JPH0312435A - 着色短繊維が添加された模様を有する加硫ゴム組成物 - Google Patents
着色短繊維が添加された模様を有する加硫ゴム組成物Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は斑点又は斑線模様を有する加硫ゴム組成物に関
する。更に詳しくは明色ゴムコンパウンドに濃色の着色
短繊維を混練してなる表面が天然石に似た斑点又は斑線
模様を有する加硫ゴム組成物に関する。
する。更に詳しくは明色ゴムコンパウンドに濃色の着色
短繊維を混練してなる表面が天然石に似た斑点又は斑線
模様を有する加硫ゴム組成物に関する。
本発明の斑点又は斑線模様を有する加硫ゴム組成物は庁
舎、駅、博物館、病院等の公共施設、店舗、ジョールー
ム等のコマーシャル施設又、ゴルフ場、リゾートホテル
等のスポーツ施設の室内用屋外用床材として使用される
。
舎、駅、博物館、病院等の公共施設、店舗、ジョールー
ム等のコマーシャル施設又、ゴルフ場、リゾートホテル
等のスポーツ施設の室内用屋外用床材として使用される
。
又本発明の斑点又は斑線模様を有する加硫ゴム場組成物
は製靴産業分野の底材どしても有用である。
は製靴産業分野の底材どしても有用である。
（従来の技術）
ゴムはその特有の性質、すなわち弾性、耐摩耗性及び独
特な歩行感を有するため、屋内及び屋外の床材及び靴の
底材として広い分野に使用されている。
特な歩行感を有するため、屋内及び屋外の床材及び靴の
底材として広い分野に使用されている。
それ等の製品の表面の形状は平滑な表面のものもあるが
、滑り止め、及び装飾のため成型する加硫金型に凹凸の
意匠を彫刻し加硫成型により製品の表面に凹凸の意匠が
付けられるものもある。
、滑り止め、及び装飾のため成型する加硫金型に凹凸の
意匠を彫刻し加硫成型により製品の表面に凹凸の意匠が
付けられるものもある。
製品の色は、使用される周囲の環境及び組合せて使用す
る物に適合する色調に着色され使用される。
る物に適合する色調に着色され使用される。
その着色方法はポリマーゴム、補強剤、充填剤、軟化剤
、加硫剤、加硫保進剤、老化防止剤等からなるコンパウ
ンドに酸化チタン、弁柄、有機顔料カーボンブラック等
の着色用顔料で実用色に着色するものである。
、加硫剤、加硫保進剤、老化防止剤等からなるコンパウ
ンドに酸化チタン、弁柄、有機顔料カーボンブラック等
の着色用顔料で実用色に着色するものである。
しかし、単一色相の色では装飾の面で華麗さに乏しく美
意識の高い市場の要求を満たすことは出来ない。
意識の高い市場の要求を満たすことは出来ない。
天然石は雲状、斑点斑線など美麗な色調と模様が織りな
すものとなって装飾材として益々盛んに使用されてきて
おります。
すものとなって装飾材として益々盛んに使用されてきて
おります。
ゴム製品についても、これに似た製品がある。
ポリマーゴム、補強剤、充填剤、軟化剤、加硫剤、加硫
促進剤、老化防止剤、着色剤等からなるベースゴムコン
パウンドに予め準備されたそのベースゴムコンパウンド
と釣り合いのとれる色調の加硫ゴム粒子を混合してなる
斑点又は斑線模様を有する加硫ゴムがあるが、かかる製
法による製品においてはベースゴムコンパウンドに加硫
ゴム粒子を添加混合する際に加硫ゴム粒子ではベースゴ
ムコンパウンドのシェアーにより混練中に加硫ゴム粒子
に崩れが生じる。従って、一定の色調の製品を作ること
が困難である。又、明色のベースゴムコンパウンドに濃
色の加硫ゴム粒子を混練する場合、特にこの傾向が強く
、加硫ゴム粒子の場合実際に使用されるのは中濃色のベ
ースゴムコンパウンドに明色の加硫ゴム粒子が混入され
るケースに限定され、鮮明な斑点又は斑線模様を得るこ
とが困難である。
促進剤、老化防止剤、着色剤等からなるベースゴムコン
パウンドに予め準備されたそのベースゴムコンパウンド
と釣り合いのとれる色調の加硫ゴム粒子を混合してなる
斑点又は斑線模様を有する加硫ゴムがあるが、かかる製
法による製品においてはベースゴムコンパウンドに加硫
ゴム粒子を添加混合する際に加硫ゴム粒子ではベースゴ
ムコンパウンドのシェアーにより混練中に加硫ゴム粒子
に崩れが生じる。従って、一定の色調の製品を作ること
が困難である。又、明色のベースゴムコンパウンドに濃
色の加硫ゴム粒子を混練する場合、特にこの傾向が強く
、加硫ゴム粒子の場合実際に使用されるのは中濃色のベ
ースゴムコンパウンドに明色の加硫ゴム粒子が混入され
るケースに限定され、鮮明な斑点又は斑線模様を得るこ
とが困難である。
（問題点を解決するための手段）
本発明では上述した問題点は天然ゴム、合成ゴム又はそ
れらの混合物の少なくとも１種からなるゴム組成物にお
いて着色短繊維を添加することにより解決できる。明色
のゴム組成物に、濃色の着色短繊維を混練することで、
鮮明な斑模様を有し、短繊維の場合、ゴム組成物の混練
時に、そのシェアーで崩壊されることはなく、従って混
練時間の長短が色調の振れには全く、影響を及ぼさない
製品を得ることができる。
れらの混合物の少なくとも１種からなるゴム組成物にお
いて着色短繊維を添加することにより解決できる。明色
のゴム組成物に、濃色の着色短繊維を混練することで、
鮮明な斑模様を有し、短繊維の場合、ゴム組成物の混練
時に、そのシェアーで崩壊されることはなく、従って混
練時間の長短が色調の振れには全く、影響を及ぼさない
製品を得ることができる。
本発明の組成物の成分であるゴムは天然ゴム、スチレン
ブタジェンゴム、ブタジェンゴム、二）・リルゴム、エ
チレンプロピンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、
ウレタンゴム、等が例示される。
ブタジェンゴム、ブタジェンゴム、二）・リルゴム、エ
チレンプロピンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、
ウレタンゴム、等が例示される。
本発明の組成物の成分である着色短繊維は、木綿、人絹
、ビニロン、ナイロン、ポリエステル系、アクリル系繊
維等が例示される。
、ビニロン、ナイロン、ポリエステル系、アクリル系繊
維等が例示される。
着色繊維の太さは、１〜３０デニール、好ましくは、３
〜２０デニール、長さは０．１〜３．０ｍｍ、好ましく
は０．３〜１．０ｍ（着色繊維の着色堅牢度は、１６０
℃２０分間の加硫温度時間に耐える耐熱性、グレースケ
ール３級以上の耐光堅牢度を有する染料で着色された、
濃色の材料が使用される。又着色後、帯電防止のため処
理を施こされたものの使用が好ましい、又繊維にゴムと
の接着性を向上させるための処理を施こされたものの使
用が好ましい。
〜２０デニール、長さは０．１〜３．０ｍｍ、好ましく
は０．３〜１．０ｍ（着色繊維の着色堅牢度は、１６０
℃２０分間の加硫温度時間に耐える耐熱性、グレースケ
ール３級以上の耐光堅牢度を有する染料で着色された、
濃色の材料が使用される。又着色後、帯電防止のため処
理を施こされたものの使用が好ましい、又繊維にゴムと
の接着性を向上させるための処理を施こされたものの使
用が好ましい。
本発明の組成物の各成分の配合比率は、天然ゴム、合成
ゴム、及びそれらの混合物１００重量部あたり着色短繊
維１〜２５重量部好ましくは３〜２０重量部混入するこ
とが好ましい。
ゴム、及びそれらの混合物１００重量部あたり着色短繊
維１〜２５重量部好ましくは３〜２０重量部混入するこ
とが好ましい。
前述した本発明の組成物は必要に応じゴム用各種添加剤
例えば補強剤、充填剤、軟化剤、加硫剤、加硫促進剤、
老化防止剤、加工助剤、着色剤が配合される。
例えば補強剤、充填剤、軟化剤、加硫剤、加硫促進剤、
老化防止剤、加工助剤、着色剤が配合される。
本発明で繊維径を上述の範囲に限定したのは、範囲の下
限以下では、斑点又は回線が小さくなり模様として適当
でなく、又、上限以上では添加量を多く必要とし、コス
ト的に高価になるためである。
限以下では、斑点又は回線が小さくなり模様として適当
でなく、又、上限以上では添加量を多く必要とし、コス
ト的に高価になるためである。
繊維長さを上述の範囲に限定したのは、範囲の下限以下
では繊維の裁断が困難であり上限以上では混線工程にお
いて、繊維の分散が悪くなるためである。
では繊維の裁断が困難であり上限以上では混線工程にお
いて、繊維の分散が悪くなるためである。
繊維の配合比は前記の範囲の下限以下では斑点が少なく
、意図した模様が形成されない。又、前記の上限範囲内
で十分に斑点模様が形成され、これ以上の投入は意は的
にもコスト的にもメリッ）・がない。
、意図した模様が形成されない。又、前記の上限範囲内
で十分に斑点模様が形成され、これ以上の投入は意は的
にもコスト的にもメリッ）・がない。
ゴム組成物には、着色剤は添加しないのが好ましく添加
しても少量に留めるのが鮮明な斑を得るのに好ましい。
しても少量に留めるのが鮮明な斑を得るのに好ましい。
着色短繊維は、粒子の小さいものど大きいものを組合せ
て使用することが出来又、異色の２種類の繊維を組合せ
て眞用することが出来興味のある斑点又は斑線模様を得
ることが出来る。
て使用することが出来又、異色の２種類の繊維を組合せ
て眞用することが出来興味のある斑点又は斑線模様を得
ることが出来る。
以下本発明の実施例を挙げて本発明をより具体的に説明
する。
する。
尚、部とあるのは重量基準のそれである。
（実施例）
表−Ｉに示す配合物及び配合比により本発明の組成物を
用いて斑点又は斑線模様を有する床材を製造しな。
用いて斑点又は斑線模様を有する床材を製造しな。
表Ｉ
配合物 配合比（部）ＳＢＲ，
１５０２８０ 二ポール２０５７ＳＳ ２０亜鉛華
５疏黄
２．７加硫侃進剤 ＤＭ
３アクチング ＳＬ（吉富製薬）
１ステアリン酸
１プロセス油 ５ハードク
レー ８０ニブシールＶＮ３
（日本シリカ）２０ 酸化チタン ２ナイロン繊
維黒１５チ：−ル０．５−論長さ １５計
２３４．７表Ｉの床材材料
の内、硫黄、加硫促進剤以外の材料をバンバリーミキサ
−で冷却水を通じながら素線１分間、混練４分間行った
後、ロール上に落下、バッチオブマシンで冷却裁断する
０次にこれをニーダ−に投入し、硫黄、加硫促進剤を添
加し５分間混練しロールを通過させ、バッチオブマシン
で冷却リボン化する。リボン化したゴムをローラーヘッ
ド圧延機により１０００噛−Ｘ１０００ｍＸ４．Ｏｍｍ
の寸法に圧延裁断した。この未加硫シートを床材用意匠
金型を使用し蒸気圧６ｋｇ／ｃｎ２で８分間プレス加硫
することにより、表面に金型意匠があり、明色の黒色斑
点又は斑線模様のある石に似た加硫ゴムを得た。加硫完
了後裏面をパフし床材を得た。
１５０２８０ 二ポール２０５７ＳＳ ２０亜鉛華
５疏黄
２．７加硫侃進剤 ＤＭ
３アクチング ＳＬ（吉富製薬）
１ステアリン酸
１プロセス油 ５ハードク
レー ８０ニブシールＶＮ３
（日本シリカ）２０ 酸化チタン ２ナイロン繊
維黒１５チ：−ル０．５−論長さ １５計
２３４．７表Ｉの床材材料
の内、硫黄、加硫促進剤以外の材料をバンバリーミキサ
−で冷却水を通じながら素線１分間、混練４分間行った
後、ロール上に落下、バッチオブマシンで冷却裁断する
０次にこれをニーダ−に投入し、硫黄、加硫促進剤を添
加し５分間混練しロールを通過させ、バッチオブマシン
で冷却リボン化する。リボン化したゴムをローラーヘッ
ド圧延機により１０００噛−Ｘ１０００ｍＸ４．Ｏｍｍ
の寸法に圧延裁断した。この未加硫シートを床材用意匠
金型を使用し蒸気圧６ｋｇ／ｃｎ２で８分間プレス加硫
することにより、表面に金型意匠があり、明色の黒色斑
点又は斑線模様のある石に似た加硫ゴムを得た。加硫完
了後裏面をパフし床材を得た。
（効果）
（１）明色のベースゴムに鮮明な濃色の斑点又は回線の
ある天然石に似た加硫ゴムが得られる。
ある天然石に似た加硫ゴムが得られる。
（２）ベースゴムと繊維の色調を適当に選び組合わせる
ことが出来るので任意の色調を形成することが出来る。
ことが出来るので任意の色調を形成することが出来る。
（３）従来の加硫ゴム粒子を混入して製造する場合に生
じる加工傭件による色振れは全く発生せず、常に一定の
色調の製品が得られることを特徴とする
じる加工傭件による色振れは全く発生せず、常に一定の
色調の製品が得られることを特徴とする
Claims (1)
- １、天然ゴム、合成ゴム又はそれの混合物からなる群か
ら選ばれたゴム成分及びゴム用添加物を含むゴム組成物
に着色短繊維を添加したことを特徴とする着色短繊維に
よる斑点又は斑線模様を有する加硫ゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1147045A JP2740963B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 着色短繊維が添加された模様を有する加硫ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1147045A JP2740963B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 着色短繊維が添加された模様を有する加硫ゴム組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0312435A true JPH0312435A (ja) | 1991-01-21 |
| JP2740963B2 JP2740963B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=15421263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1147045A Expired - Fee Related JP2740963B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 着色短繊維が添加された模様を有する加硫ゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2740963B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7220474B2 (en) | 1999-03-29 | 2007-05-22 | Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co., Ltd. | Resin composition for a non-woven fabric-like design and process for producing a molded article of a resin having a non-woven fabric-like design |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5363442A (en) * | 1976-11-18 | 1978-06-06 | Akio Iwata | Synthetic resin floor coating composition and coated floor with colored fibrous patterns using same |
| JPS55133809U (ja) * | 1979-03-14 | 1980-09-22 | ||
| JPS62286716A (ja) * | 1986-06-06 | 1987-12-12 | Canon Inc | 樹脂成形品 |
-
1989
- 1989-06-09 JP JP1147045A patent/JP2740963B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5363442A (en) * | 1976-11-18 | 1978-06-06 | Akio Iwata | Synthetic resin floor coating composition and coated floor with colored fibrous patterns using same |
| JPS55133809U (ja) * | 1979-03-14 | 1980-09-22 | ||
| JPS62286716A (ja) * | 1986-06-06 | 1987-12-12 | Canon Inc | 樹脂成形品 |
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|---|---|---|---|---|
| US7220474B2 (en) | 1999-03-29 | 2007-05-22 | Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co., Ltd. | Resin composition for a non-woven fabric-like design and process for producing a molded article of a resin having a non-woven fabric-like design |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2740963B2 (ja) | 1998-04-15 |
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