JPH0312482Y2 - - Google Patents

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JPH0312482Y2
JPH0312482Y2 JP9740286U JP9740286U JPH0312482Y2 JP H0312482 Y2 JPH0312482 Y2 JP H0312482Y2 JP 9740286 U JP9740286 U JP 9740286U JP 9740286 U JP9740286 U JP 9740286U JP H0312482 Y2 JPH0312482 Y2 JP H0312482Y2
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JP
Japan
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rolls
blades
rotary
take
blade
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JP9740286U
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JPS633412U (ja
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ストランドをペレツト化するための
ペレタイザーに関し、更に詳しくは、引取ロール
とこれに転圧するゴムロールとによつて送られて
きたストランドを、固定刃とこの固定刃のエツヂ
と接線をなして回転する回転刃とによつてペレツ
トに切断するペレタイザーに関するものである。
〔従来の技術〕
この種ペレタイザーについては、種々の考案が
なされ、また実用にも供されている。
ところで、従来のペレタイザーは、固定刃と回
転刃、引取ロールとゴムロールをそれぞれ1つだ
け備えた、いわゆる単式ペレタイザーが一般的で
あつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
単式のペレタイザーは、材質の異なるストラン
ドをペレツト化する場合には、回転刃をそれに対
応させて交換しなければならないために作業性が
悪く、また、トラブルが生じた場合には、装置を
停止させて点検修理しなければならない等作業効
率が悪いという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的とするところは、複式ペレ
タイザーとすることによつて、材質の異なるスト
ランドを切断する場合であつても、回転刃を交換
することなく他方の回転刃で切断することがで
き、また、トラブルが発生した場合であつても装
置を停止することなく、他方のペレタイザーを使
用でき、更にはストランドの容量が大きい場合で
あつても、両方のペレタイザーに均等分配して同
時にペレツト化することができて、作業効率を格
段と向上せしめることができるペレタイザーは提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的のため、本考案は、ベース3上の左右
の片持軸受6,6aによつて回転自在に軸支さ
れ、かつモータ15の回転力を受けて回転する回
転軸7の左右両端に取り外し可能として設けられ
た左右の回転刃5,5aと、これら左右の回転刃
5,5aに対応して配設された左右の固定刃1,
1aと、ベース3上の左右の片持軸受20,20
aによつて回転自在に軸受された回転軸21の左
右両端に設けられ、かつこの回転軸21上の歯車
22が上記回転刃の回転軸7上の歯車14と噛合
して回転刃5,5aと連動回転する左右の引取ロ
ール18,18aと、これら左右の引取ロール1
8,18aに転圧し、かつその転圧解除手段を有
する左右のゴムロール19,19aとを備えた構
成を特徴とするものである。
〔作用〕
本考案に係る複式ペレタイザーの動作について
説明する。
モータ15が回転すると、その回転力はベルト
17を介して回転軸7に伝達されて、回転刃5,
5aは回転し、この回転軸7の回転に伴ない、歯
車14と噛合の歯車22を介して回転軸21が回
転し、回転軸21と一体に両引取ロール18,1
8aが回転し、引取ロール18,18aに転圧の
ゴムロール19,19aが回転する。
そこで、図示しないが、ガイドローラ等を経て
送られてきたストランドSが引取ロール18,1
8aとゴムロール19,19aとで引き込まれて
回転刃5,5aへ送り出され、固定刃1,1aと
回転刃5,5aとによつてペレツトに切断され
る。
材質の異なるストランドを切断する場合には、
一方の固定刃1と回転刃5で一方の材質のストラ
ンドを、他方の固定刃1aと回転刃5aで他方の
材質のストランドを同時に切断する。
また、一方の回転刃等にトラブルが生じた場合
には、停止させることなくそのまま他方の回転刃
で切断する。
また、槽内のストランドの容量が大きい場合に
は、ストランドを両方の回転刃へ均等分配して同
時に切断する。
引取ロール18,18aとゴムロール19,1
9aの掃除等をする場合や、これらを交換等する
場合には、クランプ手段30,30aによる支持
体29,29aとの連結を解除し、軸28,28
aを支体としてゴムロール19,19aを上方に
揺動させ、引取ロール18,18aとの転圧状態
を解除する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案に係るペレタイザーの一例での
一部を省略し、かつ断面して示す概略側面図、第
2図は回転刃の配置状態を示す一部断面の拡大正
面図、第3図は引取ロールとゴムロールとの配置
状態を示す拡大正面図である。
第1図において、1は固定刃で、架台2上のベ
ース3に固装の取付台4に設けられ、この固定刃
1は後述する回転刃に対応して直列に2つ配設さ
れている。
5,5a(第1図には一方の回転刃5だけを示
してある)は2つの固定刃1,1a(第1図には
一方の固定刃1だけを示してある)のエツヂと接
線をなしてそれぞれ回転する2つの回転刃であつ
て、この回転刃5,5aは第2図に示すように、
ベース3上の左右のベアリング付片持軸受6,6
aに回転自在に軸支された回転軸7の左右両端に
取り外し可能として嵌着固定されている。
すなわち、回転軸7の軸受6,6aより外方に
延びている軸部は截頭円錐状軸部8となつてお
り、一方、回転刃5,5aの中心軸方向には、軸
部8が密挿される貫通穴9,9aと、凹部10,
10aが設けられ、回転刃5,5aはその貫通穴
9,9aを介して截頭円錐状軸部8に嵌着される
と共に、凹部10,10aには栓体11,11a
が嵌着されて、栓体11,11aの外側より回転
刃5,5aと軸部8とにボルト12,12aが螺
着されて取り外し可能として強固に固着されてい
る。
左右の軸受6,6a間に位置した回転軸部には
プーリ13と歯車14が設けられ、このプーリ1
3と架台2内に据付けのモータ(無段変速モー
タ)15の出力軸プーリ16との間にはベルト1
7が懸架され、モータ15の回転力を受けて両回
転刃5,5aが同一方向に回転するようになつて
いる。
回転刃5,5aの後方部位には、第3図に示す
ように、回転刃5,5aヘストランドSを送り出
すための引取ロール18,18aとこれに転圧す
るゴムロール19,19aが配設されている。
2つの引取ロール18,18aは、ベース3上
の左右一対のベアリング付片持軸受20,20a
に回転自在に軸支された回転軸21の左右両端に
固装されると共に、軸受20,20a間の回転軸
部には、回転刃5,5aの回転軸7の歯車14と
噛合する歯車22が設けられ、回転刃5,5aと
連動して2つの引取ロール18,18aが回転す
るようになつている。
ゴムロール19,19aは引取ロール18,1
8aの上方にして、かつ引取ロール18,18a
に対する転圧調整手段23を有するそれぞれ左右
の両持軸受24,25,24a,25aに回転可
能として軸支されている。
更にゴムロールの取付け構造を詳述するが、ゴ
ムロール19,19aの取付け構造は同じである
ため、一方のゴムロール19について説明し、他
方のゴムロール19aについてはその説明を省略
し、同一部分には同一数字にaを付して示すに止
める。
ゴムロール19を軸支している一方の軸受24
はその外側面に突設の取付舌片26と、一方の片
持軸受20の上端面に突設の一対の支持舌片27
が軸28により枢着連結されている。
ゴムロール19を軸支している他方の軸受25
は、その真下にして、かつベース3上に設けられ
た支持体29とクランプ手段30を介して連結さ
れている。
クランプ手段30は軸受25のクランプ受座3
2と係合するクランプ部31を有し、このクラン
プ部31と受座32との係合解除によつて軸受2
5と支持体29との連結を解除すると共に、この
解除状態において、ゴムロール19を掃除等の必
要上から、軸28を支体として第3図に想像線で
示すように、上方に揺動させて開放することがで
きるようになつている。
第1図において33は回転刃カバーを示す。
〔考案の効果〕 しかして、本考案によれば、2つの固定刃1,
1aとこれらに対応して配設された回転軸7と一
体回転する2つの回転刃5,5aと、それぞれの
回転刃5,5aヘストランドSを送り出す2つの
引取ロール18,18aと2つのゴムロール1
9,19aとを備えた、いわゆる複式ペレタイザ
ーとして構成されているから、材質の異なるスト
ランドを切断する場合であつても、回転刃を交換
することなく他方の回転刃で切断することがで
き、また、トラブルが発生した場合であつても、
装置を停止することなく、他方のペレタイザーを
使用でき、更にはストランドの容量が大きい場合
であつても、両方のペレタイザーに均等分配し
て、同時にペレツト化することができる等の利点
を有、作業効率を格段と向上せしめることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図
は一部を省略し、かつ断面した概略側面図、第2
図は回転刃の配置状態を示す一部断面の拡大正面
図、第3図は引取ロールとゴムロールとの配置状
態を示す拡大正面図である。 1,1a……固定刃、3……ベース、5,5a
………回転刃、6,6a……片持軸受、7……回
転軸、13……プーリ、14……歯車、15……
モータ、16……プーリ、17……ベルト、1
8,18a……引取ロール、19,19a……ゴ
ムロール、20,20a……片持軸受、21……
回転軸、22……歯車、24,25,24a,2
5a……両持軸受、29,29a……支持体、3
0,30a……クランプ手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース上の左右の片持軸受によつて回転自在に
    軸支され、かつモータの回転力を受けて回転する
    回転軸の左右両端に取り外し可能として設けられ
    た左右の回転刃と、これら左右の回転刃に対応し
    て配設された左右の固定刃と、ベース上の左右の
    片持軸受によつて回転自在に軸支された回転軸の
    左右両端に設けられ、かつこの回転軸上の歯車が
    上記回転刃の回転軸上の歯車と噛合して回転刃と
    連動回転する左右の引取ロールと、これら左右の
    引取ロールに転圧し、かつその転圧解除手段を有
    する左右のゴムロールとを備えて成る複式ペレタ
    イザー。
JP9740286U 1986-06-25 1986-06-25 Expired JPH0312482Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9740286U JPH0312482Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9740286U JPH0312482Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS633412U JPS633412U (ja) 1988-01-11
JPH0312482Y2 true JPH0312482Y2 (ja) 1991-03-25

Family

ID=30964286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9740286U Expired JPH0312482Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JP (1) JPH0312482Y2 (ja)

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JPS633412U (ja) 1988-01-11

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