JPH03128350A - アミジノギ酸誘導体 - Google Patents

アミジノギ酸誘導体

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JPH03128350A
JPH03128350A JP17569990A JP17569990A JPH03128350A JP H03128350 A JPH03128350 A JP H03128350A JP 17569990 A JP17569990 A JP 17569990A JP 17569990 A JP17569990 A JP 17569990A JP H03128350 A JPH03128350 A JP H03128350A
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JP
Japan
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acid
reaction
compound
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methyl
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JP17569990A
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English (en)
Inventor
Tsugihiro Katou
次裕 加藤
Kazuo Izumi
和夫 泉
Toshiya Muranaka
俊哉 村中
Minoru Sanemitsu
実光 穣
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N37/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most two bonds to halogen, e.g. carboxylic acids
    • A01N37/52Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most two bonds to halogen, e.g. carboxylic acids containing groups, e.g. carboxylic acid amidines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C257/00Compounds containing carboxyl groups, the doubly-bound oxygen atom of a carboxyl group being replaced by a doubly-bound nitrogen atom, this nitrogen atom not being further bound to an oxygen atom, e.g. imino-ethers, amidines
    • C07C257/10Compounds containing carboxyl groups, the doubly-bound oxygen atom of a carboxyl group being replaced by a doubly-bound nitrogen atom, this nitrogen atom not being further bound to an oxygen atom, e.g. imino-ethers, amidines with replacement of the other oxygen atom of the carboxyl group by nitrogen atoms, e.g. amidines
    • C07C257/16Compounds containing carboxyl groups, the doubly-bound oxygen atom of a carboxyl group being replaced by a doubly-bound nitrogen atom, this nitrogen atom not being further bound to an oxygen atom, e.g. imino-ethers, amidines with replacement of the other oxygen atom of the carboxyl group by nitrogen atoms, e.g. amidines having carbon atoms of amidino groups bound to carbon atoms of rings other than six-membered aromatic rings

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、植物生長1i11ff作用を有する新規なア
ミジノギ酸誘導体及びその塩に関するものである。
〈従来の技術および発明が解決しようとするL!題〉植
物におけるシキミ酸経路由来の二次代!1産物(クマリ
ン類、フチボッイド類、クロロゲン酸、リグニン、フェ
ノール化合物等)は、例えば色素、木化物賞として植物
中でそれぞれ重要な役割を果たしているが、植物を利用
する場面においては厄介な存在となる場合が多い0例え
ば、ヒマワリの種子中に存在するクロロゲン酸は種子中
のタンパク質と結合し、その色を黒色化したり味覚を悪
化させたりするため、ヒマワリ種子に含まれるタンパク
質を食品分野に利用する際に大きな障害となっている。
また、樹木中に数10%存在するリグニンは祇の生産に
は不要の物質であり、バルブからリグニンを取り除くこ
とが製紙作業の必須なプロセスとなっている。このよう
な不要の二次代謝産物の生成を制御する1手段としてフ
ェニルアラニンアンモニアリアーゼ(以下、PALと記
す。)の活性を阻害することがあげられる。PALはフ
ェニルアラニンを脱アミノし、トランスケイ皮酸を生成
する酵素であり、植物におけるシキミ酸経路由来の二次
代謝産物生合成の律速酵素として知られている。
PAL阻害剤としては2−A+ainoxy−3−ph
enylproptonic acid (以下、AO
PPと記す、)がPhytochea+1stry(1
988)第27巻第711頁で知られており、上記化合
物が既知のPAL阻害剤の中で最強と考えられているが
、必ずしも満足できるものではなまた、ある種のアミジ
ノギ誘導体が特開平2−19353号、特開昭53−1
08933号、特開昭49−80239号公報等に記載
されているが、植物生長調節作用を有することは何ら記
載されていない。
く課題を解決するための手段〉 本発明者らは、優れた植物生長調節剤を開発すべく種々
検討した結果、ある種のアミジノギ誘導体がPALの活
性を特異的にかつ強力に阻害し、植物生長UN節作用を
有することを見出し本発明に至った。
すなわち、本発明は一般式 〔式中、R,、R,およびnは、 (a) R2が水酸基、nがOのとき、R+ はフッ素
原子又はエチル基を表わし、 (b) R3が水酸基、nが1、R+がメチル基のとき
、R8は5位もしくは6位の塩素原子、4位もしくは5
位のフッ素原子、又は4位の臭素原子を表わし、 (c) R3が水酸基、nが1、R,がフッ素原子のと
き、R2は4位のフッ素原子を表わし、(d) R3が
水酸基、nが1、R8がメトキシ基のとき、R2は3位
の塩素原子を表わし、 (e) Rsが水酸基、nが1、R3が塩素原子のとき
、R1は4位のメチル基を表わし、 (r) Rxが水酸基、nが2のとき、R+ は水素原
子、R2は3位のメチル基および4位のフッ素原子を表
わし、 (8)R5がジメチルア逅ノ基のとき、nは1、R1は
メチル基、R2は3位の塩素原子を表わす、〕で示され
るアミジノギ酸誘導体及びその塩(以下本発明化合物と
記す、)に関するものである。
本発明化合物は、植物のPAL活性を阻害し、トランス
ケイ皮酸由来の二次代謝産物量を調節することができる
具体的には、例えば、■広葉樹や針葉樹などの樹木類、
またはコムギ、オオムギエンバクなどの麦類、イネ、ツ
ルガム、トウモロコシなどの1年生植物のリグニンの生
成量を低下させバルブの原料として用いる事を可能にす
る。■家畜類の餌となる牧草類のリグニン含量を低下さ
せ、家畜類の餌として消化、吸収に適している柔らかい
牧草の生産を可能にする。■クロロゲン酸の含量を低下
させることにより、例えば、ヒマワリ、ダイス、ワタ、
ビーナツツ等の植物の種子、およびじゃが芋やサツマイ
モなどの根や塊茎の色を黒色化したり、味覚を悪化させ
ないようにすることができる。
■花き類において、フラボノイド類の色調を特異的に抑
え、花色をコントールし、多彩な色彩の花きを生産する
ことができる。
花きの種類としては具体的に、アサガオ、アジサイ(ハ
イトランシア)、アスター(エゾギク)アネモネ、カー
ネーシヨン、キキョウ、キク、カスミソウ、クロッカス
、ユリウス、ガーベラ、スイセン、スィートピー、サク
ラソウ、ストック、チューリップ、サボテン類、ドイツ
スズラン、ハボタン、スターチス、パンジー、ヒナゲシ
、リンドウ、ペチュニア、ボタン、ラン類、マツバボタ
ン、シャクナゲ類、プリムラ、ユリ類、サツキ、ツバキ
、ドウダンツツジ、バラ類等があげられる。
また、PAL活性阻害の結果、トランスケイ皮酸を経由
しないでフェニルアラニンから生合成される二次代謝産
物(ヒョシアミン、スコポラミン等のトロパンアルカロ
イド類、リコリン、ヘマンタミン、ガランタミン等のフ
エナントリジンアルカロイド類、コルヒチン類等)の生
産を促進することも出来る。
このように、本発明化合物を用いることにより種々の植
物生長調節作用を誘発することが出来る。
次に、一般式(1)で示される化合物の製造法を説明す
る。
(製法a) 本発明化合物のうち、−S式 とき、R、+はフッ素原子又はエチル基を表わし、(b
) n ’が1.R+’がメチル基のとき、R1′は5
位もしくは6位の塩素原子、4位もしくは5位のフッ素
原子、又は4位の臭素原子を表わし、(c) n ’が
1、R、+がフッ素原子のとき、R1′は4位のフッ素
原子を表わし、(イ)noが1、R1″がメトキシ基の
とき、R2°は3位の塩素原子を表わし、(e) n 
’が1、R1が塩素原子のとき、Rt′は4位のメチル
基を表わし、(f)n”が2、R,lが水素原子のとき
、R8°は3位のメチル基および4位のフッ素原子を表
わす、〕 で示される化合物は、一般式 〔式中、R4はCICsアルキル基またはベンジル基を
表わし、R1、R1′およびnoは前記と同じ意味を表
わす、〕 で示される化合物をアルカリ水溶液または強塩基性イオ
ン交換樹脂を用いて加水分解することにより製造するこ
とが出来る。
アルカリ水溶液を用いる場合、使用するアルカリとして
は水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム等
があげられ、その使用量は一般式(n−1)で示される
化合物1モルに対して2〜3モルである0反応温度は、
通常O〜60℃の範囲であり、反応時間は通常0.5〜
2時間の範囲である。 本反応は通常、溶媒中で行なわ
れ、用いられる溶媒としてはメタノール、エタノール、
水あるいはこれらの混合溶媒が好ましい。
強塩基性イオン交換樹脂を用いる場合、使用する樹脂と
しては、例えばDo賀exω−1(lxl。
HCOs −)  (Dow chemica1社製品
〕等があげられる。
製造された化合物は、再結晶、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィー等で生成することが出来る。
(製法b) −a式(1)で示される化合物のうち、H で示される化合物は、−S式 〔式中、R4は前記と同じ意味を表わす、〕で示される
化合物とジメチルアミンとを反応させることにより製造
することが出来る。
本反応において、使用されるジメチルアミンの量は一般
式(n−2)で示される化合物1モルに対して2〜3モ
ルである。その他の反応条件は製法aと同様である。
(製法C) 本発明化合物のうち、一般式(1−1)で示される化合
物は、 式 5 SR2−C−COOH で示される化合物と、一般式 〔式中、R,l、RZ’およびn゛は、前記と同し意味
を表わす。〕 で示される化合物とを反応させることにより製造するこ
とも出来る。一般式(TV)で示される化合物は鉱酸塩
の形で用いてもよく、その場合苛性アルカリ等でアニリ
ンを遊離させて塩の形にして用いる。
本反応において一般式(IV)で示される化合物の使用
量は、式(III)で示される化合物1モルに対して1
.0〜1.2モルである。本反応は0〜60°Cの範囲
、好ましくは室温で行なわれ、通常0.5〜12時間で
終了する。
本反応は、通常、溶媒中で行なわれ、溶媒としてはアル
コール類、アセトン、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等あるいはそれらの混合溶媒があげられるが、メタノー
ルまたはエタノールが好ましい。
本反応は必要により水銀、銀、鉛等の金属の酸化物また
は炭酸鉛、炭酸銀等の金属塩を用いてもよく、その使用
量は弐(I[[]で示される化合物1モルに対して1〜
10モルである。
一般式(1)で示される化合物のうち一般式〔■−1〕
で示される化合物は、塩基と反応させる事により容易に
塩を製造できる。
使用される塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート
等があげられる。
本反応は通常、一般式(1−1)で示される化合物を溶
媒に溶解または懸濁し、水冷下または室温にて、化合物
1当量に対し、1当量の塩基を固体状あるいは溶液で加
え、10分間から1時間反応させて行なわれる。
使用される溶媒としては、メタノール、エタノール、ト
ルエン、ベンゼン、エーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、クロロホルム、ジクロロメタン、ヘキサン、
アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、水等ある
いは、これらの混合溶媒が好ましい。
反応終了後は、通常の後処理たとえば減圧′a縮を行い
、必要であれば再結晶等を行うことにより目的の塩を製
造することができる。
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(1−2
)で示される化合物は酸を反応させることにより容易に
塩を製造できる。使用される酸としては、塩酸、臭化水
素酸、硝酸、硫酸、酢酸、P−)ルエンスルホン酸等が
あげられる。
本反応は通常、一般式(1−2)で示される化合物を溶
媒に溶解または懸濁し、水冷下または室温にて化合物1
当量に対し、1当量のガス、液体または溶液状の酸を加
え、10分間から1時間反応させて行なわれる0本反応
において使用される溶媒としては、メタノール、エタノ
ール、トルエン、ベンゼン、エーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、クロロホルム、ジクロロメタン、ヘ
キサン、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、
水等あるいはこれらの混合溶媒が好ましい。
反応終了後は、通常の後処理たとえば減圧a縮を行い、
必要であれば再結晶等を行うことにより目的の塩を製造
することができる。
製法a、bにおいて原料として用いられる一般式(n−
1)および(II−2)で示される化合物は以下の工程
に従って製造することが出来る。
(工程1) 1 NHx−C−COOR4+    (Rs) 308F
4(V) (Vf) SR5−C−GOOR。
量 ”NH!・BP。
〔■〕
〔式中、 R。
は低級アルキル基を表わし、 4 は 前記と同じ意味を表わす。〕 工程1において、一般式(Vl)で示される化合物の使
用量は一般式(V)で示される化合物1モルに対して1
−1.2モルであり、反応温度は一10〜60°Cの範
囲、好ましくは室温であり、反応時間は5分〜2時間で
ある。本反応は、通常、溶媒中で行なわれ、用いられる
溶媒としては、クロロホルム、ジクロロメタン、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、エーテル、酢酸エチル、ベ
ンゼン、トルエン等あるいはそれらの混合溶媒があげら
れるが、その中でもクロロホルム、ジクロロメタンが好
ましい、得られた反応液から一般式〔■]で示される化
合物を単離精製することも可能であるが、そのまま次の
反応に用いても差し支えない。
工程2において一般式(IV)で示される化合物の使用
量は、一般式〔■〕で示される化合物1モルに対して1
〜1.2モルであり、反応温度は一10〜60℃の範囲
、好ましくは室温であり、反応時間は5分〜2時間の範
囲である0本反応は、通常、溶媒中で行なわれ、用いら
れる溶媒としてはジクロロメタン、クロロホルムまたは
アルコール類が好ましい。
本発明化合物を使用する場合は、通常、固体担体、液体
担体、界面活性剤、その他の製剤用補助剤と混合して乳
剤、液剤、水和剤、懸濁剤、粒剤等に製剤する。これら
の製剤には有効成分として本発明化合物を重量比で0.
1〜80%、好ましくは1〜50%含有する。
固体担体としては、カオリンクレー、アッタバルジャイ
トクレー、ベントナイト、酸性白土、パイロフィライト
、タルク、珪藻土、方解石、クルミ殻粉、尿素、硫酸ア
ンモニウム、合成含水酸化珪素等の微粉末あるいは粒状
物があげられ、液体担体としては、キシレン、メチルナ
フタレン等の芳香族炭化水素類、イソプロパツール、エ
チレンゲルコール、セロソルブ等のアルコール類、アセ
トン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類、大
豆油、綿実油等の植物油、ジメチルスルホキシド、N、
N−ジメチルホルムアミド、ア°セトニトリル、水等が
あげられる。
乳化、分散、湿層等のために用いられる界面活性剤とし
ては、アルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩
、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホコ
ハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテ
ルリン酸エステル塩等の陰イオン界面活性剤、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルアリールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンプロフコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の
非イオン界面活性剤等があげられる。
その他の製剤用補助剤としては、リグニンスルホン酸塩
、アルギン酸塩、ポリビニルアルコール、アラビアガム
、CMC(カルボキシメチルセルロース)、PAP(酸
性リン酸イソプロピル)等があげられる。
本発明化合物の処理方法とては、植物の根元への土壌潅
注、茎葉部への散布、水耕栽培における水耕液への添加
、種子の浸漬処理、球根の浸漬処理、植物体への幹内注
入・表面塗布、m織培養等に用いられる培地への添加等
があげられる。
リグニンの生成量を低下させる場合は、広葉樹や針葉樹
などの樹木類には、幼木時に、茎葉散布、土壌潅注、幹
部塗布などの処理方法により、定期的に処理することが
好ましい、また、例えば、コムギ、オオムギエンバクな
どの麦類、イネ、ツルガム、トウモロコシなどの1生性
植物には、幼苗時に、本発明組成物を茎葉散布、土壌潅
注処理することが好ましい、牧草には幼苗時に、茎葉散
布、土壌潅注または種子浸漬などの処理方法により処理
することが好ましい、クロロゲン酸の含量を低下させる
場合は、ヒマワリダイズ、ワタ、ビーナツツ等の植物体
では、開花終了期〜結実開始前、ジャガイモやサツマイ
モなどではイモがふとりはじめる前に、茎葉散布、土壌
潅注処理することが好ましい、フラボノイド類の含量を
低下させる場合は、花き類の花芽の分化〜開花開始前に
、茎葉散布土壌潅注または球根浸漬などの処理方法によ
り処理することが好ましい、トロパンアルカロイド類、
フエナントリジンアルカロイド類コルヒチン類等の生産
を促進する場合、毛状根培養などの植物組織培養するこ
とが好ましい。
さらに、除草剤等の他剤と混用することにより植物の生
育を相乗的にコントロールすることも考えられる。
本発明化合物の処理量は処理場面、植物の種類、生育ス
テージ、処理時期等により大きく異なる。
有効成分に着目すると例えば、茎葉散布の場合、1〜8
000 p p m、好ましくは50〜4000 p 
p mの濃度で散布する。土壌潅注の場合はlhaあた
り10〜4000 g 、好ましくは100〜2000
 g処理する。水耕液に添加する場合は0.01〜11
00pp、好ましくは0.1〜10ppmの濃度で添加
し、種子の浸漬処理の場合は0.1〜4000p p 
m、好ましくは1〜1000p p mの濃度の溶液中
に浸漬する。樹木等に注入する場合は木あたり1■〜4
0g、好ましくは10mg〜10gを注入し、植物体の
表面に塗布する場合は10〜100,000p P m
、好ましくは1000〜10,000ppmの濃度で塗
布する。また、植物組織培養等の培地に添加する場合は
0.01〜1100pp、好ましくは0.1〜10pp
mの濃度で添加する。
球根浸漬の場合は、0.1〜4000p p m、好ま
しくはlO〜1ooop p mの溶液中に浸漬する。
次に、実施例をあげて本発明をさらに詳しく説明するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
〈実施例〉 実施例1 チオオキサミド酸エチル1.0gをジクロロメタン10
dに溶解し、トリメチルオキソニウムテトラフルオロボ
レート1.17 gを加えて30分間室温で攪拌した後
、3−クロロ−2−メチルアニリン1.1gを加えてさ
らに10分間攪拌した0反応液を濃縮し、得られた残渣
をメタノール10−に溶解した後、40%ジメチルアミ
ン水溶液を2.1gを加え室温で1時間撹拌した。反応
液を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶出液 ジクロロメタン:メタノール−4
: 1 (V/V))で精製して N−(3−クロロ−
2−メチルフェニル)−アミジノギ酸 N、 N−ジメ
チルアミド(本発明化合物(2)) 0.86 gを得
た。
実施例2 チオオキサミド酸エチル1.0gをジクロロメタ710
1dに溶解し、トリメチルオキソニウムテトラフルオロ
ボレート1.17 gを加えて30分間室温で攪拌した
後、5−クロロ−2−メチルアニリン1.1 gを加え
てさらに10分間攪拌した0反応液をil縮し、得られ
た残渣をメタノール10dに溶解した後、水酸化カリウ
ム水溶液5−(水酸化カリウム1.05g含有)を加え
た。30分後、反応液に酢酸0.5gを加えて中和し、
減圧濃縮した後、固体状残渣にジクロロメタン:メタノ
ール−4: 1 (V/V) ) c)混合溶媒100
atl!を加え、不溶物を濾去した。濾液を減圧濃縮し
て得たオイル状残渣をアセトンで結晶化して、N−(5
−クロロ−2−メチルフェニル)−アミジノギ酸(本発
明化合物(3)) 1.2 gを得た。
実施例3 実施例2に準じて、チオオキサミド酸エチル1゜0gに
4−フルオロ−2−メチルアニリン0.94gを反応さ
せて、N−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−ア
ミジノギ酸(本発明化合物(4))1、05 gを得た
実施例4 N−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−アミジノギ
酸 N、N−ジメチルアミド(本発明化合物(2)) 
 (0,5g)をエタノール10m1に溶解し、これに
IN塩酸(2,1ad)を室温で加えた。30分後、反
応液を減圧濃縮して、N−(3−クロロ−2−メチルフ
ェニル)−アミジノギ酸 N、 N−ジメチルアミド塩
酸塩(本発明化合物03))0、53 gを得た。
この製造法に準じて製造された本発明化合物を第1表に
示す。
第 1 表 111、化合物(2)以外は発泡分解を伴う。
次に製剤例を示す0部は重量部を表わす。
製剤例1 本発明化合物(4)(13)各々1部、エチレングリコ
ール10部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル5部、純水84部を混合し各々液剤を得る。
製剤例2 化合物(1)〜(13〉各々30部、珪藻土45部、ホ
ワイトカーボン20部、ラウリル硫酸ナトリウム3部、
リグニンスルホン酸ナトリウム2部をよく粉砕混合して
各々水和剤を得る。
製剤例3 化合物(1)〜(13〉各々10部、ベントナイト35
部、フバサξクレー51部、リグニンスルホン酸ナトリ
ウム2部、ツルポール5060 (東邦化学■製品)2
部、水20部を加えて混合した後、押し出し機で押し出
し、乾燥させて各々粒剤を得る。
参考例1(アントシアニン生成抑制試験)本発明化合物
を含むホーグランドの水耕漆工Odを腰高シャーレに入
れ、脱脂綿を敷き、赤キャベツ(品種ニルビーボール)
の種子を約15粒播種し、25°c、5oooルクスの
人工気象室内で5日間栽培した0発芽した赤キャベツの
地上部を切り取り、IN塩酸51dlでアントシアニン
を抽出し、谷光光度計を用いて535nmの吸収を測定
してアントシアニン量を測定した。無処理区と比較して
アントシアニンの生成を50%阻害する本発明化合物の
濃度を算出した。結果を第2表に示す。
尚、本発明化合物を処理した赤キャベツは茎葉部の奇形
や生育抑制が生じる等の薬害が観察されなかった。
\ 第2表 参考例2(アサガオのアントシアニン生成抑制試験) アサガオ(品種ニスカーレット・オハラ)を直径8C1
1の小型ポットに播種し温室内で栽培した。
子葉展開時(播種後9日)に1週間短日処理して開花を
誘導した後、開花の始まる5日前(つぼみの長さが1〜
2 C1l )に製剤例2で製剤化した本発明組成物の
一定量を土壌潅注または茎葉散布処理した。処理後、栽
培を続け、開花時に花弁の花色を目視観察し、無処理区
と比較する事により、(無影響)〜+十++(完全に白
色)の5段階で評価した。その結果を第3表に示す。
本発明&11威物処理による薬害は見られなかったが、
AOPP処理では葉が枯れる薬害が土壌潅注および茎葉
散布の画処理で認められた。
第3表 〈発明の効果〉 本発明化合物はPALの活性を阻害し、トランスケイ皮
酸、フェニルアラニン経由の二次代謝産物の生成をコン
トロールする等の植物生長m節作用を有する有用な化合
物である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1、R_2およびnは、 (a)R_3が水酸基、nが0のとき、R_1はフッ素
    原子又はエチル基を表わし、 (b)R_3が水酸基、nが1、R_1がメチル基のと
    き、R_2は5位もしくは6位の塩素原子、4位もしく
    は5位のフッ素原子、又は4位の臭素原子を表わし、 (c)R_3が水酸基、nが1、R_1がフッ素原子の
    とき、R_2は4位のフッ素原子を表わし、 (d)R_3が水酸基、nが1、R_1がメトキシ基の
    とき、R_2は3位の塩素原子を表わし、 (e)R_3が水酸基、nが1、R_1が塩素原子のと
    き、R_2は4位のメチル基を表わし、 (f)R_3が水酸基、nが2のとき、R_1は水素原
    子、R_2は3位のメチル基および4位のフッ素原子を
    表わし、 (g)R_3がジメチルアミノ基のとき、nは1、R_
    1はメチル基、R_2は3位の塩素原子を表わす。〕で
    示されるアミジノギ酸誘導体及びその塩。
JP17569990A 1989-07-03 1990-07-02 アミジノギ酸誘導体 Pending JPH03128350A (ja)

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