JPH03126512A - ウレタンフオーム製品の製造方法 - Google Patents

ウレタンフオーム製品の製造方法

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JPH03126512A
JPH03126512A JP1265842A JP26584289A JPH03126512A JP H03126512 A JPH03126512 A JP H03126512A JP 1265842 A JP1265842 A JP 1265842A JP 26584289 A JP26584289 A JP 26584289A JP H03126512 A JPH03126512 A JP H03126512A
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JP
Japan
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coating
mold
skin
urethane
cavity
Prior art date
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Pending
Application number
JP1265842A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Takimoto
正博 滝本
Hisashi Mizuno
恒 水野
Shinji Jinushi
地主 真治
Yoshio Yamazaki
山崎 喜夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、発泡成形用の金型を使用して表皮付きのウレ
タンフオーム製品を製造する方法に関する。本発明の製
造方法は、特に、屋外で使用され外観品質が重視される
、ステアリングホイール、ホイールパッド、アームレス
ト等の自動車用内外装品を製造するのに好適な発明であ
る。
本明細書で、配合単位は、特に断わらない限り重量基準
である。
〈従来の技術〉 ここでは、ウレタンハンドル(ステアリングホイール)
について説明をするが、他の自動車用内外装品について
も同様である。
従来のウレタンハンドルの製造方法として、例えば、実
公昭53−25076号公報等で提案されている下記モ
ールドコート法による方法があった。
発泡成形用の金型を使用し、該金型の製品キャビティ面
に耐光性の良好な無黄変タイプの表皮用ウレタン塗料を
スプレー塗布して、いわゆる、モールドコートによりウ
レタン表皮塗膜を形成後、型閉とし、発泡ウレタン材料
をキャビティ内に注入し硬化させてフオーム心材を形成
後、脱型してウレタンハンドルを製造する。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、上記製造方法の場合、一般に、フオーム心材も
インテグラルスキンフオームとしているモールドコート
で形成する塗膜が薄肉であり、水発泡等、気泡がフオー
ム心材の外表面にも存在するタイプであると、該気泡を
塗膜で完全に隠蔽し難いためである。
そして、インテグラルスキンフオム成形が可能な発泡剤
は、現在のところフレオン(デュポン社の塩素含有フル
オロ炭化水素商品名)しかなく、使用規制の対象になり
つつあり、将来的には使用不可となる可能性が高い。
そこで、ウレタン心材を水発泡タイプ等とし、モールド
コートを多層塗布により表皮塗膜の厚みを、形成するこ
とが考えられるが、ウレタンコア材表面の気泡を隠蔽す
るには、500μm以上を必要とし、数回〜10回以上
の塗布作業を繰返す必要があり、実際的でない。また、
各別型、通常、上型と下型の各キャビティ面に厚肉の塗
膜を形成後  型合せしてフーム心材を形成するため、
パーティングラインが目立ち外観上も望ましくない。
本発明は、上記にかんがみて、ウレタンフオーム心材を
水発泡等のフレオン発泡方式を使用しなくても、実生産
可能で、かつ、パーティングラインの目立たない外観良
好な製品が得ることができるウレタンフオーム製品の製
造方法を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明のウレタンフオーム製品の製造方法は、下記構成
により、上記課題を解決するものである発泡成形用の金
型を使用して表皮付きのウレタンフオーム製品を製造す
るに際し、金型の製品キャビティ面に表皮用ウレタン塗
料からなる表皮塗膜を形成後、発泡ウレタン材料をキャ
ビティ内に注入し硬化させてフオーム心材を形成後、脱
型してフオーム製品を製造する方法において、金型とし
て、型閉状態で、表皮用ウレタン塗料の注入・排出用孔
を具備したものを使用するとともに、表皮塗膜の形成を
、型閉状態で、溶剤型の表皮用ウレタン塗料を製品キャ
ビティへの注入・排出で1サイクルの塗布作業を少なく
とも1回行なって該キャビティ面に付着させ、さらに、
強制乾燥させることにより行なう、ことを特徴とする〈
実施例〉 以下、本発明をウレタンフオーム製品(ステアリングホ
イール)の製造方法を、国側(第1〜3図)に基づいて
説明をする。
(1)発泡成形用の金型Iとして、型閉状態で、前記表
皮用ウレタン塗料の注入・排出用孔3.4を具備したも
のを使用する。具体的には、国側では、反応射出成形(
RI M)用の金型1に塗料注入用孔3と排出用孔4と
を対向位置に設けて形成している。注入・排出用孔の内
径および長さは、通常、前者1〜10mm、後者5〜2
0mmとする。
塗料注入用孔はコア用ウレタン材料のゲート5を兼ねる
構成としてもよく、また、注入・排出用孔を兼用する構
成としてもよい。通常、RIM金型の場合、エアベント
(図示せず。)が形成されているため、塗料注入用孔は
一個であってもよい。
なお、金型キャビティ面2は、必要により、エンボス処
理が施され、皮様模様を表皮外観に付与可能としておく
こともできる。
(2)続いて、第2図に示す如く、ステアリングホイー
ル芯金6を金型1にセットして、型閉とした状態で、二
液タイプまたは一液タイブの表皮用ウレタン塗料を、金
型内(キャビティ)への注入・排出で1サイクルの塗布
作業を少なくとも1回行なう。このとき、この塗布方法
は、浸漬塗布に近く、従来のスプレ一方式でキャビティ
面2に塗布する場合に比して、−回で、厚肉な塗11!
(0,5〜I IIIn)をキャビティ面2に付着形成
可能である第1表に表皮塗膜形成用塗料の一例を示す。
塗膜厚の調製は、塗料の粘度調製により行なう。通常、
粘度は、10〜2000 cPs  (25℃)とする
。なお、作業性を考慮して、流動性を向上させるために
、粘度を低下させた場合等は、上記注入・排出で1サイ
クルの塗布作業を2〜3回行なってもよい。
(3)続いて、該塗膜の強制乾燥を行ない、発泡ウレタ
ン材料の注入影響を受けない程度に表皮塗膜の硬化を進
行させキャビティ面2に表皮用ウレタン塗料からなる表
皮塗膜7を形成する。当該強制乾燥は、通常、金型内(
キャビティ)に、熱乾燥空気(100℃前後)を送入さ
せることにより行なう。即ち、塗料注入用孔3又は塗料
排出用孔4の一方にアダプタ等を介して熱風発生器(図
示せず。)から熱風を金型1内に送入し、塗料注入用孔
3又は塗料排出用孔4の他方から排気する。
このとき、ゲート5は、通常、閉にしておく。強制乾燥
時間は、塗料の種類(特に溶剤)および塗布量により異
なるが、通常、15秒〜3分とするなお、真空乾燥によ
るか又は熱風乾燥を併用してもよい。
(4)次に、発泡ウレタン材料をキャビティ内に注入し
硬化させてフオーム心材9を形成し、脱型してフオーム
製品を製造する。注入・硬化は通常反応射出成形(RI
 M)により行なう、このとぎ、通常、塗料注入・排出
用孔3.4は閉にしておくが、塗膜が付着して狭小とな
っている場合はエアベントとして使用してもよい。ここ
で、発泡ウレタン材料としては、フレオン発泡タイプで
なく、水発泡タイプを使用する。第2表に芯用発泡ウレ
タン材料の一例を示す、なお、発泡ウレタン材料は、水
発泡タイプでなく、機械発泡タイプ不活性ガス封入タイ
プとしてもよい。
〈発明の作用・効果〉 本発明のウレタン製品の製造方法は、上記の如く、発泡
成形用の金型を使用して表皮付きのウレタンフオーム製
品を製造するに際し、金型の製品キャビティ面に表皮用
ウレタン塗料からなる表皮塗膜を形成後、発泡ウレタン
材料をキャビティ内に注入し硬化させてフオーム心材を
形成後、脱型してフオーム製品を製造する方法において
、金型として、型閉状態で、表皮用ウレタン塗料の注入
・排出用孔を具備したものを使用するとともに、表皮塗
膜の形成を、型閉状態で、溶剤型の表皮用ウレタン塗料
を製品キャビティへの注入・排出で1サイクルの塗布作
業を少なくとも一回行なって該キャビティ面に付着させ
、さらに、強制乾燥させることにより行なう、構成であ
るので、下記のような作用・効果を奏する。
型閉状態の金型キャビティ面に、1回又は2〜3回の少
ない塗布作業回数でかつ短時間で、厚肉のウレタン製の
表皮塗膜(フオーム心材表面に気泡が存在しても隠蔽可
能な)を形成でき、フオーム心材の発泡タイプとしてフ
レオン発泡タイプ以外のもの、例えば水発泡タイプ等を
使用可能である。また、型閉状態で表皮塗膜を形成する
ため、パーティングラインもほとんど目立たず、外観良
好なウレタン製品を製造可能である。
第  1  表 ウレタン塗料処 中オズレーグレー         100傘辱硬  
化  剤                    5
メチルエチルケトン      300◆大日本インキ
■製商品名 *中ブロックトイソシアネート 第  2  表 泡つレタン材料処 エーテルポリオール      100ダブコ33LV
           2(トリエチレンジアミン 3
3%) 水                        
  2MDI系変性イソシアネート   40
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用する金型の一例を示す断面図(第
2図1−1線部位)、 第2図は同じく第1図のII −II線線部位置面図第
3図は第1図において、成形完了後の断面図である。 1・・・発泡成形用の金型、 2・・・キャビティ面、 3・・・塗料注入用孔、 4・・・塗料排出用孔、 5・・・ゲート、 7・・・表皮塗膜、 9・・・フオーム心材。 特 許  出  願  人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 発泡成形用の金型を使用して表皮付きのウレタンフォー
    ム製品を製造するに際し、前記金型の製品キャビティ面
    に表皮用ウレタン塗料からなる表皮塗膜を形成後、発泡
    ウレタン材料をキャビティ内に注入し硬化させてフォー
    ム心材を形成後、脱型してフォーム製品を製造する方法
    において、前記金型として、型閉状態で、前記表皮用ウ
    レタン塗料の注入・排出用孔を具備したものを使用する
    とともに、 前記表皮塗膜の形成を、型閉状態で、溶剤型の表皮用ウ
    レタン塗料を前記製品キヤビテイへの注入・排出で1サ
    イクルの塗布作業を少なくとも1回行なつて該キャビテ
    ィ面に付着させ、さらに、強制乾燥させることにより行
    なう、 ことを特徴とするウレタンフォーム製品の製造方法。
JP1265842A 1989-10-12 1989-10-12 ウレタンフオーム製品の製造方法 Pending JPH03126512A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2150342A1 (es) * 1997-09-03 2000-11-16 Dalphi Metal Espana Sa Nuevo volante compacto de direccion aplicable en vehiculos automoviles.
WO2006010321A1 (fr) * 2004-07-29 2006-02-02 Kezheng Zhou Procede de fabrication de pieces interieures d'automobiles
DE112020004086T5 (de) 2019-08-28 2022-07-07 Nitto Kohki Co., Ltd. Tragbare Werkzeugmaschine

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4928667A (ja) * 1972-07-14 1974-03-14

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