JPH0312700Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0312700Y2 JPH0312700Y2 JP1985026923U JP2692385U JPH0312700Y2 JP H0312700 Y2 JPH0312700 Y2 JP H0312700Y2 JP 1985026923 U JP1985026923 U JP 1985026923U JP 2692385 U JP2692385 U JP 2692385U JP H0312700 Y2 JPH0312700 Y2 JP H0312700Y2
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- JP
- Japan
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- storage recess
- recess
- storage
- holding
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 241000220223 Fragaria Species 0.000 description 4
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- 235000021012 strawberries Nutrition 0.000 description 3
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- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は大型イチゴ、桃、イチジク、その他の
衝撃をきらうものの輸送に使用する衝撃吸収性容
器に関する。
衝撃をきらうものの輸送に使用する衝撃吸収性容
器に関する。
この種の衝撃吸収性容器として、弾性発泡シー
トに収納物を嵌合させて載せる収納凹部を形成
し、この収納凹部を硬質材で形成された保持用凹
部内に嵌合させ、この保持用凹部周囲から収納凹
部の底部下に空間を形成しつつ吊り下げたものが
既に案出されている(実願昭60−8549号)。
トに収納物を嵌合させて載せる収納凹部を形成
し、この収納凹部を硬質材で形成された保持用凹
部内に嵌合させ、この保持用凹部周囲から収納凹
部の底部下に空間を形成しつつ吊り下げたものが
既に案出されている(実願昭60−8549号)。
上記容器では、収納凹部が吊り下げられて搖動
上下動し得るようになつているため、小さな衝撃
の吸収性はすぐれているが、大きな衝撃を受けて
収納凹部が大きく揺れ、保持用凹部に当たるとき
に収納物に衝撃を与えやすいという欠点がある。
上下動し得るようになつているため、小さな衝撃
の吸収性はすぐれているが、大きな衝撃を受けて
収納凹部が大きく揺れ、保持用凹部に当たるとき
に収納物に衝撃を与えやすいという欠点がある。
本考案はこの欠点を解消するため、収納凹部が
保持用凹部に当たるときの衝撃を緩和する手段を
さらに付加した容器を得ることを目的とするもの
である。
保持用凹部に当たるときの衝撃を緩和する手段を
さらに付加した容器を得ることを目的とするもの
である。
すなわち本考案は、弾性発泡材シートに、収納
物を嵌合させて載せる収納凹部を形成し、この収
納凹部を硬質材で収納凹部より大きく略相似形に
形成された保持用凹部内に嵌合させ、この保持用
凹部周囲から収納凹部の底部下に空間を形成しつ
つ吊り下げ、収納凹部が変形して搖動上下動し得
るようにし、かつ保持用凹部に当てて過大な変形
を防止するようにし、さらに収納凹部外周に突起
体を形成し、この突起体を保持用凹部内面に当て
て収納凹部が保持用凹部に当たる際の衝撃を緩和
するようにした衝撃吸収性容器である。
物を嵌合させて載せる収納凹部を形成し、この収
納凹部を硬質材で収納凹部より大きく略相似形に
形成された保持用凹部内に嵌合させ、この保持用
凹部周囲から収納凹部の底部下に空間を形成しつ
つ吊り下げ、収納凹部が変形して搖動上下動し得
るようにし、かつ保持用凹部に当てて過大な変形
を防止するようにし、さらに収納凹部外周に突起
体を形成し、この突起体を保持用凹部内面に当て
て収納凹部が保持用凹部に当たる際の衝撃を緩和
するようにした衝撃吸収性容器である。
この衝撃吸収性容器において、さらに収納凹部
外底面にも突起体を形成するようにしてもよい。
外底面にも突起体を形成するようにしてもよい。
〔作 用〕
このため本考案の容器では、収納凹部が横揺れ
を生じて収納用凹部に当たるとき、突起体が収納
用凹部内面に当たつて変形し衝撃を緩和するの
で、このときに収納物に与える衝撃は僅少とな
り、揺れ自体も減衰させられる。また、収納凹部
外底面に突起体を設けておけば、縦揺れについて
も同様の作用が得られる。なお、横揺れの方が多
いので、収納凹部外周に突起体を設けただけで
も、十分な実用性がある。
を生じて収納用凹部に当たるとき、突起体が収納
用凹部内面に当たつて変形し衝撃を緩和するの
で、このときに収納物に与える衝撃は僅少とな
り、揺れ自体も減衰させられる。また、収納凹部
外底面に突起体を設けておけば、縦揺れについて
も同様の作用が得られる。なお、横揺れの方が多
いので、収納凹部外周に突起体を設けただけで
も、十分な実用性がある。
以下図示する実施例について説明する。
図において、10は大型イチゴ用の衝撃吸収性
容器である。11,……は収納凹部であり、発泡
ポリエテレン等の弾性発泡材シート12に真空ま
たは圧空成形を用いて複数個並べて形成され、そ
れぞれ収納物13である大型イチゴがほどよく嵌
合載置される形状となつている。14,……は保
持用凹部であり、プラスチツクシートの真空また
は圧空成形品等の硬質材で形成され、収納凹部1
1,……と略相似形となり、シート12を重ね、
内部に収納凹部11,……を嵌合させる。このと
き収納凹部11の底部下には空間15が形成さ
れ、収納凹部11は保持用凹部14周囲から吊り
下げられる。また、収納凹部11の外周および外
底面には突起体16,……が形成され、保持用凹
部14内面に当たるようになつている。なお、こ
の突起体16,……の形状は図示するような点状
のもののほか、筋状等任意の形状を用いることが
でき、その高さも、常に保持用凹部内面に接する
ものから、衝撃・揺れにより収納凹部が大きく変
形したときのみ保持用凹部に当たるものまで任意
である。また突起体を収納凹部外周のみに設ける
ようにしてもよい。
容器である。11,……は収納凹部であり、発泡
ポリエテレン等の弾性発泡材シート12に真空ま
たは圧空成形を用いて複数個並べて形成され、そ
れぞれ収納物13である大型イチゴがほどよく嵌
合載置される形状となつている。14,……は保
持用凹部であり、プラスチツクシートの真空また
は圧空成形品等の硬質材で形成され、収納凹部1
1,……と略相似形となり、シート12を重ね、
内部に収納凹部11,……を嵌合させる。このと
き収納凹部11の底部下には空間15が形成さ
れ、収納凹部11は保持用凹部14周囲から吊り
下げられる。また、収納凹部11の外周および外
底面には突起体16,……が形成され、保持用凹
部14内面に当たるようになつている。なお、こ
の突起体16,……の形状は図示するような点状
のもののほか、筋状等任意の形状を用いることが
でき、その高さも、常に保持用凹部内面に接する
ものから、衝撃・揺れにより収納凹部が大きく変
形したときのみ保持用凹部に当たるものまで任意
である。また突起体を収納凹部外周のみに設ける
ようにしてもよい。
この容器10は、収納物13を収納凹部11に
載せ、全体を段ボー箱等に入れて運搬に使用され
る。
載せ、全体を段ボー箱等に入れて運搬に使用され
る。
なおこの実施例では、1枚のシートに複数の収
納凹部を並べて設けたが、1個の収納凹部だけを
設けてもよい。この場合は複数個設けた場合のよ
うに、単に収納凹部を保持用凹部に重ねただけで
は、収納凹部が落ち込んでしまうので、収納凹部
の周囲を保持用凹部周囲に引掛けたり、接着した
りして固定する必要がある。
納凹部を並べて設けたが、1個の収納凹部だけを
設けてもよい。この場合は複数個設けた場合のよ
うに、単に収納凹部を保持用凹部に重ねただけで
は、収納凹部が落ち込んでしまうので、収納凹部
の周囲を保持用凹部周囲に引掛けたり、接着した
りして固定する必要がある。
以上から明らかなように、本考案の容器では、
収納物を弾性発泡材シートの収納凹部に入れ空中
に吊り下げることになるので、小さな衝撃に対し
ては、収納凹部が変形して搖動上下動し、この衝
撃が吸収される。大きな衝撃を受けたり、傾斜さ
せられたときには、収納凹部が保持用凹部に当た
って、変形が制限されるので、過大に変形するこ
とにより収納物が収納凹部内面に擦られ損傷する
ことが防止される。そして、収納凹部が保持用凹
部に当たるときには、先に突起体が変形するの
で、この当たることによる衝撃は緩和され、収納
物に与えらる衝撃は僅少となり、また揺れ自体も
減衰させられる。
収納物を弾性発泡材シートの収納凹部に入れ空中
に吊り下げることになるので、小さな衝撃に対し
ては、収納凹部が変形して搖動上下動し、この衝
撃が吸収される。大きな衝撃を受けたり、傾斜さ
せられたときには、収納凹部が保持用凹部に当た
って、変形が制限されるので、過大に変形するこ
とにより収納物が収納凹部内面に擦られ損傷する
ことが防止される。そして、収納凹部が保持用凹
部に当たるときには、先に突起体が変形するの
で、この当たることによる衝撃は緩和され、収納
物に与えらる衝撃は僅少となり、また揺れ自体も
減衰させられる。
収納凹部の揺れは、横揺れの方が多いので、突
起体は収納凹部外周に設けるだけで通常は十分で
あるが、さらに収納凹部外底面に設けると、縦揺
れについても同様の効果を得ることができ、より
優れたものとなると共に、底部に形成する空間を
小さくし、容器全体を薄型にすることが可能とな
る。
起体は収納凹部外周に設けるだけで通常は十分で
あるが、さらに収納凹部外底面に設けると、縦揺
れについても同様の効果を得ることができ、より
優れたものとなると共に、底部に形成する空間を
小さくし、容器全体を薄型にすることが可能とな
る。
よつて本考案の容器は、大型イチゴ、桃、イチ
ジク等の農産物あるいは光学部品等の精密工業製
品の運搬に適するものである。
ジク等の農産物あるいは光学部品等の精密工業製
品の運搬に適するものである。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は正断
面図、第2図は平面図である。 10…衝撃吸収性容器、11…収納凹部、12…
弾性発泡シート、13…収納物、14…保持用凹
部、15…空間、16…突起体。
面図、第2図は平面図である。 10…衝撃吸収性容器、11…収納凹部、12…
弾性発泡シート、13…収納物、14…保持用凹
部、15…空間、16…突起体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 弾性発泡材シートに、収納物を嵌合させて載
せる収納凹部を形成し、この収納凹部を硬質材
で収納凹部より大きく略相似形に形成された保
持用凹部内に嵌合させ、この保持用凹部周囲か
ら収納凹部の底部下に空間を形成しつつ吊り下
げ、収納凹部が変形して搖動上下動し得るよう
にし、かつ保持用凹部に当てて過大な変形を防
止するようにし、さらに収納凹部外周に突起体
を形成し、この突起体を保持用凹部内面に当て
て収納凹部が保持用凹部に当たる際の衝撃を緩
和するようにした衝撃吸収性容器。 2 収納凹部外底面にも突起体を形成した実用新
案登録請求の範囲第1項記載の衝撃吸収性容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985026923U JPH0312700Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985026923U JPH0312700Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61144070U JPS61144070U (ja) | 1986-09-05 |
JPH0312700Y2 true JPH0312700Y2 (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=30523392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985026923U Expired JPH0312700Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0312700Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5165512B2 (ja) * | 2008-09-09 | 2013-03-21 | 積水化成品工業株式会社 | 果実包装用容器 |
JP5374265B2 (ja) * | 2009-07-22 | 2013-12-25 | 大石産業株式会社 | 果実収納容器及びその製造方法 |
JP5410326B2 (ja) * | 2010-02-18 | 2014-02-05 | 大石産業株式会社 | 果実収納トレー |
JP2014084135A (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-12 | Kotaro Saito | いちご収納トレー |
JP6879535B2 (ja) * | 2016-10-11 | 2021-06-02 | 五洋紙工株式会社 | 果物収納容器、果物収納構造及び果物収納システム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5011084U (ja) * | 1973-05-28 | 1975-02-04 | ||
JPS5249082B2 (ja) * | 1974-05-15 | 1977-12-14 | ||
JPS5752050U (ja) * | 1980-09-10 | 1982-03-25 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5249082U (ja) * | 1975-10-03 | 1977-04-07 |
-
1985
- 1985-02-26 JP JP1985026923U patent/JPH0312700Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5011084U (ja) * | 1973-05-28 | 1975-02-04 | ||
JPS5249082B2 (ja) * | 1974-05-15 | 1977-12-14 | ||
JPS5752050U (ja) * | 1980-09-10 | 1982-03-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61144070U (ja) | 1986-09-05 |
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