JPH03124574A - 電子部品格納テープ及び電子部品の取り出し方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子部品格納テープおよび電子部品の取り出し
方法の改良に係り、詳しくは電子部品を所望の組み合わ
せで取り出し得るようにした電子部品格納テープおよび
電子部品の取り出し方法に関する。

〔従来技術〕

第５図は、本発明の対象部品の一例である抵抗を用いた
抵抗分圧回路の一例を示している。

−級に、この抵抗分圧回路５１は所望の精度の電圧レベ
ルｖ２を得るために用いられ、通常、抵抗５２．５３の
組み合わせの精度を調整して上記所望の電圧レベルｖ２
を得ている。

即ち、この回路においてそれぞれ抵抗５２，５３の抵抗
値をＲ，、Ｒ２とすると Ｖ２　”Ｖ＋　Ｒ２／　（Ｒ１＋Ｒ２）　　−・＝（１
１であり、所望の電圧レベルｖ２を得るためにこの（１
）式の Ｒ２／　（Ｒ，＋Ｒ２）　　　　　　　　・・・・・・
（２）の値を安定させる必要がある。

そのために上記抵抗の組み合わせの精度を確保しなけれ
ばならない。

上記分圧回路に用いられる抵抗の組み合わせの池に、組
み合わせの精度が要求される部品としては、組み合わせ
て用いられるベアトランジスタや同調回路用のコンデン
サとコイルの組み合わせ等が挙げられる。

第４図ｆａｌ、　Ｃｂｌに示す電子部品格納テープ５４
゜５５は、上記抵抗５２．５３をそれぞれのテープ５６
．５７に格納したものである。

上記格納された抵抗５２．５３は自動機により例えば５
２．５３の順に取り出されてプリント基板に実装され、
第５図に示す回路が形成される。

上記抵抗５２．５３の抵抗値Ｒ，，Ｒ２の精度はそれぞ
れ例えば±１％である。

〔発明が解決しようとする課題〕

従って、上記電子部品格納テープ５４．５５に格納され
た抵抗５２．５３を不図示の自動機により取り出して前
記第５図に示す回路を構成したとき、それぞれの抵抗５
２．５３がそれぞれ独自のバラツキ（上記精度±１％）
を有しているので、その組み合わせの前記（２）式の値
のバラツキは相乗され、より一層大きくなる。

ゆえに、上記従来の方式のように各部品をそれぞれ独自
のテープに格納する方式では上記（２）式を所望の高精
度１例えば±１％内にすることが困難であった。

従って、本発明は複数の電子部品を常に所定の組み合わ
せで取り出し得るようにして、組み合わされた状態の部
品の精度を向上させ得るようにした電子部品格納テープ
及び電子部品の取り出し方る。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために第１の発明に係る電子部品格
納テープは組み合わせて用いられる複数の重子部品を格
納するためのテープにおいて、上記複数の電子部品を１
本のテープに所定の組み合わせに従って順次配列してな
ることを特徴とする電子部品格納テープとして構成され
ている。

また、第２の発明に係る電子部品の取り出し方法は、複
数の電子部品が１本のテープに所定の組み合わせに従っ
て順次配列されて格納されてなるテープから該複数の電
子部品を取り出す取り出し方法において、上記配列に従
って上記複数の電子部品を順次取り出すようにしたこと
を特徴とする電子部品の取り出し方法として構成されて
いる。

〔作用〕

第１の発明に係る電子部品格納テープは上記のように構
成されているので、所定の組み合わせ例えば（２）式の
値が一定範囲に入るような電子部品（抵抗）をあらかじ
め選択して組み合わせたものを順次取り出し得るように
して、所定の特性を得ることができる。

従って、従来よりもその組み合わせ特性を向上させるこ
とができる。

また、第２の発明に係る電子部品の取り出し方法により
、上記組み合わせに従って複数の電子部品を自動取り出
しすることができる。

従って、取り出して実装した複数の電子部品の組み合わ
せ特性を所望の精度にコントロ−−ルすることができる
。

〔実施例〕

以下、添付図面を参照して、本発明を具体化した実施例
につき説明し、本発明の理解に供する。

尚、以下の実施例は本発明を具体化した一例であって、
本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。

第１図は本発明の一実施例に係る電子部品格納テープの
一部を示す平面図、第２図は本発明の他の例に係る電子
部品格納テープの一部を示す平面図、第３図は第１図に
示す電子部品格納テープの配列部品数の変更例の一部を
示す平面図である。

第１図に示すこの電子部品格納テープ１では、複数の電
子部品１例えば抵抗２．３が一本のテープ４に所定の組
み合わせに従ってテープ４の長手方向に対して直角方向
に順次ａ、ｂに示すように配列されている０図の場合、
１つの組み合わせにかかる抵抗２．３は１つの破線Ａで
囲まれている。

上記抵抗２．３の所定の組み合わせとは、同抵抗２．３
の抵抗値例えばＲ，、Ｒ２の組み合わせの部品特性を所
望とする、例えば前記（２）式の値が所望精度の１１％
となるような抵抗２，３をあらかじめ選択して組み合わ
せたもの等である。

従って、従来よりも高精度の抵抗２．３の組み合わせと
することができる。

上記電子部品格納テープ１から抵抗２，３は、上記所定
組み合わせの配列ａ、ｂに従って、不図示の自動機によ
り順次自動的に取り出される。そして同自動機により不
図示のプリント基板に実装されて、例えば前記第５図に
示す分圧回路が形成される。

上記取り出し手順において、いずれかの抵抗２゜３の実
装ミスが生じた際には、そのプリント基板は除去され、
次のプリント基板にその次の組み合わせＡの配列ａ、ｂ
に従って順次実装される。

従って、抵抗２．３が実装されたプリント基板の分圧回
路の特性（前記（２）式の値）は所望の±１％内の精度
となる。

第２図は、第１図に示す電子部品格納テープ１の配列の
変形例を示している。

この電子部品格納テープ１１では、複数の抵抗２．３が
１本のテープ５に破線Ｂに示すように所定の組み合わせ
に従ってテープ５の長手方向に順次ｃ、ｄに示すように
配列されている。

また、この実施例の場合、上記所定組み合わせが一目で
解るように例えば上記破線Ｂがテープに印刷されて目印
が付けられている。

なお、自動機による部品の取り出し方法等は第１図に示
す実施例と同様であるので、説明を省略する。

第３図は、第１図に示す電子部品格納テープ１の配列部
品数を変更した例を示す。

この電子部品格納テープ１トでは、例えば複数の抵抗６
，７．８が組み合わせＣ（破線）に従ってテープ９の長
手方向に対して直角方向に順次ｅｆ、ｇに示すように配
列されている。

なお、自動機による部品の取り出し方法等は第１図に示
す実施例と同様であるので説明を省略する。

また、前記第２図に示す実施例の場合はテープに目印を
印刷したが、第１図、第３図に示す実施例の場合も同様
の目印をテープに印刷してもよい。

更に、上記目印を自動機で認識するために光学センサー
等で！！！識することのできる目印５例えばテープの所
定位置に孔を明けたものとしてもよく、任意に選択でき
る。

また、抵抗２，３，６，７．８は当然ながら組み合わせ
て用いられる他の電子部品１例えばペアトランジスタ等
としてもよい。

〔発明の効果〕

本発明は上記の如く構成されているので、複数の電子部
品を所定の組み合わせで取り出すことができる。

ゆえに部品の組み合わせに伴う精度を予め定めた一定範
囲に維持することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る電子部品格納テープの
一部を示す平面図、第２図は本発明の他の例に係る電子
部品格納テープの一部を示す平面図、第３図は第１図に
示す電子部品格納テープの配列部品数の変更例の一部を
示す平面図、第４図（ａｌ、　０）１はそれぞれ従来の
電子部品格納テープの一例を示す平面図、第５図は抵抗
分圧回路の一例を示す回路図である。 〔符号の説明〕 １・・・電子部品格納テープ ２．３，６，７．８・・・抵抗（電子部品）４．５．９
・・・テープ ａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅ、ｆ、ｇ−配列

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．組み合わせて用いられる複数の電子部品を格納する
   ためのテープにおいて、 上記複数の電子部品を１本のテープに所定 の組み合わせに従って順次配列してなることを特徴とす
   る電子部品格納テープ。
2. ２．複数の電子部品が１本のテープに所定の組み合わせ
   に従って順次配列されて格納されてなるテープから該複
   数の電子部品を取り出す取り出し方法において、 上記配列に従って上記複数の電子部品を順 次取り出すようにしたことを特徴とする電子部品の取り
   出し方法。