JPH03126486A

JPH03126486A - 部分洗い装置

Info

Publication number: JPH03126486A
Application number: JP1263939A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Matsuo; 敦志松尾
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-10-12
Filing date: 1989-10-12
Publication date: 1991-05-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、衣類の袖や衿等の部分的に汚れを落とす部分
洗い装置に関するものである。

（従来の技術）従来からのカッターシャツ等の袖や衿等の一部分の汚れ
は落ちにくいため、その部をブラシ等を用いて手洗いし
た後に、洗濯機を利用して洗濯することが行われてきた
。しかしこの部分洗いの作業は手作業であり、なおかつ
作業性が悪いために、使用者にとっては苦痛な作業であ
った。

そこで、従来はモータの回転力を利用した部分洗い装置
が提案されていた。第３図は従来の部分洗い装置の構成
を示すものである。第３図において、３１は周面ブラシ
体３Ｌａを設けた洗浄回転体、３２は駆動用のモータ、
３３は蓄電池、３４はサンギア３５と遊星ギア３６と内
歯車３７よりなる遊星減速機。

３８は減速機の回転を出力する出力板、３９は外郭を形
成する本体、４０は出力板を本体に軸支する軸受け、４
１は出力板３８の回転を洗浄回転体３１に伝達する主軸
、４２は遊星減速機を本体に弾性支持する弾性体である
。

次に、上記従来例の動作について説明する。蓄電池３３
のエネルギーにより回転されるモータ３２の回転力を、
サンギア３５、内歯車３７により公転される複数個の遊
星ギア３６の公転を出力板３８により取り出し回転させ
主軸４１を介して洗浄回転体３１を回転させる。そして
この回転する洗浄回転体３１を部分洗いする箇所に押し
つけることによりブラシ体３１ａの力で汚れを落とす力
を得ることができる。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、前記従来の構成では、洗浄力を上げるた
めには洗浄回転体３１の回転速度を上げる必要があるが
、遊星減速機３４の減速比を少なくすると洗浄時に必要
なトルクを得るためにモータ３２のトルクを上げなくて
はならず、このためモータ３２の大きさは大きくなると
同時にコストもアップすることとなる。また洗浄回転体
３１の回転速度を高くすると、この箇所は使用者に容易
に触れる箇所のため安全上の問題も同時に発生すること
となる。

本発明は上記問題点を解決するものであり、洗浄回転体
の回転速度を増すことなく、部分洗い装置の性能を向上
させることを目的とする。

（課題を解決するための手段）本発明は、上記目的達成のために回転駆動部を内部に有
する本体と、前記本体の内部に含まれる駆動源としての
モータと、前記モータの回転を減速する減速機と、前記
減速機から突出する本体のｌψ勅軸により回転させられ
る洗浄回転体とを備え、前記減速機はモータに直結され
た偏芯カムと、公転歯車により成り立つ内公転式の減速
機とした部分洗い装置としたものである。

（作　用）上記構成により、内公転式の減速機の動作時に生じる微
振動を洗浄回転体に伝え、洗浄回転体は回転運動に加え
て、微振動をするために効率の高い部分洗い装置を提供
することができる。

（実施例）第１図は本発明の一実施例における部分洗い装置の断面
図である。第１図において、Ｉ３は周面にブラシ体１３
ａを設けた洗浄回転体、１４はＶ動用のモータ、Ｉ５は
蓄電池、　１６は偏芯カムＩ７と公転歯車１８と内歯車
１９よりなる内公転式の減速機、２０は公転歯車の公転
運動を取り出す出力板、２１は外郭を形成する本体、２
２は出力板を本体に軸支する軸受け、２３は出力板２０
の回転を洗浄回転体１３に伝達する土中１１１．２４は
内公転式の減速機を本体に弾性支持する弾性体である。

第２図は本発明の部分洗い装置に使用する内公転式の減
速装置の詳細断面図である。第２図において、２５はモ
ータ１４の出力軸、２６はベアリング、２７は穴、２８
はローラである。

次に上記実施例の動作について説明する。偏芯カム１７
は、モータ１４の出力軸２５に対し、ｂだけ偏芯させた
状態で取付けられ、偏芯カム１７が左方向（Ｅ）に回転
すると、公転歯車１８はベアリング２６を介して揺動運
動をし、公転歯車１８の歯面と内歯車１９の歯面とは順
次噛み合う。このようにした偏芯カム１７が１回転する
と、公転歯車１８はモータ１４の出力軸２５の中心から
半径すの公転運動を１回転行うが、内歯車１９の歯数は
、公転歯車１８の歯数より通常１枚多く、この歯数差に
より、公転歯車１８は右方向（Ｆ）に公転歯車１８の歯
数の減速比で自転する。上記のように公転歯車１８は、
モータ１４の出力軸２５の中心から半径すで公転運動を
行いながら、偏芯カム１７と逆方向で、減速比＝公転歯
車１８の歯数で自転する。この公転歯車１８の運動を、
公転歯巾、１８に設けた複数個の穴２７に、穴２７より
半径が２ｂだけ小さいローラ２８、及びローラ２８の内
側に周接しモータ１４の出力軸２５と同芯上に中心を持
つ円周上に配した出力板２０の凸部２０ａを通じて、主
軸２３に自転運動のみが出力される。

上記の動作により内公転式の歯車による減速を行うと、
主軸２３に減速された回転が出力されるが、その一方で
偏芯カム１７の偏芯回転及び、公転歯車１８の公転運動
の作用により、減速機全体にモータ１４の回転に同期し
た微振動が生じる。通常の使用ではこの微振動はモータ
１４の出力軸２５にウェイト等を取付けることにより取
り除くが、本発明の部分洗い装置においてはこのウェイ
ト等を使用せずにこの微振動を直接洗浄回転体１３およ
び、ブラシ体１３ａに伝え、ブラシ体１３ａの運動をモ
ータ１４からの減速された回転運動にととまらず、微振
動の運動も同時に動作することになり、洗浄回転体１３
およびブラシ体１３ａの回転速度を増さずに洗浄効果を
向上させることが可能となる。

なお、本実施例ではモータは蓄電池により駆動させたが
、別電池を用いた駆動方法であっても同様の効果を有す
ると同時に、本発明のような手持ち式の方式でなくても
同様の効果を有することは言うまでもない。

（発明の効果）本発明は上記実施例から明らかなように、部分洗い装置
に内公転式の歯車を用いることにより、洗浄回転体およ
びブラシ体に回転運動に加えて微振動も作用するため、
安全でかつ安価な部分洗い装置を提供できるという効果
を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における部分洗い装置の断面
図、第２図は第１図における内公転式の減速装置の主要
詳細断面図、第３図は従来の部分洗い装置の断面図であ
る。１３、３１・・・洗浄回転体、１４．３２・・・モータ
、１５．３３・・・蓄電池、１６・・・減速機、１７・
・・偏芯カム、１８・・・公転歯車、１９゜３７・・・
内歯車、２０．３８・・・出力板、２１゜３９・・・本
体、２２．４０・・・軸受け、２３゜４１・・・主軸、
２４．４２・・・弾性体、２５・・・出力軸、２６・・
・ベアリング、２７　　・・穴、２８・・・　ローラ、
３４・・・遊星減速機、３５・・サンギア、３６・・・
遊星ギア。

Claims

【特許請求の範囲】

回転駆動部を内部に有する本体と、前記本体の内部に含
まれる駆動源としてのモータと、前記モータの回転を減
速する減速機と、前記減速機から突出する本体の主軸に
より回転させられる洗浄回転体とを備え、前記減速機は
モータに直結された偏芯カムと、公転歯車により成り立
つ内公転式の減速機としたことを特徴とする部分洗い装
置。