JPH03128235A - 積層鋼板の製造方法 - Google Patents

積層鋼板の製造方法

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JPH03128235A
JPH03128235A JP26782389A JP26782389A JPH03128235A JP H03128235 A JPH03128235 A JP H03128235A JP 26782389 A JP26782389 A JP 26782389A JP 26782389 A JP26782389 A JP 26782389A JP H03128235 A JPH03128235 A JP H03128235A
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JP
Japan
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steel plate
resin layer
powder
laminated
metallic powder
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Application number
JP26782389A
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English (en)
Inventor
Shigeki Shiratani
白谷 茂樹
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、制振効果を有する積層鋼板の製造方法に関す
る。
(従来の技術) この種の積層鋼板は、従来一般には、2枚の鋼板の間に
、単に樹脂層を積層、形成する方法によって製造されて
いたが、このような積層鋼板では、樹脂層の存在によっ
て導電性が断たれるため、抵抗溶接を行うことができず
、その適用範囲は限られたものとなっていた。
そこで最近、例えば実開昭61−128025号公報に
示されるように、樹脂中に、予め鉄粉、銅粉、銀粉、ク
ロム粉、あるいは合金粉等の導電性粉体を混入し、これ
らを前記樹脂層中に分散させる試みがなされている。か
覧る試みによれば、樹脂層が導電性を有するようになっ
て抵抗溶接が可能になり、その適用範囲は拡大する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記導電性粉体を混入した積層鋼板を用
いて実際にスポット溶接を行ってみると、スポット点以
外の部分でスパークが発生し、穴開き、焼は等の不具合
が発生することが往々にしてあった。これは、積層鋼板
の導電性がいま一つ不足し、溶接電流が分散して流れる
ことに起因すると推定され、より導電性に優れた積層鋼
板の実現が望まれていた。
本発明は、上記従来の問題を解決することを課題として
なされたもので、その目的とするところは、スパーク現
象を起こさない、導電性に優れたaR錆鋼板製造する方
法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するため、2枚の鋼板の間に
、導電性粉体を含む樹脂層を積層、形成した後、これを
両面から加圧しつ覧抵抗発熱により前記粉体を前記鋼板
に接合するように構成したことを特徴とする。
本発明において、上記樹脂層を構成する樹脂および導電
性粉体の種類は特に限定するものでなく、樹脂として、
例えばポリオレフィン、ポリエチレン、アクリル系樹脂
等を、導電性粉体として、例えば鉄粉、銅粉、アルミニ
ウム粉、あるいはそれらの合金粉等をそれぞれ選択する
ことができる。また本発明において、樹脂層の厚さは既
存の積層鋼板と同様に30〜100JL11程度とされ
るが、これに含ませる粉体の粒径は、この樹脂層の厚さ
とほぐ同しかそれよりわずかに大きな厚さとするのが望
ましい。
本発明は、上記したように抵抗発熱により樹脂層中の粉
体を鋼板に接合することを特徴とするが、この抵抗発熱
を誘起する方法は特に限定されず、例えば一対のローラ
電極を鋼板上に転動させながら断続的に通電する方法を
採用することができる。この場合、加圧・通電条件とし
て、加圧力5〜30kgf/+m2.電流密度50〜5
00 A/鵬鵬29通電時間!760〜5760秒の各
条件を選択するのが望ましい、またこの抵抗発熱を誘起
する範囲は、樹脂を積層、形成した素鋼板の全面に対し
て行っても、後に抵抗溶接する範囲に選択的に行っても
良いものである。さらに、この抵抗発熱を誘起する時期
も任意であり、素鋼板の製造と同時にまたはその製造直
後に行っても、あるいは2次加工時に行っても良いもの
である。
(作用) 上記のように構成した積層鋼板の製造方法においては、
抵抗発熱により樹脂層中の導電性粉体が軟化または半溶
融状態となって鋼板に接合され、結果として積層鋼板の
電気抵抗値が小さくなって゛、その導電性が改善される
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
本実施例は、2枚の鋼板の間に、導電性粉体を含む樹脂
層をaR1形成して積層素鋼板を製造する第1工程と、
該積層素鋼板を両面から加圧しつ賢抵抗発熱により前記
粉体を前記鋼板に接合して積層鋼板を完成させる第2工
程とから概略構成される。第1図は、その第2工程を示
したもので、同図中、1は積層素鋼板を、11は完成品
としての積層鋼板をそれぞれ表わしている。積層素鋼板
lは、2枚の鋼板2,2の間に樹脂層3を挟んだサイド
インチ構造を有しており、樹脂層3中には、これの厚さ
とはf同じ粒径を持つ金属粉体4が分散されている。か
−る積層素鋼板lは、金属粉体4を混入、分散させた樹
脂を2枚の鋼板2,2の間に介在させ、これを 120
〜150℃に加熱してロール圧延することによって得ら
れたものである。
第2工程においては、上記のようにして得た積層素鋼板
1を上下一対のローラ電極5.5の間に通す、ローラ電
極5は駆動機構(図示略)により回転制御され、これに
はまた電源6が接続されている。そして、この一対のロ
ーラ電極5゜5の間隔を所定の圧下率が得られるように
調整し、これに電源8から所定の電流を断続的に供給す
ると、樹脂層3中の金属粉体4は抵抗発熱により順次軟
化または半溶融状態となる。この時、樹脂R3は、ロー
ラ電極5の加圧力によりわずか圧延されて薄肉になり、
これに追従して金属粉体4もわずか塑性変形し、該金属
粉体4は前記鋼板2.2に完全に圧着する。
こ覧で、鋼板2.2として板厚0.1m鳳の炭素鋼を、
樹脂としてポリオレフィンをそれぞれ選択し、樹脂層3
の厚さを 井麿に設定すると共に、ローラ電極5による
加圧力を20kgf/mm2゜ローラ電極5に供給する
電流密度を23OA/m鵬2゜通電時間をl/30秒に
それぞれ設定し、上記要領で積層鋼板(本発明品)1!
を完成させて、その電気抵抗値を測定した。なお比較の
ため、単に2枚の鋼板2.2の間に金属粉体4を含む樹
脂層3を積層、形成した従来品についても同様の測定を
した。この結果、第2図に示すように、従来品の抵抗値
が14〜20mΩであるのに対し5本発明品のそれはO
〜4mΩであり、本発明品の著しく抵抗値の小さいこと
が確認できた。そして、このように導電性が改善された
ことにより、本発明品では、スポット溶接を行ってもス
パークは発生せず、抵抗溶接を安定して行うことができ
た。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明にか覧る積層鋼板
の製造方法によれば、樹脂層中の導電性粉体を鋼板に接
合させるので、積層鋼板の導電性が著しく増し、抵抗溶
接に対する適応性を著しく向上せしめる効果を奏した。
また導電性粉体を鋼板に接合させたことにより積層鋼板
の強度も向上し、前記抵抗溶接に対する適応性の向−L
と相まって積層鋼板の適用範囲を大きく拡大させる効果
を奏した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にが\る積層鋼板の製造の第2工程を
示す断面図、第2図は、本発明の方法によって得た積層
鋼板の電気特性を従来品と比較して示すグラフである。 2 ・・・ 鋼板 3 ・・・ 樹脂層 4 ・・・ 導電性粉体 5 ・・・ ローラ電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2枚の鋼板の間に、導電性粉体を含む樹脂層を積
    層、形成した後、これを両面から加圧しつゝ抵抗発熱に
    より前記粉体を前記鋼板に接合することを特徴とする積
    層鋼板の製造方法。
JP26782389A 1989-10-13 1989-10-13 積層鋼板の製造方法 Pending JPH03128235A (ja)

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