JPH03126069A - 液晶制御回路および液晶パネルの駆動方法 - Google Patents

液晶制御回路および液晶パネルの駆動方法

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JPH03126069A
JPH03126069A JP26440189A JP26440189A JPH03126069A JP H03126069 A JPH03126069 A JP H03126069A JP 26440189 A JP26440189 A JP 26440189A JP 26440189 A JP26440189 A JP 26440189A JP H03126069 A JPH03126069 A JP H03126069A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は液晶パネル、特にアクティブマトリックス型液
晶パネルの液晶制御回路および駆動方法に関するもので
ある。
従来の技術 アクティブマトリックス型液晶パネルは大容量。
高解像度表示が可能なため研究開発が盛んである。
しかしアクティブマトリックス型液晶パネルは1画素ご
とにスイッチング素子を形成する必要があるため、欠陥
が発生しやすく製造歩留まりが問題である。しかしなが
ら、近年では前記問題点は除徐に克服されつつあり、液
晶パネルの表示画面の大型化方向に向いつつある。この
ように大型化になるにつれ、液晶特有の応答速度の遅さ
などの問題から、CRTの画像表示に比較して画像品位
が劣るということが課題にされつつある。
以下、従来の液晶制御回路および液晶パネルの駆動方法
について説明する。まず、最初にアクティブマトリック
ス型液晶パネルについて説明する。
第5図はアクティブマトリックス型液晶パネルの構成図
である。第5回においてG、、G2.G3G、はゲート
信号線、s、、s2.s3.s、はソース信号線、T、
、、Tユ、T、、T、4.T、。
T、、T、、T、、Te1.Ts□、 T:++、 T
za+Ta+T4□、T、、、T、4はスイッチング素
子としての薄膜トランジスタ(以後、TPTと呼ぶ)、
113はゲート信号線G、、G2.G3.G4にTPT
をオン状態にする電圧(以後、オン電圧と呼ぶ)または
、オフ状態にする電圧(以後、オフ電圧と呼ぶ)を印加
するためのIC(以後、ゲートドライブICと呼ぶ)、
112はソース信号線51S2.S3.S4に画素PI
I、Pl!I  pH,PI3゜P、、P、、P、、P
、、P、、、P、□+  P33+  P34に印加す
る電圧を出力するIC(以後、ソースドライブICと呼
ぶ)である、なお、画素PII〜P34はそれぞれ液晶
を保持しており、前記液晶はソースドライブIC112
の電圧により透過率が変化し、光を変調する。なお、第
5図において、画素数は非常に少なく描いたが、通常数
万画素以上形成される。液晶パネルの動作としては、ゲ
ートドライブIC113はゲート信号線G1からGm(
ただし、mはゲート信号線数)に対し順次オン電圧を印
加する。それと同期してソースドライブICI 12を
ソース信号線31〜Sn(ただし、nはソース信号線数
)にそれぞれの画素に印加する電圧を出力する。したが
って、各画素には液晶を所定の透過量にする電圧が印加
され保持される。前記電圧は次の周期で各TPTが再び
オン状態となるまで保持される。前記電圧により各画素
の液晶の透過量が変化し、各画素を透過あるいは反射す
る光が変調される。なお、すべての画素に電圧が印加さ
れ再び次の電圧が印加されるまでの周期を1フイールド
と呼ぶ。通常、テレビ画像の場合1730秒で一画面が
書きかわるため1730秒が1フイ一ルド時間である。
また、倍速で各画素に電圧を書き込む場合は、1/60
秒が1フイ一ルド時間となる。
以下、従来の液晶制御回路について説明する。
第6図は従来の液晶制御回路のブロック図である。
第6図において、601はビデオ信号を増幅するアンプ
、110は正極性と負極性のビデオ信号を作る位相分割
回路、111はフィールドごとに極性が反転した交流ビ
デオ信号を出力する出力切り換え回路、113はソース
ドライブICおよびゲートドライブIC114の周期お
よび制御を行うためのドライバ制御回路、115は液晶
パネルである。
以下、従来の液晶回路の動作について説明する。
まず、ビデオ信号はアンプ601によりビデオ出力振幅
が液晶の電気光学特性に対応するように利得調整が行わ
れる。次に、利得調整されたビデオ信号は移相分割回路
にはいり、前記回路により正極性と負極性の2つのビデ
オ信号が作られる。
次に前記2つのビデオ信号は出力切り換え回路111に
はいり、前記回路はフィールドごとに極性を反転したビ
デオ信号を出力する。このようにフィールドごとに極性
を反転させるのは、液晶に交流電圧が印加されるように
して液晶の劣化を防止するためである。次に出力切り換
え回路1003からのビデオ信号はソースドライブIC
112に入力され、ソースドライブIC112はドライ
バ制御回路113からの制御信号により、ビデオ信号の
レベルシフト、A/D変換などの処理を行ない、ゲート
ドライブIC114と同期を取って、液晶パネル115
のソース信号線に所定電圧を出力する。
以下、従来の液晶パネルの駆動方法について説明する。
第7図(a)は、従来の液晶パネルの駆動方法の説明図
である。第7図(a)において、Fx (ただし、Xは
整数)はフィールド番号、Dx (ただし、Xは整数)
はソース信号線に印加する電圧に相当するデータ(以後
、電圧データと呼ぶ)、■8(ただし、Xは整数)は前
記電圧データにより作られ、ソースドライブIC112
からソース信号線に出力される印加電圧、Tx (ただ
し、Xは整数)は画素に前記電圧が印加されることによ
り液晶の透過率が変化し、前記電圧に対応する状態にな
ったときの光の透過率である。本明細書では説明を容易
にするために添字Xが大きいほどフィールドFxは先の
フィールドであること、電圧データDxは値が大きいこ
と、印加電圧■8は電圧が高いこと、透過IT、は透過
率が高いことを示すものとする。なお、第7図(8)の
印加電圧■8は理解を容易にするために絶対値であられ
したが、液晶は交流駆動する必要があるため、第7図(
b)で示すように1フイールドごとにコモン電圧を中心
に正および負極性の電圧を印加している。以上のことは
以下の図面に対しても同様である。以下、1つの画素に
注目して説明する。
今、フィールドF4で注目している画素(以後、単に画
素と呼ぶ)への電圧データがDlからD5に変化したと
する。するとソースIC112は電圧■5をソース信号
線に出力し、前記電圧はゲートドライブIcI 14と
同期がとられ画素に入力される。しかしながら、フィー
ルドF、では、前記電圧V5が印加されても前記電圧■
、に相当する所望値の透過率T5にならず、通常2〜3
フイ一ルド以上遅れて所望値のT5になる。これは液晶
の立ちあがり速度つまり電圧を印加してから所望値の透
過率になるまでの応答時間に1フイ一ルド時間以上要す
るためである。なお、液晶の立ちあがりとはTN液晶の
場合、液晶に電圧が印加され、液晶分子のネジレがほど
けた状態になることを、逆に液晶の立ちさがりとはネジ
レがもとにもどる状態となることを言う。この液晶のネ
ジレの状態が光のi3適量に関係し、本明細書では印加
電圧が高くなるほど液晶のネジレがほどけ透過率が高く
なるものとする。以上のように従来の液晶パネルの駆動
方法ではビデオ信号の輝度信号に相当する電圧をそのま
ま印加していた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の液晶制御回路およびその駆動方法
では、液晶の立ちあがり速度が遅い、つまり電圧を印加
してから所定の透過量になる時間が2〜3フイ一ルド時
間以上要するため画像の尾ひきかあられれる。この画像
の尾ひきとは画素に印加している電圧に対して液晶の透
過率の変化が追従しないために表示画面が変化した際、
映像の輪郭部分などに影のような表示が現われることを
いう。この現象は一定以上の速さで映像の動きがあると
き出現し、画像品位を著しく悪化させる。
液晶の応答時間は第3図に示すようにほぼ液晶への印加
電圧の2乗に反比例する。第3図より印加電圧が低い時
は液晶の応答時間が長いことがわかる。したがって、応
答時間を改善するためには所定の輝度に対応する電圧よ
りも高い電圧を印加して液晶の立ちあがり時間を速くす
ればよい。
一方、電圧印加状態の変化は映像の動きがあるところに
発生する。今、一画素のみに注目して、印加する電圧を
補正し液晶の応答時間改善を行なうと、ノイズなどによ
り単発的に発生した前記印加電圧に相当するデータにま
で補正をかけることになってしまう。
本発明は以上の課題を解決するためになされたもので、
大画面、高解像度の画像表示に対応できる液晶制御回路
および液晶パネルの駆動方法を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の液晶制御回路では、
液晶に印加する電圧値に相当する第1のデータを記憶す
るフィールドメモリと、少なくとも1ライン以上の液晶
に印加する電圧に相当する第2のデータを記憶するライ
ンメモリと、前記フィールドメモリに格納された複数の
データと前記ラインメモリに格納されたデータとを演算
するデジタルデータ処理手段と、前記処理手段の出力結
果により前記フィールドメモリとラインメモリのうち少
なくとも一方のデータを補正するデータ補正手段を具備
するものであり、また、本発明の液晶パネルの駆動方法
は、第1のフィールドにおいて任意の第1の画素と前記
第1の画素の近傍に位置する画素と前記第1の画像の近
傍に位置する画素へ印加する電圧に相当するデータと、
前記第1のフィールド以後の第2のフィールドにおいて
前記複数の画素へ印加する電圧に相当するデータを比較
し、所定閾値を満たす場合に、第1のフィールド以後の
フィールドにおいて前記第1の画素へ印加する電圧に相
当するデータを補正するものである。
作用 本発明は上記構成により、映像の動きは比較的広い領域
で起こることに着目して、注目している前記画素の近傍
の画素の動きを考慮して補正の有無、補正量を定める。
実施例 以下、図面を参照しながら本発明の液晶制御回路および
液晶パネルの駆動方法について説明する。
まず、本発明の液晶制御回路の一実施例について説明す
る。第1図は本発明の液晶制御回路のブロック図である
。ただし、説明に不要な部分は省略している。このこと
ば以下の図面に対しても同様である。第1図において、
101はA/D変換器103への入力電圧範囲を規定す
るためのゲインコントロール回路、102.109はロ
ーパスフィルタ、107はフィールドメモリ、105は
フィールドメモリ107に格納されたデータを演算し、
データの平均値、データ間の大きさの差およびデータの
補正などを処理するデジタル信号処理手段、106はデ
ジタル信号処理手段105が参照する補正データなどが
格納されたR OMチーフル、104は3ライン以上の
水平方向のデータを格納するラインメモリ、10BはD
/A変換器、110は正極性と負極性のビデオ信号を作
る位相分割回路、111はフィールドごとに極性が反転
した交流ビデオ信号を出力する出力切り換え回路、l1
3はソースドライブTC112およびゲートドライブI
C114の同期および制御を行なうためのドライバ制御
回路である。
以下、第1図を参照しながら本発明の液晶制御回路の一
実施例について説明する。まずビデオ信号はゲインコン
トロール回路10」によりA/D変換の入力信号範囲に
合うように利得調整が行なわれる。次に前記信号はロー
パスフィルタ102を通り不必要な高周波成分が除去さ
れたのちA/D変換器103でA/D変化される。前記
A/D変換された液晶への印加電圧に相当するデジタル
ブタ(以後、電圧データと呼ぶ)は複数ライン、つまり
表示画面の水平方向のドツト数をnとするとn、(ライ
ン数分の電圧データ)がラインメモリ104に格納され
る。前記ラインメモリの電圧データはデジタル信号処理
手段105によりフィールドメモリ107の電圧データ
と比較され、補正が必要な場合は補正される。以上の処
理が終了すると前記データは順次フィールドメモリ10
7に転送される。前記フィールドメモリ107に転送さ
れた電圧データは同様にデジタル信号処理手段105に
よりラインメモリ104の電圧データと比較処理される
。次にフィールドメモリ107の電圧データはD/A変
換器108に転送されアナログ信号となりローパスフィ
ルタ109により不要な周波数成分が除去された後、位
相分割回路110にはいる。以下の処理は従来の液晶制
御回路とほぼ同様であるので省略する。以上が本実施例
における液晶制御回路の概略の動作である。以下、さら
に詳しくその動作について述べる。まず、フィールドメ
モリ107は有効走査線数mおよび有効ドツト数0分に
対応するmXnの容量を持つ。
また各メモリのデータ長は必要な階調表現に必要な長さ
とそれに加えて前記データがどのような補正が行なわれ
たかを示すためのビット長を有する。
なお、このビット長、つまりデータ域を補正ビ/トと呼
ぶ。一方、ラインメモリの容量はmx (処理に必要な
ライン数し、ここでは仮にL=4とする)を有し、デー
タ長はフィールドメモリのデータ長と同じ長さに設定さ
れる。今、フィールドメモリの1フイールドに対応する
電圧データはすでに補正がされているものとする。仮に
このフィールドメモリに格納されているデータは、フィ
ールド番号2の電圧データが格納されているとする。
また、ラインメモリには次のフィールド番号3のデータ
が格納されているものとする。電圧データの処理は3×
3あるいは5×5のように注目画素を中心に複数画素に
ついて行なっていく。ここでは3×3の処理とする。た
とえば、ライン番号が1〜3でドツト番号が1〜3の処
理のつぎはライン番号1〜3でドツト番号2〜4.・・
・・・・、ライン番号1〜3でドツト番号n−2〜n、
ライン番号2〜4でドツト番号1〜3.・・・・・・と
いうように行なっていく。また、処理が終了したライン
番号、たとえばライン番号2〜4の処理を行ない始めた
時はフィールドメモリ107のライン番号1のデータは
D/A変換器108に転送される。同時にライン番号l
にはラインメモリ+04からのデータが順次転送される
。以上のように電圧データの処理を行ない第1図に示す
ように、今ライン番号4〜6でドツト番号4〜6の処理
を行なっているとする。この時ラインメモリ104には
少なくともフィールド番号3のライン番号4〜6のデー
タが格納されている。デジタル信号処理手段105は、
まず、フィールドメモリ107の注目画素を中心に3×
3ドツトのデータを加算する。その時必要に応じて注目
画素からの位置に対応して重み付けが付けられ加算され
る。また、ラインメモリ104の同一ライン番号4〜6
の同一ドツト位置の3×3ドツトのデータを加算する。
フィールドメモリのデータに画素位置に対応して重み付
けが付けられた場合は同様の重み付けが付けられる。
また同時に前記フィールドメモリの各前記電圧データ補
正ビットの内容により重み付けが付けられる。なお、こ
の補正ビットが示す内容には以下のようになっている。
(1)  電圧データがすでに補正された電圧データで
あることを示す場合。
(2)  N正データの補正が全く必要でなかったこと
を示す場合。
(3)  iii圧データを補正する必要が高かったが
補正は行なわなかった電圧データを示す場合。
また、これらの意味は、(1)については画素に印加す
る電圧の変化が大きく、また比較的低電圧である場合で
、液晶の応答性がかなり遅いこと、つまり目標透過率か
らかなりずれると予測されるため、立ちあがり時間の改
善のために電圧データ補正を行なったもの、(2)につ
いては短時間的にみて静止画像で画素への印加電圧の変
化がほとんどない場合で全く電圧データの補正が必要で
ないもの、(3)については(1)と(2)との中間で
あり、印加電圧の変化による画素の液晶の応答性が遅い
が目標透過率からのずれが小さいと予測されるため電圧
データの補正を行なわなかったものである。なお(3)
については複数フィールドにわたり前記状態が続くとデ
ータ処理での加算時の重み付けが高くなり(1)のよう
に電圧データは補正される。また通常(2)の場合は補
正ビット記入領域には何も記入されないようになってい
る。以上の(1)乃至(3)の各場合について重み付け
の値が定められており処理される。
以上のように重み付けが付けられフィールドメモリおよ
びラインメモリの電圧データはそれぞれ加算される。求
められた2つの演算結果はROMテーブル106に転送
される。ROMテーブル106は転送されてきた2つの
電圧データの値から(1)〜(3)の種別および補正デ
ータの値を読みだし、デジタル信号処理手段105に送
る。デジタル信号処理手段105は(+)、 (3)の
場合はその旨を現在処理中のラインメモリ104の注目
画素位置の電圧データの補正ビット記入領域の補正ピン
トを変化させ、さらに(1)または(3)の場合で補正
が必要なときは前記データ域に補正データを書き込む。
以上の処理を順次フィールドメモリのすべての電圧デー
タに対して行なっていく、また、処理の終了したアドレ
スから電圧データはD/A変換器10Bに転送され、次
のフィールド番号3の電圧データがラインメモリ104
から入力されるから、フィールド番号2のフィールドメ
モリ107の電圧データの処理を終了した時にはフィー
ルドメモリ107の電圧データはフィールド番号3の電
圧データが入力されていることになる。同様に今度はフ
ィールドメモリ107に格納されたフィールド番号3の
電圧データとラインメモリ104のフィールド番号4の
電圧データ間の処理を行なう。以上のようにして電圧デ
ータつまり液晶に印加される電圧は補正される。
なお、前述の本発明の液晶制御回路において3×3ドツ
トで処理するとしたがこれに限定するものではな(,5
×5ドツトでも同様の効果が得られることは言うまでも
なく、また、ノイズなどの影響が比較的少なくデータが
安定している場合は注目画素のみのlドント対lドツト
で処理を行なってもよいことは言うまでもない。
また、第1図においてフィールドメモリ107に対して
1つのデジタル信号処理手段105としたがこれに限定
するものではなく、たとえばデジタル信号処理手段10
5の処理に時間がかかる場合などは、フィールドメモリ
107などを複数のブロックに分割し、各分割したブロ
ックごとにそれぞれデジタル信号処理手段105などを
設け、並列に処理を行なってもよいことは言うまでもな
い。また、第1図においてフィールドメモリを使用する
としたが、フレームメモリでもよい、これは映像信号の
場合は近接画素へ印加する電圧はきわめて似ているため
注目画素の位置がラインメモリの注目画素の位置と1ラ
インずれていても電圧データはほとんど同じであるため
である。したがって、フィールドメモリをラインメモリ
に置きかえることができ、この場合メモリ容量を1/2
にできる。
以下、図面を参照しながら本発明の液晶パネルの駆動方
法の一実施例について説明する。第2図は本発明の液晶
パネルの駆動方法の説明図である。
なお本発明の液晶パネルの駆動方法は本発明の液晶制御
回路を用いて行なう。第2図では補正前の電圧データが
フィールド番号F5でDlからD5に変化している場合
を示している。なお、電圧データD1によりソースドラ
イブIC112よりソース信号線に出力される電圧をv
l、また前記電圧v1の印加により得られる液晶の透過
率をT1とする。なお添字の大きさは説明を容易にする
ために付加したものであり、電圧などの物理的大きさを
定量的にあられすものではない。このことは以下の説明
でも同様である。同じく電圧データD1により出力され
る電圧を■5、透過率をT5とする。第2図で示すよう
に、電圧V、、V5で示す電圧が比較的小さく、つまり
コモン電圧に近く、かつV、−V、>Oなる関係が成り
立ち、液晶の立ちあがり速度が遅く所定の透過率まで変
化するのに長時間を要する。たとえば−例としてTNi
品を反射モードで用い、かつ印加電圧を液晶が光を透過
させない最大電圧値(以後、黒レベル電圧と呼ぶ)を2
.OV、液晶が最大重の光を透過させる最小の電圧値(
以後、白レベル電圧と呼ぶ)を3.5■の液晶パネルに
おいて、印加電圧■1を2.0■、変化した電圧■5を
2.5■とすると所定の透過率になる時間は約70〜1
00m5ecである。したがって、応答に要する時間は
2フイ一ルド以上となり画像の尾ひきが発生する。この
応答時間は■5が大きくなるほど小さくなり、1フイー
ルド内の30m5ec以内に応答するようになる。この
ように電圧■5が所定値より小さい時は電圧■5を印加
するフィールドで所定値よりも高い電圧が印加されるよ
うに電圧データを補正する。ただし、この補正するか否
かまた、補正する電圧データの大きさはフィールド番号
F3の現在注目している画素とその近傍の画素の印加電
圧に相当するデータおよびフィールド番号F4の前記複
数画素のデータをデジタル信号処理手段105が処理す
ることにより決定される。この時、各電圧データに重み
付けが付けられ処理されることは、言うまでもなく、ま
た補正を行なったときは前記データが補正を行なったこ
とを記録することも言うまでもない。これはフィールド
番号F4の注目画素の電圧データが特異的に異常である
場合、その影響を除去するためであり、また視覚的に適
正な画像の動画処理を行なうためである。
以上のように第2図ではデジタル信号処理手段105に
よりデータ補正をフィールド番号F、で行なうことが決
定され、またデータがD5がらD7に補正される。その
ためフィールド番号F4で印加電圧V7が出力され液晶
の立ち上がり速度が改善される。以上の処理はすべての
画素について行なわれる。
以下、図面を参照しながら本発明の液晶パネルの駆動方
法の第2の実施例について説明する。第4図(a)、 
(b)、 (03は本発明の液晶パネルの駆動方法の第
2の実施例の説明図である。第4図(a)ではフイール
ド番号F4で電圧データがDゎがらDlsに、第7図(
blではフィールド番号F4で電圧データがD5ら第4
図(a)と同様に”Isに変化している。しかし、液晶
の透過量は第4図(alの場合はフィールド番号F、で
所定値の透過量のTI5になっているが、第4図(1)
)ではフィールド番号F4内の時間では所定値の透15
ffl T 、、となっていない。これは液晶の応答性
は目標透過量が同一でも、現在印加されている電圧と前
記目標透過量になるための印7]0電圧の電圧との電位
差により変化に要する時間が異なるためである。たとえ
ば、先に例としてとりあげた液晶パネルの仕様では、印
加電圧が2■から3Vに変化したときには所定の透過量
になるまで40〜50m5ecを要するが、2.5■か
ら3■に変化するときは20〜30m5ecで応答する
そこで、本発明の液晶パネルの駆動方法の第2の実施例
では第4図(C)で示すように、ROMテーブル106
などから補正データD、を求め、フィールド番号F4の
データをDIsからD7に補正する。
このような電圧の変化の差による液晶の応答速度の差に
ついてもデジタル信号処理手段105は考慮して補正の
可否を判定処理する。なお、この場合も注目画素と前記
画素の近傍の画素の電圧データを考慮して補正および補
正の可否を判定する。
なお、実際の液晶パネルの駆動方法では本発明の第1の
実施例と第2の実施例を組みあわせて実施する。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明の液晶制御回路お
よび液晶パネルの駆動方法を用いることにより、液晶の
立ちあがり特性つまり目標透過量にするための応答時間
を短縮することができる。
したがって、画像の尾ひきが表われることがなく、良好
な映像が得られる。このことは液晶パネルの画面が大型
化、高解像度になるにつれ著しい効果としてあられれる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液晶制御回路のブロック図、第2図、
第4図(a)、 (b)、 (C)は本発明の液晶パネ
ルの駆動方法の説明図、第3図は液晶の電圧対応答速度
を示すグラフ図、第5図はアクティブマトリックス型液
晶パネルの構成図、第6図は従来の液晶制御回路のブロ
ック図、第7図(a)、 (b)は従来の液晶パネルの
駆動方法の説明図である。 101・・・・・・ゲインコントロール回路、1021
09・・・・・・ローパスフィルタ、103・・・・・
・A/D変換器、104・・・・・・ラインメモリ、1
05・・・・・・デジタル信号処理手段、106・・・
・・・ROMテーブル、107・・・・・フィールドメ
モリ、108・・・・・・D/A変換器、110・・・
・・位相分割回路、111・・・・・・出力切り換え回
路、112・・・・・・ソースドライブIC1+13・
・・・・・ドライバ制御回路、114・・・・・・ゲー
トドライブIC,115・・・・・・液晶パネル、60
1・・・・・・アンプ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液晶に印加する電圧値に相当する第1のデータを
    記憶するフィールドメモリと、少なくとも1ライン以上
    の液晶に印加する電圧値に相当する第2のデータを記憶
    するラインメモリと、前記フィールドメモリに格納され
    た複数のデータと前記ラインメモリに格納されたデータ
    とを演算するデジタルデータ処理手段と、前記デジタル
    データ処理手段の出力結果により前記フィールドメモリ
    と前記ラインメモリのうち少なくとも一方のデータを補
    正するデータ補正手段とを具備することを特徴とする液
    晶制御回路。
  2. (2)ラインメモリに格納された第2のデータが順次フ
    ィールドメモリに格納されることを特徴とする請求項(
    2)の液晶制御回路。
  3. (3)第1のフィールドにおいて任意の第1の画素と前
    記第1の画素の近傍に位置する画素へ印加する電圧に相
    当するデータと、前記第1のフィールド以後の第2のフ
    ィールドにおいて前記複数の画素へ印加する電圧に相当
    するデータを比較し、所定閾値を満たす場合に、前記第
    1のフィールド以後のフィールドにおいて前記第1の画
    素へ印加する電圧に相当するデータを補正することを特
    徴とする液晶パネルの駆動方法。
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