JPH03125460A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH03125460A
JPH03125460A JP1263213A JP26321389A JPH03125460A JP H03125460 A JPH03125460 A JP H03125460A JP 1263213 A JP1263213 A JP 1263213A JP 26321389 A JP26321389 A JP 26321389A JP H03125460 A JPH03125460 A JP H03125460A
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Ichiro Nakao
中尾 一郎
Tamotsu Nabeshima
有 鍋島
Mikio Nishio
西尾 幹夫
Toshiki Yabu
藪 俊樹
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明(よ 溝を有する素子分離構造を備えた半導体装
置の製造方法に関するものである。
従来の技術 L OCOS分離で対応できないような微細分離に 溝
埋め込み分離が適用され始めている。この溝埋め込み分
離方法(よ 素子分離領域だけを選択的にエツチングす
ることにより溝を形成し 酸化膜等の絶縁膜を埋め込み
平坦化を行なうというものである。しかしながら、素子
の微細化に伴なし\)・ランジスタのチャネル幅が狭く
なると、特にNMOSトランジスタ(表 分離溝上端部
においてフリンジング電界の影響が大きくなり、いわゆ
るハンプ特性を有するトランジスタ特性が得られ これ
はr−a c o s分離とは逆にしきい値電圧の低下
を招くという問題があっ九 そこで、溝を形成した後ζ
へ チャネルストッパーを注入して、溝の肩口に注入さ
れたp1領域により肩口付近のしきい値電圧を上?云 
ハンプ特性を押える方法がとられている。もちろんこの
時、溝底面に注入されたp゛領域通常のチャネルストッ
パーさして働く。またPMOS)ランジスタで(よ 分
離溝肩口にPチャネルストッパーが形成されると、ヂャ
ネル端部の濃度が低くなり、 トランジスタのチャネル
幅が狭くなるとしきい値電圧が高くなるという問題があ
っk 以下 まとめると下の表のようになる。
(以下余白) しかしなからこのような方法を用いても溝形成後、溝部
全域にチャネルストッパー注入が行なうたぬ溝側壁にも
チャネルストッパーが注入され以下の問題が生じる。こ
の問題を説明するため第2図にNMOSトランジスタの
断面図を示す。P型シリコン基板1内に設けられた溝に
絶縁膜50を埋め込んで素子分離されたソース/ドレイ
ン領域2Q、  ゲI・電極16を備えたNMOS)ラ
ンジスタにおいてソース/ドレインのn゛領域20と、
溝側壁のチャンネルストッパーのp゛領域8か接し 高
濃度のPN接合ができるたべ 逆方向リーク電流の増力
l耐圧の低下という問題がおこる。発明者たちはこの問
題を改善するために 溝底部と、溝肩口にのみp゛層を
設けるという特許(出願番号1−58335゜)を出願
している。この特許で(よ 第3図に示す如くP型シリ
コン基板1に分離溝形成後、溝底面にのみ注入を行ない
チャンネルストッパ8を形成し分離溝に絶縁膜5oを埋
め込み平坦化する。その後イオン注入13を行ない溝肩
口へのp゛領域21形成を実現している。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、分離溝に絶縁膜を埋め込み平坦化した後
、溝肩口への注入を行なう場合、平坦化工程の不均一に
より、溝肩口上の埋め込み絶縁膜の厚さが異なるため注
入量の不均一が起こり、 トランジスタ特性に影響を及
ぼすという問題があっk また、 PMO8hランジス
タについての改善はなかっな 課題を解決するための手段 本発明は上述の課題を解決するために 溝埋め込み素子
分離において、溝内部で第1の埋め込みイ」料か互いに
会合しない程度に第1の埋め込み利料を堆積し エツチ
ングすることにより溝底部の埋め込み材料を前記溝側壁
に形成された第1の埋め込み材料の膜厚より薄くするが
又は除去LPMO8素子分離領域において(瓜 前記溝
底部にPチャネルストッパーとなるN型不純物拡散層を
形成り、、NMOS素子分離領域においてζよ 溝側壁
上部か除去された時点でNチャネルストッパーとなるP
型の不純物拡散層を形成する半導体装置の製造方法であ
る。
作用 本発明で(よ 溝埋め込み素子分離において、埋め込み
絶縁膜の形成を2回に分け、 1回目の薄い埋め込み絶
縁膜を溝側壁部に形成した後、チャネルストッパーを注
入するた&  PMOSでは溝底面のみに またNMO
8では溝側壁上部の半導体動板を露出することにより、
溝肩口への注入ができる。特に1回目の埋め込み絶縁膜
は薄いので、エツチングの制御性は容易なため安定な工
程が実現できる。
実施例 本発明の実施例を第1図に基づいて説明する。
第1図(Q)〜(11)は本発明の一実施例における半
導体装置の製造方法を説明する工程断面図である。
また第1図(])は第1図(h)のA−A”線における
断面図である。同図を用いて、本発明にかかる素子分離
構造を有する集積回路のうち、特にCMO3集積回路装
置の製造方法を工程に従がって、詳細に説明する。まず
P型半導体基板(ウェハ)1の2MO8領域となる部分
にNウェル層2を形成し次に熱酸化膜4を50nm、 
 ポリシリコン膜5を200Bm堆積し さらに分離溝
エツチングの時のマスクとなるPSG (リンガラス)
6を800Bm堆積する(第1図(a))。素子形成領
域を覆うようにレジスト7をパターンニングし これに
マスクとして上記堆積した多層膜を異方性エツチングし
 さらに深さ500Bmの分離溝100A、 100B
、 100Cを形成すべく半導体基板1及びNウェル層
2を異方性エツチングする(第1図(b))。次に 上
記レジストを除去した後、第1の埋め込み材料としてC
V D −8iOa200を250Bm堆積し 次に上
記CV D−3jO2200を溝側壁において半導体基
板1及びNウェル層2が露出しないように300Bmの
異方性エツチングをする(第1図(c))。この時素子
形成領域はポリシリコン膜5で覆われているためエツチ
ングされない。次にPチャネルストッパー11を形成す
るために NMO8領域を覆うようにレジスト9をパタ
ーンニングし 不純物イオン(ここではリン)10を注
入する(第1図(d))。この時不純物イオンζ戴 P
MOS領域のしかも、溝の底面にしか入らなしXo  
次に上記レジスト9を除去した後、上記CV D −8
iCh200を溝側壁が露出しないように300Bmの
異方性エツチングをする。このエツチングによりm1図
(e)での300Bmのエツチングと合わせて600B
mのエツチングをしたことになる。これにより溝側壁上
部の基板lが露出される。次にPMOS領域を覆うよう
にレジスト12をパターニングして、不純物イオン(こ
こではホウ素20度、20KeV、7.5xlO”Cm
−2) 13をイオン注入してNチャネルストッパ8を
形成する。 (第1図(e))。この時、溝側壁上部に
も均一に拡散層8か形成できるようへ 不純物イオン1
3の入射方向を各溝側壁に対して傾けて注入を行なう。
次にレジスト12の除去後、第2の埋め込み材料として
CV D−3i0214を800Bm堆積し 平坦化ノ
タメニレジスト15を全面に塗布する(第1図(f))
。この後、レジスト15及びCV D−3i0214を
ポリシリコン膜5か露出するまで均一にエツチングして
平坦化を行なう。次にポリシリコン膜5、熱酸化膜4を
除去して半導体基板表面を露出する(第1図(g))。
後は通常のCMO8集積回路の形成方法に従がって、ゲ
ート酸化膜19及びゲート電極16をパターニングして
、 これをマスクとしてセルファラインにて、ソース/
ドレイン領@  20.21を形成し さらに層間絶縁
膜22を堆積し コンタクト窓開けを行なった後、AI
電極配線23を行なって本実施例の半導体装置を形成す
る(第1図(h))。この図で示すようIr’、  n
+のNMOSソース・ドレイン20はp+のNMOSチ
ャネルストッパー8が溝側壁に全面に形成されていない
た&n”のソース・ドレイン20は高濃度のp゛領域大
部方接しないたIA  PN接合の逆方向リーク電流を
低減できる。ま?=  NMOS)ランジスタの側壁上
部には半導体基板と同型の高濃度不純物拡散層を設ける
ことで肩口のしきい値電圧が高くなり、ゲート幅が3μ
m以下でも寄生MO3+−ランジスタの影響を抑えるこ
とができ、微細トランジスタのしきい値電圧をも一定に
作成することができる。ま?、PMOSトランジスタで
は分離溝側壁にPチャネルストッパーが全(形成されな
いたム トランジスタの微細化に適している。また 第
1の埋め込み材料である薄いCV D−3iO2200
をエツチングすることにより、Pチャネルストッパーと
Nチャネルストッパーの形成を行なっている力丈 エツ
チング膜厚が薄いため、エツチング制御性がよく、安定
な工程が実現できる。な抵 本実施例では第1図(d)
の後CVD5iO2200を溝側壁が露出しないように
300Bmの異方性エツチングをして、溝上部の基板が
露出するまでエツチングしている力丈 次の不純物注入
力丈 通る程度にCV D−3iO2を残してもかまわ
な(兎 これにより注入ダメージの減少が期待できる。
発明の効果 以上述べてきたように本発明の半導体装置の製造方法に
よれは 以下のような効果が得られる。
(1)Nチャネルストッパーを溝肩口と溝底部にPチャ
ネルストッパーを溝底部にのみ注入するこq− 0− とにより、素子の微細化に伴なってトランジスタのチャ
ネル幅が狭くなってもしきい値電圧の変動がない半導体
装置を形成することができる。
(2)埋め込み工程を2回に分けて、その間の工程でチ
ャネルストッパー注入を行なうた教 安定な工程が実現
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における素子分離構造を有す
る半導体装置の製造方法を示す工程断面@ 第2図、第
3図は従来例を説明する断面図である。 1・・・・P型半導体基板、2・・・・Nウェル豚 4
・・・・熱酸北風 5・・・・ポリシリコン嵐 6・・
・・リンガラフ、  7,9,12.15・・・・レジ
スト、 8・・・・Nチャネルストッパー、11・・・
・Pチャネルストッパ14、200・・・・CV D−
8i02.16・・・・ゲート電板 19・・・・ゲー
ト絶縁Ill  20・・・・NMOSソース/ドレイ
ン、21・・・・PMOSソース/ドレイン、23・・
・・A1配糸親

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板の素子分離領域に溝を形成する工程と
    、前記溝内部で第1の埋め込み材料が互いに会合しない
    程度に前記第1の埋め込み材料を堆積する工程と、前記
    第1の埋め込み材料をエッチングすることにより前記溝
    底部及び溝側壁上部の第1の埋め込み材料を、前記溝側
    壁に形成された第1の埋め込み材料の膜厚より薄くする
    か又は除去する工程と、NMOS素子分離領域における
    前記溝底部及び溝側壁上部にNチャネルストッパーとな
    るP型の不純物拡散層を形成する工程と、第2の埋め込
    み材料を前記溝を埋め込むように堆積する工程と、前記
    第2の埋め込み材料をエッチングして平坦化する工程と
    を備えた半導体装置の製造方法
  2. (2)半導体基板の素子分離領域に溝を形成する工程と
    、前記溝内部で第1の埋め込み材料が互いに会合しない
    程度に前記第1の埋め込み材料を堆積する工程と、前記
    第1の埋め込み材料をエッチングすることにより前記溝
    底部の第1の埋め込み材料を前記溝側壁に形成された第
    1の埋め込み材料の膜厚より薄くするか又は除去する工
    程と、PMOS素子分離領域における前記溝底部にPチ
    ャネルストッパーとなるN型の不純物拡散層を形成する
    工程と、第2の埋め込み材料を前記溝を埋め込むように
    堆積する工程と、前記第2の埋め込み材料をエッチング
    して平坦化する工程とを備えた半導体装置の製造方法
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