JPH03127627A - 第3級ブチルアルコールから過酸化物不純物を除去するための触媒 - Google Patents

第3級ブチルアルコールから過酸化物不純物を除去するための触媒

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JPH03127627A
JPH03127627A JP1262299A JP26229989A JPH03127627A JP H03127627 A JPH03127627 A JP H03127627A JP 1262299 A JP1262299 A JP 1262299A JP 26229989 A JP26229989 A JP 26229989A JP H03127627 A JPH03127627 A JP H03127627A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車用燃料のオクタン価向上成分とりて有
用である、イソブチレンを少量しか含有しない第3級ブ
チルアルコール生成物を得るために、第3級ブチルアル
コール原料から残留する汚染量の第3級ブチルヒドロペ
ルオキシド及びジ第3級ブチルペルオキシドを除去する
方法に関する。本発明によると、過酸化物により汚染さ
れた原を、実質的にニッケル、銅、クロム及びバリウム
から成る水素化触媒と接触せしめ、イソブチレンによる
汚染を有意に増大することなく、第3級ブチルヒドロペ
ルオキシド及びジ第3級ブチルペルオキシドの両者を、
実質的に選択的に、第3級ブチルアルコールへ還元する
プロピレンなとのα−オレフィンから置換エポキシ化合
物を製造する方法は、Kollarの米国特許筒3,3
51,653号において開示されており、この特許には
、有機エポキシ化合物が、オレフィン性不飽和化合物と
有機ヒドロペルオキシドとを、モリブデン、タングステ
ン、チタン、ニオブ、タンクル、レニウム、セレン、ク
ロム、ジルコニウム、テルルまたはウラン触媒の存在に
おいて、反応せしめることにより、製造しうることが教
示されている。オレフィンがプロピレンであり、ヒドロ
ペルオキシドが第3級ブチルヒドロペルオキシドである
場合、プロピレンオキシド及び第3級ブチルアルコール
は共生酸物である。米国特許筒3.350,422号は
、可溶性バナジウム触媒を用る同様な方法を開示してい
る。モリブデンは好適な触媒である。ヒドロペルオキシ
ドに対してオレフィンを実質的に過剰にすることが、こ
の反応については通常の手法であると述べている。また
、米国特許筒3,526,645号は、有機ヒドロペル
オキシドを過剰量のオレフィンにゆっくりと添加するこ
とが好適であると述べている。
5teinらは、米国特許筒3,849,451号にお
いて、数あるパラメータの中でも反応温度の綿密な制御
(90〜200℃)及び自生加圧を要求することにより
、Kollarの米国特許筒3,350,422号及び
第3.351,635号の方法に改良を加えた。5te
inらは、また、より完全な反応が達成されるよう、最
終の反応器で幾分温度を高くした複数の反応器の使用を
提案している。主な利点は、収率の増加及び副反応の減
少であるとしている。
イソブタンは、分子状酸素を用いて酸化され、相当する
第3級ブチルヒドロペルオキシドを生成することができ
、この酸化反応は、例えば酸化触媒を用いることにより
、促進されうることが公知である( Johnston
の米国特許筒3.1)25,605号及びWorrel
 1の米国特許筒4,296,263号を参照)。
しかして、第3級ブチルアルコールは、第3級ブチルヒ
ドロペルオキシドを直接熱または触媒により第3級ブチ
ルアルコールへと還元する方法、あるいはプロピレンと
第3級ブチルペルオキシドとを触媒を用いて反応せしめ
プロピレンオキシド及び第3級ブチルアルコールを得る
方法のいずれかにより、製造することができる。
第3級ブチルアルコールは、ガソリンなどの自動車用燃
料に添加されると、オクタン価向上成分として使用され
うることも公知である。しかして、第3級ブチルアルコ
ールを生成するために、第3級ブチルヒドロペルオキシ
ド及びジ第3級ブチルペルオキシドを熱分解せしめるこ
とが、例えばGraneの米国特許筒3,474,15
1号により開示されるごとく、これまで提案されてきた
。熱分解は、第3級ブチルアルコールが約450’Fの
温度で脱水作用を開始し、この脱水作用は約4750F
以上の温度で加速するという点で、Graneにより指
摘されるとおり、注意して行わなければならない。
そのうえ、熱分解により得られる生成物は、通常、第3
級ブチルヒドロペルオキシド及びジ第3級ブチルペルオ
キシドを少量含有する。これらは自動車用燃料の品質に
悪影響を及ぼすことから、第3級ブチルアルコールを効
果的なものにするためには、実質上完全に除去しなけれ
ばならない。
Graneは、かかる過酸化物を少量含有する第3級ブ
チルアルコールを、375〜475’Fの温度において
1−10分間加熱することにより、熱の作用でこの除去
を達成することを提案している。
この着想は米国特許筒4,294,999号及び第4.
296,262号においてGraneらにより発展せし
められ;イソブタンを出発原料とし、自動車用燃料グレ
ードの第3級ブチルアルコールがイソブタンの酸化によ
り製造され(例:可溶化されたモリブデン触媒の存在下
)、第3級ブチルアルコールと第3級ブチルヒドロペル
オキシドとの混合物が得られ、この混合物から、第3級
ブチルヒドロペルオキシドを多く含む留分が蒸留により
回収されつる、統合式工程が提供されるに至った。この
留分を、脱ブタン化した後に、加圧下300’F以下の
温度で数時間熱分解にかけると、第3級ブチルヒドロペ
ルオキシドの濃度が大幅に低下する。しかしこの熱分解
段階による生成物は、第3級ブチルヒドロペルオキシド
の残余をなお含有し、その大部分が、その後、Gran
eの米国特許第3,474,151号で教示されるよう
に、汚染された第3級ブチルヒドロペルオキシドの最終
熱処理によって、除去される。
しかして、自動車用グレードの第3級ブチルアルコール
からの痕跡量の第3級ブチルヒドロペルオキシドの除去
は、かなりの注目を集めている。
しかし、二つの過酸化物のうちで耐火性がより強力であ
るジ第3級ブチルペルオキシドの痕跡量の除去に関して
は、はとんど公表されていないようである。このことは
、ジ第3級ブチルペルオキシドは自動車用ブレニドの第
3級ブチルアルコール中に常に痕跡量で存在するわけで
はないこと(その有無はイソブタン出発原料の酸化にお
いて使用される反応条件の関数)、ならびに、存在する
場合は相当に少量で存在するということの両方の理由か
ら説明しつるかもしれない。例えば、イソブタンの酸化
により生成される第3級ブチルヒドロペルオキシドを多
量に分解した後、第3級ブチルヒドロペルオキシドの含
有残余量は、通常、第3級ブチルアルコールを基準とし
て、約0.1〜約1重量%となり、一方、残留するジ第
3級ブチルペルオキシドの含有量は、存在するとしても
、約0.1〜約0.5重量%にすぎないであろう。
5andersonらは、米国特許第4,547,59
8号において、担体無しのコバルト硼酸塩及びチタンニ
酸化物上に担持されたコバルト硼酸塩を使用して。
有機ヒドロペルオキシドをアルコールに分解する方法を
開示している。また、例えば米国特許第4.069,5
98号においてCo1)eにより教示されるように、酸
化銅促進剤を含有する不均一性酸化コバルト触媒を用い
て第3級ブチルアルコールから残余のヒドロペルオキシ
ドを除去することが提案されている。A1)isonら
は、米国特許第3.505.360号において、アルケ
ニルヒドロペルオキシドは、IV−A、 V−Aもしく
はVI−^族の金属または金属化合物をベースとする触
媒の使用によって、接触分解することができることをよ
り一般的に教示した。
ヒドロペ・ルオキシドの製造に関し、かつ残余の第3級
ヒドロペルオキシド汚染及び第3級ブチルアルコールの
問題を有しない、他の先行技術の特許には、Ru5tの
米国特許第2.383.919号、Harveyの米国
特許第3,449,217号、Poenischらの米
国特許第3,778,382号及びWilliamsら
の米国特許第3.816,548号がある。
西ドイツ国のDE324846S−Aにおいては、イソ
ブタンが空気によって、約48〜約90%の転化率で、
非接触的に酸化されて相当するヒドロペルオキシドを生
成し、この生成物が水素化条件の下、担持触媒、例えば
パラジウム、白金、銅、レニウム、ルテニウム又はニッ
ケルの存在において接触分解され、第3級ブチルアルコ
ールを生成する、二段階式工程が開示されている。1.
3%パラジウム担持リチウムスピネルを触媒として用い
て得られた分解生成物は、有意量のアセトン、水及びメ
タノールを含んでいた。
Mabuchiらは、米国特許第4,1)2,004号
において、有機ベルオキシード(例:ブタジェンベルオ
キシド)の溶液及びニッケル触媒の懸濁液を比率を制御
しながら反応器に継続的に供給し、反応器内の反応生成
物の一定の重量及び組成を維持するのに適切な速度で反
応混合物を連続的に抜き出すことにより;ニッケル触媒
の存在において有機ペルオキシドから一価もしくは多価
アルコールを製造する方法を開示している。
Mabuchiらに対する米国特許第4,123,61
6号においては、ニッケル触媒の存在において水素圧下
、懸濁液または流動層方法により有機ペルオキシドを相
当する一価もしくは多価アルコールへと水素化するため
の方法が開示されている。ブタンジエンペルオキシドの
1.4−ブタンジオール及び1.2−ブタンジオールへ
の転化ならびに第3級ブチルヒドロペルオキシドの第3
級ブチルアルコールへの転化が例証されている。
イソブタンの無触媒酸化により生成された過酸化物、例
えば第3級ブチルヒドロペルオキシドと第3級ブチルア
ルコールとの混合物の分解方法は、Tayl、orらの
米国特許第4,551,553号において開示されてい
る。この特許では、分解は、ヒドロペルオキシドに対し
て可溶性である、クロム及びルテニウムから成る触媒系
を用いて触媒される。
1986年6月27日出願のrcatalystic 
PurLfica−tion of Tertiary
 Butyl Alcohol (第3級ブチルアルコ
ールの触媒精製)」(文書番号80,577)と題され
る5andersonらによる米国同時係属出願第06
/879.660号においては、シリカ担持のニッケル
、銅、クロム又は鉄触媒を使用して、過酸化物により汚
染されている第3級ブチルアルコール原料を処理すると
、過酸化物の不純物を実質的に含有しない第3級ブチル
アルコール生成物が得られることが開示されている。所
望でない副生成物、例えばアセトン、メタノール及びイ
ソブチレンの生成は、この方法により大幅に抑制される
が、得られる結果は、特に、所望でない汚染共生酸物と
してのイソブチレンの生成に関して、満足のゆくもので
はない。
1986年1)月3日出願のrcatalystic 
Removalof Peroxide Contam
inants from Tertiary Buty
lAlcohol  (触媒を使用する、第3級ブチル
アルコールからの過酸化物不純物の除去)」(文書番号
80,609)と題される5andersonらによる
米国同時係属出願第067926,159号は、第3級
ブチルアルコールから過酸化物不純物を除去するために
塩基処理されたVIBもしくはVIIIB族金属または
金属酸化物触媒、例えば塩基処理したニッケル、銅、ク
ロミアまたは鉄触媒を使用することを開示している。
ニー放璽 Godfreyの米国特許第3,037,025号は、
通常非還元性である金属酸化物、例えばクロム、アルミ
ニウム、鉄、カルシウム、マグネシウム、マンガン及び
稀土類金属類の酸化物を含めることにより促進させても
よい、金属ならびに銅、ニッケルおよびコバルトの酸化
物(これらの混合物も含む)から成る触媒組成物を用い
る、N−アルキル置換ピペラジンの製造を開示している
。好適な触媒組成物は、ニッケルを約44〜約74重量
%、銅を約5〜約55%及びクロムを約1〜約5重量%
含むとされている。
Mo5sによる米国特許第3,151,1)2号は、銅
、ニッケル、コバルト、クロム、モリブデン、マンガン
、白金、パラジウム及びロジウムを含む群からの−もし
くは二の金属を含み、通常非還元性である酸化物、例え
ば酸化クロム、酸化モリブデン及び酸化マンガンを用い
て促進させてもよい、モルホリンの製造に有用である触
媒組成物を開示している。代表的な触媒組成物には、ニ
ッケルを約60〜約85重量%、銅を約14〜約37重
量%及びクロミアを約1〜約5重量%を含む触媒組成物
がある。ニッケル、銅及びクロミア触媒は、また、Mo
5sの米国特許第3.151. tis号及び第3,1
52,998号においても開示されている。
Winderlらの米国特許第3,270,059号は
、周期率表のI−8及びVIII族の金属を含有する触
媒の使用を教示している。適当な触媒の例として、銅、
銀、鉄、ニッケル及び特にコバルトが挙げられている。
Boettgerらによる米国特許第4.014,93
3号は、銅により促進されコ・バルト及びニッケルを含
有する触媒、例えばコバルトとニッケルの混合物を約7
0〜約95重量%及び銅を約5〜約30重量%含有する
触媒を開示している。
Habermannの米国特許第4,152,353号
は、ニッケル、銅及び鉄、亜鉛、ジルコニウムもしくは
それらの混合物であってもよい第三の成分から成る触媒
組成物、例えばニッケルを約20〜約49重量%、銅を
約36〜約79重量%及び鉄、亜鉛、ジルコニウムもし
くはそれらの混合物を約1〜約15重量%含む触媒を開
示している。類似した触媒組成物は、Haberman
nの米国特許第4,153,581号において言及され
ている。
1980年10月20出願の欧州特許出願001765
1では、Habermannによって開示された触媒組
成物に関連した触媒組成物が開示され、そのような触媒
組成物は、ニッケルもしくはコバルト、銅と鉄及び亜鉛
もしくはジルコニウムから成り、例えばコバルト20〜
90%、銅3〜72%及び鉄、亜鉛もしくはジルコニウ
ム1−16%を含む組成物ならびにニッケル20〜49
%、銅36〜79%及び鉄、亜鉛もしくはジルコニウム
1−16%を含む触媒組成物がある。
西ドイツ国特許出願公開第2.721,033号は、ニ
ッケル35%、鉄約87.5%及びクロミア少量を含む
触媒組成物を開示している。
Johanssonらは、米国特許第3,766.18
4号において、鉄及びニッケル及び/またはコバルトか
ら成る触媒組成物を開示している。
及咀曵盟1 本発明の原料は、第3級ブチルヒドロペルオキシド及び
ジ第3級ブチルペルオキシドで汚染された第3級ブチル
アルコールから成る。
第3級ブチルヒドロペルオキシドを生成するためにイソ
ブタンを処理すると、その反応生成物は、通常、未反応
のイソブタンだけでなく、第3級ブチルアルコール及び
他の酸素添加された副生成物、例えばジ第3級ブチルペ
ルオキシド、アセトン等をいくらか含んでいる。未反応
のイソブタンをフラッシングにより除去した後、所望の
第3級ブチルヒドロペルオキシド反応生成物をさらに濃
縮するため、主に第3級ブチルアルコールから成る留分
を蒸留物として回収してもよい。第3級ブチルヒドロペ
ルオキシド、ジ第3級ブチルペルオキシド等で通常汚染
される第3級ブチルアルコール蒸留物を、本発明の方法
に用いる原料として使用することができる。
第3級ブチルヒドロペルオキシドは、Kol farの
米国特許第3,351,635号において開示された形
式の方法によりプロピレンと適当に反応せしめられ、主
に未反応のプロピレン、酸化プロピレン及び第3級ブチ
ルアルコールから成る初期反応生成物を与える。しかし
2通常は、第3級ブチルヒドロペルオキシド、ジ第3級
ブチルペルオキシド及び他の酸素添加された不純物の残
余量が存在し、反応混合物から回収した第3級ブチルア
ルコール中に溶解した状態で残留する。この第3級ブチ
ルアルコール生成物もまた、本発明の方法で用いる原料
として使用することができる。
第3級ブチルヒドロペルオキシドは、熱及び/又は触媒
により分解してアセトンを生成する。
第3級ブチルアルコールは分解して水とイソブチレンを
生成することができる。したがって、第3級ブチルアル
コールは、最初に回収された形態では、ガソリンなどの
自動車用燃料のオクタン価向上成分として使用するには
完全に満足のゆくものとはならない。しかして、第3級
ブチルアルコールは、通常、アセトン約3重量%、イソ
ブチレン約1重量%、ジ第3級ブチルペルオキシド約1
)00pp及び第3級ブチルヒドロペルオキシド約1)
00ppを越える範囲で含有する場合は、自動車用燃料
として使用するには不充分であると考えられる。望まし
くは、第3級ブチルアルコールは、アセトンを約1重量
%もしくはそれ以下、イソブチレンを0.5重量%もし
くはそれ以下、ジ第3級ブチルペルオキシドを10pp
mもしくはそれ以下及び第3級ブチルヒドロペルオキシ
ドを100 ppIIもしくはそれ以下で含有する。
残余量のジ第3級ブチルペルオキシド及び第3級ブチル
ヒドロペルオキシドで汚染された自動車用燃料グレード
の第3級ブチルアルコールは、使用される触媒がニッケ
ル、銅、クロミア又はバリウム触媒から成る場合、より
効果的に接触的に精製しうることが本発明により予想外
に見い出された。
本発明によると、過酸化物により汚染された第3級ブチ
ルアルコール原料、例えば第3級ブチルヒドロペルオキ
シド及びジ第3級プチルベルオキシトにより汚染されて
いる原料を、約80〜220℃の温度及び液相反応混合
物を維持するのに充分な圧力(通常、反応温度に依存し
て約200〜約800psig)をはじめとする穏やか
な条件下で本発明の触媒と接触せしめる。所望なら、約
2000psigまでの比較的高い圧力を使用すること
もできるが、高い圧力を使用することにおいて特に利点
があるわけではない。この処理は、実質上選択的に過酸
化物不純物を第3級ブチルアルコールへと転化し、その
結果、第3級ブチルヒドロペルオキシド及びジ第3級ブ
チルペルオキシドの汚染量を実質的に含まない被処理生
成物が得られる。しかして、過酸化物不純物の所望でな
い酸素添加された誘導体、例えばアセトン、メタノール
及びイソブチレンの生成が実質的に回避される。
本発明の方法により得られる結果は、いくつかの点で驚
くべきことで、かつ予想外である。第3級ブチルヒドロ
ペルオキシド及びジ第3級ブチルペルオキシドの接触的
分解又は熱分解の結果1通常は好ましい分解生成物とし
てのアセトンの生成が発生する。しかして、二つの過酸
化物の実質的に完全な除去により得られる自動車用燃料
グレードの第3級ブチルアルコールの品質についての好
ましい効果は、分解生成物が主にアセトンであるか、あ
るいは、痕跡量を越えるイソブチレンが存在する場合、
大幅に相殺されるであろう。
さらに、第3級ブチルヒドロペルオキシドの実質的に完
全な分解に効果的である触媒は、通常、ジ第3級ブチル
ペルオキシドの接触分解については、せいぜい部分的に
効果がある程度である。所望なら、シリカ、マグネシア
等の不活性担体を使用してもよい。
しかして、汚染量のジ第3級ブチルペルオキシド及び第
3級ブチルヒドロペルオキシドの両者を含有する自動車
用燃料グレードの第3級ブチルアルコール原料が、過酸
化物を分解するために触媒により処理され、それにより
該過酸化物が、アセトン、メタノール及びイソブタンの
生成により汚染のレベルを実質的に増加することなく、
実質上完全に除去される、本発明の方法は、先行技術に
対して明白な利点を構成する。
匿及亘豊 本発明の方法に用いる出発原料には、(イソブタンを酸
化して第3級ブチルヒドロペルオキシドを生成すること
により)プロピレンと第3級ブチルヒドロペルオキシド
とを反応させて酸化プロピレン及び第3級ブチルアルコ
ールを生成することによる上記の方法において得られる
第3級ブチルアルコール原料がある。
プロピレンと第3級ブチルヒドロペルオキシドとを反応
させて酸化プロピレン及び第3級ブチルアルコールを生
成することにより得られる自動車用燃料グレードの第3
級ブチルアルコール原料は、汚染量の第3級ブチルヒド
ロペルオキシド、ジ第3級ブチルペルオキシド及びアセ
トンを含有し、さらにまた、汚染量のメタノール及びイ
ソブチレンを含有するかもしれない。そのような物質の
汚染の通常レベルは、第3級ブチルアルコールが、処理
の前で、第3級ブチルヒドロペルオキシドを約0.1〜
約5重量%、ジ第3級ブチルペルオキシドを約0.1〜
約5重量%含も程度が通常である。その他の不純物も少
量で存在しつる。
先に示したとおり、イソブタンの接触酸化において使用
される反応条件は、ジ第3級ブチルペルオキシドの生成
に至る場合もある。しかして、本発明の実施について使
用される原料は、第3級ブチルヒドロペルオキシドを約
0.l〜約5重量%及びジ第3級ブチルペルオキシドを
約0.1〜約5重量%含んだ不純な自動車用燃料グレー
ドの第3級ブチルアルコールである。
本発明の触媒組成物は、実質的にニッケル、銅、クロム
及びバリウムから成る触媒である。触媒の金属成分は、
通常、使用の間には、金属の酸化物として存在する。し
かして1本発明の過酸化物分解方法においては、金属の
酸化物はその金属形態へと還元されないが、金属は、存
在するとすれば、相当する酸化金属へと還元される傾向
がある。
本発明の好適な触媒組成物は、バリウム約1〜約20瓜
量%及びクロム約l〜約6重量%(酸素を含まない基準
)、残余はニッケル及び銅であり、重量比は銅1部に対
しニッケル2〜3部である、実質的にニッケル、銅、ク
ロム及びバリウムの金属ならびに/又は酸化物から成る
。例えば、本発明の組成物は、本質的にニッケル約30
〜約60重量%、銅約5〜約40重量%、クロム約0,
5〜約lO重量%及びバリウム約l〜約30重量%から
成ってもよく、このときニッケルと銅の比率は上記のと
おりである。
より好適には、本発明の触媒組成物は、バリア約1〜約
20重量%及びクロミア約1〜約5重量%から成り、こ
のときニッケルと銅の比率は上記のとおりである。
触媒はまた、適当な担体、例えばシリカ(例:Kies
elguhr) 、アルミナ、二酸化チタン、クレー及
びその他の同様な担体上に担持してもよい。担体が使用
される場合、担体は、触媒組成物の総重量の約30〜約
99.5%から成るのが好適で、このとき残余(約0,
5〜約70重量%)は、ニッケル、銅、クロム及びバリ
ウムの金属ならびに/又は金属酸化物から成る。
本発明の触媒組成物は、回分反応を実施する場合には粉
末形態で利用してもよいが、連続法において反応を触媒
するためにベレット化された形態で使用する場合には、
その有用性は増大する。
3 ブチルアルコールの 本発明によると、第3級ブチルアルコール原料を上述し
たとおりに相関した反応条件の下で本発明の触媒と接触
せしめ、第3級ブチルアルコール中に不純物として同様
に存在するアセトン、メタノール及びイソブチレンの汚
染のレベルをほとんど増加させることなく、実質上選択
的に第3級ブチルアルコール原料中の第3級ブチルヒド
ロペルオキシド及びジ第3級ブチルペルオキシドの両不
純物を接触により第3級ブチルアルコールに転化する。
反応は、粉末状触媒を用いて、オートクレーブ中で回分
式に実施してもよく、あるいは、約80〜約200℃の
温度範囲をはじめとする反応条件下で第3級ブチルアル
コールを本発明の触媒のベツドを含む反応器に通すこと
により、連続式で実施してもよい。反応は、200〜8
00 psigにおいて実施することが好ましいが、所
望なら、2000psigまでの比較的高い圧力を使用
してもよい0反応を回分式に実施する場合は、接触時間
は、約0.5〜約4時間にすることが好適であるかもし
れない。反応を連続的に実施する場合は、第3級ブチル
アルコールは、約0.25〜約5の毎時液空間速度で触
媒のベツドに通す。
反応生成物は、抜気した後、ガソリンなどの自動車用燃
料のオクタン価向上成分として好適に使用することがで
きる。
しかして、例えば反応器からの流出液は、水素及びイソ
ブタンを含む気体反応成分が生成物から揮発することに
より所望の反応生成物が得られるように、相分離領域に
通してもよい。
本発明の特定の触媒と、使用される条件の特定の相関関
係は、この分野での一般的な技術により比較的容易に決
定することができる。しかして、例えば、第3級ブチル
アルコール原料は、第3級ブチルヒドロペルオキシド、
ジ第3級ブチルペルオキシド、アセトン、メタノール及
びイソブチレンによる汚染のレベルを測定するために接
触処理に先立って分析すべきである。ヒドロペルオキシ
ドの還元が不充分なことから有意量(例:約0.1重量
%以上)の第3級ブチルヒドロペルオキシド及び/又は
ジ第3級ブチルペルオキシドがなお存在する場合は、反
応条件が充分に過酷ではないということであるので、例
えば、反応温度又は接触時間を増大するなど条件を厳し
くすることで第3級ブチルヒドロペルオキシドの所望の
還元を達成すべきである。
一方、アセトン、イソブチレン及び/又はメタノールの
汚染レベルにおいて相当な増大が見られる場合は、特定
の触媒にとってその反応条件が厳しすぎるということで
あるので、改良の必要がある(例:接触時間の短縮又は
温度の低下)。
X施舅 1怯 反応器には、0.51インチ(内径)×29インチのス
テンレススチール製管を使用した。液状原料を反応器の
底にポンプで注入した。分析のために試料を採取する前
に、各温度で前段分を採取した。
水分パーセントの測定にはKarl−Fischer滴
定を用いた。その他の生成物は、GC分析により測定し
た。
触媒XXを、触媒GGGと実質的に同様の方法で調製し
た。しかし、触媒xxの調製においてはバリウムを使用
しなかった。
虫媒の”  ’ 6141−12−3 二溶液を以下のとおりに調製した。
第1溶液: N1(NOs)16Hz01405g 、
 Cu(NOs)JHJ300g、 Cr(NOs)s
・9Hz096g 、 Ba(NOs)z 140g及
びH*02500m1 第2溶液: NaCO5800g及びH*02500m
1両溶液を80℃に加熱し、高速で撹拌されているH、
0(1000薄l)に、pH値が6.85から7.45
の間に留まるような速度で、80℃で1時間かけて同時
に加えた。添加が終了したとき、第2溶液280gが未
消費のまま残った。得られた混合物を80℃でさらに1
時間撹拌し、熱濾過した。濾過ケークを1).0260
0m1とともに80℃で撹拌し、再濾過した。この操作
をさらに5回繰り返した(濾過を合計で7回実施)。1
55℃で一日乾燥させた後、濾過ケークの重量は840
.7gであった。これを400℃で4.5時間焼成する
と、535.2gになった。これを、最初に窒素/水素
の混合気流中で還元し、最終的に水素のみの気流中で約
335℃において還元した。得られる粉末状物を、25
〜29°Cにおいて空気流を窒素気流に徐々に加えるこ
とにより、そして最終的には空気流のみを加えることに
より、安定化した。
この粉末状物を分析すると、Niが55.0%、 Cu
が15.6%、  Crが1.8%及びBaが9.3%
であり、Naは2400ppmであった。これを黒鉛(
3重量%)と混合し、破砕強さが20〜301bである
178インチ×l/8インチのタブレットにした。
上工鯵40しL±迭 すべての場合、各測定結果は、swagelok具を備
えた供給原料及び流出液用のl/8インチのラインに接
続された直径1/2インチ・長さ1フインチ9ステンレ
ススチール製管の1oOcc反応器において実施した。
反応器の管は、1000ワツトのストリップヒーター4
器で電気加熱した3インチ×3インチのアルミ製ブロッ
クの内部に取り付けた。温度の制御は、反応器本体の表
面に取り付けた無電対をモニターする熱電式制御装置を
用いて行なった。
供給原料は、Beckman ll0A L、C,ポン
プを用いて反応器装置に補給した。反応器からの流出液
は、ガラス製水差に収集し、系を所定の温度で少なくと
も2.5時間ラインアウトした後、試料を採取した。
実施例において使用した触媒は、それらの組成の簡単な
説明とともに、表Iに一覧した。
実験6196−30−4と実験6129−39−4とを
比較する(両実験とも毎時0.2 lbの供給率で16
0℃において実施)。触媒xxはイソブチレン<IB>
0.214%を生成するが、触媒GGGは、イソブチレ
ン0.004%しか生成しなかった。同様の実験を異な
る温度で行なった場合を比較しても、同様な結果−つま
り触媒GGGでは、常にイソブチレンの生成がより少な
い−が示された。
モリブデン及びバナジウム(公知の過酸化物分解触媒)
を含有する触媒0口及びEEでは、さらに高いイソブチ
レンの収量が得られた。
前述の実施例は、本発明を説明する目的でのみ実行した
ものであり、添付のクレームにより定義される特許請求
の範囲を制限することを意図したものではない。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第3級ブチルヒドロペルオキシド、ジ第3級ブチ
    ルヒドロペルオキシド、アセトン、メタノール及びイソ
    ブチレンにより汚染された第3級ブチルアルコール原料
    の自動車用燃料の品質を改善するための方法であって、 該原料を、80〜200℃の温度において、ニッケル、
    銅、クロム及びバリウムから成る触媒と接触させ、それ
    により、第3級ブチルヒドロペルオキシドを100pp
    m以下、ジ第3級ブチルペルオキシドを100ppm以
    下、イソブチレンを1重量%以下及びアセトンとメタノ
    ールをそれぞれ3重量%以下しか含有しない第3級ブチ
    ルアルコール生成物を得ることを特徴とする方法。
  2. (2)触媒が、酸素を含まない基準において、ニッケル
    10〜90重量%、銅1〜25重量%、バリウム0.5
    〜30重量%及びクロム1〜10%を含有する、請求項
    (1)に記載の方法。
  3. (3)該触媒が、ニッケル、銅、クロム及びバリウムの
    硝酸塩の水溶液を製造し、ニッケル、銅、クロム及びバ
    リウム化合物の混合物をアルカリ金属の炭酸塩の熱溶液
    を加えることにより沈殿させ、そしてその後に、得られ
    るニッケル、銅、クロミア及びバリア組成物を回収、乾
    燥、還元、焼成及びペレット成形することにより調製さ
    れる、請求項(1)に記載の方法。
  4. (4)触媒が、酸素を含まない基準において、銅1部に
    対してニッケル2〜3部の重量比で、ニッケル30〜6
    0重量%及び銅1〜25重量%を含有し、さらに、該金
    属成分の総重量を基準として、バリウム1〜6重量%及
    びクロム1〜6重量%を含有する、請求項(1)に記載
    の方法。
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