JPH0312955A - 半導体装置 - Google Patents
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- JPH0312955A JPH0312955A JP14890189A JP14890189A JPH0312955A JP H0312955 A JPH0312955 A JP H0312955A JP 14890189 A JP14890189 A JP 14890189A JP 14890189 A JP14890189 A JP 14890189A JP H0312955 A JPH0312955 A JP H0312955A
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- H01L2924/151—Die mounting substrate
- H01L2924/153—Connection portion
- H01L2924/1531—Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface
- H01L2924/15312—Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a pin array, e.g. PGA
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
半導体装置、特に半導体素子が搭載された基板表面が、
樹脂を内部に充填した金属キャップで覆われ封着される
半導体装置の改良に関し、半導体素子からの放熱を良好
にすることを目的とし、 半導体素子が搭載される基板と、該半導体素子の搭載面
を覆って該基板上に、樹脂を内部に充填して封着される
金属キャップと、該金属キャップ表面に固着された金属
よりなる放熱フィンとを有して構成される。
樹脂を内部に充填した金属キャップで覆われ封着される
半導体装置の改良に関し、半導体素子からの放熱を良好
にすることを目的とし、 半導体素子が搭載される基板と、該半導体素子の搭載面
を覆って該基板上に、樹脂を内部に充填して封着される
金属キャップと、該金属キャップ表面に固着された金属
よりなる放熱フィンとを有して構成される。
本発明は半導体装置、特に半導体素子が搭載された基板
表面が、樹脂を内部に充填した金属キャップで覆われ封
着される半導体装置の改良に関する。
表面が、樹脂を内部に充填した金属キャップで覆われ封
着される半導体装置の改良に関する。
近年、LSI等の高集積化される半導体装置において、
半導体チップの大型化、高速化に伴って、その発熱量の
増大による温度上昇を抑えて素子の信頼度を確保するた
めに、熱抵抗の低いパッケージ形態が要求されており、
また一方では低価格化に対する要望も強く、そのために
プリント配線基板と同様な材料を基板に用い充填樹脂と
金属キャップにより封止する低価格のパッケージで、低
熱抵抗のLSIの提供が望まれている。
半導体チップの大型化、高速化に伴って、その発熱量の
増大による温度上昇を抑えて素子の信頼度を確保するた
めに、熱抵抗の低いパッケージ形態が要求されており、
また一方では低価格化に対する要望も強く、そのために
プリント配線基板と同様な材料を基板に用い充填樹脂と
金属キャップにより封止する低価格のパッケージで、低
熱抵抗のLSIの提供が望まれている。
従来、低熱抵抗を要求されるLSI等の半導体装置は、
主としてビングリッドアレイ・タイプのセラミック・パ
ッケージ(セラミックPGAパッケージ)を用いて構成
されており、そのセラミックPGAパッケージには、放
熱フィン取付は用のスタッドを有するキャビティダウン
形式のものが用いられていた。
主としてビングリッドアレイ・タイプのセラミック・パ
ッケージ(セラミックPGAパッケージ)を用いて構成
されており、そのセラミックPGAパッケージには、放
熱フィン取付は用のスタッドを有するキャビティダウン
形式のものが用いられていた。
即ちその構造は、第6図に側断面を模式的に示すように
、LSI等の半導体チップ51が搭載されるキャビティ
52が、外部接続ビン53が植設されるパッケージの下
面側に設けられ、このキャビテイ52底部のチップ搭載
面にパッケージ上面まで貫通ずるモリブデン(Mo)等
の金属スタッド54が埋込まれたキャビティダウン形式
のセラミック製PGAパッケージ55を用い、キャビテ
イ52底部のスタッド54の下面上に鑞材56等により
LSIチップ51が固着搭載され、チップ51の外部接
続パッド57とパッケージ55の金属層からなる内部リ
ード58とがボンディング・ワイヤ59により接続され
、キャビティ52上にその周囲のメタライズ層60を介
し鑞材61等により金属キャップ62が封着され、パッ
ケージ55上面に表出する金属スタッド54上に接着材
65等を介してアルミニウム(AI)等の金属からなる
放熱フィン64が嵌着されてなっており、半導体チップ
51からの発熱は金属スタッド54を経て低熱抵抗で放
熱フィン64に伝達され、放熱フィン64を介して外部
に放散されるように構成されていた。
、LSI等の半導体チップ51が搭載されるキャビティ
52が、外部接続ビン53が植設されるパッケージの下
面側に設けられ、このキャビテイ52底部のチップ搭載
面にパッケージ上面まで貫通ずるモリブデン(Mo)等
の金属スタッド54が埋込まれたキャビティダウン形式
のセラミック製PGAパッケージ55を用い、キャビテ
イ52底部のスタッド54の下面上に鑞材56等により
LSIチップ51が固着搭載され、チップ51の外部接
続パッド57とパッケージ55の金属層からなる内部リ
ード58とがボンディング・ワイヤ59により接続され
、キャビティ52上にその周囲のメタライズ層60を介
し鑞材61等により金属キャップ62が封着され、パッ
ケージ55上面に表出する金属スタッド54上に接着材
65等を介してアルミニウム(AI)等の金属からなる
放熱フィン64が嵌着されてなっており、半導体チップ
51からの発熱は金属スタッド54を経て低熱抵抗で放
熱フィン64に伝達され、放熱フィン64を介して外部
に放散されるように構成されていた。
一方上記LSIの低価格化の要求により、プリント配線
基板と同様な材料の基板のスルーホールにビンが挿入接
着され、充填樹脂と金属キャップにより封止されたプラ
スチックタイプのPGAパッケージのLSIも製造され
ている。
基板と同様な材料の基板のスルーホールにビンが挿入接
着され、充填樹脂と金属キャップにより封止されたプラ
スチックタイプのPGAパッケージのLSIも製造され
ている。
即ちそれは、第7図に側断面を模式的に示すように、r
、srチップ51を搭載するキャビティ52が、外部接
続ビン53が植設されない上面にあるキャビティアップ
形式の基板66を用い、キャビティ底面のメタライズ層
よりなるチップステージ67上に、導電性接着材68等
によりLSIチップ51を固着搭載し、チップ51の外
部接続パッド57と基板66の内部リード58とがボン
ディング・ワイヤ59により接続され、基板66の上面
にボンディング・ワイヤ59の上面より僅かに高(パッ
ケージと一体形成されている枠状突起69の内部領域が
第1の樹脂70によって一次封止がなされ、この基板6
6が金属キャップ例えばAIキャップ71内に第2の樹
脂72によって2次封止された構造を有している。
、srチップ51を搭載するキャビティ52が、外部接
続ビン53が植設されない上面にあるキャビティアップ
形式の基板66を用い、キャビティ底面のメタライズ層
よりなるチップステージ67上に、導電性接着材68等
によりLSIチップ51を固着搭載し、チップ51の外
部接続パッド57と基板66の内部リード58とがボン
ディング・ワイヤ59により接続され、基板66の上面
にボンディング・ワイヤ59の上面より僅かに高(パッ
ケージと一体形成されている枠状突起69の内部領域が
第1の樹脂70によって一次封止がなされ、この基板6
6が金属キャップ例えばAIキャップ71内に第2の樹
脂72によって2次封止された構造を有している。
そして上記のような樹脂封止構造のLSI等に用いるプ
ラスチックPGAパッケージにおいて低熱抵抗化を図る
ために、前記セラミック・パッケージのように金属スタ
ッドを埋込んだ構成のものが考えられるが、前記のよう
にキャビティアップ形式のパッケージ基板に金属スタッ
ドを埋め込んだ場合、キャビテイ面と同一面に植設され
た外部接続ビン53の半田デイツプ工程や金属スタンド
の固着工程などパッケージの製造が困難になり、セラミ
ック・パッケージと同等に高価になって、上記LSI等
を低価格化する効果が得られない。
ラスチックPGAパッケージにおいて低熱抵抗化を図る
ために、前記セラミック・パッケージのように金属スタ
ッドを埋込んだ構成のものが考えられるが、前記のよう
にキャビティアップ形式のパッケージ基板に金属スタッ
ドを埋め込んだ場合、キャビテイ面と同一面に植設され
た外部接続ビン53の半田デイツプ工程や金属スタンド
の固着工程などパッケージの製造が困難になり、セラミ
ック・パッケージと同等に高価になって、上記LSI等
を低価格化する効果が得られない。
また上記高価格化を避けるためにキャビティダウン形式
にした場合には、金属キャップ71は基板66全体では
なく、キャビティ52とその周辺の枠状突起69に対応
する領域のみを覆う部分キャンプとなるため、水分の浸
入パスが短くなって、十分な耐湿性を確保することがで
きなくなる。
にした場合には、金属キャップ71は基板66全体では
なく、キャビティ52とその周辺の枠状突起69に対応
する領域のみを覆う部分キャンプとなるため、水分の浸
入パスが短くなって、十分な耐湿性を確保することがで
きなくなる。
そこで本発明は、プリント配線基板と同様な材料を基板
に用い、充填樹脂と金属キャップにより封止する低価格
のパッケージにおいて、金属キャップ上に放熱フィンを
取付けて低熱抵抗化を図ることを目的とし、更にキヤ、
ツブと放熱フィンの接合面の各々に互に嵌合する凹凸部
を設け、これによってキャップと放熱フィンとの接合面
積を増し一層の低熱抵抗化を図ると同時に、放熱フィン
の位置合わせを容易にし、且つ接着強度を増大させるこ
とを目的とする。
に用い、充填樹脂と金属キャップにより封止する低価格
のパッケージにおいて、金属キャップ上に放熱フィンを
取付けて低熱抵抗化を図ることを目的とし、更にキヤ、
ツブと放熱フィンの接合面の各々に互に嵌合する凹凸部
を設け、これによってキャップと放熱フィンとの接合面
積を増し一層の低熱抵抗化を図ると同時に、放熱フィン
の位置合わせを容易にし、且つ接着強度を増大させるこ
とを目的とする。
上記課題は、半導体素子が搭載される基板と、該半導体
素子の搭載面を覆って該基板上に、樹脂を内部に充填し
て封着される金属キャップと、該金属キャップ表面に固
着された金属よりなる放熱フィンとを有する本発明によ
る半導体装置、及び前記金属キャンプ若しくは放熱フィ
ンの何れか一方に凸部を設け且つ他方に該凸部に嵌合す
る凹部を設げ、該金属キャップの凸部若しくは凹部と該
放熱フィンの凹部若しくは凸部とを固着材料を介して嵌
合することによって該金属キャップ上に該放熱フィンが
固着されている本発明による半導体装置によって解決さ
れる。
素子の搭載面を覆って該基板上に、樹脂を内部に充填し
て封着される金属キャップと、該金属キャップ表面に固
着された金属よりなる放熱フィンとを有する本発明によ
る半導体装置、及び前記金属キャンプ若しくは放熱フィ
ンの何れか一方に凸部を設け且つ他方に該凸部に嵌合す
る凹部を設げ、該金属キャップの凸部若しくは凹部と該
放熱フィンの凹部若しくは凸部とを固着材料を介して嵌
合することによって該金属キャップ上に該放熱フィンが
固着されている本発明による半導体装置によって解決さ
れる。
即ち本発明は、樹脂を内部に充填して封着される金属キ
ャップの表面に金属よりなる放熱フィンを固着すること
により、充填樹脂と金属キャップを介して熱が良好に放
散される。このようなパッケージでは、基板とほぼ同様
な熱伝導が充填された樹脂においても起こることがわか
り、その樹脂と金属キャップを介して放熱フィンを接続
すれば、良好な熱放散性が得られる。
ャップの表面に金属よりなる放熱フィンを固着すること
により、充填樹脂と金属キャップを介して熱が良好に放
散される。このようなパッケージでは、基板とほぼ同様
な熱伝導が充填された樹脂においても起こることがわか
り、その樹脂と金属キャップを介して放熱フィンを接続
すれば、良好な熱放散性が得られる。
更に本発明では、金属キャップと放熱フィンの接合面の
各々に互いに嵌合する形状を有する凹凸部を設け、この
凹凸部を嵌合固着して金属キャップと放熱フィンとを接
合することによって金属キャップと放熱フィンとの接合
面積即ち金属キャップから放熱フィンへの伝熱面積を増
大して放熱効果を高め一層の低熱抵抗化を図るものであ
る。
各々に互いに嵌合する形状を有する凹凸部を設け、この
凹凸部を嵌合固着して金属キャップと放熱フィンとを接
合することによって金属キャップと放熱フィンとの接合
面積即ち金属キャップから放熱フィンへの伝熱面積を増
大して放熱効果を高め一層の低熱抵抗化を図るものであ
る。
また、上記金属キャップと放熱フィンとの接合部に互い
に嵌合する凹凸部を存在せしめることによって、金属キ
ャップ」二への放熱フィンの位置合わせも容易になると
同時に、放熱フィンの取付は強度も増大する。
に嵌合する凹凸部を存在せしめることによって、金属キ
ャップ」二への放熱フィンの位置合わせも容易になると
同時に、放熱フィンの取付は強度も増大する。
〔実施例]
以下本発明を、図示実施例により具体的に説明する。
第1図は第1の実施例の模式側断面図(a)及びその一
部の模式平面図(b)、第2図は第2の実施例の模式側
断面図(a)及びその一部の模式平面図(b)、第3図
は第3の実施例の模式側断面図(a)及びその−部の模
式平面図(b)、第4図は第4の実施例の模式側断面図
(a)及びその一部の模式平面図(b)、第5図は第5
の実施例の模式側断面図(a)及びその一部の模式平面
図である。全図を通じ同一対象物は同一符合で示す。
部の模式平面図(b)、第2図は第2の実施例の模式側
断面図(a)及びその一部の模式平面図(b)、第3図
は第3の実施例の模式側断面図(a)及びその−部の模
式平面図(b)、第4図は第4の実施例の模式側断面図
(a)及びその一部の模式平面図(b)、第5図は第5
の実施例の模式側断面図(a)及びその一部の模式平面
図である。全図を通じ同一対象物は同一符合で示す。
本発明に係る樹脂封止型LSIは例えば第1図(a)及
び(b)に示すように、従来同様下面に外部接続リード
53が植設され、上面にチップを搭載するチップキャビ
ティ52が配設されているキャビティアップ形式のプラ
スチックPGAパッケージ基板66の、チップキャビテ
ィ52の底面に形成されている金属層からなるテンプス
テージ6フ上に導電性接着材68等によりLSIチップ
51が固着搭載され、チップ51の外部接続パッド57
とパッケージ基板66の内部配線層58とがボンディン
グ・ワイヤ59により接続され、内部配線層58とボン
ディング・ワイヤ59との接続部の周囲にボンディング
・ワイヤ59の上面より高くパッケージ基板66に固着
された枠状突起69に囲まれた領域に、エポキシ等の熱
硬化性を有する第1の樹脂70が充填固化されてLSr
チップ51上部の一次樹脂封止がなされている。そして
このパッケージ基板66に被せる金属キャップには、表
面がアルマイト処理されたAI板よりなる金属キャップ
1が用いられ、この金属キャップ1内に前記パッケージ
基板66が、エポキシ等熱硬化性を有する第2の樹脂7
2による二次封止により密封固着され、更に上記金属キ
ャップ1上にAI製の放熱フィン4が、エポキシ系の接
着材5を介し固着され取付けられてなる。
び(b)に示すように、従来同様下面に外部接続リード
53が植設され、上面にチップを搭載するチップキャビ
ティ52が配設されているキャビティアップ形式のプラ
スチックPGAパッケージ基板66の、チップキャビテ
ィ52の底面に形成されている金属層からなるテンプス
テージ6フ上に導電性接着材68等によりLSIチップ
51が固着搭載され、チップ51の外部接続パッド57
とパッケージ基板66の内部配線層58とがボンディン
グ・ワイヤ59により接続され、内部配線層58とボン
ディング・ワイヤ59との接続部の周囲にボンディング
・ワイヤ59の上面より高くパッケージ基板66に固着
された枠状突起69に囲まれた領域に、エポキシ等の熱
硬化性を有する第1の樹脂70が充填固化されてLSr
チップ51上部の一次樹脂封止がなされている。そして
このパッケージ基板66に被せる金属キャップには、表
面がアルマイト処理されたAI板よりなる金属キャップ
1が用いられ、この金属キャップ1内に前記パッケージ
基板66が、エポキシ等熱硬化性を有する第2の樹脂7
2による二次封止により密封固着され、更に上記金属キ
ャップ1上にAI製の放熱フィン4が、エポキシ系の接
着材5を介し固着され取付けられてなる。
なお上記実施例において、例えば、金属キャップ1は一
辺40〜50mm、深さ3〜4mmの両型を有し、0 放熱フィン4ば30〜40mm程度の直径を有している
。
辺40〜50mm、深さ3〜4mmの両型を有し、0 放熱フィン4ば30〜40mm程度の直径を有している
。
またパッケージ基板66の厚さは1〜2mm、チンプキ
ャビティ52の深さは0.5mm、枠状突起69の高さ
は0.5mm程度である。
ャビティ52の深さは0.5mm、枠状突起69の高さ
は0.5mm程度である。
この構造においては、キャビティ52及び金属キャップ
1の内部がエポキシ等熱硬化性を有する樹脂で完全に充
填されており、基板66との熱伝導率がほぼ同一である
ためパッケージの下面、キャップの上面の何れからの放
熱も殆ど同等である。
1の内部がエポキシ等熱硬化性を有する樹脂で完全に充
填されており、基板66との熱伝導率がほぼ同一である
ためパッケージの下面、キャップの上面の何れからの放
熱も殆ど同等である。
また金属キャップ1と放熱フィン4の何れにも同一のア
ルミニウム合金を用いるため、大きな面積にわたり上記
のようなエポキシ系の接着材5だけでなく、更に熱伝導
性に優れた半田などのろ一材で固着しても均熱整合性を
保ったまま放熱効果を高めることができる。
ルミニウム合金を用いるため、大きな面積にわたり上記
のようなエポキシ系の接着材5だけでなく、更に熱伝導
性に優れた半田などのろ一材で固着しても均熱整合性を
保ったまま放熱効果を高めることができる。
なお、キャビティダウン形式では、キャビティ部52に
外部接続ビン53を植設できないので、外部接続ピン数
の増大と共にパッケージが大型化しており、キャビティ
アップ形式はパッケージサイズの点でも有利である。
外部接続ビン53を植設できないので、外部接続ピン数
の増大と共にパッケージが大型化しており、キャビティ
アップ形式はパッケージサイズの点でも有利である。
第2図の模式側断面図(a)及び模式平面図(b)に示
す第2の実施例においては、前記同様ΔIよりなる金属
キャップ11上面に例えば円形の凹部2が絞り加工等に
より形成され、この金属キャンプ11上にAI等よりな
り下面に前記AIキャップ11の凹部2と嵌合する円形
凸部3が形成された放熱フィン14が、前記同様の接着
材5を介して、前記凸部3を金属キャップ11」二面の
前記凹部2内に嵌入した状態で固着された構造を有する
。なおこの実施例において、金属キャップ11の円形凹
部2は直径25〜30mm、深さ0.5〜l mm程度
に形成される。また放熱フィン14の円形凸部3は、前
記円形凹部2に嵌合した際0.5+++m程度の緩みを
生ずる程度の直径を有し、高さ0.5〜1 mm程度に
形成される。
す第2の実施例においては、前記同様ΔIよりなる金属
キャップ11上面に例えば円形の凹部2が絞り加工等に
より形成され、この金属キャンプ11上にAI等よりな
り下面に前記AIキャップ11の凹部2と嵌合する円形
凸部3が形成された放熱フィン14が、前記同様の接着
材5を介して、前記凸部3を金属キャップ11」二面の
前記凹部2内に嵌入した状態で固着された構造を有する
。なおこの実施例において、金属キャップ11の円形凹
部2は直径25〜30mm、深さ0.5〜l mm程度
に形成される。また放熱フィン14の円形凸部3は、前
記円形凹部2に嵌合した際0.5+++m程度の緩みを
生ずる程度の直径を有し、高さ0.5〜1 mm程度に
形成される。
この構造においては、平坦なキャップの上面に平坦な下
面を有する放熱フィンを接着する構造に比べて、金属キ
ャップ11に形成される円形凹部2の側面にほぼ相当す
る面積だけ放熱フィン14と金属キャップ11の接合面
積が増大し、その分上記樹脂封止型LSIの低熱抵抗化
が図れる。
面を有する放熱フィンを接着する構造に比べて、金属キ
ャップ11に形成される円形凹部2の側面にほぼ相当す
る面積だけ放熱フィン14と金属キャップ11の接合面
積が増大し、その分上記樹脂封止型LSIの低熱抵抗化
が図れる。
1
2
しかも金属キャップ11に凹部2を設けることにより、
LSIチップ51と放熱フィン14との距離が短くなる
ため、LSIチンプ51上面の樹脂量が減ることによっ
て樹脂ストレスが滅じ、LSIチップ51のA I 配
線間ショートやパッシヘーションクラックの発生がなく
なる。
LSIチップ51と放熱フィン14との距離が短くなる
ため、LSIチンプ51上面の樹脂量が減ることによっ
て樹脂ストレスが滅じ、LSIチップ51のA I 配
線間ショートやパッシヘーションクラックの発生がなく
なる。
また、放熱フィン14の円形凸部3がこれと嵌合する金
属キャップ11の円形凹部2によってガイドされるので
、金属キャップ11上への放熱フィン14の位置合わせ
は極めて容易になり、且つこの凹部2と凸部3との嵌合
により外力に対する耐力が向上し、放熱フィンの剥離は
大幅に減少する。
属キャップ11の円形凹部2によってガイドされるので
、金属キャップ11上への放熱フィン14の位置合わせ
は極めて容易になり、且つこの凹部2と凸部3との嵌合
により外力に対する耐力が向上し、放熱フィンの剥離は
大幅に減少する。
第3図の模式側断面図(a)及び模式平面図(b)に示
す第3の実施例においては、前記同様AIよりなる金属
キャップ21の上面に例えば円形凸部6が絞り加工等に
より形成され、この金属キャップ21上に、AI等より
なり下面に前記金属キャップ21の円形凸部6と嵌合す
る円形凹部7が形成された放熱フィン24が、前記同様
の接着材5を介して前記円形凸部6を前記円形凹部7に
嵌入した状態で固着された構造を有する。なお他の部分
の構成は第1図と同様である。
す第3の実施例においては、前記同様AIよりなる金属
キャップ21の上面に例えば円形凸部6が絞り加工等に
より形成され、この金属キャップ21上に、AI等より
なり下面に前記金属キャップ21の円形凸部6と嵌合す
る円形凹部7が形成された放熱フィン24が、前記同様
の接着材5を介して前記円形凸部6を前記円形凹部7に
嵌入した状態で固着された構造を有する。なお他の部分
の構成は第1図と同様である。
この構造においては、金属キャップ21に形成された円
形凸部6の側面の面積に相当する分だけ放熱フィン24
と金属キャップ21との接合面積が第1の実施例より増
大し、その分低熱抵抗化が図れる。
形凸部6の側面の面積に相当する分だけ放熱フィン24
と金属キャップ21との接合面積が第1の実施例より増
大し、その分低熱抵抗化が図れる。
また放熱フィン24の搭載に際しては、放熱フィン24
が円形凹部7を介し金属キャップ21の円形凸部6によ
ってガイドされるので、放熱フィン24の位置合わせは
極めて容易になり、且つ上記凸部6と凹部7との嵌合に
より放熱フィン24の固着強度は増大する。
が円形凹部7を介し金属キャップ21の円形凸部6によ
ってガイドされるので、放熱フィン24の位置合わせは
極めて容易になり、且つ上記凸部6と凹部7との嵌合に
より放熱フィン24の固着強度は増大する。
また第4図の模式側断面図(a)及び模式平面図(b)
に示す第4の実施例においては、前記同様AIよりなる
金属キャップ31の上面に例えば幅2〜3mm、深さ0
.5〜1 mm程度のリング状凹部8を設け、下面に前
記リング状凹部8と0 、5 mm程度の緩みで嵌合す
る幅を有し高さ0.5〜1 mm程度のリング状凸部9
を有する放熱フィン34が、前記金属キャップ31上に
接着材5を介し前記リング状凹部8内にす3 4 ング状凸部9を嵌入した状態で固着される。なお他部の
構成は第1図と同様である。
に示す第4の実施例においては、前記同様AIよりなる
金属キャップ31の上面に例えば幅2〜3mm、深さ0
.5〜1 mm程度のリング状凹部8を設け、下面に前
記リング状凹部8と0 、5 mm程度の緩みで嵌合す
る幅を有し高さ0.5〜1 mm程度のリング状凸部9
を有する放熱フィン34が、前記金属キャップ31上に
接着材5を介し前記リング状凹部8内にす3 4 ング状凸部9を嵌入した状態で固着される。なお他部の
構成は第1図と同様である。
この構成においては、リング状凹部8の両側面が熱伝導
に寄与するので前記第1、第2、第3の実施例より熱抵
抗を減少せしめることができる。
に寄与するので前記第1、第2、第3の実施例より熱抵
抗を減少せしめることができる。
また前記実施例同様、上記嵌合部によって金属キャップ
31上への放熱フィン34の位置合わせは容易になり、
且つ取付は強度も増大する。
31上への放熱フィン34の位置合わせは容易になり、
且つ取付は強度も増大する。
また第5図の模式側断面図(a)及び模式平面図(b)
に示す第5の実施例は、金属キャップ41の上面に複数
個例えば4個の、直径1〜2+++m、深さ0.5〜1
mm程度の円筒状凹部10A 、IOC及び図示され
ない IOB 、100を設け、放熱フィン44の下面
に上記4個の凹部に同時に嵌合するような4個の棒状突
起12A 、12B 、12G及び図示されない120
を設け、上記放熱フィン44を前記金属キャップ41上
に、前記同様の接着材5を介し前記棒状突起124.1
2B 、12c (120)を前記円筒状凹部10Δ、
(IOB)、10C、(1,0D)に嵌入した状態で取
付けた構造を有する。なお他の構成は第1図と同様であ
る。
に示す第5の実施例は、金属キャップ41の上面に複数
個例えば4個の、直径1〜2+++m、深さ0.5〜1
mm程度の円筒状凹部10A 、IOC及び図示され
ない IOB 、100を設け、放熱フィン44の下面
に上記4個の凹部に同時に嵌合するような4個の棒状突
起12A 、12B 、12G及び図示されない120
を設け、上記放熱フィン44を前記金属キャップ41上
に、前記同様の接着材5を介し前記棒状突起124.1
2B 、12c (120)を前記円筒状凹部10Δ、
(IOB)、10C、(1,0D)に嵌入した状態で取
付けた構造を有する。なお他の構成は第1図と同様であ
る。
この構造においては、金属キャップ41に形成された円
筒状凹部10A、(10B)、10C1(10D)の側
面に相当するだけ放熱フィン44とキャップ41との接
合面積が従来構造より大幅に増大し、その分大幅な低熱
抵抗化が図れる。また放熱フィン44の搭載に際しては
、前記放熱フィン44がその棒状突起を介しキャップ4
1の円筒状凹部によりガイドされるので、放熱フィン4
4のキャップ41上への位置合わせば極めて容易になり
、且つそれらの嵌合により放熱フィンの取付は強度は大
幅に増大する。
筒状凹部10A、(10B)、10C1(10D)の側
面に相当するだけ放熱フィン44とキャップ41との接
合面積が従来構造より大幅に増大し、その分大幅な低熱
抵抗化が図れる。また放熱フィン44の搭載に際しては
、前記放熱フィン44がその棒状突起を介しキャップ4
1の円筒状凹部によりガイドされるので、放熱フィン4
4のキャップ41上への位置合わせば極めて容易になり
、且つそれらの嵌合により放熱フィンの取付は強度は大
幅に増大する。
〔発明の効果]
以上説明のように本発明によれば特に樹脂封止型の半導
体装置の放熱効率を高めて低熱抵抗化を図ることができ
る。また半導体装置への放熱フィンの取付けを容易にし
、且つ放熱フィンの固着強度を増大せしめることができ
る。
体装置の放熱効率を高めて低熱抵抗化を図ることができ
る。また半導体装置への放熱フィンの取付けを容易にし
、且つ放熱フィンの固着強度を増大せしめることができ
る。
従って本発明は、特に樹脂封止型LSIの高集積化・高
速化に対して有効である。
速化に対して有効である。
5
6
第1図は本発明の第1の実施例の模式側断面図(a)及
び模式平面図(b)、 第2図は本発明の第2の実施例の模式側断面図(a)及
び模式平面図(+))、 第3図は本発明の第3の実施例の模式側断面図(a)及
び模式平面図(b)、 第4図は本発明の第4の実施例の模式側断面図(a)及
び模式平面図(b)、 第5図は本発明の第5の実施例の模式側断面図(a)及
び模式平面図(b)、 第6図は従来の低熱抵抗型LSIの模式側断面図、 第7図は従来の樹脂封止型LSIの模式側断面図 である。 3は放熱フィンの円形凸部、 4.14.24.34.44は放熱フィン、5は接着材
、 6はキャップの円形凸部、 7は放熱フィンの円形凹部、 8はリング状凹部、 9はリング状凸部、 1〇八、10Cは円筒状凹部、 12A 、 12B 、 12Cは棒状突起図において
、 ■、11.21.31.41は金属キャップ、2はキャ
ップの円形凹部、 7 8 322−
び模式平面図(b)、 第2図は本発明の第2の実施例の模式側断面図(a)及
び模式平面図(+))、 第3図は本発明の第3の実施例の模式側断面図(a)及
び模式平面図(b)、 第4図は本発明の第4の実施例の模式側断面図(a)及
び模式平面図(b)、 第5図は本発明の第5の実施例の模式側断面図(a)及
び模式平面図(b)、 第6図は従来の低熱抵抗型LSIの模式側断面図、 第7図は従来の樹脂封止型LSIの模式側断面図 である。 3は放熱フィンの円形凸部、 4.14.24.34.44は放熱フィン、5は接着材
、 6はキャップの円形凸部、 7は放熱フィンの円形凹部、 8はリング状凹部、 9はリング状凸部、 1〇八、10Cは円筒状凹部、 12A 、 12B 、 12Cは棒状突起図において
、 ■、11.21.31.41は金属キャップ、2はキャ
ップの円形凹部、 7 8 322−
Claims (2)
- (1)半導体素子が搭載される基板と、 該半導体素子の搭載面を覆って該基板上に、樹脂を内部
に充填して封着される金属キャップと、該金属キャップ
表面に固着された金属よりなる放熱フィンとを有するこ
とを特徴とする半導体装置。 - (2)前記金属キャップ若しくは放熱フィンの何れか一
方に凸部を設け且つ他方に該凸部に嵌合する凹部を設け
、 該金属キャップの凸部若しくは凹部と該放熱フィンの凹
部若しくは凸部とを固着材料を介して嵌合することによ
って該金属キャップ上に該放熱フィンが固着されている
ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14890189A JPH0312955A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14890189A JPH0312955A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0312955A true JPH0312955A (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=15463205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14890189A Pending JPH0312955A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0312955A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5672548A (en) * | 1994-07-11 | 1997-09-30 | International Business Machines Corporation | Method for attaching heat sinks directly to chip carrier modules using flexible-epoxy |
-
1989
- 1989-06-12 JP JP14890189A patent/JPH0312955A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5672548A (en) * | 1994-07-11 | 1997-09-30 | International Business Machines Corporation | Method for attaching heat sinks directly to chip carrier modules using flexible-epoxy |
US5744863A (en) * | 1994-07-11 | 1998-04-28 | International Business Machines Corporation | Chip carrier modules with heat sinks attached by flexible-epoxy |
US5785799A (en) * | 1994-07-11 | 1998-07-28 | International Business Machines Corporation | Apparatus for attaching heat sinks directly to chip carrier modules using flexible epoxy |
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