JPH031261A - 割込み通知方式 - Google Patents

割込み通知方式

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JPH031261A
JPH031261A JP13450489A JP13450489A JPH031261A JP H031261 A JPH031261 A JP H031261A JP 13450489 A JP13450489 A JP 13450489A JP 13450489 A JP13450489 A JP 13450489A JP H031261 A JPH031261 A JP H031261A
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Shuichi Okazaki
修一 岡崎
Katsuyoshi Koide
小出 勝義
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、1個の割込み先モジュールと割込み要求元と
なる複数個のモジュールを接続するバスを通して、前記
割込み要求元モジュール側から前記割込み先モジュール
へ割込み情報を通知する割込み通知方式に関する。
(従来の技術) 従来、第2図に示すように、割込み要求元となる複数の
モジュール#l〜#nと割込み先モジュール#0が接続
されるバス1において、割込み要求元モジュール#l〜
#nのうち、あるモジュールから割込み先モジュール#
0に対し、割込みを発生する場合、割込み先モジュール
#Oが割込みの発生及びその割込みの発生に係る割込み
要求元モジュールを識別する手段として次のような方式
を用いていた。
(1)第1の方式は、第3図における割込み要求元モジ
ュール#1.#nと割込み先モジュール#O間のように
、夫々の割込み要求元モジュールに割込み先モジュール
#0とを結ぶ割込み信号線3を夫々予め割り当てておき
、夫々の割込み要求元モジュールは自モジュールに割り
当てられた割込み信号線3に割込み信号を送出する(割
込み信号線3をオンとする)ことによって、割込みの発
生を割込み先モジュール#0に通知するようにしたもの
である。
また、たとえば、第3図のモジュール#2゜#3とモジ
ュール#0間のように複数個の割込み要求元モジュール
が1本の割込み信号線3を共有することも可能であるが
、このような場合、割込み先モジュール#Oは、同一の
割込み信号線3を共有している全モジュールの割込み要
因レジスタ/ 2を読出すことにより、割込み要求元モジュールを識別
していた。
(2)第2の方式は、第4図に示すように、割込み要求
元モジュール#1〜#nが、割込みを要求する場合に、
バスのデータ線(データバス)4上に、割込み要求元モ
ジュール番号1割込み先モジュール番号等を含んだ電文
(以下、割込みメツセージという。)を送出することに
より割込みを割込み先モジュール#0に通知するように
したものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来のいずれの方式であっても
、次のような問題があった。
(1)第1の方式によると、バス1上に専用の割込み信
号線3を複数本(n本)備えなければならないため、バ
ス1上に接続するモジュール数が多いシステムにおいて
は、多くの信号線を必要とする。
また、第1の方式において、割込み線3を共有化した場
合には、複数のモジュールから割込み要求が同時に発生
した場合、割込み先モジュール#Oは、割込み要求元モ
ジュールを識別するために、複数回の割込み要因レジス
タ2の読出しが必要となり、割込み先モジュール#0の
割込み処理への負荷が大きい。
(2)第2の方式によると、lモジュールからの割込み
要求の発生回数弁の割込みメツセージの転送が必要であ
り、割込み回数が頻繁な場合には、バスの使用効率を低
下させる。また、割込みメツセージが非同期に割込み要
求元モジュールから送られてくるため、割込み先モジュ
ール#0では、送られてきた割込みメツセージを記憶し
ておく必要があり、大規模なハードウェアを必要として
いた。
そこで、本発明の目的は上述した従来の問題点の解決、
即ち従来に比ベバスの信号線数の削減、割込み先モジュ
ールにおける割込み処理の負荷の軽減、バスの使用効率
の向上及び割込み先モジュールにおける割込み情報の記
憶に要するハードウェア量の縮小化を図るようにした割
込み通知方式を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、1個の割込み先モジュールと割込み要求元と
なる複数個のモジュールとが接続されるバスを通して前
記割込み要求元モジュール側から前記割込み先モジュー
ルへ割込み情報を通知する割込み通知方式において、前
記割込み先モジュールには、前記複数個のモジュールの
いずれかより割込み信号を発生すると、これにもとづき
バスサイクルを割込み転送サイクルとするバスサイクル
作成手段と、前記複数のモジュールのうち該当モジュー
ルの後記駆動手段にて送出される割込み情報により前記
該当モジュールからの割込み要求を知る割込み要求知得
手段とを備え、更に、前記複数個のモジュールには、夫
々前記割込み転送サイクル中に、前記バス上の所定の既
存の信号線のうち、予め自モジュールに割り当てられた
信号線に、前記割込み信号にもとづき割込み情報を送出
する駆動手段を備えてなるものである。
(作用) 従って、複数個のモジュールから夫々割込み信号が発生
した場合、バスサイクル作成手段はそのうちの最初の割
込み信号にもとづきバスサイクルを割込み転送サイクル
(割込み状態をセンスするサイクルをいう。)とする0
割込み信号を発生したモジュールの駆動手段は、この割
込み転送サイクル中に、バス上の所定の既存の信号線(
たとえば、データ線やアドレス線など)のうち、予め自
モジュールに割り当てられた信号線に前記割込み信号に
もとづき割込み情報を送出する。割込み先モジュールの
割込み要求知得手段は、この割込み情報により該当モジ
ュールからの割込み要求であることを知る。
よって、割込み情報を通知するための信号線としては、
専用線を設けず、バス上の所定の既存の信号線を兼用し
、割込み信号線としては割込み要求元となるモジュール
の数に関係なく1本で済ませることができるようにした
。このため、バス上に接続されるモジュールの数が多い
システムに対しても、従来に比ベバスの信号線数の削減
が可能となり、モジュール数の増加がバスの信号線数に
与える影響を最小限に抑えることができる。
割込み先モジュールの割込み要求知得手段は、割込み転
送サイクル中に、割込み要求元となる各モジュールの駆
動手段より送出される割込み一情報にもとづき、割込み
要求元となる複数個のモジュールの全てに対して、割込
み要求状態を識別することができる。特に、複数のモジ
ュールから同時に発生した割込み要求を、1回のバスサ
イクル(割込み転送サイクル)にて、各駆動手段より割
込み先モジュールに割込み情報として送出し、割込み要
求知得手段により、前記複数のモジュールからの割込み
要求を一挙に知ることができる。
このため、割込み先モジュールにおいて、割込み要求知
得手段により複数回バスをアクセスする必要がなくなり
、従来に比べ割込み処理の負荷を軽減することができる
また、割込み要求元モジュールを識別する場合、各モジ
ュールの割込み要求の発生数に左右されず、割込み要求
知得手段による最小限のバスアクセス回数に抑えること
ができる(複数のモジュールにて同時に発生した割込み
要求は、すべて割込み要求知得手段による1回のバスア
クセスで割込み先モジュールへ通知可能である)ため、
バスの使用効率の向上を図ることができる。更に、割込
み先モジュールの割込み要求知得手段における割込み情
報の記憶が少ないハードウェア量で実現できる。
(実施例) 次に本発明の実施例について図面を用いて説明する。
第1図は、本発明による割込み通知方式の一実施例を示
すシステム構成図である。
同図において、割込み要求元となるモジュール#l〜#
nは、夫々バッファゲート1l−1と、割込み保持部1
1−2と、モジュール阻デコーダ部11−3とバスドラ
イバ11−4などから構成されている。ここで、モジュ
ール阻デコーダ部11−3とバスドライバ114は、割
込み情報ドライブ部115を構成する。
本発明の駆動手段は、割込み情報ドライブ部11−5と
割込み保持部11−2とから構成されている。各モジュ
ール#0〜#nはバス12によって接続されている。
また、割込み先モジュール#0は、割込みをマスクする
ためのゲート116と割込み転送サイクルリクエスト部
(INT CYCRQと略称する。) 11−7とサイ
クル生成部11−8と割込み転送サイクルリクエストマ
スク部(INT CYCRQ MASにと略称する。)
119とラッチタイミング生成部t+−ioと割込み発
生部11−11と割込み情報ラッチ部11−12などか
ら構成されている。ここで本発明のバスサイクル作成手
段は、ゲート11−6と割込み転送サイクルリクエスト
部117とサイクル生成部11−8と割込み転送サイク
ルリクエストマスク部11−9から構成されている。ま
た、本発明の割込み要求知得手段は、割込み情報ラッチ
タイミング生成部11−10と割込み発生部11−11
と割込み情報ラッチ部11−12などからなる。
第1図の構成について以下、詳細に説明する。
モジュール#1〜#nの各構成は同様であるので、モジ
ュール#lの構成を例にとり、以下説明する。モジュー
ル#1の割込み信号(以下、IPTという)(丁n丁)
)は、割込み保持部11−2に入力されると共に、オー
ブンコレクタ出力形態をとっているバッファゲート1l
−1ヲ介してバス12上の割込み信号線12−2に接続
されている。ここで、各モジュール#l〜#nの各バッ
ファゲート11−1の出力線は、バス12上の割込み信
号線12−2にワイヤードオア接続されている。割込み
信号線12−2は、モジュール#0内のゲート116の
一方の入力側に接続されている。このゲート11−6の
他方の入力側には、割込み転送サイクルリクエストマス
ク部119の出力が供給されている。ゲート11−6の
出力は割込み転送サイクルリクエスト部11−7に供給
される。割込み転送サイクルリクエスト部11−7の出
力は、サイクル生成部11−8に供給される。また、サ
イクル生成部11−8の出力は、バス12上のコントロ
ール線12−3の供給されると共に、割込み転送サイク
ルリクエストマスク部11−8及び割込み情報ラッチタ
イミング生成部11−10に供給されるようになってい
る。また、サイクル生成部11−8の出力は、モジュー
ル#l〜#nの割込み保持部+12のサンプル入力に接
続されている。また、割込み情報ラッチタイミング生成
部11−10の出力11−10−1は、モジュール#0
内の割込み信号1l−Illを生成する割込み発生部1
l−IIに供給されるようになっていると共に、割込み
情報ラッチ部11−12のラッチタイミング入力に接続
されている。
また、モジュール#l〜#n内に夫々個別に有するモジ
ュール隘信号は、モジュール隘デコーダ部11〜3に供
給される。また、モジュール隘デコーダ部11−3は、
割込み保持部112の出力によりイネーブルされ、モジ
ュール隘デコーダ11−3の出力11−3−1は、バス
ドライバ11−4のイネーブル入力に接続される。バス
ドライバ114の出力は、バス12上のデータ線12−
1に供給されるようになっている。
ここで、バスドライバ11−4は、入力データ信号毎に
出力のイネーブル制御(ハイインピーダンス、信号ドラ
イブ状態)が可能である。また、バスドライバ11−4
の入力は0■に接続されており、従ってイネーブル入力
としてのイネーブル信号がオンすると、ロウレベルをド
ライブし、イネーブル信号がオフすると、出力はハイイ
ンピーダンスとなる0割込み要求元となるモジュール#
l〜#nの夫々に予め1本ずつデータ線12−1が割り
当てられている。従って、モジュール#lについては、
モジュール患デコーダ部113の出力は、モジュール#
lに予め割り当てられたデータ線12−1に接続されて
いるバスドライバ114を介してその割り当てられたデ
ータ線12−1に供給されるようになっている。その他
のモジュール#2〜#nについても同様である。
また、データ線12−1は、モジュール#0内にてプル
アップ抵抗で作られている。そしてデータ線12−1は
割込み情報ラッチ部11−12の入力側に接続されてい
る。割込み情報ラッチ部11−12には、モジュール#
0内の割込み情報読出し信号11−13が供給されるよ
うになっている0割込み情報ラッチ部11−12の出力
は、モジュール#O内の内部データバスll−12−1
に供給されるようになっている。
また、モジュール#0内部からの割込みリセット信号+
1−14は、割込み転送サイクルリクエストマスク部1
19及び割込み発生部11−11のリセット入力に接続
されるようになっている。
次に第1図の実施例の動作について第5図を用いて説明
する。なお、第5図は、第1図の動作を説明するための
タイムチャートである。第5図は、モジュール#lとモ
ジュール#nが割込み要求を発生した時の割込み情報の
通知シーケンスを例に示している。
モジュール#1とモジュール#nは、割込み要求を行な
うべく非同期に割込み信号、−「ゴ’T−でywと−「
ゴ「T−τ1「五りを第5図(a)。
(C)に示す如くオンにする。       と丁  
  n  は夫々バッファゲート11−1を介して、バ
ス12上の割込み信号線12−2にワイヤードオア接続
されているため、モジュール#l〜#nのうち、一つの
モジュールでも割込み信号を発生した(オンした)時点
で、割込み信号線12−2はオンになる。ここでは、先
ずモジュール#1が割込み信号(丁      )を発
生した時点で、割込み信号線12−2が同図(d)に示
す如くオンになる。その結果、モジュール#O内の割込
み転送サイクルリクエスト部11づの割込み転送サイク
ルリクエスト信号が同図(f)に示す如くオン(論理“
l”)になる。この場合、ゲート11−6の一方の入力
には割込み信号線12−2より論理“O”が供給され、
かつその他方の入力には同図(e)に示すような割込み
転送サイクルリクエストマスク部11−9の出力(論理
“O”)が供給されており、従って、ゲート116の出
力は論理“l”となっている。
なお、本実施例では、バスはいくつかのバスサイクルか
ら構成され、サイクル生成部11−8にて、次に実行す
るサイクルを決定する。ここでは、バスサイクルのうち
、割込み転送サイクルについてだけ述べ、他のバスサイ
クルに関する説明は省略する。
サイクル生成部11−8にて、サイクル調停され、割込
み転送サイクルが選ばれると、コントロール線12−3
が同図(g)に示す如くオン(論理“0”)となり、割
込み転送サイクルが実行される。コントロール線12−
3がオンになると、割込み転送サイクルリクエストマス
ク信号が同図(e)に示す如くオン(論理“1”)とな
る。その結果、ゲート11−6の出力は論理“0”とな
り、割込み転送サイクルリクエスト部11づに供給され
、次バスサイクルへの同一のサイクル要求をマスクする
このとき、割込み転送サイクルリクエスト部1 l−7
の出力である割込み転送サイクルリクエスト信号は同図
(f)に示す如くオフ(論理“O”)になる。
また、コントロール線12−3がオン(論理“O“)と
なることにより、モジュール#1〜#n内の割込み保持
部112は、割込み信号(−「丁]−r■]コ−n)(
7)、コントロール線12−3がオンになったタイミン
グでの状態(モジュール#1.#nはオン状態(論理“
0“)、他のモジュール#2〜# (n−1)はオフ状
態(論理“1″)を、コントロール線12−3がオンの
間だけ保持し、割込み信号がオンとなっているモジュー
ル(ここでは、モジュール#l。
#n)のモジュール魚デコーダ部11−3のみのイネー
ブル入力をオンとする。これにより非同期に発生する各
モジュールの割込み要求に対しても、−括した読出しが
可能になる。本実施例では、モジュール#lとモジュー
ル#nの2つのモジュールのモジュール阻デコーダ部+
13のイネーブル入力が同時にオンとなり、各モジュー
ル患デコーダ部11−3の出力は、モジュール#l、#
nに予め割り当てられたバス12上のデータ線(#1゜
#n)12−1に接続されたバスドライバ11−4を介
して、その予め割り当てられたデータ線(#1#n)1
2−1を、コントロール線12−3がオンの間だけロウ
レベル(論理“O”)にドライブする(オンにする)[
同図 (j)〜(12)参照]。
モジュール#0では、コントロール線12−3がオンに
なると、割込み情報ラッチタイミング生成部11−10
から一定時間後、同図(h)に示すように、ラッチタイ
ミング信号11−10−1がオンとなり、割込み情報ラ
ッチ部11−12及び割込み発生部11〜11に供給さ
れる。データ線12−1上に送出された割込み情報をこ
のラッチタイミング信号にもとづき、割込み情報ラッチ
部ll−12にラッチすると共に、モジュール#0内部
に対し割込み発生部11−I+から割込み信号11−1
1−1を発生させる[同図 (h)〜(Q)]。
なお、コントロール線12−3がオフすると、割込み転
送サイクルが終了し、割込み保持部11−2はモジュー
ル隘デコーダ部113のイネーブル入力をオフとし、同
図(1,(Q)に示す如くデータ線(# l 、 #n
) 12−1がオフする。
次に割込み信号1l−Illが同図(i)に示す如くオ
ンになることにより、モジュール#0のソフトウェアは
、割込み情報読出し信号11−13を同図(at)に示
す如くオンして割込み情報ラッチ部11−12にラッチ
されているラッチ情報(割込み情報)を読出し、同図(
n)に示す如く内部データバス11−12−1に送出す
る。なお、割込み情報ラッチ部11−12から読出す割
込み情報は、ラッチされた割込み情報をそのまま読出し
てもよいし、割込み情報ラッチ部ll−12にプライオ
リティ機能を設け、特定の優先順位に基づいた割込み情
報を読出すようにしてもよいことはいうまでもない。
このようにモジュール#0は、割込み転送サイクル中に
割込み情報ラッチ部11−12にラッチされているラッ
チ情報を読出すことによって、割込みを要求している全
モジュールの状態を一度に識別することができる。
モジュール#Oが割込み情報にもとづき受付けた割込み
要求に対して、所定の割込み処理を終えた後、モジュー
ル#0内部のソフトウェアは、割込みリセット信号11
−14を同図(0)に示す如くオンにする。これにより
割込み発生部11−11はリセットされ、その出力であ
る割込み信号11−11−1が同図(i)に示す如くオ
フとなると共に、割込み転送サイクルリクエストマスク
部11−9もリセットされ、その出力である割込み転送
サイクルリクエストマスク信号が同図(e)に示す如く
オフ(論理“0”)となり、次の割込み転送サイクルリ
クエストの受付けが可能となる。従っていずれかのモジ
ュールの割込み信号にもとづき割込み信号線12−2が
オンとなり、ゲート11−6の一方の入力に論理“0”
となれば、前述したようにして次の割込み転送サイクル
リクエスト信号がオンし、更にコントロール線12−3
がオンすることになり割込み転送サイクルが実行される
以上の説明から判かるように、割込み情報を通知するた
めの信号線としては、専用線を設けず、バス12上の所
定の既存の信号線、たとえばデータ線やアドレス線や未
使用線(本実施例ではデータ線12−1の場合を示す。
)を兼用することとした。これは、所定の既存の信号線
が使用されていないとき(空き時間に)、割込み情報を
通知するための信号線として使うことができればよいか
らである。また、割込み信号線12−2としては、割込
み要求元となるモジュールの数に関係なく、コントロー
ル線12−3と同様に1本で済ませることができるよう
にした。このため、バス12上に接続されるモジュール
の数が多いシステムに対しても、従来に比ベバス12の
信号線数の削減が可能となり、モジュール数の増加がバ
ス12の信号線数に与える影響を最小限に抑えることが
できる。
割込み先モジュール#0では、割込み転送サイクル中に
、割込み要求元となる各モジュールの割込み情報ドライ
ブ部11−5より送出される割込み情報を割込み情報ラ
ッチ部+1−12にラッチし、このラッチ情報(割込み
情報)を読出して割込み要求元となる複数個のモジュー
ルの全てに対して、割込み要求状態を識別することがで
きる。特に複数のモジュールから同時に発生した割込み
要求を、1回のバスサイクル(割込み転送サイクル)に
て、各別込み情報ドライブ部11−5より割込み先モジ
ュール#Oに割込み情報として送出し、これを割込み情
報ラッチ部11−12にてラッチし、このラッチ情報を
読出して前記複数のモジュールからの割込み要求を一挙
に知ることができる。
また、割込み要求元モジュールを識別する場合、各モジ
ュールの割込み要求の発生数に左右されず、割込み情報
ラッチ部11−12による最小限のバスアクセス回数に
抑λることができる(複数のモジュールにて同時に発生
した割込み要求は、すべて割込み情報ラッチ部11−1
2による1回のバスアクセスで割込み先モジュール#0
へ通知可能である)ため、バスの使用効率の向上を図る
ことができる。更に割込み先モジュール#0の割込み情
報ラッチ部11−12などにおける割込み情報の記憶が
少ないハードウェア量で実現できる。
本発明は本実施例に限定されることなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々の応用及び変形が考えられる。
(発明の効果) 上述したように本発明を用いれば次のような種々の効果
を奏する。
(1)割込み情報を通知するための信号線としては、専
用線を設けずバス上の所定の既存の信号線を兼用し、割
込・み信号線としては割込み要求元となるモジュールの
数に関係なく1本で済ませることができるようにしたの
で、バス上に接続されるモジュールの数が多いシステム
に対しても、従来に比ベバスの信号線数の削減が可能と
なり、モジュール数の増加がバスの信号線数に与える影
響を最小限に抑えることができる。
(2)割込み先モジュールの割込み要求知得手段は、割
込み転送サイクル中に、割込み要求元となる各モジュー
ルの駆動手段より送出される割込み情報にもとづき、割
込み要求元となる複数個のモジュールの全てに対して割
込み要求状態を識別することができる。特に、複数のモ
ジュールから同時に発生した割込み要求を、1回のバス
サイクル(割込み転送サイクル)にて、各駆動手段より
割込み先モジュールに割込み情報として送出し、割込み
要求知得手段により、前記複数のモジュールからの割込
み要求を一挙に知ることができる。このため、割込み先
モジュールにおいて、割込み要求知得手段により複数回
バスをアクセスする必要がなくなり、従来に比べ割込み
処理の負荷を軽減することができる。
(3)割込み要求元モジュールを識別する場合、各モジ
ュールの割込み要求の発生数に左右されず、割込み要求
知得手段による最小限のバスアクセス回数に抑えること
ができる(複数のモジュールにて同時に発生した割込み
要求は、すべて割込み要求知得手段による1回のバスア
クセスで割込み先モジュールへ通知可能である)ため、
バスの使用効率の向上を図ることができると共に、割込
み先モジュールの割込み要求知得手段における割込み情
報の記憶が少ないハードウェア量で実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による割込み通知方式の一実施例を示す
システム構成図、第2図〜第4図は従来方式を説明する
ための説明図、第5図は第1図の動作タイムチャートで
ある。 1−2・・・割込み保持部、 1−5・・・割込み情報ドライブ部、11−6・・・ゲ
ート、l−7・・・割込み転送サイクルリクエスト部、
1−8−・・サイクル生成部、 1−9・・・割込み転送サイクルリクエストマスク部、
tt−io・・・割込み情報ラッチタイミング生成部、
11−11・・・割込み発生部、 +1−12・・・割込み情報ラッチ部、12・・・バス
、12−1・・・データ線、12−2・・・割込み信号
線、12−3・・・コントロール線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1個の割込み先モジュールと割込み要求元となる複数個
    のモジュールとが接続されるバスを通して前記割込み要
    求元モジュール側から前記割込み先モジュールへ割込み
    情報を通知する割込み通知方式において、 前記割込み先モジュールには、 前記複数個のモジュールのいずれかより割込み信号を発
    生すると、これにもとづきバスサイクルを割込み転送サ
    イクルとするバスサイクル作成手段と、 前記複数のモジュールのうち該当モジュールの後記駆動
    手段にて送出される割込み情報により前記該当モジュー
    ルからの割込み要求を知る割込み要求知得手段とを備え
    、 更に、前記複数個のモジュールには、夫々前記割込み転
    送サイクル中に、前記バス上の所定の既存の信号線のう
    ち、予め自モジュールに割り当てられた信号線に、前記
    割込み信号にもとづき割込み情報を送出する駆動手段を
    備えてなることを特徴とする割込み通知方式。
JP1134504A 1989-05-30 1989-05-30 割込み通知方式 Expired - Lifetime JP2690146B2 (ja)

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JP2690146B2 JP2690146B2 (ja) 1997-12-10

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