足下に危険を感ぜず、従来型
の脚立に比較して極めて安定性に富むものであ
る。
この考案に於いては、前脚1,1にキヤスタ
4,4を設けたものであるから、壁側近くの走行
面に凹凸がある場合には、該前脚1,1を把持
し、該後脚3,3を走行面から少し持ち上げ、該
キヤスタ4,4を走行させれば、容易に所望位置
に移動可能となる。
更に前後脚1,3の長さであるから長尺角パイ
プからの材料取りに殆ど無駄が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るキヤスタ付き脚立の
正面図、第2図はその背面図、第3図は、後脚の
下端を部分的に切欠した第1図の左側面図、第4
図は、第1図の平面図、第5図は、第4図の−
線一部拡大断面図、第6図は第1図の斜視図で
ある。 1……前脚;2……硬質ゴム製脚座;3……後
脚;4……キヤスタ;5……中間下部水平角パイ
プ;6……中間上部水平角パイプ;7……最上部
水平角パイプ;8……エルボ形接続部材;9……
交差補強パイプ;10……ボルト、ナツト;11
……下部踏板;11a,11b……下部踏板11
の前後端のコ字形部;13……上部踏板;13
a,13b…上部踏板13の前後端のコ字形部;
15……滑止めストライプを形成したプラスチツ
ク又はゴム製シート;16……固定片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 各下端にキヤスタ4,4を設けた角パイプ製前
    脚1,1と; 同じく角パイプ製で、各下端に硬質ゴム製脚座
    2を嵌着した後脚3,3と; 該前脚1,1と該後脚3,3との各上端並びに
    最上部水平角パイプ7,7の両端とを連結したエ
    ルボ形連結部8,8と; 該前脚1,1と該後脚3,3との踏板を設ける
    個所を連結した中間部下部水平角パイプ5並びに
    中間部上部水平角パイプ6と; 互いに交差し、該交差部をボルト、ナツト等1
    0で連結し、各端を該後脚3,3の各内側面で上
    下端近くに固着した補強パイプ9,9と; 前後端を下方内側に折曲げて形成したコ字形部
    11a,11bとを有し、該中間部下部水平角パ
    イプ5前半部に固定された踏板11並びに前後端
    を下方内側に折曲げて形成したコ字形部13a,
    13bとを有し、該中間部上部水平角パイプ6後
    半部に固定された踏板13と; 踏込方向に対して直角なストライプを有し、各
    踏板11,13の表面と前後枠とを被覆し、各前
    後端を各踏板のコ字形部13a,13bと11
    a,11b内に巻込んで固定したプラスチツク製
    又はゴム製シート15と; から成るキヤスタ付き脚立。
JP12343988U 1988-09-22 1988-09-22 Expired JPH0312960Y2 (ja)

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JPH01159098U JPH01159098U (ja) 1989-11-02
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