JPH03124143A - 動画像パケット符号化・復号化方式 - Google Patents

動画像パケット符号化・復号化方式

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JPH03124143A
JPH03124143A JP1262041A JP26204189A JPH03124143A JP H03124143 A JPH03124143 A JP H03124143A JP 1262041 A JP1262041 A JP 1262041A JP 26204189 A JP26204189 A JP 26204189A JP H03124143 A JPH03124143 A JP H03124143A
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subframe
step size
circuit
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Yutaka Ueda
豊 植田
Shinji Kawaguchi
川口 伸二
Kenichiro Hosoda
細田 賢一郎
Atsushi Fukazawa
深沢 敦司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、符号化された動画像信号をセル単位に多重
化し、高速パケット交換で転送゛する通信形態を利用す
る動画像パケット符号化・復号化方式に関する。
(従来の技術) 第5図にn個の動画像符号化・復号化器が通信状悪にあ
るときの動画像パケット通信の概念図を示す。
入力端子1−11.1−12からの動画像入力信号を符
号化器1−1.1−2から発生する情報は、それぞれ画
像入力信号を符号化器に対応したパケット組立部1−3
.1−4で第6図に示すヘッダーと情報フィールドから
なるセルと呼ばれる単位に構成され、多重化装置1−5
で多重化し、高速パケット交換網を介して多重分離装置
1−6に高速転送する。
高速パケット交換網を介して送られてきたセルは、多重
分離装置1−6で多重分離される。次に、復号化器1−
9.1−10に対応したパケット分解部1−7゜1−8
は必要なセルを多重分離装置1−6により受取り、復号
化器1−9.1−10に入力する。復号化器1−9゜1
−10は前記入力を受け、復号化し、出力端子1−13
、1−14より再生画像信号を出力する。
上記バースト多重化技術と高速パケット交換網を利用し
た通信形態の利点は、 ■多数の情報源から発生する時間的に変動するバースト
性を持つ情報を網内で多重化するので、伝送路を効率的
に利用できる。
■ユーザ側に対して可変レートチャネルを提供できる。
などが考えられる。
このような利点を利用した従来の可変レート符号化器と
しては、野村他:「可変レート映像符号化における品質
向上量評価J 、 1987年度画像符号化シンポジウ
ム(PC3J87 )予稿集、f)、1)、 101〜
102(以下、文献という)が挙げられる。
第7図に前記文献に記載されている従来の可変レート符
号化器の動作を示す。
有意ブロック検出器2−2は、入力端子2−1に入力さ
れる入力画像信号Sの有意ブロックを前フレーム画像信
号が記憶されているフレームメモリ2−5の内容と比較
することにより選択し、有意ブロック入力信号Syを減
算器2−3、動き補償回路2−4に入力すると共に、有
意ブロック位置を示す情報をランレングス符号化器2−
15に入力する。ランレングス符号化器2−15は有意
ブロック位置を示す情報をランレングス符号に変換し出
力端子2−11より送出する。減算器2−3は有意ブロ
ック入力信号Syと予測値Shとの差分なとり予測誤差
信号eを算出する。予測値Shは、前フレームの再生画
像信号を記憶しているフレームメモリ2−5の出力を動
き補償回路2−4で動き量だけずらして補償した値で、
動き量は動き補償回路2−4で現フレームと前フレーム
の画像信号を比較して得られる。ハフマン符号化器2−
12は、前記動き量を八ツマン符号に変換し、出力端子
2−13より送出する。予測誤差信号eは直交変換回路
(離散コサイン変換)2−6で直交変換係数に変換され
、量子化器2−7で符号Iに量子化される。符号Iはラ
ンレングス+ハフマン符号化器2−8に入力すると共に
、逆量子化器2−9に入力される。逆量子化器2−9は
符号工の逆量子化値工を求め、逆直交変換回路2−1O
に逆量子化値工を入力する。逆直交変換回路2−10は
前記逆量子化値工を逆直交変換し、前記予測誤差信号i
に対する再生予測誤差信号eを算出する。再生予測誤差
信号室はフレームメモリ2−5に入力され現入力画像信
号に対する再生画像信号が得られる。ランレングス+ハ
フマン符号化器2−8は前記符号■をランレングス+ハ
フマン符号に変換し、出力端子2−14より送出する。
上記可変レート符号化器は、上記動作に加えて品質制御
で、フレーム単位で評価したSN比を一定に保つ手段を
有する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の可変レート符号化器では、フ
レーム単位にS/N値を評価して、画像品質制御してい
るので、フレーム内の細かい部分に対する評価が適切に
行われない。したがって、ブロック歪等の劣化要因を十
分に除去できないという問題点がある。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決し、フ
レーム内の細部にわたって適切な画質評価を可能とし、
フレーム全体に−様な画質を得られる動画像パケット符
号化・・復号化方式を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の動画像パケット符号
化・復号化方式は、可変のレートで情報伝送可能な高速
パケット通信網に対して、フレーム間相関を利用した動
き補償フレーム間予測と直交変換を組み合わせた動画像
パケット符号化・復号化装置において、前記符号化装置
内の量子化器および逆量子化器は量子化ステップサイズ
を複数個用意し、画面を複数の画素より構成される比較
的小さなブロックに分割し、該ブロック単位に再生S/
Nを求め、1個あるいは複数個のブロックより構成され
るサブフレームごとに評価し、再生画像S/Nがあらか
じめ設定した値となる画像信号の符号化値を選択すると
共に、該符号化値およびそのとき用いたステップサイズ
を受信側に送ることに特徴がある。
また、上記動画像パケット符号化・復号化方式において
、前記符号化値の選択は、n個のブロックから構成され
るサブフレームに対して、用意されたすべてのステップ
サイズを用いたときの各ブロックの再生S/N値とあら
かじめ設定したS/N値について次式を計算し、 F(Δ)・’3:  (SNR(i)−KSNR)”五
51 SNR:各ブロックの再生S/N値 KSNR:あらかじめ設定したS/N値(1≦i≦n) 該計算値F(Δ)が最小となる符号化値を選択すること
により、このときのステップサイズΔを最適なステップ
サイズとして選択することに特徴がある。
上記動画像パケット符号化・復号化方式において、前記
復号化装置内の逆量子化器は、量子化ステップサイズを
複数個用意し、送信側の前記符号化装置より送られてき
たステップサイズおよびその他の復号時に必要となるサ
イド情報を基に、あらかじめ設定したS/N値を持つ再
生画像を得ることに特徴がある。
上記動画像パケット符号化・復号化方式において、前記
符号化値およびステップサイズの選択は、各サブフレー
ムで用いたステップサイズをテーブル化して記憶してお
き、該記憶された前フレームの各サブフレームに対して
用いられたステップサイズを参照し、現フレームの各サ
ブフレームに用いるステップサイズを複数個から前フレ
ームで用いたステップサイズおよびその上下のいくつか
に限定し、この中のひとつのステップサイズを用いて最
適な符号化値を選択することによって、再生画像S/N
値をあらかじめ設定した値となるように制御することに
特徴がある。
(作用) 本発明においては、前記符号化装置内の量子化器および
逆量子化器は量子化ステップサイズを複数個用意し、画
面を複数の画素より構成される比較的小さなブロックに
分割し、該ブロック単位に再生S/Nを求め、1個ある
いは複数個のブロックより構成されるサブフレームごと
に評価し、再生画像S/Nがあらかじめ設定した値とな
る画像信号の符号化値を選択すると共に、該符号化値お
よびそのとき用いたステップサイズを受信側に送る。こ
こで、前記符号化値の選択は、n個のブロックから構成
されるサブフレームに対して、用意されたすべてのステ
ップサイズを用いたときの各ブロックの再生S/N値と
あらかじめ設定したS/N値について次式を計算し、 F(Δ)・’E (SNR(i)−KSNR)2SNR
:各ブロックの再生S/N値 にSNR:あらかじめ設定したS/N値(1≦i≦n) 該計算値F(Δ)が最小となる符号化値を選択すること
により、このときのステップサイズΔを最適なステップ
サイズとして選択する。
一方、前記復号化装置内の逆量子化器は、量子化ステッ
プサイズを複数個用意し、送信側の前記符号化装置より
送られてきたステップサイズおよびその他の復号時に必
要となるサイド情報を基に、あらかじめ設定したS/N
値を持つ再生画像を得る。
他の方法として、前記符号化値およびステップサイズの
選択は、各サブフレームで用いたステップサイズをテー
ブル化して記憶しておき、該記憶された前フレームの各
サブフレームに対して用いられたステップサイズを参照
し、現フレームの各サブフレームに用いるステップサイ
ズを複数個から前フレームで用いたステップサイズおよ
びその上下のいくつかに限定し、この中のひとつのステ
ップサイズを用いて最適な符号化値を選択することによ
って、再生画像S/N値をあらかじめ設定した値となる
ように制御する。これらにより、フレーム内の細部にわ
たって適切な画質評価をできるので、フレーム全体に−
様な画質を得ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例を示す動画像パケット
符号化装置の構成図である。
第1図において、3−1は入力端子、3−2は減算器、
3−3はフレームメモリ、3−4は動き補償回路、3−
5は直交変換回路、3−6は量子化器、3−7゜3−1
5は可変長符号化回路、3−8は多重化回路、3−9は
逆量子化器、3−10は逆直交変換回路、3−11は加
算器、3−12はサブフレームS/N計算回路、3−1
3はサブフレームS/N評価回路、3−14は有効・無
効判別回路、3−18は出力端子である。
以下、第1図における符号化装置の動作を説明する。
入力端子3−1より複数個の画素からなるブロック単位
の入力画像信号Sは、減算器3−2で予測値/− 8を減算し、予測誤差信号eを得る。予測値Sは、前フ
レームの画像信号を保持しているフレームメモリ3−3
の出力を動き補償回路3−4で動き量だけずらすことに
より得られる。
動き補償回路3−4は、前フレームと現フレームの信号
を比較し、動き量を検出して、最適な予測値を発生する
回路である。
予測誤差信号eは直交変換回路3−5で直交変換(例え
ば、離散コサイン変換)された後、量子化器3−6で符
号工に量子化される。ここで、量子化器3−6には数種
類の量子化ステップサイズを用意し、それぞれのステッ
プサイズに対応する複数個の符号工を得るが、後述する
サブフレームS/N評価回路3−13から送られてくる
情報により、ひとつの符号工が選択される。符号化値工
は、可変長符号化回路3−7に送られ、可変長符号化(
例えば、ランレングス十へフマン符号化)され、多重化
回路3−8に送られる。一方、符号工は、逆量子化器3
−9で逆量子化値Iとなる。さらに、逆量子化値工は逆
直交変換回路3−10に入力され、前記予測誤差信号e
に対応した再生予測誤差信号γを得る。加算器3−11
は前記予測値Sと前記予測誤差信号eを加算し、再生信
号Sを得る。再生信号Sはフレームメモリ3−3に送ら
れ、次のフレームの符号化に用いられる。
次に、画品質制御方式を説明する。ここで、量子化器3
−6、および逆量子化器3−9はあらかじめに種類の量
子化ステップサイズΔkを持ち、上記操作により、各画
素情報に対してに種類の再生値SAkが得られる。この
再生値SΔにおよび入力信号Sがサブフレーム単位にサ
ブフレームS/N計算回路3−12に入力され、サブフ
レームを構成するブロック単位にS/Nが計算される。
サブフレームを構成するn個のブロックに対して、各ス
テップサイズを用いたときのブロックごとのS/N値を
それぞれSNRΔ、 (i) 、 SNRΔ2(i)、
・・・SNR,5h(i) (1=1.2.・・・n)
とする。このS/N値はサブフレームS/N評価回路3
−13であらかじめ設定された基準S/Nとのずれを次
の評価式で計算する。
ここで、にSNRあらかじめ設定された基準S/Nを示
す。そこで、F(Δ)を最小にするステップサイズが対
応するサブフレームに対する最適なステップサイズΔ。
1として選択され、このステップサイズΔ。1で量子化
された符号化値Iaoptが、可変長符号化回路3−7
に送られる。また、対応する再生値S、aoptがフレ
ームメモリ3−3に送られる。
こごて、サブフレーム内の各ブロックの情報について量
子化の結果の符号値がすべて零になる場合、有効・無効
判別回路3−14において、そのブロックは無効ブロッ
クと判別され、受信側の復号化装置に情報(無効ブロッ
ク)を送らないものとする。ただし、ブロックの有効・
無効結果についてはブロック判別情報として、受信側の
復号化装置に伝送し、ブロック内の符号化値がすべて零
であることを知らせる。動き補償回路3−4で検出され
た動き量、量子化器3−6で最終的に決定された量子化
ステップサイズΔ。□、およびブロック判別情報など復
号時に必要となるサイド情報については、可変長符号化
回路3−15で可変長符号化され、可変長符号化回路3
−7で可変長符号化された画像信号と共に多重化回路3
−8で多重化された後、パケットに組み立てられ、伝送
路に出力される。
このような制御によって、再生画像S/Nが符号化開始
前にあらかじめ設定した基準S/Nと等しくなるように
符号化装置を制御でき、常に−様な画質を得ることがで
きる。
第2図は、本発明の第1の実施例を示す動画像パケット
復号化装置の構成図である。これは、第1図の符号化装
置により符号化した符号を復号化するものである。
第2図において、4−1.4−11は端子、4−2は多
重分離回路、4−3.4−4は可変長復号化回路、4−
5はブロックアドレス発生回路、4−6は逆量子化器、
4−7は動き補償回路、4−8は逆直交変換回路、4−
9は加算器、4−10はフレームメモリである。
本第1の実施例は、第1図に示すような符号化装置を用
いて、再生画像S/Nが符号化開始前にあらかじめ設定
した基準S/Nと等しくなるように制御し、例えば第5
図に示すような動画像パケット通信を行う。受信側では
、第2図に示すような復号化装置を用い、画像信号とサ
イド情報を分離し、後述する復号化を行う。
以下、第2図の復号化装置の動作を説明する。
第1図の符号化装置により符号化され、多重化された多
重化信号Tは、端子4−1より入力され、多重分離回路
4−2により直交変換係数に関する可変長符号と復号に
必要なサイド情報に関する可変長符号に分離し、それぞ
れ可変長復号化回路4−3゜4−4に入力する。可変長
復号化回路4−4は可変長符号化されて伝送されてきた
ブロック属性、ブロック位置、動きベクトル、および符
号化装置側の各サブフレームで使われたステップサイズ
な復号化し、ブロックアドレス発生回路4−5に入力す
る。ブロックアドレス発生回路4−5はブロック属性、
ブロック位置、動きベクトルを可変長復号化回路4−3
、逆量子化器4−6、動き補償回路4−7に入力する。
可変長復号化回路4−3は、多重分離回路4−2からの
直交変換係数に関する出力をブロックアドレス発生回路
4−5からのサイド情報を基に、固定長符号工に復号化
し、逆量子化器4−6に入力し、逆量子化値工を得る。
さらに、逆量子化値工は、逆直交変換回路4−8に入力
され、前記予測誤差信号eの再生予測誤差信号省を計算
する。
加算器4−9は予測誤差信号eと動き補償回路4−7か
らの予測出力Sを加算し、再生画像信号Sを出力する。
再生画像信号Sは、端子4−11から出力されると共に
、フレームメモリ4−10に入力される。
本第1の実施例では、符号化装置内の量子化器、逆量子
化器に量子化ステップサイズを複数個用意しておき、n
個のブロックから構成されるサブフレームに対して、用
意されたすべてのステップサイズを用いたときの各ブロ
ックの再生S/N値とあらかじめ設定したS/N値につ
いて式(1)を計算し、これが最小となる符号化値を選
択する。そして、この符号値をサイド情報と共にパケッ
トに組み立て、高速パケット交換網等を介して、受信側
の復号化装置に送られる。復号化装置側では、そのサイ
ド情報を基に復号化を行う。このように、画像品質の制
御を行うことにより、サブフレームごとの品質が一定に
保たれ、フレーム全体に−様な再生画像が得られる。
第3図に本第1の実施例によりあらかじめ設定したS/
N値を42dBに画像品質制御した結果を示す。これは
、フレーム単位の発生符号量およびS/Nの時間特性を
示、している。この図から明らかなように、S/Nが一
定になりフレーム全体に−様な画質を得ることができる
第4図は、本発明の第2の実施例を示す動画像パケット
符号化装置の構成図である。これは、第1図の符号化装
置の構成に、量子化特性テーブル3−16と、サブフレ
ーム量子化特性選択回路3−17を追加したものであり
、他の構成については第1図と同様である。
以下、第4図の符号化装置の動作を説明する。
入力端子3−1より複数個の画素からなるブロック単位
の入力画像信号Sは、減算器3−2で予測値9を減算し
、予測誤差信号eを得る。予測値Sは、前フレームの画
像信号を保持しているフレームメモリ3−3の出力を動
き補償回路3−4で動き量だけずらすことにより得られ
る。動き補償回路3−4は前フレームと現フレームの信
号を比較し、動き量を検出して、最適な予測値を発生す
る回路である。
予測誤差信号eは直交変換回路3−5で直交変換(例え
ば離散コサイン変換)された後、量子化器3−6で符号
量に量子化される。ここで、量子化器3−6にはに種類
の量子化ステップサイズを用意する。この中から後述す
る方法によりいくつかのステップサイズを候補としてm
個を選択し、1個あるいは複数個のブロックよりなるサ
ブフレームごとに各ステップサイズに対してm種類(m
<k)の符号I (m)が得られる。これらの符号I(
m)は、逆量子化器3−9で逆量子化値I (m)とな
る。さらに、逆量子化値I (m)は逆直交変換回路3
−10に入力され、それぞれの予測誤差信号に対応した
m種類の再生予測誤差信号;(m)を得る。加算器3−
11は前記予測値Sと前記予測誤差信号e (m)を加
算し、使用した各ステップサイズに対応する複数個の再
生信号S (m)を得る。
こうして得られた各ステップサイズに対応する符号I(
m)、および再生信号S (m)より、サブフレームご
とに、後述する制御方法によって、要求された再生画像
S/Nを得られるような1つの符号I。pls、opt
が選択される。この符号量。、tを得るために各サブフ
レームで使われたステップサイズは量子化特性テーブル
3−16に格納される。選ばれた符号化信置。1は、可
変長符号化回路3−7に送られ、可変長符号化(例えば
、ランレングス+ハフマン符号化)される。再生信号S
 optはフレームメモリ3−3に送られ、次のフレー
ムの符号化に用いられる。
次に、画品質制御の方法の手順を示す。ここで、量子化
器3−6、および逆量子化器3−9はあらかじめに種類
の量子化ステップサイズ(Δ1.Δ2゜・・・、Δk)
を持つ。この中から要求される画質の再生画像を得るた
めに必要な量子化ステップサイズを前フレームで用いた
ステップサイズを基に選択するものとする。そこで、量
子化特性テーブル3−16に前フレームで最適値として
選択されたステップサイズを記憶させておく。そこで、
フレーム内の各ブロックを符号化する際、量子化特性テ
ーブル3−16から前フレームの同一の位置のサブフレ
ームで使われたステップサイズを参照し、このステップ
サイズ、およびその上下のステップサイズをm個(m<
k)を候補として選択し、この中から各サブフレームに
対して与えられたS/N値を満たすのに最適なものを選
択する。m種類のステップサイズ(Δ1.Δ2.・・・
、Δ□)で量子化することにより、ブロックを構成する
各画素情報に対してm種類の再生値SΔ(Δ=Δ4.Δ
2.・・・、Δk)が得られる。この再生値Saおよび
入力信号Sがサブフレーム単位にサブフレームS/N計
算回路3−12に入力され、サブフレームを構成するブ
ロック単位に各サブフレームに対してS/Nが計算され
る。サブフレームを構成するn個のブロックに対して、
各ステップサイズを用いたときのブロックごとのS/N
値をそれぞれSNRΔi (i) + SNRム、(i
)。
”・+ SNRam(t) (i= 1 、2 、 ”
・n )とする。このS/N値はサブフレームS/N評
価回路3−13であらかじめ設定された基準S/Nとの
ずれを次の評価式で計算する。
ここで、KSNRあらかじめ設定した基準S/Nを示す
。そこで、F(Δ)を最小にするステップサイズが対応
するサブフレームに対する最適なステップサイズΔ。2
tとしてサブフレーム量子化特性選択回路3−17で選
択され、このステップサイズΔ。1で量子化された符号
化装置。1が、可変長符号化回路3−7に送られる。ま
た、対応する再生値5Aoptがフレームメモリ3−3
に送られる。
ここで、サブフレーム内の各ブロック情報について量子
化の結果の符号化値がすべて零になる場合、有効・無効
判別回路3−14において、そのブロックは無効ブロッ
クと判別され、受信側の復号化装置に情報(無効ブロッ
ク)を送らないものとする。ただし、ブロックの有効・
無効結果についてはブロック判別情報として、復号化装
置側に伝送し、ブロック内の符号化値がすべて零である
ことを知らせる。
動き補償回路3−4で検出された動き量、量子化器3−
6で最終的に決定された量子化ステップサイズΔ。pt
 sおよびブロック判別情報など復号時に必要となるサ
イド情報については、可変長符号化回路3−15で可変
長符号化され、可変長符号化回路3−7で可変長符号化
された画像信号と共に多重化回路3−8で多重化された
後、パケットに組み立てられ、伝送路に出力される。
本第2の実施例における復号化については、前記第1の
実施例と同様の処理を行う。従って詳細については前記
第1の実施例について参照されたい。
このような制御によって、1フレームをいくつかに分割
したサブフレームごとに再生画像S/Nが符号化開始前
にあらかじめ設定された基準S/Nと等しくなるように
制御することにより、符号化による局所的な劣化を抑え
ることができ、常に−様な画質を得ることができる。ま
た、最適なステップサイズの選択について、前フレーム
の情報を用いることにより、演算量を減少させることが
できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、次のような効果
を奏する。
■符号化装置において、サブフレーム単位に再生画像信
号のS/N値をあらかじめ設定した値となる様に制御す
ることによって、フレーム内の細部にわたって適切な画
質評価ができ、フレーム全体に−様な画質を得ることが
できる。
■再生画像S/Nは、外部より設定可能となり、ユーザ
の要求する画像品質を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す符号化装置の構成
図、 第2図は本発明の第1の実施例を示す復号化装置の構成
図、 第3図は本発明の実施例におけるフレーム単位の発生符
号量およびS/Nの時間特性を示す図、第4図は本発明
の第2の実施例を示す符号化装置の構成図、 第5図は動画像パケット通信概念図、 第6図はセルフォオーマットを示す図、第7図は従来の
動画像パケット符号化器の構成図である。 1−1. l−2・・・符号化器、 1−3.1−4・・・パケット組立部、1−5・・・多
重化装置、 1−6・・・多重分離装置、1−7.1−
8・・・パケット分解部、1−9.1−10・・・復号
化器、1−11.1−12・・・入力端子、1−13.
1−14・・・出力端子、 2−1・・・入力端子、 2−2・・・有意ブロック操出器、 2−3・・・減算器、   2−4・・・動き補償回路
、2−5・・・フレームメモリ、 2−6・・・直交変換回路、2−7・・・量子化器、2
−8・・・ランレングス+ハフマン符号化器、2−9・
・・逆量子化器、 2−1O・・・逆直交変換回路、2
−11・・・出力端子、  2−12・・・ハフマン符
号化器、2−13・・・出力端子、  2−14・・・
出力端子、3−1・・・入力端子、  3−2・・・減
算器、3−3・・・フレームメモリ、 3−4・・・動き補償回路、 3−5・・・直交変換回路、3−6・・・量子化器、3
−7.3−15・・・可変長符号化回路、3−8・・・
多重化回路、 3−18・・・出力端子、3−9・・・
逆量子化器、 3−10・・・逆直交変換回路、3−1
1・・・加算器、 3−12・・・サブフレームS/N計算回路、3−13
・・・サブフレームS/N評価回路、3−14・・・有
効・無効判別回路、 3−16・・・量子化特性テーブル、 3−17・・・サブフレーム量子化特性選択回路、4−
1・・・入力端子、  4−2・・・多重分離回路、4
−3.4−4・・・可変長復号化回路、4−5・・・ブ
ロックアドレス発生回路、4−6・・・逆量子化器、 
4−7・・・動き補償回路、4−8・・・逆直交変換回
路、 4−9・・・加算器、   4−10・・・フレームメ
モリ、4−11・・・出力端子。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可変のレートで情報伝送可能な高速パケット通信
    網に対して、フレーム間相関を利用した動き補償フレー
    ム間予測と直交変換を組み合わせた動画像パケット符号
    化・復号化装置において、前記符号化装置内の量子化器
    および逆量子化器は量子化ステップサイズを複数個用意
    し、画面を複数の画素より構成される比較的小さなブロ
    ックに分割し、該ブロック単位に再生S/Nを求め、1
    個あるいは複数個のブロックより構成されるサブフレー
    ムごとに評価し、再生画像S/Nがあらかじめ設定した
    値となる画像信号の符号化値を選択すると共に、該符号
    化値およびそのとき用いたステップサイズを受信側に送
    ることを特徴とする動画像パケット符号化・復号化方式
  2. (2)前記符号化値の選択は、n個のブロックから構成
    されるサブフレームに対して、用意されたすべてのステ
    ップサイズを用いたときの各ブロックの再生S/N値と
    あらかじめ設定したS/N値について次式を計算し、 ▲数式、化学式、表等があります▼ SNR:各ブロックの再生S/N値 KSNR:あらかじめ設定したS/N値 (1≦i≦n) 該計算値F(Δ)が最小となる符号化値を選択すること
    により、このときのステップサイズΔを最適なステップ
    サイズとして選択することを特徴とする請求項1記載の
    動画像パケット符号化・復号化方式。
  3. (3)前記復号化装置内の逆量子化器は、量子化ステッ
    プサイズを複数個用意し、送信側の前記符号化装置より
    送られてきたステップサイズおよびその他の復号時に必
    要となるサイド情報を基に、あらかじめ設定したS/N
    値を持つ再生画像を得ることを特徴とする請求項1また
    は2記載の動画像パケット符号化・復号化方式。
  4. (4)前記符号化値およびステップサイズの選択は、各
    サブフレームで用いたステップサイズをテーブル化して
    記憶しておき、該記憶された前フレームの各サブフレー
    ムに対して用いられたステップサイズを参照し、現フレ
    ームの各サブフレームに用いるステップサイズを複数個
    から前フレームで用いたステップサイズおよびその上下
    のいくつかに限定し、この中のひとつのステップサイズ
    を用いて最適な符号化値を選択することによって、再生
    画像S/N値をあらかじめ設定した値となるように制御
    することを特徴とする請求項1、2、3記載の動画像パ
    ケット符号化・復号化方式。
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