JPH03129323A - 液晶電気光学素子 - Google Patents
液晶電気光学素子Info
- Publication number
- JPH03129323A JPH03129323A JP26772489A JP26772489A JPH03129323A JP H03129323 A JPH03129323 A JP H03129323A JP 26772489 A JP26772489 A JP 26772489A JP 26772489 A JP26772489 A JP 26772489A JP H03129323 A JPH03129323 A JP H03129323A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- orientation
- electrooptic element
- films
- orienting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 title claims abstract description 27
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 17
- 239000010408 film Substances 0.000 claims abstract description 16
- 239000005262 ferroelectric liquid crystals (FLCs) Substances 0.000 claims abstract description 8
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 claims abstract description 4
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims abstract description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 abstract description 3
- 125000000217 alkyl group Chemical group 0.000 abstract description 2
- 230000005012 migration Effects 0.000 abstract 1
- 238000013508 migration Methods 0.000 abstract 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 6
- 230000003446 memory effect Effects 0.000 description 6
- 230000004044 response Effects 0.000 description 6
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- VZCYOOQTPOCHFL-OWOJBTEDSA-N Fumaric acid Chemical compound OC(=O)\C=C\C(O)=O VZCYOOQTPOCHFL-OWOJBTEDSA-N 0.000 description 1
- 239000004988 Nematic liquid crystal Substances 0.000 description 1
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 description 1
- 239000004990 Smectic liquid crystal Substances 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 125000004432 carbon atom Chemical group C* 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005538 encapsulation Methods 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 230000005621 ferroelectricity Effects 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 229920000620 organic polymer Polymers 0.000 description 1
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 1
- 229920006254 polymer film Polymers 0.000 description 1
- 230000002269 spontaneous effect Effects 0.000 description 1
- VZCYOOQTPOCHFL-UHFFFAOYSA-N trans-butenedioic acid Natural products OC(=O)C=CC(O)=O VZCYOOQTPOCHFL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は強誘電性液晶を用いる電気光学素子に関する。
〔従来の技術1
近年、情報処理のコンピユータ化が進み、それに伴いコ
ンピュータの小型化が強く望まれるようになった。特に
マンマシンインターフェイスとしてゆるぎない地位を占
めていたCRTデイスプレィは重く大きい為、軽く薄い
液晶デイスプレィや、プラズマデイスプレィに置き換え
られようとしている。液晶デイスプレィとしては、ツイ
ストネマチック型、スーパーツイスト型(STN)や二
層型STN等が一般に使用されている。しかし、高精細
のデイスプレィとしては、応答の遅いネマチック液晶よ
りも高速でメモリー性を有する強誘電性液晶が研究され
ている。 (例えばC1ark ら、Appi、 P
hys、 Lett、、36,899 (1980))
従来の強誘電性液晶を用いた電気光学素子の配向制御方
法には、基板表面にポリイミド等の有機高分子層をスピ
ンコード等によって設はラビング処理を行なう方法、S
iOを斜め方向から蒸着する方法、磁場配同法、直流電
界を印加しながら徐冷する方法等がある。
ンピュータの小型化が強く望まれるようになった。特に
マンマシンインターフェイスとしてゆるぎない地位を占
めていたCRTデイスプレィは重く大きい為、軽く薄い
液晶デイスプレィや、プラズマデイスプレィに置き換え
られようとしている。液晶デイスプレィとしては、ツイ
ストネマチック型、スーパーツイスト型(STN)や二
層型STN等が一般に使用されている。しかし、高精細
のデイスプレィとしては、応答の遅いネマチック液晶よ
りも高速でメモリー性を有する強誘電性液晶が研究され
ている。 (例えばC1ark ら、Appi、 P
hys、 Lett、、36,899 (1980))
従来の強誘電性液晶を用いた電気光学素子の配向制御方
法には、基板表面にポリイミド等の有機高分子層をスピ
ンコード等によって設はラビング処理を行なう方法、S
iOを斜め方向から蒸着する方法、磁場配同法、直流電
界を印加しながら徐冷する方法等がある。
[発明が解決しようとする課M]
強誘電性液晶の電界による応答特性、特に記憶効果は、
液晶分子と基板表面の電気化学的相互作用に大きく影響
されると考えられる。カイラルスメクティックC相(以
下、SmC本相8略記する)のスイッチング原理によれ
ば、良好な記憶効果を得るためには液晶分子は基板表面
に平行かつ一方向に揃っている事が望ましい、しかしな
がら従来の高分子膜表面にラビング処理を施す等の配向
制御方法を用いると、SmC本相8略ける分子配向はツ
イスト状態すなわち液晶分子ダイレクタが片側の基板表
面から対向基板表面において円錐の側面上を回転してお
り、自発分極が上下両界面で内側或は外側を向いた状態
を呈しやすく、従って良好な記憶効果を得るのは因数で
あった。また、強誘電性を示す相の場合、液晶分子の持
つ双極子の配列によって分極場という電場が生じる6分
極場は液晶中に含まれるイオン性不純物を局在化させた
り、絶対値が大きい場合には液晶分子の配向分布にまで
影響を及ぼす事が知られている。イオン性不純物に起因
する電荷の偏りを防止するには、液晶の純度を極端に高
める、或は配向膜表面に導電性を付与して電荷の蓄積を
抑える( K、H,Yangら: Appl、 Ph
ys、 Lett、、 55.125 (1989))
等の方法が考えられるが前者は事実上極めて困難である
。
液晶分子と基板表面の電気化学的相互作用に大きく影響
されると考えられる。カイラルスメクティックC相(以
下、SmC本相8略記する)のスイッチング原理によれ
ば、良好な記憶効果を得るためには液晶分子は基板表面
に平行かつ一方向に揃っている事が望ましい、しかしな
がら従来の高分子膜表面にラビング処理を施す等の配向
制御方法を用いると、SmC本相8略ける分子配向はツ
イスト状態すなわち液晶分子ダイレクタが片側の基板表
面から対向基板表面において円錐の側面上を回転してお
り、自発分極が上下両界面で内側或は外側を向いた状態
を呈しやすく、従って良好な記憶効果を得るのは因数で
あった。また、強誘電性を示す相の場合、液晶分子の持
つ双極子の配列によって分極場という電場が生じる6分
極場は液晶中に含まれるイオン性不純物を局在化させた
り、絶対値が大きい場合には液晶分子の配向分布にまで
影響を及ぼす事が知られている。イオン性不純物に起因
する電荷の偏りを防止するには、液晶の純度を極端に高
める、或は配向膜表面に導電性を付与して電荷の蓄積を
抑える( K、H,Yangら: Appl、 Ph
ys、 Lett、、 55.125 (1989))
等の方法が考えられるが前者は事実上極めて困難である
。
本発明は、配向膜の材質を改良する事によって上記問題
点を解決するもので、その目的とするところは、双安定
なユニフォーム配向によって良好な記憶効果を持つ優れ
た液晶電気光学素子を提供する事である。
点を解決するもので、その目的とするところは、双安定
なユニフォーム配向によって良好な記憶効果を持つ優れ
た液晶電気光学素子を提供する事である。
[課題を解決するための手段]
本発明の液晶電気光学素子は、上記課題を解決するため
に、 (1)透明電極を有する一対の基板間に強誘電性液晶を
挟持して成る液晶電気光学素子において、少なくとも一
方の基板表面には配向処理が施され、該配向処理媒体で
ある配向膜が導電性を示す有機薄膜から成る事を特徴と
する。
に、 (1)透明電極を有する一対の基板間に強誘電性液晶を
挟持して成る液晶電気光学素子において、少なくとも一
方の基板表面には配向処理が施され、該配向処理媒体で
ある配向膜が導電性を示す有機薄膜から成る事を特徴と
する。
(2)上記配向膜が一般式
%式%)
(但し、Rは炭素数1〜10の直鎖または分岐構造を有
するアルキル基であり、nは整数)で表わされる高分子
化合物に電荷移動錯体を混合して成る事を特徴とする。
するアルキル基であり、nは整数)で表わされる高分子
化合物に電荷移動錯体を混合して成る事を特徴とする。
〔実MNI]
第1図は本発明実施例に於ける電気光学素子の主要断面
図である。ITO透明電極4,5をストライブ状に設け
たガラス基板1,2上に電荷移動錯体を含有する高分子
化合物から成る配向膜9゜10を形成し、その表面にラ
ビング処理を施した。
図である。ITO透明電極4,5をストライブ状に設け
たガラス基板1,2上に電荷移動錯体を含有する高分子
化合物から成る配向膜9゜10を形成し、その表面にラ
ビング処理を施した。
配向膜材料にはポリジイソプロピルフマレートCOOC
H(CH3)2 覆 一←CH−CH+、 C00CH(CH3)2 に電荷移動錯体tetramethyltetrath
iafuluvalene−octadecyltet
racyanoquinodimethane (T
M T TF−ODTCNQ)を1重1%添加したもの
を用い、スピンコード法により膜形成した。
H(CH3)2 覆 一←CH−CH+、 C00CH(CH3)2 に電荷移動錯体tetramethyltetrath
iafuluvalene−octadecyltet
racyanoquinodimethane (T
M T TF−ODTCNQ)を1重1%添加したもの
を用い、スピンコード法により膜形成した。
このようにして得られた基板を、上下でラビング方向が
1800となるようにスペーサ3を介して組み立てた。
1800となるようにスペーサ3を介して組み立てた。
セル厚は約2μmとした。ラビング処理については片側
基板のみ施してもよい。上記基板間に強誘電性液晶組成
物を加熱封入し、室温まで徐冷した。ここで用いた液晶
組成物はメルク社製ZLI−3488である。以上の方
法で得られた液晶電気光学素子を偏光軸の互いに直交す
る偏光板II、12間に挟持し、第2図21に示す駆動
波形を印加して、その際の同図22に示される光学応答
を評価した。記憶効果の良否は電界印加時の透過光量(
第2図22のI+)と電界除去後の透過光量(第2図2
2のI2)の比 工2 / 工lが大きい程良好である
と考えられる0本実施例では25℃に於てI2/l1=
0.88、コントラスト比1: 12と良好であった。
基板のみ施してもよい。上記基板間に強誘電性液晶組成
物を加熱封入し、室温まで徐冷した。ここで用いた液晶
組成物はメルク社製ZLI−3488である。以上の方
法で得られた液晶電気光学素子を偏光軸の互いに直交す
る偏光板II、12間に挟持し、第2図21に示す駆動
波形を印加して、その際の同図22に示される光学応答
を評価した。記憶効果の良否は電界印加時の透過光量(
第2図22のI+)と電界除去後の透過光量(第2図2
2のI2)の比 工2 / 工lが大きい程良好である
と考えられる0本実施例では25℃に於てI2/l1=
0.88、コントラスト比1: 12と良好であった。
[実施例 21
実施例1と同様な方法で得られた素子の電極間に±25
v、15Hzの交番波形を約15秒間印加したところ、
液晶の配向状態は、層方向にほぼ垂直な方向に緻密な筋
状組織を伴ったユニフォーム状態を呈した。この電界処
理により、封入冷却時に形成されたジグザグ欠陥は除去
された0以上の方法で得られた液晶電気光学素子を偏光
軸の互いに直交する偏光板間に挟持し、第2図21に示
す駆動波形を印加して、その際の同図22に示される光
学応答を評価した0本実施例では25°Cに於て工2/
I+=0.98、コントラスト比1:45と良好であっ
た。
v、15Hzの交番波形を約15秒間印加したところ、
液晶の配向状態は、層方向にほぼ垂直な方向に緻密な筋
状組織を伴ったユニフォーム状態を呈した。この電界処
理により、封入冷却時に形成されたジグザグ欠陥は除去
された0以上の方法で得られた液晶電気光学素子を偏光
軸の互いに直交する偏光板間に挟持し、第2図21に示
す駆動波形を印加して、その際の同図22に示される光
学応答を評価した0本実施例では25°Cに於て工2/
I+=0.98、コントラスト比1:45と良好であっ
た。
[発明の効果1
本発明は上記の構成によって配向膜の材質を改良し、上
記従来技術の欠点を解決し双安定なユニフォーム配向に
よって良好な記憶効果を持ちコントラスト低下の少ない
優れた液晶電気光学素子を提供する事ができた。
記従来技術の欠点を解決し双安定なユニフォーム配向に
よって良好な記憶効果を持ちコントラスト低下の少ない
優れた液晶電気光学素子を提供する事ができた。
第1図は本発明実施例の液晶電気光学素子の断面図であ
る。 第2図は本発明の液晶電気光学素子を評価する際に用い
た駆動波形と、対応する光学応答の一例を示す図である
。 1.2 4、 5 9.10゜ 11.12゜ 上下ガラス基板 スペーサ 透明電極 液晶層 導電性配向膜 偏光板 1 2 、駆動波形 、光学応答 以上
る。 第2図は本発明の液晶電気光学素子を評価する際に用い
た駆動波形と、対応する光学応答の一例を示す図である
。 1.2 4、 5 9.10゜ 11.12゜ 上下ガラス基板 スペーサ 透明電極 液晶層 導電性配向膜 偏光板 1 2 、駆動波形 、光学応答 以上
Claims (2)
- (1)透明電極を有する一対の基板間に強誘電性液晶を
挟持して成る液晶電気光学素子において、少なくとも一
方の基板表面には配向処理が施され、該配向処理媒体で
ある配向膜が導電性を示す有機薄膜から成る事を特徴と
する液晶電気光学素子。 - (2)上記配向膜が一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Rは炭素数1〜10の直鎖または分岐構造を有
するアルキル基であり、nは整数)で表わされる高分子
化合物に電荷移動錯体を混合して成る事を特徴とする請
求項1記載の液晶電気光学素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26772489A JPH03129323A (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 液晶電気光学素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26772489A JPH03129323A (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 液晶電気光学素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03129323A true JPH03129323A (ja) | 1991-06-03 |
Family
ID=17448686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26772489A Pending JPH03129323A (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 液晶電気光学素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03129323A (ja) |
-
1989
- 1989-10-13 JP JP26772489A patent/JPH03129323A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH03129323A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
JPH01193390A (ja) | 液晶組成物 | |
JPH02275414A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
US5844653A (en) | Liquid crystal mixture | |
JPH0633059A (ja) | 液晶表示素子及びその駆動方法 | |
JPS6240428A (ja) | 液晶素子の製造方法 | |
JPH0336524A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
JPH0348817A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
JPH028292A (ja) | 強誘電性液晶表示素子 | |
JPH0411222A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
JPH0380223A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
JPH0195185A (ja) | 液晶電気光学装置 | |
JPH0195187A (ja) | 液晶電気光学装置 | |
JPS62161122A (ja) | 強誘電性液晶素子 | |
JPH04371925A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
JPH03134627A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
JPS61267028A (ja) | 液晶の配向制御法 | |
JP2851500B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH07248484A (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH03288826A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
JPS63163821A (ja) | 強透電性液晶表示素子 | |
JPH0240625A (ja) | 液晶電気光学装置 | |
JPH02257121A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
JPH01172927A (ja) | 液晶素子 | |
JPH02287323A (ja) | 液晶電気光学素子 |